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コースタイトル:北朝鮮の現代史をどうとらえるのか
コース概要:朝鮮半島の歴史は南北分断の歴史でもある。韓国の近現代史はもう一つの国、朝鮮民主主義人民共和国の近現代史とも連動しているのが現状である。韓国の近現代史からタブーしされてきた朝鮮民主主義人民共和国の歴史を韓国社会はどう解釈しているだろうか。韓洪九先生の韓国近現代史研究の延長線上で朝鮮の歴史を韓国の視点から再解釈します。
曜日:日曜日 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
講師:韓洪九(聖公会大学教養学部)
1959年ソウル生まれ。ソウル大学国史学科、同大学院卒業。1999年米国ワシントン大学博士号取得。現在、韓国聖公会大学教養学部教授。2004年から2007年まで「国家情報院過去事件真実究明による発展委員会」委員をつとめる。朝鮮戦争前後の民間人虐殺事件や民主化運動弾圧における疑問死といった、韓国の国家暴力の真相究明など、これまでになかった新たな視点によって、韓国現代史を鋭く斬る。社会で行動しながら歴史の根を掘り起こす手法と発言は日本でも注目を浴びている。
コーディネーター
- 李泳采(恵泉女学園大学)
- 佐相洋子(翻訳家)
◆第1回 解放の道ー抗日武装闘争と金日成 - 革命伝統とその影響
開催日:2023年3月5日(日)19:00-21:00
概要:韓国社会で論じてきた「偽者金日成論」を中心に、金日成の人物像、抗日武装闘争とその革命伝統、戦後朝鮮と韓国への金日成の影響を論じます。
◆第2回 朝鮮戦争と1950年代 - 戦後復旧建設と農業協同化
開催日:2023年3月19日(日)19:00-21:00
概要:民族の悲劇である朝鮮戦争が朝鮮へ及ぼした影響とは。戦後復旧建設の過程と、農業協同化の意味を中心に1950年代の朝鮮と韓国の状況を比較します。
◆第3回 1960年代~70年代の北朝鮮 - 主体への道
開催日:2023年4月2日(日)19:00-21:00
概要:中ソ対立と南北対立のなかで生まれた「主体」の道。朝鮮の全盛期をもたらした1960年代から70年代の国内外の事情を中心に朝鮮社会の特徴、変化、その影響を分析します。南北対立の時代、韓国社会における朝鮮の影響もみていきます。
◆第4回 1980年代の北朝鮮と東欧社会主義政権の崩壊の衝撃
開催日:2023年4月16日(日)19:00-21:00
概要:社会主義経済の影が見える中、1980年代東欧社会主義の崩壊は朝鮮の体制変化に大きな影響を及ぼします。朝鮮の経済及び政治体制の変化とその影響、そして韓国からの受けとめ方を論じて行きます。
◆第5回 1990年代苦難の行軍 - 金正日時代の北朝鮮
開催日:2023年4月30日(日)19:00-21:00
概要:90年前後、東欧社会主義体制の崩壊、国の指導者・金日成主席の死去、干ばつ、洪水などによる食糧及び経済の危機に直面した朝鮮。国家樹立以降最大の難関に直面した「苦難の行軍」の1990年代の金正日時期の朝鮮と、その時代の韓国への影響を分析します。
◆第6回 金正恩時代の北朝鮮
開催日:2023年5月14日(日)19:00-21:00
概要:金日成・金正日につぐ第3代目の指導者として登場した金正恩の朝鮮。権力継承から10年以上経った今の時点で、金正恩時代の朝鮮の特徴とその展望、南北関係への影響を中心に論じます。
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https://apply.npa-asia.net/categories/2813820