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◆第1回 ニュースはどう編集されていたのか 開催日:2025年10月8日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:戦前の日本放送協会は自前の取材網を持っておらず、ニュースは国策通信社・同盟通信からの配信記事に頼っていました。でも、当時の報道部員は、戦時下の放送研究誌にこう書いています。「同盟通信を使っても同盟通信以上の国策的効果があがればよい。(中略)我々編集者は常に同盟通信以上の効果をあげるために工夫し努力しなければならぬ」。その「工夫」や「努力」とはどのようなものだったのか、一次資料から検討します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第2回 戦時下のドキュメンタリーを聴く 開催日:2025年10月22日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:日本のラジオで放送された最初のドキュメンタリーは、1937年6月13日に九州エリアで放送された「長崎の印象」という20分の作品です。それから1か月もたたない7月7日には盧溝橋事件が勃発、生まれたばかりのラジオ・ドキュメンタリーは戦争と共に歩んでゆくことになります。そこでは何がどのように描かれたのか、遺された名作(?)「病院船」(1941年年5月25日放送)を分析します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第3回 放送人たちの葛藤 開催日:2025年11月5日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:戦前・戦中の日本放送協会の歴史を遠望すれば、軍や政府に支配された、非自立的で没個性の、のっぺらぼうのような組織の姿しか見えません。でも、もっと接近して見れば、放送現場の絶望や葛藤、あるいは諦念といった感情の起伏が見えてきます。講演番組を担った多田不二、学校放送の父とも呼ばれる西本三十二、音楽・芸能番組で異彩を放った奥屋熊郎、3人の個性的な放送人の葛藤する姿を見つめます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第4回 南方占領地での放送 開催日:2025年12月3日(水)19:00-21:00 講師:村上聖一(NHK放送文化研究所メディア研究部) 概要:戦時下、日本の陸海軍は「南方」と呼ばれた東南アジアの占領地に30以上の放送局を開設しました。占領地での放送の目的は、日本人向け情報伝達、対敵宣伝、現地住民の民心安定の3つが挙げられますが、中でも重視されたのが、大東亜共栄圏構想を浸透させるために行われた現地住民向け放送でした。石油などの資源地帯として重視された蘭印(現在のインドネシア)を中心に、南方占領地で行われた放送の実態を見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第5回 太平洋戦争末期のラジオを聴く 開催日:2025年12月17日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:1944年の夏、高橋映一さんという一人のラジオ少年が、自前の録音機を完成させました。戦況が目に見えて悪化してゆく中で、高橋さんはラジオ放送の録音を始めます。「サイパン島陥落」「硫黄島玉砕」「特攻隊出撃実況」など、高橋さんが遺した貴重な音源に耳を傾けながら、それらの放送の背後にあったメディア戦略を考察します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第6回 敗戦を跨いで 開催日:2026年1月14日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:敗戦を跨いでラジオはどう変わったのでしょうか。あるいは、変わらなかったのでしょうか。占領期の放送を二つの側面から検証します。一つはGHQの指導・検閲下の放送について。もう一つは、日本政府、並びに日本放送協会(NHK)の内部の動きについて。 敗戦を跨いでラジオは自由で民主的なものに変わったと片づけられがちですが、そんなに単純な話ではありません。放送の公共性とは何か、それはラジオが誕生してから今日まで、100年間、私たちの前に変わらずにある問いです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第1回 ハンナ・アーレントと「赦し」の問題(1) 開催日:2025年10月17日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:20世紀の全体主義(ナチズムとスターリニズム)の本質を考察したアーレントは、そこで「悪」の「赦し」という困難な問題にぶつかりました。まずは彼女の代表作『人間の条件』でこの問題がどのように取り上げられているかを見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第2回 ハンナ・アーレントと「赦し」の問題(2) 開催日:2025年10月31日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:アーレントは人間の活動、とりわけ政治における「赦し」の重要性を説いたにもかかわらず、「赦すことも罰することもできない罪」を考えざるをえませんでした。『全体主義の起源』や『エルサレムのアイヒマン』等によって見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第3回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(1) 開催日:2025年11月14日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:1960年代の西ドイツで、ナチス犯罪者の時効をめぐる論争が起きた際、哲学者ジャンケレヴィッチは時効反対を断固として主張しました。論争の背景を紹介しながら、彼の議論を見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第4回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(2) 開催日:2025年12月12日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:ジャンケレヴィッチはユダヤ・キリスト教の伝統をつき詰めながら、独自の「赦し」の哲学を展開しました。その論点を紹介し、議論します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第5回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(3) 開催日:2025年12月26日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:ジャンケレヴィッチの議論をめぐって、戦後世代のドイツ人と哲学者の間に往復書簡が交わされ、興味深い「対話」が生じました。またジャンケレヴィッチの議論はフランスの政治にも影響を与えています。