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コースタイトル:当事者が語る環境運動の現代史 コース概要:日本を代表する環境運動の現代史を、6回分の映像アーカイブを通して学びます。水俣、成田(三里塚)、琵琶湖、新潟(旧巻町)、いわきなど、各地の当事者の視点から、ご自身が関わってきた運動についてふりかえってお話しいただきました。過去の事実をすることが目的ではなく、今後の環境や社会のあり方について考える歴史実践(doing history)の機会になればと思います。 ◆第1回 水俣病事件を旅する 開催日:2023年3月7日(火) 講師:遠藤邦夫(一般財団法人水俣病センター相思社) 概要:私は水俣病被害者でもなければ、水俣病加害者でもありません。支援者と呼ばれたスタンスなのですが、私にはしっくりきませんでした。発生確認から66年が経過した水俣病は、個人の健康被害・社会被害をもたらし自然環境を破壊した公害事件です。「門前の小僧習わぬ経を覚える」ように水俣病に接してきた私にも、考えること・思うことが湧き上がってくるのが水俣病事件です。 闘争の時代から地域再生が優先課題となった現在、私は水俣病が水俣最大の資産と考えています。それが可能になるためには、住民が被害者の痛みに寄り添うことが条件となります。それは同時に、住民の痛みも溶かしていきます。 ◆第2回 空港反対運動から生まれた有機農業の歩み―三里塚から持続可能な地域づくりを考える 開催日:2022年11月15日(火) 講師:平野靖識(有限会社三里塚物産、三里塚歴史考証室)×聞き手:相川陽一(長野大学) 概要:「日本の空の玄関口」と言われる成田空港は、地域住民に事前の説明なく、強引な手法で建設された歴史を持ちます。空港が建設された地域では反対運動(三里塚闘争)が長く続いてきました。多くの人が傷つき、苦しむ中で、この地に暮らし続けようとする農家は「運動にとりくめば農業がおろそかになり、農業にとりくめば運動がおそろかになる」課題に直面しました。この課題を解決するため、いまから約半世紀前に有機農業が導入され、堆肥を自家製造する運動がはじまりました。そこには「水俣病を生み出した企業の作った肥料を自分たちが使って良いのか」という問題意識もあったと聞きます。平野靖識さんは、都市部から支援者として成田に移り住んで、有機農産物の加工・流通の拠点を築き、社会的企業という言葉がなかった時代から、反対運動にとりくむ農家の経営を支援する事業を続けてきました。長年、森づくりにも取り組んでいます。いま成田は、有機農業が盛んな地域となり、都会から農村に移り住んで農業を営む若者も増えています。三里塚の有機農業史を平野さんとともにたどりながら、自立した地域や持続可能な地域とはどのようなものなのか考えていきます。 ◆第3回 せっけん運動の化学反応をひも解く―連帯と変化は、いかにして起こるのか 開催日:2023年1月10日(火) 講師:石田紀郎(NPO法印市民環境研究所)×聞き手:村上悟(NPO法人碧いびわ湖) 概要:1970年代に琵琶湖とその流域で展開された、草の根の「せっけん運動」は、消費者運動にとどまらず、生協、労働組合、婦人会などの連帯、リサイクルせっけんの製造と廃食用油の回収運動、有リン洗剤の販売を規制する条例(通称:琵琶湖条例)の制定など、経済や政治にも大きな影響を及ぼしました。 当時、この活動に伴走した科学者たちがいる。そのお一人で、京都大学農学部に勤務しながら「琵琶湖市民大学」「京大農薬ゼミ」「市民環境研究所」などの多彩な活動をされてきた石田紀郎さんにお話をうかがいました。 聞き手は、琵琶湖のせっけん運動と草の根自治を引き継ぐNPO、碧いびわ湖代表の村上悟さんです。 ◆第4回 原発を止める力―新潟(旧巻町)の住民投票から 開催日:2023年5月16日(火) 講師:桑原三恵(いのち・原発を考える新潟女性の会、技術委員会に県民の声を届ける会)+桑原正史(元・原発のない住みよい巻町をつくる会) 概要:旧巻町は1969年に明らかになった東北電力の原発建設計画を20余年の歳月をかけて、1996年に住民投票を実施し、撤回させた。人口3万ほどの田舎町で、なぜそのようなことができたのか。特別なことなどないごく普通の町で起きたがゆえに、その解には普遍性があるかもしれない。住民投票に至った経過と、1981年から夫と共に参加した反対運動での取り組みをたどりながら、原発を止める力とは何かを提起したい。 ◆第5回「衣」を通して地域課題と向き合う ―古着を燃やさない社会づくりの33年間 開催日:2024年7月30日(火) 講師:吉田恵美子(NPO法人ザ・ピープル、ふくしまオーガニックコットンプロジェクト) 概要:福島県いわき市において、古着を燃やさない社会をつくろうと33年間取り組んできた市民団体がある。私自身はその前理事長として、活動の創成期から関わり続けてきた。そして、東日本大震災という人類初の複合災害の現場で、時々刻々と変化する地域課題に向き合うことでその活動を変化させ、有機農法での在来種茶綿栽培を手掛けるに至った。一地方都市での環境問題への取組み事例を紹介したい。 ※吉田恵美子さんは、2024年11月17日に逝去されました。 ◆第6回 原子力資料情報室は来年で50年 開催日:2024年11月19日(火) 講師:西尾漠(NPO法人原子力資料情報室) 概要:原子力資料情報室は2025年9月で創立から50年を迎えます。私自身は創立メンバーではありませんが、世話人として常駐していた高木仁三郎さんの「プルトニウム研究会」に加わり、当初から事務所に出入りしていました。以来50年近く、原子力資料情報室にかかわってきたことになります。原子力をめぐる動きは目まぐるしく、原子力資料情報室の役割も変わってきました。日本の原子力の歴史とからめながらお話しできればと考えています。 ※単発申し込みはこちら↓ https://apply.npa-asia.net/categories/6536513
