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[コース19] 対話の哲学〜ソクラテスとともに「話す、学ぶ」を考える〜

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タイトル 対話の哲学〜ソクラテスとともに「話す、学ぶ」を考える〜

コース概要 : 社会とは「あらゆるコミュニケーションの総体」である。
たしかに、人間は生きるうえで、さまざまな方法によって、話したり、学んだりします。「人であること」、「生きること」、「話すこと」、「学ぶこと」は、分かちがたくつねに存在しています。しかし、私たちは本当に話せているでしょうか? 学べているでしょうか? 他者が他者であると心から理解できているでしょうか? たとえばソクラテスは私たちに全身でそう問いかけるでしょう。社会のあり方=「コミュニケーションの総体」のあり方に変化が訪れている現在、「話す、学ぶ」について、哲学・教育・生命の観点から、みなさんと考えてみたいと思います。

曜日 : 月曜日 原則隔週
時間 : 19:00-21:00
開催方法 : オンライン
定員:20名
コーディネータ :ウォン・キョンチ(京都大学院大学院)

◆第1回 間違えるためのソクラテス――私たちは何も知らない *特別企画

開催日 : 2021年7月 12日(月)
講師:ゆず(柚江夏弥)(京都大学大学院 ManaViva運営)
概要: 「人は間違えることなしには、なかなか話せないし、学べない」。第1回はこれについて考えてみます。哲学といえば、ソクラテスですよね。ソクラテスは広場で散歩して、若者と談義をよくしていた人です。そして、ときどき、専門家のところに行くと、質問攻めにして、彼らの「無知」を暴いては「私は何も知らない」と言って帰っていく。そんな「空とぼけ」は恨みを買ったと言われます。では、私たちはソクラテスに何を言ったらいいでしょうか?自由な発言・議論、大歓迎です。

◆第2回 最初の教育者たち ー大人になるって?ー。

開催日 : 2021年7月 26日(月)
講師 : 中山貴美子(京都大学 ManaViva運営)
概要 : 話すことが怖い。正確にいうと、大人と話をすることはもっと怖い。
あれ、でもどっからが大人なんだっけ。
最近そんなことを考えています。大人と大人じゃない人を分けてるのは自分?それとも…
人と話をすることが今より1ミリでも楽しくなるように、そんな願いを込めて。「最初の先生」と呼ばれたソクラテスからプラグマティズムの創始者であるデューイまで、安心して子どもに戻って聞いてみよう。その人たちの前で話し合おう。そんな会を開きます。

◆第3回 全体性(Holism)としての健康(Health)

開催日 : 2021年8月 9日(月)
講師 : 中村安里(京都大学大学院 ManaViva運営)
概要 :「Health(健康)の語源Hal(完全であること)、Holism(全体性)」の立場から、今この瞬間も創造と破壊を繰り返しながら全体として調和を保っているからだのあり方を探っていきます。
私たちのいのちと表現の媒介者である身体は自然とどのような関係性を築きながら歩んできたのでしょうか。今ここにある身体やいのちを通じてどのように自然や神聖な領域とつながっていくことができるでしょうか。またそれを通じて私たちが単に身体的健康を獲得しようとするのではなく、Holism(全体性)やHoly(神聖)な状態が内発的に呼び起こされることによって、いきいきと生きていくことができるのではないでしょうか。真に健全なあり方とは何か?という呼びかけにいのちの立場からこたえていきます。それは、例えば私たちのいのちは互いにつながり、全てを内包する力とともに日々呼吸している爽やかな日々かもしれませんし、困難な状況にあって私たちの存在を根底で支えている何かに気づかされていく瞬間かもしれません。身体やこころ、そしていのちに対する理解を深める中で私たちは単に教えられた知識で生きるのではなく、一人一人のいのちから与えられた智慧を働かせて自ら学んでいくことができます。そして美しい音色や音も大地に口づけするようないのちの響きなのかもしれません。 ぜひご気軽にご参加いただけましたら幸いです。

◆第4回 話し言葉から書き言葉へ

開催日 : 2021年8月 23日(月)
講師 : 今井慧仁(京都大学大学院 ManaViva運営)
概要 :「人類は定住の開始と共に、話し言葉から書き言葉へと、コミュニケーションツールを変化させてきました」
文字の発明は古代国家の成立とほぼ軌を一にしています。それ以来、話し言葉文化と書き言葉文化の対立は長らく続いてきました。ソクラテスや仏陀、イエスはなぜ話し言葉にこだわったのか?話し言葉から書き言葉へと移り変わる過程で人類にはどのような変化があったのか?
文明とメディアの関係を掘り下げます。

◆第5回 韓国は他者でありうるか?―対話に赴く前に

開催日 : 2021年 9月 6日(月)
講師: カク・ミンソク(京都大学大学院 ManaViva運営)
概要 :日本で韓流ブームの始まりを告げた『冬のソナタ』と、韓国で日本文化が開放された直後旋風的な人気を博した岩井俊二監督の『Love Letter』は、どちらも純愛物だという共通点があります。この事実が象徴的に見せてくれているように、日本と韓国は、生身の自分で相手に近づこうとしました。しかしその後の日韓関係は、それが思ったように簡単ではないということを思い知らせました。日本と韓国は、どう相手に声をかけるべきなのでしょうか。いや、そもそも声をかけるべきなのでしょうか。「こうするべきだ」という固い前提を取っ払って、日韓関係というものについて、自由に考えてみる時間を設けたいと思います。そこに、韓国は一つの他者として現れるのでしょうか。お楽しみに。

◆第6回 ひとはなぜ話し、学ぶのか―私たちはお互いを知らない

開催日 : 2021年 9月 20日(月)
講師: ゆず(柚江夏弥)(京都大学大学院 ManaViva運営)
概要 : 「話し、学ぶことで他者を理解できるか」。最終回は、これについて考えてみます。
「人それぞれだよね」とよく言われます。しかし、すぐにそれを言って、終わってしまっては、お互いのことを深い意味で理解しあうことができないでしょう。たしかに、他者を理解する、などということは生半可なことではありません。時間も場所もたくさん必要かもしれません。焦ることなく、「話し、学ぶ」を続けられるように、私たちはどうすればよいでしょうか?最終回も、ともに考えましょう。

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