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コースタイトル:朝鮮戦争とジェンダー、そして米軍基地 コース概要:本講座では、第1期~第12期まで多様な視点から朝鮮戦争を捉えて、朝鮮戦争の性格や参戦していた各国への影響など政治社会的な影響を見てきました。第12期では東アジア各国の選挙と情勢分析を行いました。第13期ではいままで朝鮮戦争講座であまり取り上げてこなかった、韓国における朝鮮戦争とジェンダーというとても重要なテーマをみていきます。また、朝鮮戦争以降、韓国で半永久的に作られてきた米軍基地とその跡地の現状から朝鮮戦争の社会史を描いていきます。さらに、日本の軍需産業の現況を通して、今も終わっていない朝鮮戦争の実態を改めて検証していきます。 曜日:月曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 内海愛子 (NPA共同代表) - 李泳采 (恵泉女学園大学) - タナカノゾミ (梨花女子大学大学院博士課程) ◆第1回 朝鮮戦争とジェンダ(1)-「戦争未亡人」の戦争経験と戦後処理 開催日:2024年7月8日(月)19:00-21:00 講師:イイムハ(韓国・聖公会大学) 概要:朝鮮戦争では多くの女性が「戦争未亡人」となった。1952~1963年の新聞報道によると、朝鮮戦争による戦争未亡人は約30万~50万人を超えるという。 50万人なら、当時既婚女性10人に1人の割合である。しかし、韓国政府は長い間、その実態調査もなく彼らに沈黙を強要してきた。イイムハ講師は、朝鮮戦争の当時、軍人、警察、または第2国民兵に強制徴集されて死亡した軍・警未亡人、傷痍軍警未亡人、保導連盟へ加入し虐殺された犠牲者の未亡人など戦争未亡人35人とその子供10人に会って、 2006年から4年にわたってその口述を採録して整理した。今まで朝鮮戦争は、男性の視点から語られてきたが、女性たちの言葉を通じて韓国現代史最大の悲劇という朝鮮戦争の被害当事者の一つである「戦争未亡人」の生を「歴史」の領域に吹き込む。 ◆第2回 朝鮮戦争とジェンダ(2)- 戦後女性経済活動の変化とその議論を中心に 開催日:2024年7月22日(月)19:00-21:00 講師:イイムハ(韓国・聖公会大学) 概要:<解放空間、日常を変えた女性たちの歴史>は、聖公会大学の人文韓国研究教授である歴史学者イ・イムハが十数年にわたって考えを留めて資料を集めて執筆した本だ。彼は5日、短い電話インタビューで「解放空間は韓国の歴史で女性の声が絶頂を成した時期ではないか」とし「女性が自分の主体として出てきて、私の話をして政策を提案し、各種団体を作った。女性主体がどのように積極的に活動したかを一つ一つ名を呼ぶように表わしたかった」と話した。日本の植民地支配が終わった「解放空間」で韓国の女性たちにも、独立への喜び、新しい国造りへ期待、日常生活の変化に対する希望が溢れてきた。実際多くの女性たちが、新政府樹立や、社会活動に参加していた。しかし、解放空間における女性たちには二重的な立場が強いられていたのも現実であった。それは社会参加という要求と、女性が過度の活動をしてはならないという社会的な通念による圧迫であった。解放空間、そして、朝鮮戦争を経験していた韓国の女性たちの闘いは、戦後韓国社会の女性運動へ大きな影響を及ぼしている。植民地時代の独立運動、解放空間、朝鮮戦争の時期まで、韓国女性の役割と、それをめぐる議論を論じていく。 ◆第3回 日米韓防衛協力の現状と近未来(その1) 開催日:2024年8月5日(月)19:00-21:00 講師:福好昌治(軍事オタク) 概要:2022年に韓国で尹錫悦政権が誕生してから、日米韓防衛協力が飛躍的に進展するようになった。2024年6月2日には、シンガポールで日米韓防衛相会談が開催され、北朝鮮の ミサイル発射に関するリアルタイムでの情報共有や日米韓共同演習をさらに推進していくことを確認した。停滞していた日韓防衛協力も再開されることになった。韓国で保守政権が続けば、日米韓防衛協力は日米韓軍事同盟に発展していくのだろうか。今回はこれまでの経緯を解説する。 ◆第4回 朝鮮戦争と米軍基地 - 返還基地の後地とその周辺の踏査の記録(その1)- 米軍政期・朝鮮戦争期・停戦協定期 開催日:2024年8月19日(月)19:00-21:00 講師:シン・サンス(元KATUSA: Korean Augmentation To the United States Army) 概要:2003年4月、韓米両国は、在韓米軍基地移転に対する合意を行った。その合意に基づいて、2004年から韓国内の米軍基地の大部分は順次閉鎖され、その敷地は韓国政府に返還されるようになった。朝鮮戦争とその後の韓国現代史を論じる際に、欠かせないのが米軍基地の歴史である。2000年代初め、坡州DMZ(非武装地帯)付近の米軍部隊キャンプグリブスでKATUSA戦闘兵として軍服務をした経験に基づいて、軍除隊後も、米軍基地を訪れながら、米軍駐屯の歴史とそれにまつわる地域の実情を本格的に整理した。朝鮮戦争に参戦した米軍の物語、朝鮮戦争以降、戦後復興と「ギブミ・チョコレット」の時代にアメリカから受けた緊急援助の意味、米軍部隊周辺基地村の人々の人生と哀歓を取りまとめた。駐韓米軍基地の歴史と現状から、朝鮮戦争のもう一つの顔を明らかにする。 ◆第5回 朝鮮戦争と米軍基地 - 返還基地の後地とその周辺の踏査の記録(その2)- ベトナム戦争期・ミサイル基地・米軍休養施設及び「基地村」など 開催日:2024年9月2日(月)19:00-21:00 講師:申サンス(元KATUSA: Korean Augmentation To the United States Army) 概要:2003年4月、韓米両国は、在韓米軍基地移転に対する合意を行った。その合意に基づいて、2004年から韓国内の米軍基地の大部分は順次閉鎖され、その敷地は韓国政府に返還されるようになった。朝鮮戦争とその後の韓国現代史を論じる際に、欠かせないのが米軍基地の歴史である。2000年代初め、坡州DMZ(非武装地帯)付近の米軍部隊キャンプグリブスでKATUSA戦闘兵として軍服務をした経験に基づいて、軍除隊後も、米軍基地を訪れながら、米軍駐屯の歴史とそれにまつわる地域の実情を本格的に整理した。朝鮮戦争に参戦した米軍の物語、朝鮮戦争以降、戦後復興と「ギブミ・チョコレット」の時代にアメリカから受けた緊急援助の意味、米軍部隊周辺基地村の人々の人生と哀歓を取りまとめた。駐韓米軍基地の歴史と現状から、朝鮮戦争のもう一つの顔を明らかにする。 ◆第6回 日米韓防衛協力の現状と近未来 - 日本の軍需産業(その2) 開催日:2024年9月16日(月)19:00-21:00 講師:福好昌治(軍事オタク) 概要:2022年に韓国で尹錫悦政権が誕生してから、日米韓防衛協力が飛躍的に進展するようになった。2024年6月2日には、シンガポールで日米韓防衛相会談が開催され、北朝鮮の ミサイル発射に関するリアルタイムでの情報共有や日米韓共同演習をさらに推進していくことを確認した。停滞していた日韓防衛協力も再開されることになった。韓国で保守政権が続けば、日米韓防衛協力は日米韓軍事同盟に発展していくのだろうか。今回は当面の予定を検証し、日韓防衛協力の限界も考察する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813801 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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コースタイトル:パレスチナを記憶する- 抵抗すること生きること コース概要:2023年10月以来、それ以前に進行していたイスラエルによるパレスチナの破壊は加速し続け、やむ気配がありません。街頭や大学、ネット空間で、直接的で明確な言葉を使ってこれを止めるための活動も広がりを見せています。本講座では、イスラエルが瓦礫や廃墟に変え、あるいは植林や入植地建設等によって一変させたパレスチナの光景を、歴史への知識や想像力を駆使し、パレスチナ人の抵抗の歴史に学びながら、協同のもと記憶します。現地訪問経験や現地の友人の有無にかかわらず、パレスチナへの眼差しを豊かにすることは、パレスチナをこのまま破壊し続けさせないための力を養っていくことにつながると信じます。 曜日:木曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) プロフィール 中東地域研究・パレスチナ文化研究 東京外国語大学アラビア語学科卒業、一橋大学言語社会研究科卒、学部在学中にシリア・ダマスカス大学、大学院在籍中にイスラエル・ハイファ大学留学。国際交流基金中東担当専門員、大学非常勤講師、成蹊大学アジア太平洋研究センター主任研究員を経て、2017年より広島市立大学国際学部准教授。著書『〈不在者〉たちのイスラエル 占領文化とパレスチナ』(インパクト出版会)、共訳書『パレスチナの民族浄化 イスラエル建国の暴力』(法政大学出版局)など多数ある。 コーディネーター: 山岡幹郎(写真家) ◆第1回 パレスチナの色と香り オレンジの実が干からびたあとに 開催日:2024年7月11日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:瓦礫と粉塵、灰色と血の色に塗りこめられたように見えるガザ。小洒落たアクセサリ ーショップや画廊が建ち並ぶ、ヤッフォ(ヤーファ)の街並み。一見対照的な別世界同士は、時間差をつけて歴史と記憶の破壊にさらされた、いずれも「悲しいオレンジの実る土地」(ガッサン・カナファーニー)です。手にするオレンジが何度干からびようと、その土地に再び苗木を植えることを願ってきた難民たち。オレンジの色と香り豊かなガザやヤーファの記憶を思い出し、悲しいオレンジを拒否することから連帯の旅を始めましょう。 ◆第2回 世界とつながる海 一時間だけの海 開催日:2024年7月25日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:十字軍をもたらした海、ナポレオンの軍勢を連れてきた海、シオニスト入植者を運んできた海。パレスチナにつぎつぎと侵略者をもたらしてきた海を、パレスチナ人たちは愛し続けて来ました。しかしイスラエル建国によりパレスチナ人の多くは海へのアクセスを失い、唯一残るガザ地区の海は封鎖されてきました。すべてのパレスチナ人が渇望と怒りのなかで「この海は私のもの」(マフムード・ダルウィーシュ)という詩句を叫ぶとき、海を眺めるために命を賭すような転倒さえ奇妙でなくなります。 ◆第3回 石の家の破壊 石のたたかいの開始 開催日:2024年8月8日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:記録してくれ、俺はアラブ/仲間と一緒に石切り場で働く(マフムード・ダルウィー シュ、「身分証明書」)。採石はパレスチナ最大の産業であり、石づくりの家はパレスチナの原風景でもあります。石の家や教会、モスクが破壊され放置された空間に、イスラエルのモダニズム建築が建ち並ぶ都市。視界かなたにそれを見やる場所から、パレスチナ人たちは石つぶてをもち抵抗を始めました。パレスチナの石は、パレスチナ人のたたかいの目撃者であり、同伴者でもあります。 ◆第4回 オリーブ スムードの象徴が根こそぎにされるなかで 開催日:2024年8月22日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:故ヤーセル・アラファートは国連総会に平和の象徴たる一本のオリーブの枝をたずさえ、自分の手からそれを「落とさせないで下さい」と世界に向かって求めました。しかしパレスチナ人が守りたいのは折り取られた枝ではなく、土地に根を張るオリーブの樹であり、その木陰が生み出す時間と空間です。