【NPA第2期】よくあるご質問

[コース6第2回] 『忘れられた皇軍』 (大島渚監督) (1963年) 日本テレビ

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開催日:2020年11月14日 (土)
講師:桜井均(立正大学社会学科非常勤講師) ※ オンライン参加

概要:日テレの「ノンフィクション劇場」のうち、いわば外部の映画監督である大島渚に依頼したドキュメンタリーです。日本軍として戦って傷病兵となりながら、サンフランシス講和条約で「第三国人」とされ、軍人恩給の対象から外されたことに抗議する「日本軍在日韓国人傷痍軍人会」の活動を追ったドキュメンタリーです。冒頭、両目を失った徐絡源が電車のなかで募金活動をしています。そこに、いきなり大島のナレーションが入ります。「戦争が終わって18年。今なお、こうした姿を見なければならないことは、私たちにとって愉快なことではない。あるいは私たちにとって何の関係もないことである」。そして、たたみかけるように、「この人たちは戦争中、日本人として、日本のために戦い、戦後の激動のなかで韓国籍になった韓国人なのだ」と切り込みました。1965年の日韓基本条約締結の二年前の放送です。
国籍のみならず戸籍条項で処遇を変える国家の非情を日本人としてどう受け止めるのかを問うています。