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[コース24]「在日コリアンは今どこに?沈黙と語りの現在地」*コリアNGOセンターとの共催

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タイトル「在日コリアンは今どこに?沈黙と語りの現在地」

コース概要: 在日コリアンは日本にどのくらい住んでいるのか知っていますか。また、どのような問題を抱えているのでしょうか。ヘイトスピーチ、参政権、法的地位、民族教育などの様々な課題を、歴史的背景と運動の記録をたどりながら、現在地について学びます。毎回、様々な現場や専門分野を持つ在日コリアン当事者を講師に迎え、個人の歴史や体験を軸にしながら、日本社会の抱える問題とこれからの可能性をともに探ります。

※コリアNGOセンターは、「人権」「平和」「共生」「自立した市民」という理念のもと、在日コリアンを中心にして設立された特定非営利活動法人です。

曜日 : 土曜日  原則隔週 *午前講座
時間 : 10:00~12:00 
開催方法 : オンライン 定員50名
コーディネータ
-郭辰雄(コリアNGOセンター代表理事)
-金和子(コリアNGOセンター)
-金貴月(梨の木ピースアカデミー)

◆第1回「在日コリアン」とは誰か? *特別企画

開催日 : 2021年7月 10日(土)
講師: 郭辰雄(カク・チヌン)/コリアNGOセンター代表理事
概要: 国籍や名前では一括りにできない多様な存在となっている在日コリアン。植民地期には日本国臣民とされ、戦後は一方的に日本国籍を奪われ理不尽な差別のなかにあった。いまだ終わらない植民地支配の清算と南北分断のもとで、3つの国民国家のはざまで生きてきた在日コリアンの歴史は、日本におけるマイノリティとしての歩みにとどまらず、東アジアの歴史を浮かび上がらせる。
参考文献:『知っていますか?在日コリアン一問一答』(共著:解放出版社,2014)、『朝鮮籍とは何かートランスナショナルの視点から』(共著:明石書店,2021)

◆第2回「在日コリアンの形成史-私の家族の物語」

開催日 : 2021年 7月 24日(土)
講師: 朴沙羅(パク・サラ)/ヘルシンキ大学教員,社会理論・動態研究所研究員
概要 : 在日コリアン3世である朴沙羅さんは、生活史調査という手法で家族や親族にインタビューを行い、個人の人生そのものにフォーカスを当てながら、その歴史的背景を紡ぎだした。実際の登場人物の人生について話してもらうことで在日コリアンの渡航史や形成史、また密航や出入国管理の問題等について語ってもらうとともに、歴史の中の個人としてではなく、個人のなかから歴史を伝えようと思った意図や、社会に発信したいことについて語っていただく。
参考文献 『家(チベ)の歴史を書く』(筑摩書房,2018)


◆第3回 「多文化共生教育の起源としての在日コリアンの民族教育」

開催日 : 2021年 8月 7日(土)
講師: 金光敏(キム・クァンミン)/コリアNGOセンター事務局長
概要 : 2019年から文部科学省は、外国につながる子どもたちへの母語支援に国費補助制度を導入し、その推奨へと舵を切った。地域、現場で試みられてきた母語・母文化支援の教育実践は、在日コリアンの民族教育の経験の上にある。今回の講座では、あらためて在日コリアンの民族教育の視点から多文化共生教育の重要性を語る。すべての学校に外国につながる子どもたちの安心の居場所を!
参考文献:『大阪ミナミの子どもたち~歓楽街で暮らす親と子を支える夜間教室の日々』(彩流社,2019)ほか


◆第4回 「在日コリアンに対するヘイトクライム」

開催日 : 2021年 9月 4日(土)
講師:李信恵(リ・シネ)/フリーライター・反ヘイトスピーチ裁判原告
概要 : 東大阪市出身の在日朝鮮人2.5世。フリーライターとしてインターネットのニュースサイトや、月刊誌、ラジオなど多様な媒体でライター、取材記者として活躍。様々な差別問題、「日本軍」慰安婦問題、教育問題等に取り組んでいる。2014年にインターネット上のヘイトスピーチ被害を訴え、在特会・桜井誠元在特会会長と保守速報をそれぞれ提訴し、勝訴している。その経験を踏まえてヘイトスピーチの被害の深刻さや、その根絶に向けたとりくみについて語っていただく。
著書に『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』(影書房,2015)、『#黙らない女たち』(共著:かもがわ出版,2018)など。

◆第5回「自分自身を説明すること~ジェンダー・在日・済州~」

開催日 : 2021年9月 18日(土)
講師 : 梁優子(ヤン・ウジャ)/大阪市立大学人権問題研究センター特別研究員
概要 : 大阪生まれの在日コリアン3世。 大学生から民族差別と闘う連絡協議会(民闘連)の運動に参加、指紋押捺拒否を闘った経験から、外国人登録が個人の尊厳を貶めてきた歴史について語っていただく。また生後6年間出生届が出されていなかったことから、家族や自分自身の歴史を掘り下げようと、済州四三の運動にも関わる。「不法状態」にされてしまう、「適法を生きがたい」人々の背景には何があるのか。東アジアの歴史が生み出した政治難民の記憶と尊厳の回復を目指して活動している。他方で、国籍や民族による差別に反対するだけでは自分の置かれている不合理を説明できないというジレンマからジェンダー論を学び、マイノリティ女性の当事者運動(アプロ・未来を創造する在日コリアン女性ネットワーク)にも参加している。

◆第6回「戦後日本の出入国・在留管理体制と在日コリアン」

開催日 : 2021年10月 2日(土)
講師 : 金朋央(キム・プンアン)/コリアNGOセンター東京事務局長
概要: 今年の通常国会に上程された入管法改定案は、多くの市民から反対・抗議の声が起こり、採決見送りとなった。その入管法は、1951年11月の出入国管理令に端を発する。戦後GHQの占領期にあった日本政府は、この入管令のほか、外国人登録令、入国管理部、入国者収容所といった法と機関をつくり、外国人管理制度を築いた。その当時、外国籍者の90%以上が朝鮮半島出身者だった。在日コリアンにとって出入国・在留管理制度はどういうものであったか。戦後史をふりかえりながら、今に続く課題を考える。

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