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コースタイトル:NPA講師との出会い・学び・ネットワーク
コース概要:NPAでは多くの講座で講師と受講生の自由な質問と討論が行われています。もっと講師との議論や話し合いをしていきたい要望もあります。また、中長期間連続講義を務めている講師とは、定期的に自由な雰囲気で話してみたいという提案もあります。NPAオープンテラスは、講師と受講生が自由テーマでゆっくり議論する新しい交流と討論の空間になることを目指しています。
曜日:土曜日 原則隔週
時間:10:00-12:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
開催方法:オンライン開催・定員50名
コーディネーター:
- 蓑田瑞恵(NPA事務局)
◆第1回 国連市民外交という、NPAの新プログラム
開催日:2023年11月11日(土)10:00-12:00 ※コース15(ひでぽん先生とめぐる先住民の世界)と合同クラス
講師:上村英明(NPA代表理事・市民外交センター共同代表)
概要:NPAでは、市民教育のひとつとして、国連を使った市民外交を実戦すべく、6月の人権理事会、7月の先住民族の権利専門家機構(EMRIP)、また9月の人権理事会への参加などを集中的に行ってきました。その土台となった市民外交センターの先住民族の権利回復のための国連参加の歴史を紐解きながら、政府の専権事項としての外交の問題点、民際外交から市民外交の流れを考えながら、その可能性を語ってみたいと思います。
◆第2回 音楽から考えるジェンダーとクラシック音楽の問題点
開催日:2023年11月18日(土)10:00-12:00
講師:小林緑(国立音大名誉教授)谷戸基岩(音楽評論家)
概要:女性音楽家とその作品の紹介に注力してきた小林緑さんと、「知られざる作品を広める会」を主催し、標題音楽など幅広い広いジャンルの音楽を紹介されてきた谷戸基岩さん、お馴染みのお二人によるトークと音楽を楽しむカフェのような講座です。音楽はわからなくて・・という言葉は厳禁です!音楽とは「音を楽しむ」もの、そうした原点を理解させてくれるような講座です。ジェンダーイシューも含めてお話しいただきます。
◆第3回 「多様性を生きる」ということ
開催日:2023年12月2日(土)10:00-12:00
講師:齊藤小百合(恵泉女学園大学教授)
概要:政治も経済も停滞し、閉塞的な日本の社会。2月には、総理大臣秘書官(当時)が「同性婚を認めたら、国を捨てる人が出てくる」と発言しましたが、むしろ、このまま多様性を認めないと、日本を出ていく人がますます増えちゃうんじゃないでしょうか。そんな発言をした秘書官を登用した総理大臣が9月に内閣改造をしましたが、政務官・副大臣、あわせて54名の中に女性は一人もいませんでした。ジェンダーギャップ指数が146か国中125位と低迷しているのは、こんな政治が原因なのでは?なんとか変えていく道筋を探ってみたいと思います。
◆第4回 クルド人問題について考える〜トルコ南東部の歴史と社会構造から
開催日:2023年12月16日(土)10:00-12:00
講師:中島由佳利(クルドを知る会)
概要:独自の文化と歴史を持つ中東の先住民族であるクルド人は、その居住地域を第一次世界大戦後に分断され、現在に至るまで「国を持たない世界最大の民族」と言われています。クルド人はトルコ、シリア、イラク、イランなどの国民として、また世界各国でコミュニティを作り移民や難民として暮らしています。日本にも2,000人ほどのトルコ出身のクルド人が居住、難民申請をしています。在日クルド人の背景にある歴史や社会構造を読み解きながら、クルド人問題を考えます。
講師プロフィール:中島由佳利(クルドを知る会)。1990年代後半からトルコ南東部の現地取材を、2002年より在日クルド人との関わりを続けている。2003年に「クルドを知る会」を有志と設立。著者に『新月の夜が明けるとき 北クルディスタンの人びと』(2003年 新泉社)、共著に『クルド人を知るための55章』(2019年 明石書店)などがある。
◆第5回 日本国憲法、誤読の構造
開催日:2024年1月6日(土)10:00-12:00
講師:山岡幹郎(写真家/NPAコーディネーター)
概要:NPAの憲法コースに第1期は講師、第2期からはコーディネーターとして関わってきました。それは、教員生活を終え毎年のように教えてきた憲法に食傷して、関連図書を捨てた後の思ってもみない展開でした。なにより憲法をめぐる議論にまだ伸びしろがあったのです。そのコースがPart10を迎えた今期、区切りの意味も込めて、この間NPAで学んだことや考えたことをレポートさせていただきます。冒頭にあるタイトルの切り口は日本国憲法の26条です。「すべて国民は、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」という文章を生徒たちが誤読するのです。なぜ誤読するのか。その背景を考えます。
◆第6回 人権と民主主義の観点から見る核のごみ問題
開催日:2024年1月20日(土)10:00-12:00
講師: 高野聡(原子力資料情報室)
概要:2020年から北海道の寿都町と神恵内村で核のごみの最終処分場建設のための文献調査が始まって2年半以上が経ちます。特に寿都町では地域分断に苦しむ住民が政府に謝罪を要求しています。実際に何が起こっているのでしょうか?一方長崎県・対馬市でも、文献調査応募の動きが市議会で起こりました。市長の判断により、応募は回避されましたが、拙速な応募の試みに問題はなかったのでしょうか?「福島から見たポストコロナ時代」のコーディネーターを務める高野が、人権と民主主義の観点から核のごみ問題を分析します。
単発での受講申込みはこちらから
https://apply.npa-asia.net/categories/2813807
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*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!お申込みしていただいた後、事務局よりアーカイブ録画を1カ月期限でご案内いたします。(お申込み期限2024年1月28日)
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