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コースタイトル:いま注目すべき環境問題の現場のリアル コース概要:いま注目すべき公害・環境問題の現場のリアルな状況を、6回分の映像アーカイブから学びます。水俣マイクオフ事件、若者気候訴訟、余市エコビレッジ、石垣島自衛隊配備、対馬海ごみ、福島原発事故被害。それぞれの当事者の視点から、ご自身の活動について等身大でお話しいただきました。遠くの出来事を知ることが目的ではなく、問題を自分に引きつけて考え、新たな行動を生み出す機会になればと思います。 ◆第1回 水俣―聴かれなかった声 開催日:2025年1月28日(火) 講師:永野三智(一般財団法人水俣病センター相思社) 概要:5月1日、水俣病公式確認の日、水俣では毎年、犠牲者慰霊祭(乙女塚主催)・慰霊式(水俣市主催)が開催され、式典後、環境大臣と患者の懇談の場が設けられます。2024年の懇談の席で、時間を超えた患者のマイクが次々と断ち切られました。熊本県知事は患者の抗議を「つるしあげ」と呼びましたが、そこにあったのは、深い悲しみです。その後、大臣は謝罪に訪れ、再懇談を約束しました。懇談までの10回にわたる環境省との実務者協議や再懇談、その後をお伝えします。 ◆第2回 日本初の若者気候訴訟―16人が気候危機から未来を守る法的挑戦 開催日:2024年12月17日(火) 講師:川崎彩子・宮澤カトリン・下村向日葵(若者気候訴訟原告) 概要:2024年8月6日、全国から集まった10-20代の16人で電力会社10社を提訴しました。原告が求めることは何なのか?私たちはどのような社会を実現したいのか?世界の気候訴訟の事例も紹介しながら、これからの気候危機アクションについて考えたいと思います! ◆第3回 暮らしから社会を変えるエコビレッジ―北海道余市の挑戦から 開催日:2023年7月25日(火) 講師:坂本純科(NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト) 概要:食べ物やエネルギー、住まい、循環型経済や市民自治など自分たちの暮らしに関わることを行政や業者に任せ、何も考えない消費者になってしまった日本人。エコビレッジは、私たちがそんな現代人の暮らしを自分たちの手に取り戻すことで、地域の活性や世界の課題解決につながっていくことを目指しています。北海道の余市で実践しているプロジェクトを例に、一市民として地球や地域の環境をどうよくしていったらいいのか考えてみたいと思います。 ◆第4回 国境離島・対馬の海ごみ問題 開催日:2025年6月24日(火) 講師:末永通尚(一般社団法人対馬CAPPA) 概要:外資系企業や人材派遣業経営を経て40歳の時に対馬に戻る。そこには幼い頃に見た美しい海はなく、プラスチックごみが散乱した海岸があった。この問題を解決したいと考え、一般社団法人対馬CAPPAの創業に携わる。 中間支援組織として行政と民間の橋渡しをしながら、環境教育や海岸清掃、海ごみ問題の普及啓発活動を行っている。国境離島から見える未来の日本が抱える問題や日韓交流の意味について伝えたい。 ◆第5回 石垣島の住民投票―国防で浮き出る境界線と消えゆく声 開催日:2023年9月19日(火) 講師:金城龍太郎(石垣市住民投票を求める会) 概要:日本政府は、中国の海洋進出や台湾有事への抑止力として自衛隊の「南西シフト」を進めています。これまで駐屯地のなかった南西諸島にも駐屯地が造られ、私の住む石垣島にも今年3月に陸上自衛隊駐屯地が開設しました。その配備計画をめぐって揺れた島内の状況を、2018年から住民投票を求めてきた私たちの運動の経緯を通して見て頂きたいと思います。小さな南の島に、いまの日本の縮図を見ることができると思います。 ◆第6回 原子力災害から14年、住民自治による廃炉と復興を考える 開催日:2025年4月15日(火) 講師:西島香織(原子力災害考証館furusato) 概要:原子力災害から14年が経ち、様々な「記憶」が継承されないまま「復興」が被災地を上書きしている状況が続いていると感じます。また、町の課題そのものや、廃炉や復興のあり方について町民自身が議論し決定することが困難な状況です。一度コミュニティが崩壊した地域で、住民自治による復興はいかにして可能なのでしょうか。東京から双葉郡富岡町に移住して6年目の私が見てきたことを元に、皆さんと共に考えたいと思います。 ※単発申し込みはこちら↓ https://apply.npa-asia.net/categories/6536513
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コースタイトル:鳥井一平が解説する日本の労働運動 コース概要:日本の在留外国人は2022年末に307万人となり、多民族多文化共生による「移民社会」はすでに始まっています。しかし、90年以来30年以上、外国人労働者を受け入れてきた日本社会は、受け入れに見合った社会になっているでしょうか? [戦後労働運動と労働問題」コースでは、前回の第11期では、アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された日本の移住労働者問題のスペシャリストである、NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」共同代表理事・鳥井一平本人より、移住労働者の犠牲の上に立っている社会構造の現状と、労働運動家として生きて闘ってきた歩みをお話しいただきました。大好評の鳥井さんの労働運動の解説を、第12期にも続編として開催します。第12期ではアジア労働者との連帯運動からみた日本社会と日本の労働運動の現状と課題をとりあげます。 元国鉄労働組合委員長・武藤久の「国労物語り」、総評OB会の「私と総評」に次ぐ連続労働企画として、今、日本の労働及び労働運動の現場に何が起きているのか、そのリアルな姿をより深く共有できると思います。 