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[コース12] 抵抗の芸術と表現・思想の自由Part3ー表現の不自由展2021

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タイトル : 表現の不自由展2021

コース概要:いよいよ表現の不自由展が東京からはじまります!いくつかの都市でも開催されるので、各地で不自由展を企画・運営する方をゲストに、展覧会を作る過程、会期中の出来事などを振り返り、その意味や課題を考えます。
東京展の告知が始まるや、ギャラリーへの不当な攻撃が始まり、ギャラリーが場所の提供を断念する事態となりました。不当な攻撃に屈せず、開催を継続するための試みが続いています。この事件も振り返ることになります。なぜこれほどまでに少女像が攻撃のターゲットになるのか、そのことについて発言されているドイツ出身のサンドラ・フェリンさんをお招きし、性被害を語ることが日本でいかに困難なのかをドイツとも比較しながら語っていただきます。

曜日 : 水曜日 原則隔週
時間 : 19:00 - 21:00
オンライン・定員50名

コーディネータ :
- 岡本有佳(編集者/表現の不自由展実行委員)


◆ 第1回 私たちの表現の不自由展:名古屋から

開催日 : 2021年7月14日 (水)
講師 : 山本みはぎ (「表現の不自由展・その後」をつなげる愛知の会事務局)
聞き手 : 岡本有佳 (編集者/表現の不自由展実行委員)

概要 : 2019年8月に開催された、あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」の中止事件に端を発し、再開を求める運動から、河村名古屋市長のドイツミッテ区の平和の少女像撤去要請に反対する取り組みや、大村知事リコール運動への反対の取り組みを経て、「私たちの『表現の不自由展・その後』展開催までを振り返り、浮き彫りにされた「表現の自由」「歴史改ざん」の問題点を明らかにし、解決していく道筋を考えていきたい。


◆ 第2回 《平和の少⼥像》とネット・バッシング

開催日 : 2021年7月28日 (水)
講師 : 石田凌太(学生)― 大学の授業でジェンダー論に興味を持ち始め、韓国に日本軍「慰安婦」問題を学びに行く「キボタネ若者ツアー」への参加がきっかけでこの問題を学ぶように。2021年9月からは大学院修士課程にて、ナチス軍による戦時性暴力など、他の事例とともに本問題を研究予定。現在はFight for Justice、希望のたね基金、ふぇみ・ゼミなどの団体にて活動中。
聞き手 : 岡本有佳 (編集者/表現の不自由展実行委員)

概要 : あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」展示中止事件にて、激しい攻撃を受けた作品の一つである《平和の少女像》。本作品は、その設立当初から現在まで、政治家や一部の人々によって攻撃を受け続けています。ネット空間においても同様のことが起きています。海外で像の設置が拡大するなか、日本ではなぜ、これほど過剰な拒否反応が起こるのでしょうか。日本社会が今まで向き合ってこなかった性差別や植民地主義など多くの問題が背景にあり、《少女像》バッシングという現象自体がそうした構造を象徴しています。今回の講座では、登壇者が執筆した学部卒業論文「《平和の少女像》とネット・ハッシング-あいちトリエンナーレ 2019「表現の不自由展・その後」を中心に-」をもとに、明らかにされたネット・バッシングの特徴と今後の課題についてお話しします。「表現の不自由展・東京展」の実行委員として関わりながら感じたこともお話ししたいと思います。


◆ 第3回 表現の不自由展・かんさいを振り返って

開催日 : 2021年8月11日 (水)
講師 : 平井美津子(大学非常勤講師)― 大阪市出身。現在、大阪府公立中学校教諭、奈良教育大学大学院教育学専修終了、大阪大学・立命館大学非常勤講師。専門研究は、アジア太平洋戦争下における日本軍「慰安婦」、沖縄戦研究。
著書『「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか』(高文研)、『原爆孤児 「しあわせのうた」が聞こえる』(新日本出版社)、『サンフランシスコの少女像 ~尊厳ある未来を見つめて~』(日本機関紙出版センター)『戦争孤児たちの戦後史』第1巻、第二巻(編著 吉川弘文館)など。
聞き手 : 岡本有佳 (編集者/表現の不自由展実行委員)

概要 : 1997年、「慰安婦」がすべての中学校の歴史教科書に記述されました。それ以来、「慰安婦」問題をずっと教えてきました。しかし、教科書の記述や授業をめぐって、歴史修正主義者や右派の政治家が大きな圧力をかけ、記述は徐々になくなり、授業にも圧力がかけられるようになりました。「うそを教えている」「この教師は反日だ」などと、批判とも言えない攻撃を受けながら、それでも「慰安婦」問題にこだわってきました。この問題は「表現の不自由展」への批判と根っこは同じです。「表現の不自由展」の問題と絡めながら、今まで授業で教えてきたことについて語ります。


◆ 第4回 《平和の少女像》の展示をめぐって (仮)  *特別企画

開催日 : 2021年8月25日 (水)
講師 : 西田千津 & 北野ゆり
聞き手:岡本有佳 (編集者/表現の不自由展実行委員)
概要 : 後に公開


◆ 第5回 なぜ日本でレイプについて語ることはそれほどまでにタブー視されているのか ~ 平時も戦時もスッポリ抜けている「女性」の視点 ~

開催日 : 2021年9月8日 (水)
講師 : サンドラ・ヘフェリン (エッセイスト) ― ドイツ・ミュンヘン出身。日独ハーフで、日本語とドイツ語の両方が母国語。讀賣新聞【大手小町】で #サンドラがみる女の生き方 https://otekomachi.yomiuri.co.jp/tag/sandra/ を好評連載中。著書に「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ)、「体育会系 日本を蝕む病」(光文社新書)、「なぜ外国人女性は前髪を作らないのか」(中央公論新社)など。
聞き手:岡本有佳 (編集者/表現の不自由展実行委員)

概要 : 伊藤詩織さんがレイプ被害を世間に訴えた時のバッシングのされ方には考えさせられるものがありました。平時だけではなく、戦時中の女性の性被害についても、日本では過度にタブー視されているように感じます。戦争の被害というと、空爆や飢餓、家族との別れなどがよく語られますが、女性たちの性被害にスポットが当たることはあまりありません。今回は日本とドイツを比べながら、多様な視点でこの問題を考えてみたいと思います。


◆ 第6回 表現の不自由展・東京を振り返って(仮)

開催日 : 2021年9月22日 (水)
講師 : 岩崎貞明(メディア総合研究所事務局長)、いちむらみさこ(アーティスト)、岡本有佳 (編集者)

概要 : いま、日本の中では、さまざまな表現や言論が沈黙を強いられています。もしくは、暴力の被害を恐れて、自ら沈黙を選んでしまうことも――
今回の展覧会は開催を公表するやいなや、ギャラリーをターゲットにした卑劣な妨害メール、妨害行為がはじまりました。私たちは「みんなで守る」を基本とし知恵と力をあわせて準備をしています。その過程を振り返り、そこで得たこと、みえてきた課題について語りあいます。



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