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[コース01] (日本と東アジア)朝鮮戦争70年と日本社会への衝撃 Part3

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タイトル:朝鮮戦争70年と日本社会への衝撃 Part3

コース概要:1950年6月25日に朝鮮戦争が勃発し70年以上が経過している。私たちは未だ終結を見ないこの朝鮮戦争の実態をどれほど知っているだろうか。戦後日本の独立、日米安保と自衛隊、経済成長、沖縄の基地問題、在日朝鮮人、日韓関係と戦後補償問題など、その主な課題の原因が、ほとんど朝鮮戦争から始まっていたとも言える。日本は朝鮮戦争と無関係な国ではなく、朝鮮戦争の影響とともに戦後社会を形成した当事者だったのではないか。
本講座では、この「忘れられた戦争」を直接取り上げて、その実態と性格を多様な側面から把握することで、東アジア、朝鮮半島、そして日本の過去、現在と将来のあり方を考えてみたい。第1期、第2期に続き、第3期はさらに深い内容を展開する。講座では、全体概要の説明とともに、各テーマにふさわしい外部講師とともに映像やメディアを通じて、朝鮮戦争がどう伝えられてきたのか、議論を行う。

曜日 : 月曜 原則隔週
時間 : 19:00-21:00
開催方法と定員 : オンライン開催・定員50名
コーディネータ :
- 内海愛子 (NPA共同代表)
- 李泳采 (恵泉女学園大学)
- タナカノゾミ (梨花女子大学大学院博士課程)

◆ 第1回 特別企画 土に埋められた朝鮮戦争の真実「遺骨は語る」ー民間人虐殺遺骨発掘の現場から

開催日 : 2021年3月1日(月)
講師 : 金敏喆(慶煕大学、韓国・民族問題研究所)

朝鮮戦争時期、民間人虐殺は全国各地に散在し約170カ所が推定されている。戦後韓国の人々は墓の上で生活していると言っても過言ではない。韓国政府による真実和解委員会が設置した、「韓国戦争期の民間人虐殺遺体発掘共同調査団」による遺骨発掘事業は、2010年までに全国13ヶ所しかない。保守政権に変わってその作業も中断を余儀なくされ、文在寅政権になっても民間団体による遺骨作業だけが難しく続けている。 ようやく2021年から第2期真実和解委員会の発足している中、遺骨発掘の現状と課題を探ってみる。遺族は無念になくなった家族の遺骨だけでも収束されることを70年間以上も待っている。土に埋められた朝鮮戦争のもう一つの真実である「遺骨」は何を語っているだろうか。民間人虐殺遺骨発掘の現場から報告する。実際に遺骨発掘に参加していた韓国若者たちの発言もある。

◆ 第2回 在日朝鮮人と朝鮮戦争 ―朝連から民戦へ

開催日 : 2021年3月15日(月)
講師 :呉圭祥 (在日朝鮮人歴史研究家)

概要 : 朝鮮戦争勃発以前、すでに在日朝鮮人は日本当局とGHQの管理統制状態におかれている。その中で勃発した朝鮮戦争を在日朝鮮人社会はどうみていただろうか。朝連から民戦へ至る過程を検証し、在日朝鮮人運動の原点を探ってみる。

◆ 第3回 朝鮮戦争終結世界キャンペーンと東アジアの軍縮

開催日 : 2021年3月29日(月)
講師 : メリ・ジョイス(ピースボート国際コーディネーター・韓国統一部平和親善大使・GPPAC)
聞き手:
- 内海愛子 (大阪経済法科大学、NPA共同代表)
- 李泳采 (恵泉女学園大学)

概要 : オーストラリア出身の若者が東アジアの平和活動に長く関わっているその背景には何があるだろうか。GPPAC (ジーパック) とは、Global Partnership for the Prevention of Armed Conflictの略称で、世界的なNGOネットワーク「武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ」をさす。GPPACの活動を実質的に運営してきた経験から、朝鮮戦争終結のための1億名世界署名活動まで、東アジア平和活動の現場の声を中心に、グローバール
市民連帯の現状と課題を論じる。

◆ 第4回 日本人従軍記者がみた朝鮮戦争

開催日 : 2021年4月26日(月)
講師 : 米津篤八(元朝日新聞記者・恵泉女学園大学・一橋大学大学院博士課程)

概要 : 1951年7月。休戦会談の開催に合わせて、18人の日本人記者が国連軍の軍服に身を包み、羽田からソウルに飛んだ。彼らは日本敗戦後、初の韓国特派員だった。記者たちは戦火の朝鮮半島で何を見たのか。米軍の検閲は彼らの報道にどう影響したのか。当時の新聞記事と資料から考察する。

◆ 第5回 「不戦アジア人権を守る会」の運動から問い直す朝鮮戦争と日本

開催日 : 2021年5月10日(月)
講師 : 小林知子(福岡教育大学)

概要 : 「鹿地事件」そして朝鮮戦争捕虜問題を「不戦アジア」を掲げて訴えた、この会(1953年)の運動をたどりながら、朝鮮戦争そして戦後日本の位相について考える。同時に追求されていた花岡事件俘虜殉難者の真相究明・遺骨返還をめぐる問題にも言及しながら、東アジア冷戦下において、アジア-日本関係、日本の「過去の清算」の課題は如何に推移し、現在に至るのか、そして、朝鮮戦争終結をいかに展望するのか、ともに考えたい。

◆ 第6回 朝鮮戦争の終結と日朝国交正常化

開催日 : 2021年5月24日(月)
講師 :和田春樹 (東京大学)

概要 : 2022年は日朝平壌宣言20年を迎える。未だに日朝国交正常化がないまま敵対関係を続けている日本と朝鮮の和解はどういう道があるだろうか。朝鮮戦争の終結と日朝国交正常化実現の意味について論じて行く。

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