曜日:金曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) コーディネーター: -李泳采(恵泉女学園大学) 講師プロフィル 鳥井一平 (とりい いっぺい) 「特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク」【移住連】代表理事 1953年大阪府生まれ。「特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)代表理事。全統一労働組合外国人労働者分会の結成を経て、93年の外国人春闘を組織するなど、外国人労働者を長年サポートし続け、2013年には米国務省が「人身売買と闘うヒーロー」に日本人として初選出、表彰された。19年9月にはNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも特集された。近著に『国家と移民 外国人労働者と日本の未来』(集英社新書)がある。『国家と移民 外国人労働者と日本の未来 集英社新書』より。◆推薦◆姜尚中氏(政治学者)「民族や文化の背景が違う人たちと助け合える社会になれば、何としなやかで、素敵な日本になることか!」 参考 移住連HP https://migrants.jp/index.html 全統一労働組合HP http://www.zwu.or.jp/ ◆第1回 「新たな受入れ制度」の正体 - 「育成就労制度」と永住取り消し問題 開催日:2024年3月8日(金)19:00-21:00 概要:日本の在留外国人は2022年末に307万人となりました。多民族多文化共生による「移民社会」はすでに始まっています。少子高齢化が早いスピードで進んでいる日本で、持続可能な社会を実現していくためには、外国人労働者の活躍、存在は不可欠の要素です。1990年には団体管理型による研修生制度の開始、2019年入管法の改定により、在留資格「特定技能」による外国人労働者の受け入れ以来、30年以上、外国人労働者を受け入れてきた日本社会は、受け入れに見合った社会になっているでしょうか? 現場では技能実習生が、「時給300円」の奴隷労働構造の中で働き、ヘイトスピーチ等の人権侵害の対象になっています。移住労働者と共生する多民族多文化による「移民社会」を実現していくためには、何が必要でしょうか。アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された日本の移住労働者問題のスペシャリストであり、労働運動家として生きて闘ってきた張本人から、移住労働者の犠牲の上に立っている技能実習制度の矛盾と、日本社会の構造的な問題を、2024年の現時点での労働運動の立場から具体的に語っていただきます。 ◆第2回 アジア労働者連帯運動(1)- フィリピン、中国、南米 開催日:2024年3月22日(金)19:00-21:00 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 前半3回では、アジア労働者との連帯運動の具体的な事例を通じて、日本とアジア、日本社会の構造的な矛盾、そして、日本の労働運動の変質と課題を見ていきます。また、後半2回では、非正規雇用問題、中小企業と地域労組の立場から、日本労働運動の再建にむけての具体的提案と実践を語っていきます。大阪での労働運動から現在に至るまでの労働運動家の生き方、日本の労働運動への展望、外国人労働者と共存して作っていく日本の未来像に関して改めて深く、また労働運動最前線のリアルな姿を共有していきます。 ◆第3回 【NPA特別フォーカス企画!】 鳥井一平が解説する日本の労働運動ー『日本人オザワ』が伝える日韓労働者連帯とは(仮) 開催日:2024年5月22日(水)18:00~21:00 開催形式:オンライン開催 要申込:有料1000円 ※コース11受講生は招待 ※申込者には事後録画配信あり 18:00- 第1部 『日本人オザワ』上映 19:50- 第2部 対談 尾澤孝司(韓国サンケン労組を支援する会) 尾澤邦子(韓国サンケン労組を支援する会) 鳥井一平(【移住連】代表理事) 質疑応答 司会:李泳采(恵泉女学園大学) ◆第4回 アジア労働者連帯運動から難民政策を考える 開催日:2024年7月12日(金)19:00-21:00 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ◆第5回 日本の労働運動の再建に向けて(1)- 非正規雇用問題 開催日:2024年7月31日(水)19:00-21:00 ※日程変更【2024.7.26更新】 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ◆第6回 日本の労働運動の再建に向けて(2)- 中小企業・地域労組 開催日:2024年8月16日(金)19:00-21:00 ※日程注意【2024.8.10更新】 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ※単発申し込みはこちら↓ https://apply.npa-asia.net/categories/6536513
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◆第1回 原子力災害から14年、住民自治による廃炉と復興を考える 開催日:2025年4月15日(火)19:00-21:00 講師:西島香織(原子力災害考証館furusato) 概要:原子力災害から14年が経ち、様々な「記憶」が継承されないまま「復興」が被災地を上書きしている状況が続いていると感じます。また、町の課題そのものや、廃炉や復興のあり方について町民自身が議論し決定することが困難な状況です。一度コミュニティが崩壊した地域で、住民自治による復興はいかにして可能なのでしょうか。東京から双葉郡富岡町に移住して6年目の私が見てきたことを元に、皆さんと共に考えたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース09] 環境運動のパブリックヒストリーPart8 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/100259825