この土地に残り続ける粘り強いたたかい(スムード)を象徴するオリーブの樹。スムードが称賛される一方で土地がどんどん奪われ続けて来た現実のなか、パレスチナ人は今後いかなる展望をもちうるのでしょうか。 ◆第5回 ダブケ 祝祭の風物詩から抵抗の文化へ 開催日:2024年9月5日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:イスラエルのスナイパーや戦車を前に、臆することなく足を踏みならすパレスチナ人。古き良きパレスチナの農村の光景と結びついて記憶されて来た祝祭の踊り「ダブケ」は、今やパレスチナ人の抵抗の姿を見事に体現させつつ、世界中に広がっています。集団で力強く大地を踏みしめるその明るい踊りが、パレスチナの若者像を提示する重要なツールとなってからおよそ40年。その進化と多様性のなかにパレスチナ社会の底力を確信させてくれるダブケのステップは、無力と無関心をさらし続けて来た国際社会の扉を激しく叩き続ける響きにも聞こえます。 ◆第6回 刺繍する女たち男たち 針仕事という抵抗 開催日:2024年9月19日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:赤色のバリエーションが印象的な、パレスチナの刺繍。それは単なる製品・モノではなく、パレスチナの歴史と文化を刺しながら生まれるパレスチナ人の語り、その背景にある彼らの人生そのものです。2016年にオープンしたパレスチナ・ミュージアムが一年にわたる最初の企画展のテーマに選んだのは、パレスチナの刺繍でした。家庭や共同施設だけでなく、針と糸がひそかに持ち込まれた刑務所でも続く「愛の労働」の姿は、「伝統文化」への私たちの固定観念を打ち砕きます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813802 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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コースタイトル:沖縄・琉球から学ぶ「先住民族の国際NGO活動史」- 宜野湾ちゅら水会CEDAW参加をめざして コース概要:1996年に先住民族として琉球・沖縄から国連に働きかけをするようになってやがて四半世紀を迎えます。世界的に先住民族の地位・権利の向上が叫ばれる中で、相変わらず日本では先住民族はないがしろにされ、その存在すら十分に認識されていません。なぜ、琉球・沖縄の人々は国連に訴えにいくのか?先住民族としての権利や課題とは?琉球・沖縄が先住民族だとしたら、どのように問題解決が可能になるのでしょうか? 上村英明氏(ひでぽんしんしー)をはじめ、琉球・沖縄やアイヌなどの国連活動に取り組んできた実践家を講師に迎えてお話をききます。また、今年秋にPFAS問題や米兵による性暴力など琉球・沖縄の実情を訴えるために国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)日本審査に参加する宜野湾ちゅら水会の動向についても触れていきます。 曜日:月曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター - 金城リンダ(沖縄ナビゲーター、早稲田大学大学院博士課程) - まつだかなこ(ボランティアコーディネーター) - 宜野湾ちゅら水会 - 山城莉乃 ◆第1回 主婦から通訳へ、そして平和運動へ 開催日:2024年7月15日(月)19:00-21:00 講師: レイチェル・クラーク(通訳・国際コーディネイター、「ベテランズフォーピース」終身会員、「核のない世界のためのマンハッタンプロジェクト」会員) 概要: 普通の主婦が二人の子育て中にいきそびれた大学に復帰し、「さぁ、これから!」という時に9.11が起きました。貿易センタービルで働いていた3人の近しい人々のそれぞれの家族と、当事者としての自分にも距離を置き、離婚。シングルマザーでサラリーマンに復帰、大学も英語を教える仕事も続行して9年後の2010年に、国連の核不拡散条約再検討会議に訪れた150名の日本の代表団のにわか通訳をしたのがきっかけで通訳に。 ◆第2回 国連システムを理解する- 人権機構の全体像と先住民族 開催日:2024年7月29日(月)19:00-21:00 講師:上村英明(NPA共同代表、市民外交センター共同代表、恵泉女学園大学名誉教授) 概要:国連は、第2次世界大戦の戦勝国に由来する政府間機構です。それを色濃く残したのが安全保障理事会です。他方、国連は、国際平和を普遍的な人権の実現から達成しようと、国連人権機構をまだまだ発展途上ながら拡大してきました。1980年代から、先住民族の人権宣言を起草する作業をはじめ、いくつかの専門機関を設置するに至りました。先住民族の権利を扱うとは植民地主義に対抗し、近代を見直す作業に他なりません。その道筋を辿ってみたいと思います。 ◆第3回 先住民族の権利を理解する~EMRIPに参加したアイヌ・琉球民族からの報告~ 開催日:2024年8月12日(月)19:00-21:00 講師:八重樫志仁(ウラカウンクル)・まつだかなこ(ボランティアコーディネーター) 概要:7月に国連ジュネーブにて、第17回先住民族の権利に関する専門家機構(EMRIP)が開催され、アイヌと琉球から参加します。当日は、口頭声明やサイドイベントの実施が予定されています。現地の様子や世界中から集まる先住民族との対話の気づきから、今後の先住民族権利回復運動について話します。 ◆第4回 国連「ビジネスと人権」からみる沖縄の現状 開催日:2024年8月26日(月)19:00-21:00 講師:金城リンダ(沖縄ナビゲーター) 概要:企業活動のグローバル化が進む中、企業活動における人権の 尊重が注目されてくるようになりました。国際社会の様々な動向を受け、2011年には「ビジネスと人権に関する指導原則」が国連で採択され、国家とならび企業が人権尊重の主体であることが初めて明記されました。2023年には旧ジャニーズ事務所問題で国連作業部会が本テーマで来日し調査を行いました。現在沖縄で行われている開発の問題について、「ビジネスと人権」の視点で考えてみたいと思います。 ◆第5回 琉球民族の国連活動から理解する(仮) 開催日:2024年9月9日(月)19:00-21:00 講師:親川志奈子さん 概要:準備中 ◆第6回 国連女性差別撤廃委員会を通じて得たマイノリティ女性のエンパワメント 開催日:2024年9月23日(月)19:00-21:00 講師: 朴君愛(ぱく くね) さん(アプロ・未来を創造する在日コリアン女性ネットワーク) 概要:大阪で生まれ育った朴君愛さんは、60代後半のコリアン3世の女性。18歳で民族名を名乗り、大学で民族差別撤廃運動に出会って、新たな人生を歩む。しかし在日コリアンでかつ女性であることで被る複合差別を語れる場を得たのはやっとこの20年。2016年の国連女性差別撤廃委員会の日本政府報告書審査では他のマイノリティ女性たちと連帯して自分たちの声を届けた。マイノリティ女性として活動する朴君愛さんの思いと経験を聞く。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発受講のお申し込みはこちら https://apply.npa-asia.net/categories/2813803 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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コースタイトル:世紀をまたぎ、トランスナショナルに世界を歩いた・・・-アーカイブ的に2024年を逆照射する コース概要:現在の国境線はそこに住む人びとの意志に反して、他から強制されたものが多い。例えば、アフリカの国境は、40%が直線で区切られている。植民地宗主国による図上の作業によって、かつては蛇行する川に沿って暮していた親子、夫婦、兄弟姉妹、親戚などが、無惨にも直線で分断されたのである。普段、川は生活の場として使われて往来は比較的自由だが、いったん紛争などが起こると、たちまち人々の暮らしは、国家の壁によって仕切られ、隣人や親戚が互いに銃口を向け合うことにもなる。また、部族対立も植民地支配が加わった結果、さらに激しくなった。いわば、深層に埋もれた歴史的対立が浮上してくるのである。 今回のシリーズは、1989年のベルリンの壁崩壊直後に期待された「平和の配当」が来なかったことに注目し、20世紀から21世紀にまたがる時期に生じた混乱が今日にまで尾を曳いていることを、番組アーカイブを介して見ていく。 ソ連邦崩壊、EU統合に先立って、東西ドイツが統一したことによって、中央ヨーロッパに巨大な国民国家(nation state)が出現すると、ソ連邦やユースラビア連邦を構成していた共和国群が民族主義(nationalism)に目覚め、それに宗教対立(religious conflict)が加わり、何年にもわたる内戦が続いた。東西冷戦が終わっても、植民地支配は維持され、先進国間の力の外交は続いていた。そこに、これまで伏在していたイスラム勢力が急浮上してきた。アメリカの一国主義が国際テロリズムを誘発し、その「テロとの戦い」と定義された不可解な騒乱の時代が始まり、「内戦」の世界化(globalization)が始まった。四半世紀以上も前の話であるが、その後遺症はいまだ癒えていない。冷戦は終わっていなかったとも言える。 そこで、われわれはナショナルでもインターナショナルでもない、国境を越えていくトランスナショナル(transnational)な視点を積極的に取り込んで取材を継続した。それを「潮流」シリーズと称して、表層、中層、深層の潮流が複雑に絡み合って国境を越えて流れるさまを記録した。現在、黒海沿岸や中東地域、シナイ半島で起こっている先の見えない「戦争」の本質を見極めるためにも、その前史として21世紀の初旬に見え始めた混乱の根を見極めておく必要がある。目の前の戦況に目を奪われていると、なぜこのような惨劇が続くのかがわからなくなり、ついには無関心に流されてしまう。そこで、今も蓄積されつつあるアーカイブの内側に分け入って、国家横断的な人間の「営み」「生」のあり方を見直す。 過去の番組は、固定的に保存されているのではなく、相互のタグ付けを粘り強く継続することで、見えざる連続の根源が見えてくる可能性がある。逆に断絶があるかもしれない。そのときは、その断絶の意味を考える。アーカイブはそれを使う側の想像力に委ねられている。 曜日:火曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オン開催 -オンライン定員:50名 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) コーディネーター: 山岡幹郎(写真家) ◆第1回 国連決議なきコソボ空爆とアメリカ一極主義 開催日:2024年7月9日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:チトーが指導したユーゴスラビア社会主義連邦共和国は、セルビア、コソボ、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルッエゴビナ、モンテネグロ、マケドニアで構成され、非同盟主義を掲げていた。しかし、中央ヨーロッパに巨大な国民国家ドイツが再生したことで、ドイツ語圏のスロベニア、クロアチアなどがまず独立の名乗りを上げた。それに対して、スラブ語圏のセルビアが猛反発した。そこに、ムスリム系のボスニアが加わり、大混乱に陥った。ユーゴスラビア連邦時代の首都ベオグラードを有するスラブ系のセルビアは、分裂に終始反対だった。その集約的表現が、オスマン帝国が残して行ったコソボに対する「民族浄化」(ethnic cleansing)政策であった。