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[コース19] 多文化共生と日本語 Part2 平和と多文化共生への道

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タイトル : 日本語・日本語教育を通して考える平和と多文化共生への道

コース概要 :多文化共生を日本語・日本語教育という観点から見つめてみます。言語を学ぶ目的はそれぞれですが、そこから見えてくる異文化接触の場面に何が起きているのか。外国からの労働力や知識力をあてにする制度設計と、純粋に言葉を学ぶ楽しさを伝えたいとする教師の葛藤など。日本語教育の流れとその環境の変遷を見つめながら、周辺知識の拡がりを楽しんでいただくための講座です。
曜日 : 木曜日 原則隔週
時間 : 19:00-21:00
開催方法と定員 : オンライン開催・定員50名
コーディネータ :蓑田瑞恵 (NPA事務局)

◆第1回 日本語教師という仕事-多文化共生社会への貢献という観点から

開催日 : 2021年3月4日(木)
講師 : 阿部洋子(国際交流基金 アジアセンター日本語教育専門員)

概要 : 日本語教師という仕事は、教師になった一個人にとっても、多文化共生社会を作っていく社会的な役割という面からも、非常に面白くやりがいのあるものです。個人的には、外国人学習者から日本語と日本文化について、本当にたくさんのことに気づかされますし、社会的な役割という面からは、教師と学習者の間の小さな国際交流から始まって、相互理解を広げていくことが期待できます。私自身の経験を交えて、そうした日本語教師の魅力、醍醐味、役割を紹介します。


◆第2回「伝わる日本語に変換するアタマの柔らかさ」

開催日 : 2021年3月18日(木)
講師 :上原真知子(恵泉女学園大学大学院)

概要 : 外国人に、自分の言っていることが伝わらないことがあると思います。
例えば「どうして、ゴミの上にネット(が、かけてある)ですか?」
「ああ、これはカラスよけですよ。」「カラスヨケ?」こんな時、どうしますか。
スマホの翻訳アプリを使うのと、相手がわかるように言い換えるのと、
どちらが分かり合えるのか、ワークショップ形式で一緒に考えませんか。

◆第3回 日本語教師の日印関係史研究ー1937年のインド人旅行記を読み解く

開催日 : 2021年4月1日(木)
講師 : Arun 英語外国語語大学講師(インド)

概要 : 「日印関係」と聞くと何を思い浮かべますか。6世紀の日本列島に渡って来た仏教発祥の地との交易でしょうか、それとも、インド人と日本人の間に生まれ2016年のミス・ワールド世界大会の日本代表の吉川プリアンカさんのことでしょうか。或いは、政府間関係の側面から考えれば、ここ10年両政府は緊密な関係を築き上げ、インド政府が打ち出した高速鉄道建設計画には、日本は資金援助だけでなく、日本の新幹線方式が採用されたことや、インド政府が先月、安倍前首相にパドマ・ビブシャン章という民間人に贈られる勲章で2番目に高いものを授与すると発表したことなど、日本とインドの関係はさまざまな観点から読み解くことができます。今回は、1937年に南インド最南端のケララ州の公用言、マラヤーラム語で書かれた初の日本旅行記と思われる「ジャパン・ヤトラ」、インド人が海を媒介して体験し、記録に残した20世紀初等の「日本」とはどのようなものだったのかについて考えてみます。

第4回 多言語間に潜むギャップから多/異文化を学ぶ

開催日 : 2021年4月29日(木)
講師 : ウォン・キョンチ (京都大学大学院)

概要 : 前半は、言語と文化。「○曜から夜更かし」「Youは何し○ニッポンへ?」や名作ジブリ作品を学習教材とする日本語学習者も多い。彼らは、きれいな日本語を学べるコンテンツより、砕けた日本語でもいわゆる日本体験に触れることを好む傾向にあるとされる。ではそんなコンテンツから学べる日本らしさとは何か。後半は、多文化と多言語。「もったいない」「わびさび」「木漏れ日」「忍びない」を他言語に訳すときどう表現しますか。日本語のみならず諸外国語を学ぶ上で、文化と言語は非常に密接な関係にある。文化(Culture)を築くまでに形成された言語は必ず文化(Custom)に強い影響を受けているはず。そんな言語間に潜むギャップから多/異文化を学ぶ。

第5回 特別企画 気持ちや意味を伝えるためにー日本語のヒント

開催日 : 2021年5月13日(木)
講師 : 阿部洋子

概要 :語用論、社会言語学、にかかわる内容で外国人の話す日本語に見られる問題点、日本人に誤解を招きそうな表現を取り上げてみます。私たちがふだん意識しないで使っている小さな表現は、とても大きな役割を担っています。例えば、「そうです」の最後に「か」「ね」「よ」をつけたとき、相手に伝わる意味が変わります。私たちはふだん無意識に使い分けていますが、外国語として学ぶ人は違いを理解しないと適切に使えないこともあります。外国人の話す日本語に「?」が生まれる例も含め、私たちがどのように気持ちや意味を伝えているかを見ていきます。


第6回 日本語から考える社会 PartⅡ

開催日 : 2021年5月27日(木)
講師 : 蓑田瑞恵(恵泉女学園大学大学院)

概要 : 外国人に教える「日本語」は「国語」ではありません。国語との違いは何でしょうか?または日本語教育はいつどのように始まったのでしょうか?日本語教育の歴史とその背景を探りながら、どのような問題があったのか、そして現在の問題はどこにあるのか、少しずつ考えてみたいと思います。

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