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◆第5回 国境離島・対馬の海ごみ問題 開催日:2025年6月24日(火)19:00-21:00 講師:末永通尚(一般社団法人対馬CAPPA) 概要:外資系企業や人材派遣業経営を経て40歳の時に対馬に戻る。そこには幼い頃に見た美しい海はなく、プラスチックごみが散乱した海岸があった。この問題を解決したいと考え、一般社団法人対馬CAPPAの創業に携わる。 中間支援組織として行政と民間の橋渡しをしながら、環境教育や海岸清掃、海ごみ問題の普及啓発活動を行っている。国境離島から見える未来の日本が抱える問題や日韓交流の意味について伝えたい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース09] 環境運動のパブリックヒストリーPart8 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/100259825
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◆第1回 原子力資料情報室は来年で50年 開催日:2024年11月19日(火)19:00-21:00 講師:西尾漠さん(原子力資料情報室) 概要:原子力資料情報室は2025年9月で創立から50年を迎えます。私自身は創立メンバーではありませんが、世話人として常駐していた高木仁三郎さんの「プルトニウム研究会」に加わり、当初から事務所に出入りしていました。以来50年近く、原子力資料情報室にかかわってきたことになります。原子力をめぐる動きは目まぐるしく、原子力資料情報室の役割も変わってきました。日本の原子力の歴史とからめながらお話しできればと考えています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース9] 環境運動のパブリックヒストリーPart7 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/92306062
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◆第3回 日本初の若者気候訴訟〜16人が気候危機から未来を守る法的挑戦 開催日:2024年12月17日(火)19:00-21:00 講師:川﨑宮澤カトリンさん、下村向日葵さん(若者気候訴訟原告) 概要:2024年8月6日、全国から集まった10-20代の16人で電力会社10社を提訴しました。原告が求めることは何なのか?私たちはどのような社会を実現したいのか?世界の気候訴訟の事例も紹介しながら、これからの気候危機アクションについて考えたいと思います! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース9] 環境運動のパブリックヒストリーPart7 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/92306062
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◆第6回 水俣~聴かれなかった声 開催日:2025年1月28日(火)19:00-21:00 講師:永野三智さん(水俣病センター相思社) 概要:5月1日、水俣病公式確認の日、水俣では毎年、犠牲者慰霊祭(乙女塚主催)・慰霊式(水俣市主催)が開催され、式典後、環境大臣と患者の懇談の場が設けられます。 今年の懇談の席で、時間を超えた患者のマイクが次々と断ち切られました。 熊本県知事は患者の抗議を「つるしあげ」と呼びましたが、そこにあったのは、深い悲しみです。その後、大臣は謝罪に訪れ、再懇談を約束しました。懇談までの10回にわたる環境省との実務者協議や再懇談、その後をお伝えします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース9] 環境運動のパブリックヒストリーPart7 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/92306062
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「衣」を通して地域課題と向き合う [コース09第2回] 開催日:2024年7月30日(火)19:00-21:00 講師:吉田恵美子(NPO法人ザ・ピープル、(一社)ふくしまオーガニックコットンプロジェクト) 概要:福島県いわき市において、古着を燃やさない社会をつくろうと33年間取り組んできた市民団体がある。私自身はその前理事長として、活動の創成期から関わり続けてきた。そして、東日本大震災という人類初の複合災害の現場で、時々刻々と変化する地域課題に向き合うことでその活動を変化させ、有機農法での在来種茶綿栽培を手掛けるに至った。一地方都市での環境問題への取組み事例を紹介したい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース9] 環境運動のパブリックヒストリーPart6 - ほしい未来をつくるために人びとの経験から学ぶ歴史実践 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86836011
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◆第2回 日本の労働運動の再建に向けて(1)- 非正規雇用問題 開催日:2024年7月31日(水)19:00-21:00 ※日程変更【2024.7.26更新】 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース11] 戦後労働運動と労働問題Part2 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78842271