ナチスを連想させるこの言葉は、センセーショナルに世界に広がり、アメリカの「国連決議なき」コソボ空爆(1999年)に弾みをつけた。しかし、「民族浄化」は、アメリカの広告代理店の造語だと言われる。こうしたアメリカの一国主義は、その後、2001年9月11日の同時多発テロを招いたとされる。 [映像] ・シリーズ「ユーゴスラビア崩壊~第3回 独立戦争~」 ・NHKスペシャル「民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕~」(2000年) ◆第2回 イスラム潮流から9・11同時多発テロへ 開催日:2024年7月23日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:1999年当時、アメリカのイスラムはユダヤ教徒以上に多かった。多くはイスラム圏からの移住者だったが、貧困層のなかには新しいイスラム教徒を増やしていた。1990年の湾岸戦争で、アメリカ側についたイスラム圏の国々が寄付して、マンハッタンに巨大モスクを建てた。しかし、反発も大きく、例えばフロリダ州タンパのイスラムのイマームが「理由なき逮捕」をされた。こうした措置は、ソ連のスパイを逮捕するときに、安全保障上の理由から逮捕の理由を告げず、釈放するときも理由を告げなかった時代の遺物であり、それがイスラムに多く使われた。後でわかったことだが、世界貿易センターを破壊した飛行機の操縦士は、フロリダのタンパで実習訓練を受けていたという。9・11以降、アメリカのアルカーイダ掃討作戦がアフガニスタンで行われた。その際、多くの容疑者が「不法戦闘員」として捉えられカリブのキューバにあるグアンタナモ基地に収容された。じっさい、それぞれの出身地を調べたところアフガン人以外のほとんどのイスラム圏から連れてこられていたことが判明。しかも、彼らは「戦争捕虜」でも「犯罪者」でもないので、裁判を受ける権利もなく、釈放の理由がないため長期にわたって拘留された。アメリカは、いわば全イスラムを敵に回すことになった。 [映像] ・NHKスペシャル大型企画「イスラム潮流 第3集マンハッタンにコーランが流れる~アメリカ~」(1999年):このとき撮影した破壊前の世界貿易センター・ビルの映像 ・NHKスペシャル大型企画「21世紀の潮流 アメリカとイスラム」第1集「カリブの囚われ人たち~「対テロ戦争」もう一つの最前線~」 ◆第3回「イスラム潮流」の先にロシア最深部の闇が見えた 開催日:2024年8月6日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:メッカ巡礼を取材中に、旧ソ連のコーカサス地方からイスラム教徒が多数来ていたことに注目。ダゲスタン、チェチェンはもともとイスラム教徒の地だった。当時、プーチンはチェチェン攻撃を繰り返していた。それと同時に、東方正教会の活動も盛んになっていた。プーチンが大統領就任のときには、ロシア正教会の大僧正が立ち会っていた。中には、ユダヤ教のシナゴーグまで出現したが、彼らはロシアの弾圧を知っていたので、南に逃れ、イスラエルに結集していた。ロシアの奥深くで何が起こっていたのか。その混乱の中で、多くの若者がイスラム戦士になったり、祖国防衛のロシア兵になったり、旧ソ連時代の英雄だったタタール人が連邦崩壊とともに身の置き場がなくなり鉄道自殺したりした。カザフスタンにはモスクが復活し、コーランを学ぶ若者がたくさんいた。やがて、チェチェンのイスラムによって、モスクワ・アパート爆破事件が起こった。プーチンはアメリカに先駆け「対テロ戦争」につき進んで行った。 [映像] ・NHKスペシャル大型企画「イスラム潮流 第1回 すべてはメッカから始まる~サウジ・ロシア・インドネシア」 ・NHKスペシャル大型企画「激動・地中海世界 第2集 コーカサス回廊を越えて~ロシア・グルジア・イスラエル~」:このなかに、プーチンのロシアに揺れる少数民族がいる。ジョージア正教会の復活、プーチンのアメリカ接近、G7での卑屈な演説、ロシア在住ユダヤ人への配慮) ◆第4回 ディアスポラからみたガザ地区~国家・宗教の枠を超える難しさについて 開催日:2024年8月20日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:ホロコーストの生き残りがパレスチナの地に国家をつくった。しかし、そこにはパレスチナ人が多様な生活していた。パレスチナ人は「犠牲者の犠牲者」になった。ユダヤ人のなかに色濃く残るシオニズムは、他者を寄せ付けない。逆に、ホロコーストを生き残りながらも居場所がないディアスポラ(離散者)としてのユダヤ人も少数ながらいた。パレスチナの隔離壁をこえて、自由なイスラエル人とパレスチナ人の交流があった。 [映像] ・ETV特集「映画ルート181 パレスチナ・イスラエル境界線の記録」(イスラエル人監督エイアル・シヴァン&パレスチナ人監督ミシェル・クレフィが架空の道181号線を行く) ・「こころの時代~ガザに『根』を張る ガザの人権派弁護士ラジ・スラーニ」(2014) ・「こころの時代~紛争からの声を届けて ジャーナリスト、アミラ・ハス」(2017) 以上2番組は、故徐京植氏がそれぞれインタビューし、死の直前に始まったガザ攻撃のことに触れた前説、後説を入れて再放送したもの。 ・「アメリカのパレスチナ人」「兵役拒否~イスラエル・18歳の決断」など ◆第5回 ローマ教皇、動く- イラク戦争前夜のバチカン外交 開催日:2024年9月3日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:宗教、民族、国家を超えた存在としてのローマ教皇ヨハネ・パウロ2世は、イラク戦争前夜、アメリカとイラクに対して、枢機卿を現地に派遣し、平和のための外交を行なった。アメリカは、イラクの核開発に過剰反応し、国連の査察が核の発見ができないうちに、国連決議なき戦争を始めた。その理由は、アメリカが当てにしていた国連の理事会のメンバーの中にカトリック国があり、教皇が戦争に反対していることから自らの政治力が及ばないことを知ったからである。そもそもの開戦決議案を姑息にも降ろし、それ以前の査察に協力的でないことを制裁の根拠とする決議案を復活させ、強引にイラク攻撃を開始した。コソボ空爆に次ぐ暴挙である。ローマ法王の「殺すな」の一言が、世界の宗教を結び、声なき人々をつないだ。無力であるがゆえに重みをもった瞬間を世界が受け止めた。 [映像] ・NHKスペシャル「ローマ教皇、動く~バチカン外交~」(2004年) ◆第6回 ユーラシア21世紀の潮流、中央アジアを貫く道 開催日:2024年9月17日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:ユーラシアの語源は、europとasiaの合成語である。イスラムの勢力圏的にはアラビア語圏、ペルシャ語圏の北側トルコ語圏を結ぶ道である。一部は、かつてのシルクロードと重なる。トルコから中央アジアを経て新疆ウイグル自治区にいたるライン、ここにも複雑な歴史を持つ国境がある。NHK取材班は、パキスタンのカラコルム・ハイウエイを北上し中国との国境まで行ったが、そこから先にはいかれず、一度、北京に戻ってから新疆ウイグル自治区に入る予定だった。しかし、中パ国境からの帰り道、車が崖下に転落し、パキスタン人の運転手とNHKスタッフ3人が即死するという事故が起こった。このときのディレクターは、かつてシルクロードの担当者で、新旧の道を重ねて描くという壮大な企画を持っていた。今回、彼が何をイメージしていたのかを考える。 [映像] ・NHKスペシャル「ユーラシア・21世紀の潮流」(2002年) ・「シルクロード」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813804 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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[コース15] NPAオープンテラスPart6(オムニバス講座) - NPA(講師)との出会い・学び・ネットワーク - 実践市民平和学 コース概要:2020年5月にスタートしたNPAも第13期を迎えました。この間1300個以上の市民社会の講座がアーカイブ記録となり、地域と階層を越えた新しいネットワークが形成されて参りました。NPAでは多くの講座で講師と受講生の自由な質問と討論が行われていますが、もっと講師との議論や話し合いをしたいという声がよせられています。NPAオープンテラスは、講師と受講生が自由テーマでゆっくり議論する新しい交流と討論の空間になることを目指しています。NPA第12期までの成果と限界を論じていただき、今の時代に、市民ができる平和学・平和実践の新しい提案などもどんどんお話しください。 曜日:水曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 李泳采(恵泉女子学園大学) ・蓑田瑞恵(NPA事務局) ◆第1回 市民哲学ー戦争の時代を問う(1) 開催日:2024年7月10日(水)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ攻撃などで、第二次世界大戦後に構築されてきた「人権」や「人間の尊厳」といった普遍的尺度が崩壊しつつある、という見方が出てきています。はたして、そうか。プーチン大統領やネタニヤフ首相が「戦争犯罪」の刑事責任を問われるという事態の歴史的な意味を考えます。 ◆第2回 日本経済の2つの顔 開催日:2024年7月24日(水)19:00-21:00 講師:白川真澄(ピープルズプラン研究所) 概要:日本経済は2つのまったく異なる顔を見せている。株価が4万円近くにまで値上がりし、企業の利益はトヨタの5兆円など過去最高になっている。他方で、名目賃金が上がっても実質賃金は24カ月連続のマイナスで、物価高が人びとの消費支出を抑えこんでいる。岸田首相は春の大幅賃上げと1人4万円の定額減税で実質所得が増えて消費も活性化し、経済が再び成長すると主張しているが、本当だろうか。インフレや円安を引き起こしている日本経済の構造変化に光を当ててみたい。 ◆第3回 労働力不足時代の経済 開催日:2024年8月7日(水)19:00-21:00 講師:白川真澄(ピープルズプラン研究所) 概要:いま、ホームヘルパーが足りないために自宅で介護を受けられない人が増えている。運転士になる人がいないために路線バスが廃止されたり減便されて「生活の足」が奪われている。人口減少に伴う労働力不足が、私たちの命や生活を支えるエッセンシャルワークの場を直撃している。希少な資源になりつつある労働力が、儲けは大きいが社会的必要性のない「ブルジッド・ジョブ」で使い捨てられていないだろうか。なぜ、ケアを中心にした経済へ転換する必要があるのか、明らかにしたい。 ◆第4回 日独市民交流の意味を改めて考える 開催日:2024年8月21日(水)19:00-21:00 講師:木戸衛一(大阪大学・日本平和学会理事) 聞き手:上村英明(NPA共同代表) 概要:現代ドイツ政治を専門として、小田実さんが始めた日独市民交流にもかかわってきた木戸さん。現代ドイツの歴史に向き合う歩みとその姿勢は、現在の日本社会の歴史認識に何を示唆しているでしょうか。同じ敗戦国でも、戦後別の道を歩んできたドイツと日本の市民社会は、ヨーロッパと東アジアの平和のためにどういう役割を担っていく必要があるでしょうか。NPA共同代表の上村英明さんが、日独で平和活動をしてきた木戸さんにその思いを引き出していきます。主な著書:『ベルリン 過去・現在・未来』(編著、三一書房、1998)、『平和研究入門』(編著、大阪大学出版会, 2014)、『変容するドイツ政治社会と左翼党―反貧困・反戦』(耕文社、2015)、『若者が変えるドイツの政治』(あけび書房、2022)など多数ある。 ◆第5回 戦後補償運動から見えてきた日本社会の歴史認識 開催日:2024年9月4日(水)19:00-21:00 講師:有光健(シべリア抑留者支援・記録センター代表世話人) 聞き手:上村英明(NPA共同代表) 概要:有光さんは、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業してから、日本アジア・アフリカ作家会議、アジア人権基金などを経て、アジアの人権問題、戦後補償問題に取り組んでいます。20年以上にわたってシベリア抑留体験者らを支援し、2010年シベリア特措法制定に尽力しました。戦後補償ネットワーク世話人、シベリア抑留者支援・記録センター代表世話人、元大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員を歴任した有光さん。 NPA共同代表の上村英明が、戦後補償運動に関わった背景、長年の戦後補償運動の歩みから見えてきた日本の歴史認識の実情とその課題について引き出していきます。著書:『未解決の戦後補償』(創史社、2013)、 『未解決の戦後補償Ⅱ・戦後70年・残される課題』(創史社、2015)など。 ◆第6回 市民哲学ー戦争の時代を問う(2) 開催日:2024年9月18日(水)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:ガザやウクライナの事態、「台湾有事」や朝鮮半島をめぐる情勢、その他、日本と世界の「現在地」を見ながら、新たな「戦争の時代」をどのような視点で捉え、問うていくのかについて、問題提起します。それを受けた、自由な意見交換の場にしたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813805 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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コースタイトル:ドイツの記念碑・記念館巡り コース概要:19世紀以来ドイツ各地に建てられたさまざまな記念碑・記念館は、身近な存在で、しかも人々の歴史認識の醸成に少なからぬ役割を果たしてきました。それらは、国民を戦争に駆り立てたものもあれば、ナチズムや戦争を深く反省しているものもあります。そこで今期は、こうした記念碑・記念館を丁寧に見て回り、その今日的な意味合いを考えたいと思います。半分観光気分で参加してみてください。 曜日:金曜日 原則隔週 時間:19:00~21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 講師:木戸衛一 プロフィール 1957年生まれ。東京外国語大学卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、ベルリン自由大学博士。大阪大学大学院招へい教授。ライプツィヒ大学・ボーフム大学客員教授を歴任。日本平和学会理事。ドイツ現代政治・平和研究専攻。著書に『平和研究入門』(編著、大阪大学出版会、2014年)、『変容するドイツ政治社会と左翼党』(耕文社、2015年)、『若者が変えるドイツの政治』(あけび書房、2022年) 、『希望の共産党』(共著、あけび書房、2023年)、『戦争と平和主義』(共著、いのちのことば社、2023年)など。 ◆第1回 諸国民の戦い記念碑(ライプツィヒ)―ナショナリズムの痕跡 開催日:2024年7月19日(金)19:00-21:00 講師:木戸衛一(大阪大学・日本平和学会理事) 概要:日本の「明治維新」より3年遅い1871年、ドイツはプロイセン王国の主導で統一国家となり、第二帝政が始まりました。新たに生まれた国民国家は、国民がおしなべて「自分たちは同じドイツ人だ」という意識を持ってもらう必要がありました。もろもろの記念碑は、この国民統合に重要な役割を果たし、ナショナリズム・国威発揚を促しました。大作曲家バッハで有名なライプツィヒにある「諸国民の戦い記念碑」は、その代表格です。 ◆第2回 ラベー海軍栄誉碑ー第一次世界大戦の残像 開催日:2024年8月2日(金)19:00-21:00 講師:木戸衛一(大阪大学・日本平和学会理事) 概要:近代ドイツは軍国主義を肥大化させ、第一次世界大戦に突入していきました。人類史上初の総力戦は、ドイツでもおびただしい数の戦没兵士記念碑を生み出しました。また、キール郊外にあるラベー海軍栄誉碑は、日本の靖国神社と同列には論じられないものの、文字どおり軍隊の「栄誉」を称える施設で、今日的な観点から見るとさまざまな危うさを感じさせますし、実際靖国神社と直接関係があります。 ◆第3回 反戦博物館(ベルリン) 開催日:2024年8月16日(金)19:00-21:00 講師:木戸衛一(大阪大学・日本平和学会理事) 概要:1925年、無政府平和主義者のエルンスト・フリードリヒは、世界で最初の反戦博物館をベルリンの地にオープンしました。その展示内容は、『戦争に反対する戦争』の復刻版(龍溪書舎、2021年)から窺い知ることができます。フリードリヒはなぜ、反戦博物館という着想を得たのでしょうか? 反戦博物館はナチ時代、突撃隊の施設に変えられた後解体されてしまいましたが、第二次大戦後の東西分断時代、西ベルリンと東ベルリンでそれぞれ復活し、統一後も2箇所で活動を続けています。 ◆第4回 「運動の首都」ミュンヒェン 開催日:2024年8月30日(金)19:00-21:00 講師:木戸衛一(大阪大学・日本平和学会理事) 概要:1923年、新興政党のナチ党(国民社会主義ドイツ労働者党)を率いるヒトラーが、ルーデンドルフ将軍とクーデターを図ったミュンヒェンは、ナチスによって「〔ナチ〕運動の首都」と名付けられました。他方ミュンヒェン大学は、戦時下の1943年、ショル兄妹が反ヒトラーの「白バラ通信」を撒いて逮捕された舞台となりました。ナチ党への支持と抵抗、このバイエルン州の州都で今日見学できる各種記念館をご紹介します。 ◆第5回 強制収容所の爪跡 開催日:2024年9月13日(金)19:00-21:00 講師:木戸衛一(大阪大学・日本平和学会理事) 概要:強制収容所は、ナチ暴力支配の象徴的存在です。それは、被疑者が司法手続き抜きで送り込まれ、拷問に晒される無法地帯でした。この強制収容所は、ミュンヒェン郊外のダッハウに始まり、約1000箇所に広がっていきました。しかも、1942年1月のヴァンゼー会議で「ユダヤ人問題の最終的解決」が決まると、ドイツの外では、文字どおり工場のようにユダヤ人をガス殺していく絶滅収容所が建設されました。今日ドイツでは、少なからぬ強制収容所が記念館となっており、その代表的施設をご紹介します。 ◆第6回 ドイツ抵抗記念館(ベルリン) 開催日:2024年9月27日(金)19:00-21:00 講師:木戸衛一(大阪大学・日本平和学会理事) 概要:第一次世界大戦終結時の「11月革命」とは異なり、第二次大戦でドイツ人は、1945年5月8日に無条件降伏に至るまで、あのナチ暴力支配を支え続けてしまいました。しかし.、過大評価は禁物ですが、ナチ独裁へ]の抵抗運動も多様に存在しました。当時のドイツ国防省の建物は、1944年7月20日ヒトラー暗殺未遂事件の舞台となり、現在は「ドイツ抵抗記念館」として公開されています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813806
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コースタイトル:戦争と捕虜その2- 地獄船・捕虜日記・医療・将校・赤十字・朝鮮人と中国人 コース概要:アジア太平洋戦争中、南方の占領地から連合軍捕虜36000人が日本に連行され、国内130か所の捕虜収容所に収容された。彼らは炭鉱、軍需工場、造船所などで使役され、過酷な生活により約1割が死亡した。その実態を、「地獄船」と呼ばれた輸送船の旅、捕虜たちが密かに書いた日記、医療の状況と捕虜病院、将校の収容所、赤十字の人道活動、同じ労働現場で働かされた朝鮮人や中国人との対比など、さまざまな角度から見ていく。 曜日:水曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オン・オフ開催 -オンライン定員:50名 講師: コーディネーター: -内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授) - 許美善(恵泉女学園大学院) ◆第1回 「地獄の航海」と門司収容所 開催日:2024年7月17日(水)19:00-21:00 講師:笹本妙子(POW研究会会員) 概要:捕虜たちを南方から日本に運んだ輸送船の旅は悲惨で、別名「地獄船」と呼ばれた。捕虜たちは狭く不衛生な船倉にすし詰めにされ、多数が病死、さらに米軍の魚雷攻撃や空爆により何隻もの船が沈没し、航海中の死者は11000人以上に及んだ。辛うじて日本にたどり着いた捕虜たちも疲弊の極みにあった。航海の状況、彼らを受け入れた門司港や門司収容所の実態、そして味方の兵士の犠牲をもいとわずに攻撃する戦争の非情さについて考える。 ◆第2回 捕虜の日記から見えてくるもの 開催日:2024年7月31日(水)19:00-21:00 講師:村田則子・井上拓也(POW研究会会員) 概要:捕虜たちが日本人の目を盗んで密かに書いた日記は、捕虜生活の実態を知る上で欠かせない貴重な資料となっている。「死の鉄道」と呼ばれた泰緬鉄道や輸送船の沈没などを生き延び、山形県酒田の収容所に送られた豪軍医ローリー・リチャーズ。「セイロンの救世主」と呼ばれながら捕虜となって横浜や長野県諏訪の収容所に送られたカナダ空軍のレナド・バーチャル少佐。彼らが書いた日記を通して、捕虜生活の実態を見ていく。 ◆第3回 捕虜の医療と捕虜病院 開催日:2024年8月14日(水)19:00-21:00 講師:笹本妙子・田村佳子(POW研究会会員) 概要:捕虜たちは過酷な労働や栄養不足により様々な病気に罹ったが、収容所の医療体制は貧弱で、死亡者が相次いだ。重症患者は陸軍病院または捕虜病院に送られた。東京管区には品川捕虜病院、大阪管区には最初は市岡病室、次に神戸捕虜病院が開設された。捕虜への生体実験が行われた品川病院、「患者の惨状は目をそむけたくなるほど」と言われた市岡病室、日本人医師と捕虜医師との協力によって献身的な医療が施された神戸病院。それらの実態を概観する。 ◆第4回 将校の収容所—-善通寺と六呂師 開催日:2024年8月28日(水)19:00-21:00 講師:笹本妙子・稲塚由美子(POW研究会会員) 概要:捕虜の中でも将校と一般兵(下士官兵)は扱いが画然と違っていた。一般兵は労働を強いられたが、将校は免除され、日本人将校と同額の給料が支払われた。「無為徒食」の将校は1943年1月頃から四国の善通寺収容所に集められ、その比率は約85%となった。しかし本土決戦の可能性が高まってきた1945年6~7月、将校は全員内陸部の収容所に送られ、福井県の六呂師には将校だけの収容所が設置された。善通寺と六呂師、その存在意義と実態は? ◆第5回 赤十字の人道活動 開催日:2024年9月11日(水)19:00-21:00 講師:小宮まゆみ・福永徳善(POW研究会会員) 概要:赤十字国際委員会(ICRC)から届く救恤品、特に「食料小包」は、食料や医薬品の不足にあえぐ捕虜や抑留者たちの命綱だった。またICRC代表や日本赤十字代表の訪問は、過酷な捕虜生活・抑留所生活の改善を訴える貴重な機会となっていた。捕虜・抑留者と故国の家族をつなぐ手紙や電報もICRCと日本赤十字によって運営された。これら赤十字の人道活動はどのように行われ、捕虜・抑留者の生活にどのような影響をもたらしたのかを解説する。 ◆第6回 連合軍捕虜と朝鮮人、中国人 開催日:2024年9月25日(水)19:00-21:00 講師:高田ミネ・木村昭雄・笹本妙子/花岡平和記念会:岩間敏明(POW研究会会員) 概要:捕虜たちが使役された労働現場では朝鮮人や中国人も多数働かされていた。彼らは作業場所も宿舎も隔てられていたが、密かな交流もあった。朝鮮人、中国人は捕虜より劣悪な環境に置かれていた。新潟の海陸運送(現リンコーコーポレーション)で使役された中国人は戦後、同社に対して賠償訴訟を起こした。多数の中国人が虐殺された「花岡事件」が発覚したのは、GHQによる花岡収容所の調査がきっかけだった。捕虜、朝鮮人、中国人の労働実態を比較対照する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813807
