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◆第4回 労働力の商品化/生身の人間が商品として扱われる不条理
開催日:2022年8月19日(金)19:00-21:00
講師:白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)
概要:この社会では、労働者は自分の労働力(労働する能力)を売って雇主(資本家)の下で働き、賃金を得て生活する。いったん商品として売られた労働力がどのように使われるかは雇主が決めることであり、労働者は長時間労働にもイヤな仕事にも耐えなければならない。マルクスは、労働力の商品化に価値増殖の秘密を見出した。しかし、労働者は生身の人間だから、モノとして扱われることに反抗する。労働力は、もともと商品として生産されたものでない。労働力の商品化は、資本主義のアキレス腱なのだ。