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◆第3回 日本の労働運動の再建に向けて(2)- 中小企業・地域労組 開催日:2024年8月16日(金)19:00-21:00 ※日程注意【2024.8.10更新】 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース11] 戦後労働運動と労働問題Part2 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78842271
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◆第1回 2024年、 改めて技能実習生制度の「植民地主義」を問う 開催日:2024年3月8日(金)19:00-21:00 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:日本の在留外国人は2022年末に307万人となりました。多民族多文化共生による「移民社会」はすでに始まっています。少子高齢化が早いスピードで進んでいる日本で、持続可能な社会を実現していくためには、外国人労働者の活躍、存在は不可欠の要素です。1990年には団体管理型による研修生制度の開始、2019年入管法の改定により、在留資格「特定技能」による外国人労働者の受け入れ以来、30年以上、外国人労働者を受け入れてきた日本社会は、受け入れに見合った社会になっているでしょうか? 現場では技能実習生が、「時給300円」の奴隷労働構造の中で働き、ヘイトスピーチ等の人権侵害の対象になっています。移住労働者と共生する多民族多文化による「移民社会」を実現していくためには、何が必要でしょうか。アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された日本の移住労働者問題のスペシャリストであり、労働運動家として生きて闘ってきた張本人から、移住労働者の犠牲の上に立っている技能実習制度の矛盾と、日本社会の構造的な問題を、2024年の現時点での労働運動の立場から具体的に語っていただきます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥………‥………………… *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥………………‥………‥ [コース11] 戦後労働運動と労働問題Part2 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78842271
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【特別企画】◆第2回 アジア労働者連帯運動(1)- フィリピン、中国、南米 開催日:2024年3月22日(金)19:00-21:00 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 特別価格¥1000!! 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 前半3回では、アジア労働者との連帯運動の具体的な事例を通じて、日本とアジア、日本社会の構造的な矛盾、そして、日本の労働運動の変質と課題を見ていきます。また、後半2回では、非正規雇用問題、中小企業と地域労組の立場から、日本労働運動の再建にむけての具体的提案と実践を語っていきます。大阪での労働運動から現在に至るまでの労働運動家の生き方、日本の労働運動への展望、外国人労働者と共存して作っていく日本の未来像に関して改めて深く、また労働運動最前線のリアルな姿を共有していきます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥………‥………………… *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥………………‥………‥ [コース11] 戦後労働運動と労働問題Part2 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78842271
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日韓市民・労働者連帯を実践してきた『日本人オザワ』をしっていますか。NPAコース11「鳥井一平が解説する日本の労働運動」では、日本企業が海外進出先韓国で起こした労働争議問題に対して、当該労働者の日本への「遠征」をサポートし、日本企業との交渉や追及行動に連帯してきた『日本人オザワ』の姿から、日韓市民・労働者連帯のあり方を考えます。第1部では、ドキュメンタリー映像『日本人オザワ』(96分)を上映し、第2部では、尾澤さんのトークと討論を行います。 ◆【NPA特別フォーカス企画!】 鳥井一平が解説する日本の労働運動ー『日本人オザワ』が伝える日韓労働者連帯とは 開催日:2024年5月22日(水)18:00~21:00 開催形式:オンライン開催 要申込:有料1000円 ※コース11受講生は招待 ※申込者には事後録画配信あり 18:00- 第1部 『日本人オザワ』上映 19:50- 第2部 対談 尾澤孝司(韓国サンケン労組を支援する会) 尾澤邦子(韓国サンケン労組を支援する会) 鳥井一平(【移住連】代表理事) 質疑応答 司会:李泳采(恵泉女学園大学) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥………‥………………… *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥………………‥………‥ [コース11] 戦後労働運動と労働問題Part2 コースお申込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78842271