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コースタイトル:時事ニュースで読む韓国社会と韓国語 コース概要:本コースは、韓国の時事ニュースなどを通して韓国語を学ぶ講座です。毎回2分ほどの、さまざまな分野のニュース素材を取り上げ、関連する韓国語表現を学び、聞き取り練習、対訳を行います。さらに、そのニュースの背景について理解を深めます。毎回、ハングルテキストの起こしや対訳資料を事前に提供します。 曜日:火曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員20名 講師: - 韓興鉄(翻訳家) コーディネーター: - 蓑田瑞恵(NPA事務局) ◆第1回 報道自由度、47位から62位に 問題は? 開催日:2024年7月16日(火)19:00-21:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:「国境なき記者団」が発表した2024年の世界報道自由度ランキングで、韓国は62位。前年の47位から大きく順位を下げました。韓国についての説明には、政権が公共放送に関わる人事に影響力があり、報道の独立性が脅かされる可能性があることが指摘されています。第1回は、2024年の世界報道自由度ランキングを報じた韓国のニュース番組を素材に韓国語を学びます。 ◆第2回 アジアの移住のハブに 慶尚北道が移民政策マスタープランを発表 開催日:2024年7月30日(火)19:00-21:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:出生率の低下やそれに伴う地方の消滅危機が深刻な問題になる中、慶尚北道は4月、移民の誘致から社会統合までの支援を盛り込んだ移民政策マスタープランを発表しました。特に、これまで国の管轄であったビザの発行に対し、地方自治体がある程度関与できるようにするなどの提言が盛り込まれているのが特徴です。第2回は、慶尚北道の移民政策マスタープランを報じた韓国のニュース番組を素材に韓国語を学びます。 ◆第3回 韓国生まれのパンダ、フーバオが中国へ返還 開催日:2024年8月13日(火)19:00-21:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:韓国生まれのジャイアントパンダのフーバオが、4月、中国に返還されました。フーバオは2020年7月、韓国で初めて自然繁殖に成功したジャイアントパンダで、愛くるしい仕草で人々を魅了し、コロナ禍で苦しむ人々の癒しになってきました。第3回は、パンダのフーバオの歓送イベントと韓国で過ごした日々をまとめた韓国のニュース番組を素材に韓国語を学びます。 ◆第4回 今年もソウル広場は使えなかったが…クィア・フェスティバル開催 開催日:2024年8月27日(火)19:00-21:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:LGBTQ+の祭典、クィア・カルチャー・フェスティバル。韓国では、性的マイノリティや規範的な性のカテゴリに当てはまらない人々を意味する「クィア(Queer)」を用いたクィア・カルチャー・フェスティバルをソウルや仁川、大邱などで開催してきました。ソウルでは6月1日に開催されましたが、ソウル市側は昨年に続き今年もソウル市庁前広場を別団体に優先的に使用させたため、他の場所で実施するしかありませんでした。第4回は、ソウルで開催されたクィア・カルチャー・フェスティバルを報じた韓国のニュース番組を素材に韓国語を学びます。 ◆第5回 年金のあり方を市民代表500人が議論 開催日:2024年9月10日(火)19:00-21:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:少子高齢化が急速に進む中、韓国では現在の年金制度だと2055年には年金基金が枯渇してしまうと予想されています。そのため年金制度の改革が不可欠ですが、国民の意見を取り入れる方法として、今年1月、国会の年金改革特別委員会傘下に「年金改革公論化委員会」を設け、市民代表500人が参加する熟議討論会を行いました。この結果は国会での年金改革の議論に反映される予定ですが、市民代表団はどういう選択をしたのでしょうか。第5回は、年金改革に関する市民代表の討論会の結果を報じた韓国のニュース番組を素材に韓国語を学びます。 ◆第6回 歌番組『한일가왕전(日韓歌王戦)』が韓国で好視聴率を記録 開催日:2024年9月24日(火)19:00-21:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:今年4月から6月まで、韓国MBNテレビで6回にわたって放送された歌番組『日韓歌王戦』(日本ではWOWOWとABEMAで放送)。歌番組では異例といわれる10%台を記録し、各歌手が歌っているYouTube動画の中には再生回数が300万回を超えるものもあるほど、人気を博しました。日韓の女性歌手それぞれ7人が対決する形で行われましたが、日本の歌謡曲や演歌がこれほどまとまってテレビ番組で流れたことはなく、韓国の視聴者にとっても新鮮だったようです。第6回は、『한일가왕전(日韓歌王戦)』の人気を報じた韓国のニュース番組を素材に韓国語を学びます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813808
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コースタイトル:ちょこっと入門コース Part3 コース概要:第11期から試験的にスタートしたNPAの韓国語初級講座。これまでハングルの読み方や簡単なあいさつ、自己紹介、実践会話表現を学びました。今期は、韓国語のうちとけた丁寧形である「ヘヨ体」の作り方や、日常的に使う基礎単語を使った練習をしていく予定です。以前、韓国語を習ったことはあるけど、またチャレンジしてみたい方、大歓迎です。受講される方には、教材(PDF)を事前に配布します。 曜日:水曜日 原則隔週 時間:11:00-13:00 開催方法:オンライン開催・定員20名 講師: - 韓興鉄(翻訳家) コーディネーター: - 蓑田瑞恵(NPA事務局) - 日比野千佳(NPA事務局) ◆第1回 주말에 시간이 있어요? (週末、時間はありますか?) 開催日:2024年7月24日(水)11:00-13:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:「있어요(あります)」「없어요(ないです)」と、曜日などを組み合わせて相手の都合を聞いたり答えたりする練習をしてみましょう。また、身近なものの単語を使ってあるかないかを聞いたり答えたりする練習をしてみましょう。 ◆第2回 오늘 저녁은 뭐 먹어요? (今日の夕食は何を食べますか?) 開催日:2024年8月21日(水)11:00-13:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:第2回と第3回は用言の「ヘヨ体」を4つのパターン別に分けて作り方を理解し、慣れる練習をしていきましょう。また、疑問詞と「ヘヨ体」を組み合わせた質問に、答えてみましょう。 ◆第3回 보통 몇 시에 일어나요? (普段、何時に起きますか?) 開催日:2024年9月18日(水)11:00-13:00 講師:韓興鉄(翻訳家) 概要:第2回に引き続き、「ヘヨ体」の作り方を学びます。そして、朝起きてから、夜寝るまでの1日の主な行動を韓国語で言ってみましょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813808 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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コースタイトル:ほしい未来をつくるために人びとの経験から学ぶ歴史実践 コース概要:環境運動の歴史、現状と今後の展望をテーマとして、さまざまな市民運動、NPO・NGO活動の実践者や研究者をゲストに迎えてお話いただきます。ただ過去の事実を知ることが目的ではなく、その運動経験や調査研究を踏まえて、持続可能な社会に向けた今後の環境や社会のあり方について考える歴史実践の機会とします。今期は、それぞれのゲストの視点から、生協運動、社会的連帯経済、リサイクル運動、震災復興、地域づくり、島おこし、アジアの農村開発、戦争遺産保存運動、環境権などの話題が取りあげられます。 曜日:火曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: 松村正治(環境NPO代表、大学教員) ◆第1回 生活クラブ神奈川の運動と事業、めざすこと 開催日:2024年7月16日(火)19:00-21:00 講師:半澤彰浩(生活クラブ生協・神奈川) 概要:設立53年目をむかえる生活クラブ生活協同組合(神奈川)の運動と到達点と課題について現在を起点においてお話します。神奈川の中でいま、どこに向おうとしているか、食、エネルギー、たすけあい(福祉)、働く場づくりなどを中心に具体的な実践と展望を社会的連帯経済の視点からも話題提供します。 ◆第2回 「衣」を通して地域課題と向き合う 開催日:2024年7月30日(火)19:00-21:00 講師:吉田恵美子(NPO法人ザ・ピープル、(一社)ふくしまオーガニックコットンプロジェクト) 概要:福島県いわき市において、古着を燃やさない社会をつくろうと33年間取り組んできた市民団体がある。私自身はその前理事長として、活動の創成期から関わり続けてきた。そして、東日本大震災という人類初の複合災害の現場で、時々刻々と変化する地域課題に向き合うことでその活動を変化させ、有機農法での在来種茶綿栽培を手掛けるに至った。一地方都市での環境問題への取組み事例を紹介したい。 ◆第3回 アジア学院から学ぶ「持続可能な農村開発とは何か」 開催日:2024年8月13日(火)19:00-21:00 講師:大柳由紀子(学校法人アジア学院) 概要:アジア学院の設立の目的と経緯、現在の活動(農村指導者研修とオープンラーニング)、卒業生の活動を通して、本当に必要とされる持続可能な社会の実現を考えていきます。 あなたは社会正義をどう定義しますか?私たちは「世界の人がひとりの例外もなく、分かち合う喜びを感じながら豊かな食卓につくことができること」と考えています。では豊かな食卓とは何でしょうか?一人の例外もなく、とはどのように実現していけるのでしょうか? ◆第4回 松代大本営 保存運動から公開へ その道筋 開催日:2024年8月27日(火)19:00-21:00 講師:飯島春光(NPO法人松代大本営平和祈念館) 概要:アジア太平洋戦争末期、本土決戦・国体護持の拠点として3つの山に掘られた松代大本営地下壕。ロ地区舞鶴山は気象庁地震観測所として利用されてきたが、イ地区とハ地区の二つの地下壕は放置されてきた。1980年代に始まった保存運動により、イ地区象山の地下壕を公開。小中高校生や大学生、一般の人々が次々に訪れ、戦争の本質を学んでいる。保存運動がどのように進められ、どんな学びの姿があるか報告したい。 ◆第5回 文化力のある地域は滅びない―西表島の石垣金星さんとの出会い 開催日:2024年9月10日(火)19:00-21:00 講師:安渓遊地・安渓貴子(生物文化多様性研究所) 概要:野生の楽園、ヤマネコの島として知られる西表。その島に生まれ育った石垣金星さんは、大企業による土地の買い占めや、骨董品めあての墓荒らしで沈みかけている故郷を救おうと、体操のオリンピック選手になる予定を変更して復帰直前の島にもどった。その後の島おこし運動や、染織工房の立ち上げ、西表をほりおこす会を通した文化復興の取り組みなどの波乱の人生にどっぷりつきあった半世紀を、島に魅せられた研究者夫妻が熱く語る。 ◆第6回 松下竜一「環境権」思想の再考−豊前火力発電所建設反対運動の思想と実践 開催日:2024年9月24日(火)19:00-21:00 講師:中島弘二(金沢大学) 概要:1970年代に豊前火力発電所建設反対運動を展開した松下竜一の「環境権」思想の内容を再考するとともに、その現代的意義について検討したい。松下は海の恵みを享受する権利は漁業者のみならず万人に共有されるものであるとして生活者の側から「環境権」を再定義するとともに、法廷闘争における大分弁の使用や裁判長に海の恵みを一緒に食べようと提案するなど、自らの生活知に根ざしたユニークな運動を展開した。このような運動の思想と実践が現代に投げかけるものを検討したい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813809
