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[コース15] ひでぽん先生とめぐる先住民の世界 Part3ー先住民と法の闘い

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タイトル  先住民と法の闘い

コース概要  2020年10月のNPA先住民族コースも今回で第3期(Part3)を迎えます。これまでは、世界各地の先住民族またアイヌ民族・琉球民族の直面する状況・課題を広く知ってもらうことが主目的でした。が、今期からやや焦点を絞ってみます。共通タイトルは「先住民と法の闘い」。先住民族を巡る法制定や訴訟・裁判を軸に、権利回復の闘いを学んでみたいと思います。毎回、「ひでぽん先生」が講師と視聴者の討論を盛り上げます。

曜日 : 金曜日 原則隔週
時間 : 19:00~21:00
開催方法 : オンライン 定員50名
コーディネータ
-上村英明(NPA共同代表、恵泉女学園大学)<ひでぽん先生>
-米須清真(Okinawa-koganei)
-金城リンダ(沖縄ナビゲーター)
-菅沼彰宏(市民外交センター)

◆第1回 「子どもを巡る戦い」:アメリカ先住民とインディアン児童福祉法

開催日 : 2021年 7月 16日(金)
講師 : 野口久美子(明治学院大学)
概要 : 1960年代以降のアメリカ先住民運動において先住民の女たちは「子ども」を巡る戦いを展開しました。先住民の子どもたちは「養子縁組」を通してコミュニティから「奪われて」いったのです。この戦いは1978年にインディアン児童福祉法に結実します。児童福祉法は子どもと部族コミュニティとの関係性を尊重した養子縁組制度を定め、同時にアメリカ社会に新しい「家族」の形を提示しました。ここでは同法が成立した背景とその意義を考えます。

◆第2回  アイヌとアルコール

開催日 : 2021年 7月 30日(金)
講師:八重樫志仁(ウラカウンクル)
概要 : 先住民族には、差別に由来すると思われる特有の健康問題があります。深刻なもののひとつがアルコール依存症。昔は、お酒で身を崩すアイヌが多くいました。今も、このアルコール依存症で苦しんでいるアイヌがいます。僕が所属する団体には、そんな精神障碍者達が集う、チームちのみしりと言うグループがあります。アイヌとアルコールの問題や、チームちのみしりの事についてお話ししたいと思います。

◆第3回  琉球民族遺骨返還訴訟と学知の植民地主義

開催日 : 2021年 8 月13日(金)
講師 : 松島泰勝(琉球民族遺骨返還請求訴訟原告団長)
概要 :今、日本の裁判所において歴史上初めて、琉球先住民族として日本の琉球に対する植民地支配の歴史を批判し、先祖の遺骨返還・再風葬を求める訴訟が行われています。学術人類館事件(1903年、大阪天王寺において琉球民族がアイヌ民族、台湾原住民族等の先住民族とともに展示された事件)と日本人類学会との関係、法廷における京大との「対話」で明らかにされたことを検討し、学知の植民地主義の現代的問題を明らかにします。

◆第4回 「川サケ特別採捕許可」とアイヌ民族

開催日 : 2021年 8月 27日(金)
講師: 平田剛士(フリーランス記者)
概要 : 河川を遡上するサケ(川サケ)をアイヌはカムイチェプ(神が与えてくれた魚)と呼び、さまざまな形で利用しつつ、各地域個体群を高いレベルで保ち続けていました。ところが19世紀、日本のアイヌモシリ領土化を機に漁場は荒廃。明治政府は資源保護を名目に流域先住民の日々の主食を得るためのサケ漁まで厳禁し、現行の水産資源保護法もそれを温存しています。「サケの権利」奪還を訴える各地アイヌのアクションを追います。

◆第5回 アイヌヘイトとの闘い方 *特別企画

開催日 : 9月 10日(金)
講師 : マーク・ウィンチェスター(国立アイヌ民族博物館アソシエイトフェロー)
コメント: 米須清真(Okinawa-koganei)
概要 :
公人の発言、講演会、街宣行為、無料動画配信サイトや会員制短文投稿サイトへの投稿など、2000年代以降、アイヌ民族へのヘイトスピーチと民族的アイデンティティの否定は後絶ちません。一方、2019年に制定されたアイヌ施策推進法第4条は、アイヌヘイトを禁止しました。今回の講演では、アイヌへのヘイトスピーチの歴史と現状を振り返りながら、4条をどのように使っていけばいいのかについて模索していきます。

◆第6回 ノルウェー・サーミ民族の法的位置づけ

開催日 : 2021年 9月 24日(金)
講師 :鵜澤加那子(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院研究員)
概要 :サプミと名付けられた北極圏の土地は、現在ノルウェー、スウェーデン、フィンランドそしてロシアと4つの国に分割されています。それぞれの言語と文化は違い、また政治的、法的な位置づけも異なっています。講義では、ノルウェーのサーミ民族に焦点をあてながら、世界の先住民族権利運動の中では、チャンピオンとされる彼らの権利がどのような法体制に組み込まれているのかをお話しします。アイヌ民族とも比較しながら、今後の課題を考えていきます。

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https://apply.npa-asia.net/categories/2813815