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コースタイトル:和田春樹と学ぶ『朝鮮戦争全史』 コース概要:今年2023年は朝鮮戦争休戦協定締結の70年目になります。しかし、私たちは未だ終結を見ないこの朝鮮戦争の実態をどれほど知っているでしょうか。本講座では、第1期~第10期まで多様な視点から朝鮮戦争を捉えて、朝鮮戦争の性格や参戦していた各国への影響など政治社会的な影響を見てきました。第11期では、代表的な朝鮮戦争研究書である和田春樹先生の『朝鮮戦争全史』を用いて、朝鮮戦争の本質と、今の争点を論じて行きます。戦争はなぜ開始されたのか、関係諸国の首脳たちは開戦にいかに関与したのか、戦争の展開は朝鮮半島自身のみならず,日本や中国にどのような影響を与えたのか、各国の幾多の極秘資料に依拠して,戦争の全体像を明らかにしている画期的な労作を、和田春樹先生の講演とともに読み解いていきます。 教材:和田春樹『朝鮮戦争全史』(岩波書店、2002年) *受講生は教材を購入し、事前に読んで参加することを勧めます。 講師 和田春樹(東京大学名誉教授) 1938年、大阪で生まれで、東京大学文学部を卒業した。 1998年まで東京大学社会科学研究所教授および所長を歴任した。現在、東京大学名誉教授、東北大学東北アジア研究センター訪問教授。ソ連・ロシア史及び韓国・北朝鮮現代史など北東アジア国際関係史が主要研究分野である。学者としての活動だけでなく、ベトナム戦反対運動、韓国民主化運動との連帯などを主導してきた日本を代表する行動する進歩的な知識人として知られている。北東アジア平和のために活発な活動をしており、2010年第4回「後広金大中学術賞」を受賞、2012年にDMZ平和賞、2019年に萬海平和賞を受賞した。主な著書としては『日朝交渉30年史』『金日成と満州抗日戦争』『朝鮮戦争』『北朝鮮ー遊撃隊国家の現在」、『東北アジア共同の家――新地域主義宣言』『日本と朝鮮の一〇〇年史 これだけは知っておきたい』『領土問題をどう解決するか 対立から対話へ』『北朝鮮現代史』『日露戦争 起源と開戦』『慰安婦問題の解決のために アジア女性基金の経験から』『韓国併合100年の現在(いま)』など多数がある。 **『朝鮮戦争全史』(チョンア出版、2023年)韓国翻訳出版の著者紹介より引用 曜日:月曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 内海愛子 (NPA共同代表) - 李泳采 (恵泉女学園大学) - タナカノゾミ (梨花女子大学大学院博士課程) ◆第1回 1949年の危機(第1章)と開戦に向かう北朝鮮(第2章) *アーカイブ録画配信 (開催日:2023年10月30日(月)19:00-21:00 ) 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:二つの国家の誕生と武力統一論 / 本格的な国境衝突 / 祖国戦線の結成 / ソ連の対日政策の変化 / アチスン演説の反共 / スターリンの承認/開戦準備の本格化 ◆第2回 北朝鮮軍の攻撃と米軍の仁川上陸(第3章) *アーカイブ録画配信 (開催日:2023年11月13日(月)19:00-21:00) 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:攻撃開始 / 人民軍占領下のソウル / アメリカ参戦す / 開戦と日本・台湾 / 米軍の仁川上陸 / 総退却する人民軍 ◆第3回 米韓軍の北進と中国軍参戦(第4章) *アーカイブ録画配信 (開催日:2023年11月27日(月)19:00-21:00) 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:米韓軍の北進 / 中国は参戦を討議する / 中国軍鴨緑江を越える / 米韓軍の退却 / ソウルの再占領 ◆第4回 停戦会談のある戦争と日本(第5章) 開催日:2023年12月11日(月)19:00-21:00 *後日アーカイブ録画配信 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:対日講和の準備 / 停戦会談の準備・開始 / サンフランシスコ講和と日本共産党 / 朝鮮特需と日本 / 停戦会談の行き詰まり ◆第5回 3年目の戦争(第6章)と停戦(第7章) 開催日:2023年12月25日(月)19:00-21:00 *後日アーカイブ録画配信 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:「反細菌戦キャンペーン」 / 日華平和条約の締結 / 金日成 即時停戦を望む / 周恩来の訪ソ / 二つの敗北 / スターリンと毛沢東の最後の交渉 / スターリンの死 / 交渉の進展と韓国の抵抗 / 停戦協定の調印 / 停戦協定体制の出現 ◆第6回 朝鮮戦争後の東北アジア(第8章) 開催日:2024年1月15日(月)19:00-21:00 *後日アーカイブ録画配信 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:朝鮮の南と北 / 米国 / ソ連 / 中国 / 台湾 / 日本 / 今考えるべき朝鮮戦争の意味とは ※単発申し込みはこちら↓ https://apply.npa-asia.net/categories/6536513
