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[コース09]環境運動のパブリックヒストリーPart6 - ほしい未来をつくるために人びとの経験から学ぶ歴史実践

¥9,000

※この商品の販売期間は2024年6月8日 06:00 ~ 2024年10月10日 00:00です。

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コースタイトル:ほしい未来をつくるために人びとの経験から学ぶ歴史実践

コース概要:環境運動の歴史、現状と今後の展望をテーマとして、さまざまな市民運動、NPO・NGO活動の実践者や研究者をゲストに迎えてお話いただきます。ただ過去の事実を知ることが目的ではなく、その運動経験や調査研究を踏まえて、持続可能な社会に向けた今後の環境や社会のあり方について考える歴史実践の機会とします。今期は、それぞれのゲストの視点から、生協運動、社会的連帯経済、リサイクル運動、震災復興、地域づくり、島おこし、アジアの農村開発、戦争遺産保存運動、環境権などの話題が取りあげられます。

曜日:火曜日 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
コーディネーター: 松村正治(環境NPO代表、大学教員)

◆第1回 生活クラブ神奈川の運動と事業、めざすこと  

開催日:2024年7月16日(火)19:00-21:00 
講師:半澤彰浩(生活クラブ生協・神奈川)
概要:設立53年目をむかえる生活クラブ生活協同組合(神奈川)の運動と到達点と課題について現在を起点においてお話します。神奈川の中でいま、どこに向おうとしているか、食、エネルギー、たすけあい(福祉)、働く場づくりなどを中心に具体的な実践と展望を社会的連帯経済の視点からも話題提供します。

◆第2回 「衣」を通して地域課題と向き合う  

開催日:2024年7月30日(火)19:00-21:00 
講師:吉田恵美子(NPO法人ザ・ピープル、(一社)ふくしまオーガニックコットンプロジェクト)
概要:福島県いわき市において、古着を燃やさない社会をつくろうと33年間取り組んできた市民団体がある。私自身はその前理事長として、活動の創成期から関わり続けてきた。そして、東日本大震災という人類初の複合災害の現場で、時々刻々と変化する地域課題に向き合うことでその活動を変化させ、有機農法での在来種茶綿栽培を手掛けるに至った。一地方都市での環境問題への取組み事例を紹介したい。

◆第3回 アジア学院から学ぶ「持続可能な農村開発とは何か」

開催日:2024年8月13日(火)19:00-21:00 
講師:大柳由紀子(学校法人アジア学院)
概要:アジア学院の設立の目的と経緯、現在の活動(農村指導者研修とオープンラーニング)、卒業生の活動を通して、本当に必要とされる持続可能な社会の実現を考えていきます。
あなたは社会正義をどう定義しますか?私たちは「世界の人がひとりの例外もなく、分かち合う喜びを感じながら豊かな食卓につくことができること」と考えています。では豊かな食卓とは何でしょうか?一人の例外もなく、とはどのように実現していけるのでしょうか?

◆第4回 松代大本営 保存運動から公開へ その道筋  

開催日:2024年8月27日(火)19:00-21:00 
講師:飯島春光(NPO法人松代大本営平和祈念館)
概要:アジア太平洋戦争末期、本土決戦・国体護持の拠点として3つの山に掘られた松代大本営地下壕。ロ地区舞鶴山は気象庁地震観測所として利用されてきたが、イ地区とハ地区の二つの地下壕は放置されてきた。1980年代に始まった保存運動により、イ地区象山の地下壕を公開。小中高校生や大学生、一般の人々が次々に訪れ、戦争の本質を学んでいる。保存運動がどのように進められ、どんな学びの姿があるか報告したい。

◆第5回 文化力のある地域は滅びない―西表島の石垣金星さんとの出会い 

開催日:2024年9月10日(火)19:00-21:00 
講師:安渓遊地・安渓貴子(生物文化多様性研究所)
概要:野生の楽園、ヤマネコの島として知られる西表。その島に生まれ育った石垣金星さんは、大企業による土地の買い占めや、骨董品めあての墓荒らしで沈みかけている故郷を救おうと、体操のオリンピック選手になる予定を変更して復帰直前の島にもどった。その後の島おこし運動や、染織工房の立ち上げ、西表をほりおこす会を通した文化復興の取り組みなどの波乱の人生にどっぷりつきあった半世紀を、島に魅せられた研究者夫妻が熱く語る。

◆第6回 松下竜一「環境権」思想の再考−豊前火力発電所建設反対運動の思想と実践 

開催日:2024年9月24日(火)19:00-21:00 
講師:中島弘二(金沢大学)
概要:1970年代に豊前火力発電所建設反対運動を展開した松下竜一の「環境権」思想の内容を再考するとともに、その現代的意義について検討したい。松下は海の恵みを享受する権利は漁業者のみならず万人に共有されるものであるとして生活者の側から「環境権」を再定義するとともに、法廷闘争における大分弁の使用や裁判長に海の恵みを一緒に食べようと提案するなど、自らの生活知に根ざしたユニークな運動を展開した。このような運動の思想と実践が現代に投げかけるものを検討したい。

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*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!
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