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【サマープライス!】 コースタイトル:今アジアを読む -韓国、沖縄、台湾、インドネシア コース概要:アジア市民社会ネットワーク(CENA:Civil Education Network in Asia)とは、2012年以降、韓国、台湾、タイ、インドネシアの大学や市民団体など9団体で立ち上げたネットワークです。CENAは、各地域の持ち回りで、毎年50名~100名規模のアジアサマースクールを開催してきました。新時代アジアピースアカデミー(NPA)が目指している日本とアジア市民ネットワークの拡大を実現していくために、CENAネットワークを引き受けてアジアの共同活動を続けています。NPA第13期では、東アジアの各国の今の情勢を読み取り、アジア各国や地域の民主主義課題や市民社会の政治介入の現状を共有し、アジア市民連帯の可能性を分析していきます。特に2024年には東アジア各国で重要な選挙があるので、選挙前後の社会情勢を引き続き解説していきます。基本日本語によるセクションで、アジア各国の講師は韓国語や英語から日本語の通訳を付けていますので、安心してご参加ください。東アジアの今を共同で学び、日本とアジアの市民連帯のあり方を考えていきましょう。 曜日:日曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 李泳采(恵泉女学園大学) - 蓑田瑞恵(NPA事務局) - 津留歴子(NPA共同代表、カカオキタ社アドバイザー) *英語・日本語・韓国語の通訳付き ◆第1回 2024年4月総選挙以降、韓国進歩運動の現状と課題 ‐正義党はなぜ大衆からの支持を失ってしまったのか 開催日:2024年7月14日(日)19:00-21:00 講師:崔ソンヨン(韓国・聖公会大学、正義党党員) 概要:去る2024年4月の総選挙で、韓国野党は歴代選挙史上、最大の議席を確保しながら、尹 錫悦保守政権を「心理的な弾劾」状況に追い込みました。国民による「民主化運動の勝利」とも言える選挙で、韓国進歩運動を代表する「正義党」は議席「0」という大惨敗の結果になり、党の存立基盤そのものが危うい状況になりました。韓国民主化運動と労働運動を軸とした革新運動を担ってきた正義党に何か起きているのでしょうか。正義党の若手党員として、党の青年活動をリードしてきた当事者が、韓国革新運動の現住所を分析します。 ◆第2回 国家災難の取り組みからみた韓国社会 - セウォル号・梨泰院参事を再考する 開催日:2024年7月28日(日)19:00-21:00 講師:崔ソンヨン(韓国・聖公会大学) 概要:2014年4月16日、修学旅行へ行っていた300名以上の高校生が、船が沈没し、死亡する大参事が起きました。海洋警察も、政府も、自治体も、だれもその学生らを助けることができず、船の沈没と一緒に消えていく命は、韓国社会に「これが国家なのか」という疑問をもたらし、当時の朴槿恵大統領が弾劾される背景にもなりました。しかし、尹 錫悦保守政権が登場して間もなくの、2022年10月、ソウルの梨泰院のハロウィーンで集まった人々が集団で倒れて158名が死亡する参事が再び発生しました。警察の安全措置も乏しく、多くの命がまたも犠牲になることで、国家の存在の意味が再び問われる事件となっています。なぜ韓国ではこのような国家災難が後を絶たないのでしょうか。国家災難と国家暴力とはどういう関係があるでしょうか。社会運動陣営はこのような災難にどういう取り組みで対応しているのでしょうか。国家災難をキーワードに、韓国社会運動におけるその議論の課題を論じていきます。 ◆第3回 沖縄の県議選挙から見えた日本政治の課題 開催日:2024年8月11日(日)19:00-21:00 講師:徳森りま(早稲田大学) 概要:2024年6月16日、沖縄県議選が行われます。沖縄の県民たちはあらゆる選挙で一貫して、基地反対の民意をあらわしていますが、なぜ県民の声が日本政府や中央政治に反映されないのでしょうか。沖縄県民の意思が無視されている日本政治の構造的な問題点とその課題を論じていきます。 ◆第4回 台湾の労働運動は新政権にどう向き合うのか - その歴史と現状 開催日:2024年8月25日(日)19:00-21:00 講師:陳信行(台湾・世新大学社会発展研究所) 概要:87年民主化以前、台湾の労働運動は体制による弾圧のなかで自律的な労働運動の挫折を経験しています。90年代以降、台湾の労働運動は社会変革の一羽を担いながら多くの変化と成長を成し遂げています。台湾の民主化と産業化、そして中国との経済交流が増えているなか、台湾における労働運動の役割とは何でしょうか。頼清徳新政権の労働政策に対して、労働組合はどういう期待と対応を準備しているのでしょうか。労働運動を専門としてきた台湾の研究者兼労働運動家から、台湾労働運動の歴史と現状、課題に関して語っていただきます。 ◆第5回 ジョコウィ政権の評価と新政権の課題 - 10月プラボウォ新政権の就任に際して 開催日:2024年9月8日(日)19:00-21:00 講師:Irawan Jati(Universitas Islam Indonesia Dosen) コメント:津留歴子(NPA共同代表、カカオキタ社アドバイザー) 概要:2024 年 2 月に実施されたインドネシア大統領選挙では、プラボウォ・スビアント国防相が勝利し、10月に大統領として就任する予定となりました。一方、同日実施された国民議会選挙において、プラボウォ氏を支持する政党連合は過半数に届かず、今後、連立形成が政権運動の鍵となっています。プラボウォ氏は、ジョコ・ウィドド政権の成長重視の経済政策を継承する方針を掲げてはいるものの、その経済政策や外交政策にどういう変化があるでしょうか。 10月の新大統領の就任に先立って、インドネシア新政権の展望を現地の専門家が分析します。 ◆第6回 ミャンマー政治体制の特徴 - ナショナリズムの変遷とクーデター後の社会情勢 開催日:2024年9月22日(日)19:00-21:00 講師:蓑田瑞恵(恵泉女学園大学院修了) 概要:1948年の独立から最初のクーデターまでの十数年、またいわゆる民政移管と呼ばれた2011年からの10年、この2つの期間を除けば、実施的に半世紀以上という長期に亘って軍事政権がこの国を支配してきた。何がこの国の民主化を阻むのか・・・英国植民地時代、1920年代のナショナリズムの高揚に伴って結成された「我らビルマ人こそビルマの主人」を意味するタキン党は、やがて抵抗運動を展開する独立義勇軍(BIA)へと発展、更にその系譜は現在の「国軍」へとつながっていく。本講座ではミャンマーにおけるナショナリズムの変遷と2021年クーデター後の社会情勢を確認する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813810
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コースタイトル:鳥井一平の「アジア労働者連帯」と李泳采の「もう一つの韓流20年」 コース概要:日本の在留外国人は2022年末に307万人となり、多民族多文化共生による「移民社会」はすでに始まっています。しかし、90年以来30年以上、外国人労働者を受け入れてきた日本社会は、受け入れに見合った社会になっているでしょうか? [戦後労働運動と労働問題」コース、前回の第11期では、アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された日本の移住労働者問題のスペシャリストである、NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」共同代表理事・鳥井一平本人より、移住労働者の犠牲の上に立っている社会構造の現状と、労働運動家として生きて闘ってきた歩みをお話しいただきました。大好評の鳥井さんの労働運動の解説を、第13期にも続編として開催します。 第13期では、前半3回にわたり、アジア労働者との連帯運動からみた日本社会と日本の労働運動の現状と課題をとりあげます。 また、後半3回では、2004年「冬ソナ」放送以降、始まった韓流ブームの20年に立っている今日、日本とアジアの関係はどう変わっているのか、もう一つの韓流を切口に日本社会の変化と日韓関係を展望してみます。 労働運動と韓流を同時に考えるという珍しいコラボレーションですが、日本とアジアを繋ぐ労働者と韓流を通じて、日本のアジアとの向き合い方を考えてみます。 曜日:金曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 講師:鳥井一平(【移住連】共同代表理事) コーディネーター: -李泳采(恵泉女学園大学) 講師プロフィル 鳥井一平 (とりい いっぺい) 「特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク」【移住連】代表理事 1953年大阪府生まれ。「特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)代表理事。全統一労働組合外国人労働者分会の結成を経て、93年の外国人春闘を組織するなど、外国人労働者を長年サポートし続け、2013年には米国務省が「人身売買と闘うヒーロー」に日本人として初選出、表彰された。19年9月にはNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも特集された。近著に『国家と移民 外国人労働者と日本の未来』(集英社新書)がある。『国家と移民 外国人労働者と日本の未来 集英社新書』より。◆推薦◆姜尚中氏(政治学者)「民族や文化の背景が違う人たちと助け合える社会になれば、何としなやかで、素敵な日本になることか!」 