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【特別企画】 1949年の危機(第1章)と開戦に向かう北朝鮮(第2章) 今年2023年は朝鮮戦争休戦協定締結の70年目になります。しかし、私たちは未だ終結を見ないこの朝鮮戦争の実態をどれほど知っているでしょうか。 本講座では、第1期~第10期まで多様な視点から朝鮮戦争を捉えて、朝鮮戦争の性格や参戦していた各国への影響など政治社会的な影響を見てきました。第11期では、代表的な朝鮮戦争研究書である和田春樹先生の『朝鮮戦争全史』を用いて、朝鮮戦争の本質と、今の争点を論じて行きます。戦争はなぜ開始されたのか、関係諸国の首脳たちは開戦にいかに関与したのか、戦争の展開は朝鮮半島自身のみならず,日本や中国にどのような影響を与えたのか、各国の幾多の極秘資料に依拠して,戦争の全体像を明らかにしている画期的な労作を、和田春樹先生の講演とともに読み解いていきます。 教材:和田春樹『朝鮮戦争全史』(岩波書店、2002年) 講師 和田春樹(東京大学名誉教授) 1938年、大阪で生まれで、東京大学文学部を卒業した。 1998年まで東京大学社会科学研究所教授および所長を歴任した。現在、東京大学名誉教授、東北大学東北アジア研究センター訪問教授。ソ連・ロシア史及び韓国・北朝鮮現代史など北東アジア国際関係史が主要研究分野である。学者としての活動だけでなく、ベトナム戦反対運動、韓国民主化運動との連帯などを主導してきた日本を代表する行動する進歩的な知識人として知られている。北東アジア平和のために活発な活動をしており、2010年第4回「後広金大中学術賞」を受賞、2012年にDMZ平和賞、2019年に萬海平和賞を受賞した。主な著書としては『日朝交渉30年史』『金日成と満州抗日戦争』『朝鮮戦争』『北朝鮮ー遊撃隊国家の現在」、『東北アジア共同の家――新地域主義宣言』『日本と朝鮮の一〇〇年史 これだけは知っておきたい』『領土問題をどう解決するか 対立から対話へ』『北朝鮮現代史』『日露戦争 起源と開戦』『慰安婦問題の解決のために アジア女性基金の経験から』『韓国併合100年の現在(いま)』など多数がある。 **『朝鮮戦争全史』(チョンア出版、2023年)韓国翻訳出版の著者紹介より引用 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ 【特別企画】 1949年の危機(第1章)と開戦に向かう北朝鮮(第2章) ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ *アーカイブ録画配信 (開催日:2023年10月30日(月)19:00-21:00) 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:二つの国家の誕生と武力統一論 / 本格的な国境衝突 / 祖国戦線の結成 / ソ連の対日政策の変化 / アチスン演説の反共 / スターリンの承認/開戦準備の本格化 主催:[コース01] 日本と東アジアPart11(◆第1回) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78947643 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!このページよりお申込みしていただいた後、事務局よりアーカイブ録画を1カ月期限でご案内いたします。(お申込み期限2024年1月28日) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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◆第2回 北朝鮮軍の攻撃と米軍の仁川上陸(第3章) *アーカイブ録画配信 (開催日:2023年11月13日(月)19:00-21:00 ) 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:攻撃開始 / 人民軍占領下のソウル / アメリカ参戦す / 開戦と日本・台湾 / 米軍の仁川上陸 / 総退却する人民軍 [コース01] 日本と東アジアPart11 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78947643 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!このページよりお申込みしていただいた後、事務局よりアーカイブ録画を1カ月期限でご案内いたします。(お申込み期限2024年1月28日) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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◆第3回 米韓軍の北進と中国軍参戦(第4章) *アーカイブ録画配信 (開催日:2023年11月27日(月)19:00-21:00) 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:米韓軍の北進 / 中国は参戦を討議する / 中国軍鴨緑江を越える / 米韓軍の退却 / ソウルの再占領 [コース01] 日本と東アジアPart11 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78947643 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!このページよりお申込みしていただいた後、事務局よりアーカイブ録画を1カ月期限でご案内いたします。(お申込み期限2024年1月28日) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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◆第4回 停戦会談のある戦争と日本(第5章) 開催日:2023年12月11日(月)19:00-21:00 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:対日講和の準備 / 停戦会談の準備・開始 / サンフランシスコ講和と日本共産党 / 朝鮮特需と日本 / 停戦会談の行き詰まり [コース01] 日本と東アジアPart11 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78947643 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!