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【サマープライス!】
コースタイトル:トルコ、台湾、タイ、韓国、パプアからみたアジア
コース概要:アジア市民社会ネットワーク(CENA:Civil Education Network in Asia)とは、元々「NGO大学院」というユニークな市民活動家向けの大学院を持っていた韓国・ ソウル市にある聖公会大学校が、アジアのNGO活動家を対象に2007年に奨学金付きで英語の修士コース(MAINS)を開設、翌年に恵泉女学園大学と相互協力協定を結んだことに始まります。それ以降、韓国、台湾、タイ、インドネシアのいくつかの大学や市民団体も加わり、約10年間、9団体で毎年50名~100名規模のアジア夏季学校を共催してきました。コロナ禍の中、共同学校ができない中、オンライン共同企画をしてきました。新時代アジアピースアカデミー(NPA)が目指している日本とアジアネットワークの拡大を実現していくために、従来の日韓及び沖縄の若者の企画と、CENAのネットワークを共同で繋げる、新時代アジアネットワークを目指していきます。第10期は、東アジアの各国の今の情勢を読み取り、アジア各国や地域の民主主義課題や市民社会の政治介入の現状を共有し、アジア市民連帯の可能性を分析していきます。基本日本語によるセクションで、アジア各国の講師は英語から日本語の通訳を付けますので、安心して参加できます。東アジアの今を共同で分析していきましょう。
曜日:日曜日 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
コーディネーター:
- 李泳采(恵泉女学園大学)
- 蓑田瑞恵(NPA事務局)
*英語・日本語・韓国語の通訳付き
◆第1回 現代トルコの歴史と現状ーエルドアン大統領の再選の意味とは(そのⅠ)
開催日:2023年7月16日(日)19:00-21:00
講師:チョン・ソンヨン(韓・トルコビジネス協会事務局長/前駐韓国トルコ大使館勤務/トルコHACETTEPE NATIONAL UNIVERSITY 修士卒業)
概要:レジェフ・タイフ・エルドアントルコ大統領が再選に成功した。去る7年間、「帝王的大統領)」の座に上がったエルドアンは、実質的な監視装置なしで行使できる巨大な権力をもとに、トルコをもっと強く統治すると見られる。トルコの国民はなぜエルドアン氏を再び大統領として選んだのだろうか。今回の選挙結果は、今度トルコの国内及び国際政治、難民政策、ウクライナ戦争などへどう影響を及ぼすだろうか。まず、トルコの近現代史及び、現在にまで至る政治変化を理解する上で、今回の大統領選挙を理解する必要があることで、2回連続の構成として行う。
◆第2回 現代トルコの歴史と現状ーエルドアン大統領の再選の意味とは(その2)
開催日:2023年7月30日(日)19:00-21:00
講師:チョン・ソンヨン(韓・トルコビジネス協会事務局長/前駐韓国トルコ大使館勤務/トルコHACETTEPE NATIONAL UNIVERSITY 修士卒業)
概要:レジェフ・タイフ・エルドアントルコ大統領が再選に成功した。去る7年間、「帝王的大統領)」の座に上がったエルドアンは、実質的な監視装置なしで行使できる巨大な権力をもとに、トルコをもっと強く統治すると見られる。トルコの国民はなぜエルドアン氏を再び大統領として選んだのだろうか。今回の選挙結果は、今度トルコの国内及び国際政治、難民政策、ウクライナ戦争などへどう影響を及ぼすだろうか。まず、トルコの近現代史及び、現在にまで至る政治変化を理解する上で、今回の大統領選挙を理解する必要があることで、2回連続の構成として行う。
◆第3回 台湾の対米認識、何が起きているのか(仮)
開催日:2023年8月13日(日)19:00-21:00
講師:陳信行(台湾・世新大学社会発展研究所)
概要:代表的な親米国家として知られている台湾。台湾海峡の危機が高まっている中、台湾で米国に対する警戒や対米認識が大きく変動している。米国は台湾を利用しているだろうか、守っているだろうか。台湾の現地から、台湾人の米国そして日本認識の変化に基づいて、台湾情勢分析を行う。
◆第4回 「検察共和国」の韓国尹錫悦政権をどう分析すべきかー2024年総選挙の展望と日韓関係への影響
開催日:2023年8月27日(日)19:00-21:00
講師:李泳采(恵泉女学園大学)
概要:
「検察共和国」とも呼ばれる尹錫悦政権。35%前後の低い支持率の枠から抜け出せないまま、民主党、文在寅・李在明、そして民主労働叩きに従事している様子はまるで「法治ファシズム」のようにも見られる。韓国政府による徴用工判決の弁済、汚染水放流の同意、日米韓軍事同盟の強化など従来の保守政権とは違う路線を打ち出しています。尹錫悦政権をどうみるべきだろうか。その性格と展望、日韓関係への影響、来年総選挙の展望とともに、韓国の最新情勢を緊急分析します。 [2023.8.26更新]
◆第5回 2023年5月タイ総選挙と民主化運動の行方
開催日:2023年9月17日(日)19:00-21:00 ※日程注意
講師:朴恩弘(聖公会大学NGO大学院)
概要:去る5月14日、タイでは下院総選挙(定数500)の投開票があり、多くの有権者は軍が支援する現政権への拒否を示した。その結果、革新系で反軍の「前進党」と「タイ貢献党がそれぞれ第1党と第2党となり、プラユット・チャンオチャ首相(69)率いる現在の親軍政権を上回った。今回の選挙はタイの民主化へどういう影響をもたらすだろうか。連立政権の可能性を含めて、タイ民主化運動の現状と課題を把握していく。
◆第6回 パプアの分断ー内と外
開催日:2023年9月24日(日)19:00-21:00
講師:津留歴子(カカオキタ社アドバイザー)
概要:インドネシアのジョコウィ政権は、パプア重視の政策を進めている。にもかかわらず「パプア問題」は深刻度を増している。複雑化する現地社会の問題と、インドネシア国家の対応には大きなズレがある。パプアで貧富の格差は広がり、新たな社会亀裂を生んでいる。同時に、世代間格差も広がっている。高地に住み伝統的な生活を営む人々と、低地で開発の進む土地に生きる人々の格差も広がっている。パプアの「分断」の現状と課題を内と外の視点から把握していく。
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https://apply.npa-asia.net/categories/2813810