[NPAが支援した玉城知事の国連演説が実現]

[コース15] ひでぽん先生とめぐる先住民の世界 Part9 - 「先住権」を具体的に考える - ヤウンモシㇼと琉球の場合

¥9,000

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コースタイトル:「先住権」を具体的に考える - ヤウンモシㇼと琉球の場合

コース概要:「先住民族の権利に関する国連宣言(UNDRIP)」は、先住民族自身がその起草過程に参加し、勝ち得た総括的な人権宣言です。それと同時に、この宣言には、46条に分けた具体的な「先住権」が書き込まれており、それぞれの「先住権」は具体的な形で実現されなければなりません。本コースでは、その具体的な事例に即して、権利の実現とは何か、それはどんな背景を持つのかを考えてみたいと思います。(コース画像は「ヤウンモシㇼの森林鉄道」(1929)です)

曜日:土曜日 原則隔週
時間:10:00~12:00
開催方法:オンライン開催・定員50名

コーディネーター:
-上村英明(NPA共同代表、市民外交センター共同代表)<ひでぽん先生>
- 八重樫志仁(ウラカウンクル)
‐永井文也 (恵泉女学園大学)
- コメスキヨサネ(Okinawa-Koganei)

◆第1回 ヤウンモシㇼの森林と「資源権」ー森林鉄道からみた資源搾取

開催日:2023年7月22日(土)10:00-12:00
講師:上村英明(市民外交センター共同代表)
概要:ヤウンモシㇼ(北海道本島)の歴史では、日本人移民に与えられた農地あるいはアイヌ自身に与えられた農地の差別的待遇が議論されてきました。しかし、ヤウンモシㇼの本来の姿は広大な森林で、その面積は全面積の約50%、九州全土に及ぶ面積です。こうしたヤウンモシㇼの森林が、「開拓政策」の開始後、どのように扱われてきたのか。また、具体的にどう搾取されてきたのかを考え、アイヌ民族の「資源権」のあり方を検討します。

◆第2回 アイヌ民族と「遺骨返還の権利」-過去に目を閉ざす者に未来はない 【2023.6.14更新】

開催日:2023年8月5日(土)10:00-12:00 
講師:木村二三夫(元平取アイヌ協会副代表)
概要:平取地区で、アイヌ遺骨の返還運動に関わっています。この返還運動に関わるようになったきっかけ、その後の考える会の活動についてお話します。また、私は、道内の強制移住の犠牲者でもあります。和人の開拓者の流入によって、アイヌ民族が翻弄された歴史を自分の経験としてもお話したいと思います。

◆第3回 戦後アイヌ民族活動史 【2023.6.11更新】

開催日:2023年8月19日(土)10:00-12:00 
講師:竹内渉(元北海道アイヌ協会事務局長)
概要:アイヌ民族復権に向けた歴史について、主に『戦後アイヌ民族活動史』(竹内渉 解放出版社、2020年6月)の内容に沿って勧めていきます。同書は、主に1945年以降のアイヌ民族の復権への「解放運動」をはじめとする諸活動について、整理しています。まとまった資料が少ない近現代の「アイヌ民族活動史」への理解を深める講座を目指します。本の内容の解説に加え、多くの映像資料(動画と写真)と音声資料を使って行います。

◆第4回 カナダにおける先住民族の「土地権」から考える【2023.6.14更新】

開催日:2023年9月2日(土)10:00-12:00 
講師:永井文也(恵泉女学園大学教員)
概要:「先住権」の実現は、世界でもさまざまに取り組まれてきました。この回ではヤウンモシㇼと琉球とは異なる文脈、とくにカナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州における「土地権」に関する裁判や交渉などの動きから、先住民族の権利実現について考えたいと思います。

◆第5回 人権としての言語権とサザンセオリー(南の理論)-琉球諸語の言語リクラメーションの事例から 【2023.6.14更新】

開催日:2023年9月16日(土)10:00-12:00 
講師:半嶺まどか(名桜大学教員)
概要:言語リクラメーションとは、言語を使用する権利を主張することも含めた言語再活性化の枠組みです。先住民言語を話す話者の沈黙は、言語と文化への政策的な抑圧、その言語文化に関する伝統的な知識の否定などに代表される植民地主義的な取り組みの結果によるものです。植民地主義的な言語教育政策は先住民言語の話者やその子孫の自己肯定感や自尊心の喪失に繋がっています。先住民言語を使用することは、言語権また脱植民地化なしに語ることができません。本講義では、琉球諸語の再活性化における言語リクラメーションの活動を取り上げ、人権としての言語権とサザンセオリー(南の理論)を紹介します。

◆第6回 アイヌ~二風谷での育ちから 【2023.6.14更新】

開催日:2023年9月30日(土)10:00-12:00 
講師:関根まや
概要:北海道沙流郡平取町二風谷という人口の8割以上がアイヌにルーツを持つと言われる小さな集落での育ちや家族、現在の活動を紹介します。これを通じて、「アイヌ」というものが何か、どのように先住してきて、どのように今を生きているのか。そして、今後についてを一緒に考えていきたいです。


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https://apply.npa-asia.net/categories/2813815