このページよりお申込みしていただいた後、事務局よりアーカイブ録画を1カ月期限でご案内いたします。(お申込み期限2024年1月28日) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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◆第5回 3年目の戦争(第6章)と停戦(第7章) 開催日:2023年12月25日(月)19:00-21:00 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:「反細菌戦キャンペーン」 / 日華平和条約の締結 / 金日成 即時停戦を望む / 周恩来の訪ソ / 二つの敗北 / スターリンと毛沢東の最後の交渉 / スターリンの死 / 交渉の進展と韓国の抵抗 / 停戦協定の調印 / 停戦協定体制の出現 [コース01] 日本と東アジアPart11 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78947643 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!このページよりお申込みしていただいた後、事務局よりアーカイブ録画を1カ月期限でご案内いたします。(お申込み期限2024年1月28日) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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【特別企画】朝鮮戦争後の東北アジア(第8章) 開催日:2024年1月15日(月)19:00-21:00 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) 概要:朝鮮の南と北 / 米国 / ソ連 / 中国 / 台湾 / 日本 / 今考えるべき朝鮮戦争の意味とは [コース01] 日本と東アジアPart11(◆第6回) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/78947643 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!このページよりお申込みしていただいた後、事務局よりアーカイブ録画を1カ月期限でご案内いたします。(お申込み期限 2024年2月5日に延長しました) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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◆第2回 暮らしから社会を変えるエコビレッジ~北海道余市の挑戦から 開催日:2023年7月25日(火)19:00-21:00 講師:坂本純科(NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト) 概要:食べ物やエネルギー、住まい、循環型経済や市民自治など自分たちの暮らしに関わることを行政や業者に任せ、何も考えない消費者になってしまった日本人。エコビレッジは、私たちがそんな現代人の暮らしを自分たちの手に取り戻すことで、地域の活性や世界の課題解決につながっていくことを目指しています。北海道の余市で実践しているプロジェクトを例に、一市民として地球や地域の環境をどうよくしていったらいいのか考えてみたいと思います。 [コース18] 環境運動のパブリックヒストリーPart3 https://apply.npa-asia.net/items/74897427
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石垣島の住民投票―国防で浮き出る境界線と消えゆく声 [コース18第6回] 開催日:2023年9月19日(火)19:00-21:00 講師:金城龍太郎(石垣市住民投票を求める会) 概要:日本政府は、中国の海洋進出や台湾有事への抑止力として自衛隊の「南西シフト」を進めています。これまで駐屯地のなかった南西諸島にも駐屯地が造られ、私の住む石垣島にも今年3月に陸上自衛隊駐屯地が開設しました。その配備計画をめぐって揺れた島内の状況を、2018年から住民投票を求めてきた私たちの運動の経緯を通して見て頂きたいと思います。小さな南の島に、いまの日本の縮図を見ることができると思います。 主催: [コース18] 環境運動のパブリックヒストリーPart3 https://apply.npa-asia.net/items/74897427
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◆第1回 水俣病事件を旅する 開催日:2023年3月7日(火)19:00-21:00 講師:遠藤邦夫さん(水俣病センター相思社) 概要:私は水俣病被害者でもなければ、水俣病加害者でもありません。支援者と呼ばれたスタンスなのですが、私にはしっくりきませんでした。発生確認から66年が経過した水俣病は、個人の健康被害・社会被害をもたらし自然環境を破壊した公害事件です。「門前の小僧習わぬ経を覚える」ように水俣病に接してきた私にも、考えること・思うことが湧き上がってくるのが水俣病事件です。闘争の時代から地域再生が優先課題となった現在、私は水俣病が水俣最大の資産と考えています。それが可能になるためには、住民が被害者の痛みに寄り添うことが条件となります。それは同時に、住民の痛みも溶かしていきます。
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