[NPAが支援した玉城知事の国連演説が実現]

[コース19] 福好昌治の軍事問題入門 Part4 - アジア太平洋の軍事情勢と日本の防衛問題

¥9,000

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コースタイトル:アジア太平洋の軍事情勢と日本の防衛問題

コース概要:軍事を知らずして、平和を語るなかれ。平和の正反対が戦争であることに異論はなかろう。戦争の主役は軍隊である。したがって、平和について学ぶには、まず、戦争と軍隊に関する基礎知識を身につける必要がある。しかし、大学の平和学では、軍事を学べない。戦後の大学は軍事を忌避してきたからだ。日本で軍事問題にもっとも精通しているのは、軍事オタクである。本コースでは、広い視野と冷徹な視点で軍事問題のトピックスを解説する。

曜日:金曜日 原則隔週
時間:19:00~21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名

講師:福好昌治(軍事オタク)
コーディネーター:タナカノゾミ (梨花女子大学大学院博士課程)

講師プロフィール:
1957年生まれ。軍事に関する政策、法律等にくわしい文系軍事オタク。40年近く、軍事研究を続けており、軍事専門誌の『軍事研究』や『丸』等に寄稿している。著書に『徹底解剖 自衛隊のヒト・カネ・組織』(コモンズ、2017年)、『平和のためのハンドブック軍事問題入門 Q&A40』(梨の木舎、2014年)などがある。

◆第1回 韓国の軍拡と米韓連合軍の行方

開催日:2023年7月14日(金)19:00-21:00 
講師:福好昌治(軍事オタク)
概要:韓国は近年、軍事力を飛躍的に強化している。韓国は長年、北朝鮮を仮想敵国とみなし、陸軍を中心とした戦力構成になっていたが、近年は海軍の増強が著しく、2022年9月には潜水艦からの弾道ミサイル発射に成功した。韓国は何のために軍事力を強化しているのか。韓国の軍拡が進めば、在韓米軍は縮小され、やがて撤退するのであろうか。米韓両国間では、韓国軍に対するアメリカ軍の戦時作戦統制権返還が、長年の課題となっているが、この問題はどうなるのであろうか。

◆第2回 オーストラリアの原子力潜水艦保有計画

開催日:2023年7月28日(金)19:00-21:00 
講師:福好昌治(軍事オタク)
概要:オーストラリアはアメリカとイギリスの協力を得て、原子力潜水艦を保有しようとしている。現在、原子力潜水艦を保有しているのは、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インドの六か国、すなわち核兵器保有国だけである。もちろん、オーストラリアは核武装をもくろんでいるわけではない。では、何が狙いなのか。原子力潜水艦保有計画は実現するのか。原子力潜水艦保有計画に至る経緯を追いながら、その問題点を解説する。

◆第3回 フィリピンの米軍基地と日米比防衛協力

開催日:2023年8月11日(金)19:00-21:00 
講師:福好昌治(軍事オタク)
概要:反米・反基地運動の高揚により、1991年にフィリピンの米軍基地は撤去された。しかし、その後も米比両軍の共同演習は継続され、米軍特殊部隊はミンダナオ島に駐留していた。2016年には米比両国の間で、防衛協力強化協定が締結され、米軍が五つのフィリピン軍基地を使用できることになった。さらに、2023年4月、米軍が使用できるフィリピン軍の基地は4か所増え、9か所になった。自衛隊とフィリピン軍の防衛協力も進んでいる。軍事面から、フィリピンと日米の関係を解説する。

◆第4回 南西諸島防衛における日米共同作戦

開催日:2023年8月25日(金)19:00-21:00 
講師:福好昌治(軍事オタク)
概要:2023年3月、石垣島に陸上自衛隊の駐屯地が開設された。しかし、沖縄における陸上自衛隊の増強は、これで終わりではない。一方、沖縄の米海兵隊は、EABO(遠征前方基地作戦)と呼ばれる構想に基づいて、有事には先島諸島に展開する。つまり、台湾有事が沖縄に波及した場合、南西諸島防衛は日米共同作戦になるわけだ。それはどのような作戦なのであろうか。法的、政治的に実現可能な作戦なのか。先島諸島の住民は保護されるのか。リアルな現実を解説する。

◆第5回 日本の防衛産業と武器輸出

開催日:2023年9月8日(金)19:00-21:00 
講師:福好昌治(軍事オタク)
概要:日本政府は防衛産業を「防衛力そのもの」と位置付けているが、実際には日本の防衛産業は危機に瀕している。防衛省の仕事を受注してもさほど儲からず、武器輸出にもほとんど成功していないからだ。そのため、政府は防衛装備移転三原則の運用指針を改定し、戦闘機や護衛艦のような戦闘用武器も輸出できるようにしようとしている(現在の運用指針では不可とされている)。では、運用指針を改定すれば、武器輸出は増えるのだろうか。その現実性と武器輸出政策の問題点を検証する。

◆第6回 自衛隊と在日米軍―その最新事情

開催日:2023年9月22日(金)19:00-21:00 
講師:福好昌治(軍事オタク)
概要:日本を取り巻く軍事情勢は日々目まぐるしく変化している。2023年8月末には防衛省も2024年度予算の概算要求を公表し、新たな事業計画を明らかにしているはずだ。2022年12月に閣議決定された「国家安全保障戦略」と「国家防衛戦略」に基づく「防衛力整備計画」二年目の事業はどうなっているのか。今回の講座では、自衛隊や在日米軍に関する最新情報を解説する。また、日本を取り巻く安全保障環境の変化についても、必要に応じて解説する。


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