参考 移住連HP https://migrants.jp/index.html 全統一労働組合HP http://www.zwu.or.jp/ ◆第1回 アジア労働者連帯運動から難民政策を考える 開催日:2024年7月12日(金)19:00-21:00 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ◆第2回 日本の労働運動の再建に向けて(1)- 非正規雇用問題 開催日:2024年7月31日(水)19:00-21:00 ※日程変更【2024.7.26更新】 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ◆第3回 日本の労働運動の再建に向けて(2)- 中小企業・地域労組 開催日:2024年8月9日(金)19:00-21:00 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ◆第4回 もう一つの韓流20年をどう見るのか -「日本朝鮮研究所」から『愛の不時着』、そして日韓関係への展望 開催日:2024年8月23日(金)19:00-21:00 講師:内海愛子(NPA共同代表) 李泳采(恵泉女学園大学)*司会 許美善(早稲田大学) 韓興鉄(恵泉女学園大学、NPA講師) 佐相洋子(KAJA、元恵泉女学園大学客員研究員) 金貴月(NPA事務局) 概要:2004年NHKで『冬ソナ』を放送してから、いわゆる「韓流ブーム」が始まっています。コロナ禍の直前、日韓の間には約1000万円(韓国から日本へ800万、日本から韓国へ200万)の人々の往来があり、今はそれに近い交流が続いています。2004年を基準とすると、2024年は、「韓流20年」「冬ソナ放送20年」を迎える年にもなります。 韓国映画、ドラマ、K-POPへ繋がる、韓流20年間の間、日本における韓国・朝鮮・在日コリアンへ対する認識はどう変わっているのでしょうか。日韓の歴史認識は以前より改善されて、友好関係の礎になるほど信頼関係が深くなっているといえるのでしょうか。 戦後日本における本格的な朝鮮研究の原点でもある「日本朝鮮研究所」を経験している内海愛子を初め、日韓の両国を往来しながら様々な活動の最前線に立っている当事者たちから、「もう一つの韓流20年」をどう見るのか、それぞれの立場から語っていただきます。 ◆第5回 深化する韓流-ドラマから文学へ 開催日:2024年9月6日(金)19:00-21:00 講師:林るみ(新聞記者)*依頼中 聞き手:李泳采(恵泉女学園大学) 概要:韓流の深化は日韓社会、エンターテインメント界、メディア界にどのような変化をもたらしたのか。韓流の始まりとともに韓国の作り手たちと日本の受け入れ側を取材・報道してきた林るみ記者に、この20年間にわたる日韓の現場の変化といまの状況について聞き、韓流の深化の実態と意味を探ります。 ◆第6回 もう一つの韓流20年をどう見るのか -「キャンドルデモ」から表現の自由を考える(仮) 開催日:2024年9月20日(金)19:00-21:00 講師:岡本有佳(編集者/表現の不自由展・東京共同代表) 聞き手:李泳采(恵泉女学園大学) 概要:2000年以降、韓国におけるキャンドルデモは市民革命の新しい様子でもありますが、それには、多様な文化や表現の自由が豊富に盛り込まれています。韓国市民社会の抵抗の力が表象されるキャンドルデモの面々を把握する視点から、もう一つの韓流20年の意味を再解釈していきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813811
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コースタイトル:”在日”の存在とは何か - 戦後の歩みとワンコリアの想いから考える コース概要:第13期の在日コースでは、在日の戦後史を通してその運動や思想などを振り返りながら、在日の存在とはいったい何か、在日とはどのような存在なのか、についてあらためて考えてみようと思います。まず前半3回では、立命館大学名誉教授の文京洙さんよりお話をお聞きします。初回と第2回では「戦後の歩みから在日のいまを考える」をテーマとし、戦後の歩みや「在日論」論争などを中心に学びます。第3回では激動の韓国社会に注目し、在日社会との関係について見ていきます。李泳采さんにもご登場していただくことになっています!ぜひご注目ください。続いて第4回、5回では、ワンコリアフェスティバル実行委員長の鄭甲寿さんより、ご自身の40年に渡る活動について、じっくりと語っていただきます。最終回では、在日コース恒例の、田中宏さんと内海愛子さんのお二人と共に、中村一成さんをゲストにお迎えし、スペシャル座談会を開催します。あらためて、私たちは今どのような時代に生きているのか、みなさんと一緒に考えたいと思っています。 今期も受講生のみなさんと、出会い、一緒に学び合えるのを楽しみにしています。出身や立場などは問いません。在日のことが気になっている人や、在日コリアンを通して、何かを学び考えたい人ならどなたでも大歓迎です。ぜひご参加をお待ちしています。 曜日:土曜日 原則隔週 時間:14:00-16:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 李泳采(恵泉女学園大学) - 金貴月(NPA事務局) ◆第1回 戦後の歩みから在日のいまを考える① - 在日二世の視点から振り返る在日朝鮮人の戦後 開催日:2024年7月20日(土)14:00-16:00 講師:文京洙(むんぎょんす/立命館大学名誉教授) 概要:いま、在日朝鮮人社会は、大きな変化を迎えています。植民地支配に由来する在日の「特別永住者」は30万人を下回り、累積の日本国籍取得者は40万人に達しつつあります。時代の変化は在日朝鮮人という存在の意味を改めて問うものであるといえます。一回目の講座では、そうした問いへの一つの手がかりとして、戦後生まれの在日二世としての視点から、在日朝鮮人の歩みをあらためて振り返ります。 講師プロフィール:専攻は政治学、韓国現代史。主な著書に『済州島現代史ー公共圏の死滅と再生』(新幹社2005)、『在日朝鮮人問題の起源』(クレイン2007)、『済州島四・三事件ー「島(タムナ)のくに」の死と再生の物語』(平凡社2008)『在日朝鮮人 歴史と現在』(共著,岩波書店2015)、『文在寅時代の韓国;弔いの民主主義』(岩波書店2020)など。 ◆第2回 戦後の歩みから在日のいまを考える② -「在日論」論争の軌跡をたどる― 同胞の<エトノス>/シティズンの<デモス> 開催日:2024年8月3日(土)10:00-12:00 ← 開催時間にご注意ください!! 講師:文京洙(むんぎょんす/立命館大学名誉教授) 概要:南北朝鮮と日本のはざまにあって、戦後の在日朝鮮人ほど<国民>や<民族>にまつわる強い磁場を生きたマイノリティも少ないかもしれません。在日社会は、そうした磁場から生まれる<民族>の論理と、戦前からの定住に根差す日本社会の<住民>としての論理との間で果てしなく揺れ動いてきました。2回目の講座では、こうした状況を前提に戦後の節目々々で交わされた論争を辿りながらその意味を考えます。 ◆第3回 弔いの民主主義 - 激動する韓国社会の底流を探る 開催日:2024年8月17日(土)14:00-16:00 講師:文京洙(むんぎょんす/立命館大学名誉教授) コメント:李泳采(いよんちぇ/恵泉女学園大学) 概要:今年4月の総選挙での与党の大敗を経て、韓国は、<公正>と<正義>をめぐる政権批判の潮流が大きなうねりをなしています。<公正>と<正義>をめぐる公共圏での討議の活性化や街頭での抗議行動をささえる要素の一つに、不条理な死をめぐる哀悼の念や怒りの感情があるといえます。3回目の講座では、そうした見方を前提に激動する韓国の政治社会の底流を探り、その日韓関係や在日社会への意味を考えます。 ◆第4回 「ワンコリア」と共に歩んだ半生 開催日:2024年8月31日(土)14:00-16:00 講師:鄭甲寿(ちょんがぷす/ワンコリアフェスティバル実行委員長) 概要:ワンコリアフェスティバル(以下ワンコリアフェス)は1985年にスタートしました。第1回目のタイトルは「パリロ(8・15)民族・未来・創造フェスティバル」でした。統一問題が語られる時、どうしても政治的な主張が中心になり、当時在日コリアン2世3世にとってはあまり身近な問題として考えられなくなっていました。もちろん「ワンコリア」は本質的には政治的課題であり、「重い」責任や義務を伴うものです。しかし、あえてそうではなく、楽しく身近に感じられ、皆が共通に持つ願いとして、歌や踊りを通して表現し、できる限り韓国系と北朝鮮系の歌や踊りを同じ舞台で観られるようにと努めてきました。 タイトルに「未来・創造」とあるように、過去と現実の分析や批判にとどまらず、オルタナティブな提言、提案と何より未来に対する洞察にもとづくビジョンを描こうと努めてきました。それが「アジア共同体」の提唱につながりました。「ワンコリア」は、統一問題を「アジア共同体」の展望とともに、また世界情勢の大きな変化にも対応して語ってきました。 今年は、ワンコリアフェス40年目の年であり、今年70歳になる私にとって、文字通り半生を共に歩んできたイベントであり運動です。今回と次回にかけて、私がなぜワンコリアフェスを始めようと決心したのか、何を求め、何ができて何ができなかったのか等を率直に話してみたいと思っています。 ◆第5回 「ワンコリア」と共に歩んだ半生、そして「ワンコリア」の未来へ 開催日:2024年9月14日(土)14:00-16:00 講師:鄭甲寿(ちょんがぷす/ワンコリアフェスティバル実行委員長) 概要:1985年、第一回目ワンコリアフェスのタイトルは「パリロ(8・15)民族・未来・創造フェスティバル」でした。タイトルに「未来・創造」とあるように、過去と現実の分析や批判にとどまらず、オルタナティブな提言、提案と何より未来に対する洞察にもとづくビジョンを描こうと努めてきた「ワンコリア」は、統一問題を「アジア共同体」の展望とともに、また世界情勢の大きな変化にも対応して語ってきました。 今年40周年の節目を迎えるワンコリアフェスティバルは、この機会に世代交代を進めようとしています。今後は、20代30代のスタッフが中心になってワンコリアフェスティバルを開催することになるでしょう。若い感性と自由な発想で「ワンコリア」のビジョンをより豊かにしていってほしい、また、若い人が共感し参加したくなる楽しいイベントを創っていってほしい、そして、いつの日か統一が実現すれば、統一を祝うイベントとして末永く続けていってほしいと願っています。 講師プロフィール:1985年、「解放40周年」を記念して、在日コリアンが中心となって始められた音楽や舞踊によるフェスティバルを実行委員長として主催してきた。朝鮮半島の統一 –ONE KOREA– と”アジア市民”の誕生を目指す。大阪をはじめ東京、ニューヨーク、議政府(韓国)などでも開催した。著書に『〈ワンコリア〉風雲録 在日コリアンたちの挑戦』(岩波ブックレット2006)、『ハナ ワンコリア道草回顧録』(からころ2015)。 ◆第6回 田中宏と内海愛子と中村一成のマイノリティ権利論 vol.4ー「朝鮮籍から考える」 開催日:2024年9月28日(土)14:00-16:00 講師:田中宏(たなかひろし/一橋大学名誉教授)、内海愛子(うつみあいこ/NPA共同代表) ゲスト:中村一成(なかむらいるそん/ジャーナリスト) 概要:最終回は、NPA在日コース恒例の座談会を開催します。田中宏さんと内海愛子さん、そしてゲストに中村一成さんをお迎えし、「朝鮮籍」について考えたいと思います。 田中宏さんは60年代に留学生や在日外国人、また内海愛子さんは在日朝鮮人や朝鮮人BC旧戦犯と出会ったことから、それぞれのアプローチで不条理と闘い、在日朝鮮人・外国人の人権問題、差別撤廃に人生をかけて取り組んでこられました。お二人の世代が運動により切り開いてきたこと、歴史をひとつ拾い上げる時のその問題意識は今の社会やわたしたちに問いかけます。 お二人のお話しからは戦前戦後が今の社会問題と地続きであることを考えさせられます。現在が立体的に浮かび上がってくる、そんな時間を今回は中村一成さんをお迎えし、お話しいただきます。どのような展開になるでしょうか、どうぞお楽しみに! 田中宏プロフィール:一橋大学名誉教授。専門は日本アジア関係史、ポスト植民地問題、在日外国人問題、日本の戦後補償問題。著書に『虚妄の国際国家・日本』(風媒社1990)、『戦後60年を考えるー補償裁判・国籍差別・歴史認識』(創史社2005)、『在日外国人ー法の壁、心の溝』(岩波書店1991/1995/2013)、『未解決の戦後補償-問われる日本の過去と未来』(共著、創史社2012)など。 内海愛子プロフィール:在日朝鮮人などマイノリティの人権問題に関心をもって活動・研究。恵泉女学園大学名誉教授。NPA共同代表。著書に『朝鮮人BC級戦犯の記録』(勁草書房1982、岩波現代文庫2015)、『スガモプリズンー戦犯たちの平和運動』(吉川弘文館2004)、『日本軍の捕虜政策』(青木書店2005)、『戦後責任ーアジアのまなざしに応えて』(共著、岩波書店2014)、『鉄道と戦争ー泰緬鉄道の犠牲と責任』(共編著、明石書店2023)など。 中村一成プロフィール:毎日新聞社を経てフリーに。在日朝鮮人や移住労働者、難民を取り巻く問題や、死刑が主なテーマ。映画評も執筆している。著書に、『声を刻む 在日無年金訴訟をめぐる人々』(インパクト出版会2005)、『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件ー〈ヘイトクライム〉に抗して』(岩波書店2014)、『ルポ 思想としての朝鮮籍』、『ウトロここで生き、ここで死ぬ』(岩波書店2017)、田中宏さんとの共著『「共生」を求めてー在日とともに歩んだ半世紀』(解放出版社2019)など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813812
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コースタイトル:在韓被爆者訴訟を振り返る- 孫振斗裁判の意義と今後の課題 コース概要:昨年3月、韓国の尹錫悦政権が強制動員問題で「解決策」(第三者弁済)を打ち出して以降、日韓関係は“劇的”な改善を見た。首脳会談は繰り返され、日韓友好が確認されている。日本の中では、強制動員問題は終わったかのような“空気”が漂っている。他方、韓国では、「解決策」を受け入れない原告が存在し、強制動員被害者の請求を認め、日本企業に賠償を命じる判決も続いている。ILOの条約勧告適用専門家委員会は2月、2024年報告書で日本の強制労働条約違反事案として「慰安婦」、戦時産業強制労働問題を取り上げ、日本政府に「被害者らが求める解決を達成するために適切な措置を遅滞なく取るよう」勧告した。強制動員問題は終わっていないのである。このような中に、戦後80年、日韓国交正常化(日韓基本条約・請求権協定締結)60年に当たる2025年を迎える。この60年で日韓間では、政治的・経済的な交流にとどまらず文化的な交流も広がり、毎年何百万もの人々が行き交うようになった。韓国は経済的に発展し、日韓は“非対称的”な関係から“対称的”なそれへと移行したと言われる。しかし、植民地支配の傷跡としての戦時強制動員問題は今も未解決のままにある。日韓間が「対称的」関係に移行しても、植民地主義の清算は未了なのである。「戦後補償講座」では、「(請求権問題について)完全かつ最終的に解決された」と確認した1965年以降に韓国人(在日の人を含む)が日本で起こした戦後補償裁判(全56件)について振り返り、何が解決し、誰が取り残されているのか、解決を阻んだ壁は何であるのか等について確認していく。Part11では先ず、戦後補償裁判の嚆矢となった孫振斗裁判をはじめとする在韓被爆者訴訟について振り返る。 曜日:木曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 矢野秀喜(強制動員問題解決と過去清算のための共同行動) - 許美善(NPA事務局) - 李泳采(恵泉女学園大学) ◆【特別企画!】第1回 在韓被爆者の「戦後」と孫振斗さんらの闘い 開催日:2024年7月18日(木)19:00-21:00 【録画配信!】 講師:平岡敬(ジャーナリスト/元広島市長) 概要:広島、長崎への原爆投下によって、植民地下で「皇国臣民」とされた多くの朝鮮人が被爆した。被爆者は1957年に原爆医療法が施行されるまで実質的に放置されたが、朝鮮半島に戻った韓国人被爆者はさらに苦しい「戦後」を送らざるを得なかった。これに立ち向かい、被爆者健康手帳交付・治療を求めて裁判を開始した孫振斗さんの闘いとその意義を明らかにする。 ◆第2回 孫振斗さんの思い出と勝訴判決の法理 開催日:2024年8月1日(木)19:00-21:00 講師:山本晴太(弁護士) 概要:韓国に居住する韓国人被爆者の孫振斗さんの手帳交付等の請求を、日本の司法は一審から最高裁まで一貫して認容した。「外国人」、「国外居住」、請求権協定という“壁”を乗りこえて孫振斗さんへの原爆医療法・原爆特別措置法適用を認めさせた法理について確認する。 ◆第3回「402号通達」違法!在韓のまま健康管理手当支給を認めさせた郭貴勲訴訟 開催日:2024年8月15日(木)19:00-21:00 講師:足立修一(弁護士) 概要:どこに住んでいても被爆者は被爆者。被爆者健康手帳を交付され、健康管理手当受給資格を認められながら、日本の領域外に出た者には被爆者援護法の適用がないとする「402号通達」により、手帳も手当受給資格も無効とする日本政府の不合理に抗した郭貴勲さんの闘いを振り返る。 ◆第4回 三菱広島・元徴用工被爆者訴訟 - 被爆者援護法不適用の違法性を認めさせた闘い 開催日:2024年8月29日(木)19:00-21:00 講師:在間秀和(弁護士) 概要:強制連行・強制労働に対する損害賠償請求については棄却されながらも、「402号通達」による被爆者援護法不適用の違法性を認めさせ、損害賠償支払いまでかちとった元徴用工・遺族の闘いの意義を再確認する ◆第5回 金順吉さんとの出会いと在韓被爆者支援 開催日:2024年9月12日(木)19:00-21:00 講師:平野伸人(韓国の原爆被爆者を救援する市民の会長崎支部長) 概要:被爆二世運動の一環として1987年に訪韓して以降、一貫して在韓被爆者を支援。金順吉裁判支援をはじめとして、在韓被爆者の要求の実現、権利確立のための運動を組織し、広げてきたその歩みを語る。 ◆第6回 在韓被爆者の権利確立の闘い - 国内法、請求権協定の壁を乗りこえたその軌跡 開催日:2024年9月26日(木)19:00-21:00 講師:市場淳子(韓国の原爆被害者を救援する市民の会代表) 概要:孫振斗裁判に始まった在韓被爆者の手帳交付、受診・治療、諸手当支給などの要求の実現、被爆者としての権利確立に向け、日本国内法の「制限」、請求権協定の壁を乗りこえ闘ってきた、その軌跡について振り返り、今後の課題を明らかにする。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813813
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コースタイトル:NPAジュニアReunion! 夏企画☼- 平和教育の意味と可能性を探る旅 コース概要:NPAジュニアPart8の今期は夏休みだからできるReunion企画を開催します!新規NPAジュニアメンバーに加え、これまでジュニアに参加したメンバーが再集結して、懐かしい活動を振り返りながら、今どんな活動をしているかをシェアします。プレ企画にはNPA屈指の講師が勢ぞろい♪日本と関連が深いドイツ・パプア・韓国を起点に国際的な視野で平和を考えます!他では聞けない講座で学びながら、一回り大きくなったジュニアメンバーと再会しましょう! *こちらの企画は中高生の新規・継続メンバー、NPAジュニア元メンバーが対象です。 *一般の方もオーディエンス受講が可能です! 曜日:土曜日 時間:16:00-18:00 開催方法:オンライン開催 コーディネーター: - 日比野千佳(NPA事務局) - 李泳采(恵泉女学園大学) ◆第1回 NPAジュニアオリエンテーション 開催日:2024年8月3日(土)16:00-18:00 ファシリテーター:日比野千佳(NPA事務局) 概要:これまでのNPAジュニアの活動や講師紹介、参加者の自己紹介・社会的な興味関心事を共有します。これから一緒に学ぶメンバー・スタッフ同志の交流が深まるとても大切な時間になります。また、次回以降の講座の流れや・課題についてなどを説明します。 ◆第2回【Reunionプレ企画!①】ドイツへようこそ、平和教育って何? 開催日:2024年8月10日(土)16:00-18:00 講師:木戸衛一(大阪大学・平和学会理事) 概要:ドイツへ行ったことがありますか。ドイツで一番有名な食べ物は?ソーセージ?ビール?ヨーロッパで2回も戦争を起こしたドイツは、今はヨーロッパ統合の中心的な国となり、世界平和活動にも貢献しています。日本と同じ敗戦国家としてドイツはどういう歩みをしてきたのでしょうか?ドイツの国家事情から、学校の平和教育の仕組みまで、何でも聞け!ドイツを楽しんでください。 ◆第3回【Reunionプレ企画!②】「チョコレートの国」パプアの二つの顔:甘い?苦い? 開催日:2024年8月17日(土)16:00-18:00 講師:津留歴子(カカオキタ社) 概要:パプアってどこか知っていますか?パプアニューギニアとは違うの?インドネシア?パプア産チョコレートを食べているの?味は?無印良品でも売っているって!パプアという国はどういう歴史を歩んできたのでしょうか?甘いチョコレートの裏に、長い間の植民地支配や多国籍企業の進出による住民の汗、血など苦い記憶がいまだに続いています。チョコレート食べてはいけないの?どういうチョコレートを食べてはいけないの?私が加害者って?頭痛いから教えて!!!ください。 ◆第4回【Reunionプレ企画!③】Q&Aで考える韓国と日韓関係 - 私も韓国通になれる?! 開催日:2024年8月24日(土)16:00-18:00 講師:李泳采(恵泉女学園大学) 概要:2004年韓国『冬ソナ』というドラマがNHKで放送されてから、それ以降、韓国映画、ドラマ、K-POPが次々と日本で公開されて、日本ではいわゆる「韓流」ブームが起きました。『冬ソナ』の放送を起点にすると、韓流20年ともいわれる年になります。韓流20年間の間、日韓関係はどれほど変わったでしょうか。私たちは隣国の韓国をどれほど知っているでしょうか。Q&Aで韓国を学び、日韓関係のあり方を考えてみます。あなたも韓国通になれる?なれる!と思います。どうぞ。 ◆第5回 NPAジュニアReunion!韓国合同!! 開催日:2024年9月14日(土)16:00-18:00 講師:NPAジュニアのすべての皆さん 概要:NPAでジュニアコースを始めて3年になります。ジュニアコースはなぜ始まったのでしょうか。これまでどういう歩みをしてきたでしょうか?今までジュニアコースで出会っていた人々は今何をしているでしょうか?すでにジュニアでなくて、大人として夢に向けて挑戦している人々もいます。 NPAジュニアコースの意味と、その成長の様子を、ジュニアリユニオンで一緒に確認してみませんか?みなさん、NPAジュニアの指にあつまれ!出会い、学び、ネットワークを改めて広げて行きましょう。韓国側も集まるのですか?もちろん!日韓ジュニアメンバーの総結集!お楽しみに!へ?彼らとまた会えるんだ! ◆第6回 NPAジュニア座談会 開催日:2024年9月28日(土)16:00-18:00 ファシリテーター:日比野千佳(NPA事務局) 概要:今期のジュニア講座の感想などを共有しながら、今後のジュニアの活動に関して自由に討論します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813814
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