それらのエピソードを材料に、謝罪、赦し、和解について考えます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第6回 多様な事例を考える 開催日:2026年1月23日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:5回の講座での議論を受けて、多様なジャンルから「赦し」と「和解」に関する事例をとり上げ、考察します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース2] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第1回 平和学から考えるグローバル経済とジェンダー 開催日:2025年10月12日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:平和学とは何か。平和学の主要な概念について学ぶとともに、平和学の観点から開発/発展、グローバル経済における構造的暴力の問題を考える際の枠組みについて説明する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第2回 東南アジアから考える古典的国際分業とジェンダー 開催日:2025年10月26日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:グローバルサウス(Global South)という言葉が一時マスコミを賑わせたように、昨今のアジアは著しい経済成長を遂げている。戦後のアジアの開発の歴史を振り返りながら、女性がどのように位置づけられてきたのかを考える。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第3回 東南アジアから考える新国際分業とジェンダー 開催日:2025年11月9日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:成長するアジアの中で、女性たちはどのように労働市場に組み込まれているのか。ここでは、アジアの女性たちの労働の変容について生産領域の観点から具体例を示しながら、女性労働が直面している矛盾について考え、議論する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第4回 東南アジアから考える再生産領域のグローバル化とジェンダー 開催日:2025年12月7日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:東南アジア、特にフィリピンやインドネシアの経済成長を押し上げている要因のひとつに海外移住労働者からの送金があげられる。1980年代以降、女性が単身で海外に渡ってケア労働を中心とする様々なサービス業で働くことが、政府の政策としても奨励された。これを「移住労働の女性化」ととらえた上で再生産領域のグローバル化というテーマのもとに検証する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第5回 先進国から考えるグローバル経済とジェンダー、そして社会の変容 開催日:2025年12月21日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:1970年代の新国際分業はグローバル経済の楮図転換であった。それは先進国にどのような影響を及ぼしたのだろうか。この授業では新自由主義をキーワードに、ポスト新国際分業の先進国の産業構造の転換についてグローバル・シティの観点から説明するとともに、先進国内での「新しい貧困」について考えてゆく。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第6回 資本主義の危機/社会的再生産の危機とその克服に向けて 開催日:2026年1月18日(日)18:00-20:00 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:グローバル経済とジェンダーという問題を通して見えてくるものは何か。資本主義のシステムそのものに内包する矛盾を社会的再生産の危機としてとらえ、それがどのような構造的暴力を生み出しているのかを考えるとともに、その問題の解決策について、複数の観点から考察し、議論する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第1回 接境地域から問う戦争の記憶と平和への道(江原道編 その1) 開催日:2025年10月6日(月)19:00-21:00 講師:宋映勳(江原大学校 統一江原研究院長) 概要:江原道は、朝鮮戦争当時、南北の激戦地となり、春川・楊口・麟蹄などで数多くの軍人と民間人が犠牲となった悲劇の地です。「白馬高地の戦い」では、世界の戦史にも類を見ない規模の攻防戦が繰り広げられ、一日平均5万発もの砲弾が撃ち込まれました。またこの地域では、民間人に対する「協力者」容疑による集団虐殺や、トンネル付近での虐殺が後に住民の証言やドキュメンタリーを通じて明らかになっています。江原大学 統一研究院は、江原地域における朝鮮戦争の実態を調査し、追悼活動にも関わり、朝鮮戦争のもう一つの姿を再現しています。私たちはどのように朝鮮戦争を記憶し、追悼すべきでしょうか。江原道の視点から朝鮮戦争のもう一つの本質を探っていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 日本と東アジアⅠ(朝鮮戦争と東アジア) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125349
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◆第2回 接境地域から問う戦争の記憶と平和への道(江原道編 その2) 開催日:2025年10月20日(月)19:00-21:00 講師:宋映勳(江原大学校 統一江原研究院長) 概要:江原道は、朝鮮戦争当時、南北の激戦地となり、春川・楊口・麟蹄などで数多くの軍人と民間人が犠牲となった悲劇の地です。「白馬高地の戦い」では、世界の戦史にも類を見ない規模の攻防戦が繰り広げられ、一日平均5万発もの砲弾が撃ち込まれました。またこの地域では、民間人に対する「協力者」容疑による集団虐殺や、トンネル付近での虐殺が後に住民の証言やドキュメンタリーを通じて明らかになっています。江原大学 統一研究院は、江原地域における朝鮮戦争の実態を調査し、追悼活動にも関わり、朝鮮戦争のもう一つの姿を再現しています。私たちはどのように朝鮮戦争を記憶し、追悼すべきでしょうか。江原道の視点から朝鮮戦争のもう一つの本質を探っていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 日本と東アジアⅠ(朝鮮戦争と東アジア) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125349
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◆第3回 麗水・順天10.19事件と冷戦構造(麗水・順天編 その1) 開催日:2025年11月3日(月)19:00-21:00 講師:姜聲湖(順天大学校人文学術院長) 概要:「麗順10.19事件」をご存じですか? 1948年に発生した麗水・順天10.19事件は、済州4.3事件の鎮圧命令を拒否したことをきっかけに発生した武力衝突であり、数多くの民間人が犠牲となり、広範な地域に影響を与えた悲劇的な出来事です。韓国・順天大学校人文学術院は、済州4.3事件と麗順10.19事件を共同で研究し、「記憶と責任の連帯」をテーマに研究叢書を刊行し、学術大会を通じて地域と国家の記憶の拡大を試みています。姜成鎬(カン・ソンホ)教授は、麗順事件を単なる内戦的な軍事衝突としてではなく、冷戦体制の形成過程における権力構造と市民の経験が交差する場として再構成し、「記憶」と「癒し」の新たなパラダイムを提示しています。「映画『太白山脈』(1994年作品)の背景にもなった麗順事件を、朝鮮戦争の視点からローカルで再構成していきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 日本と東アジアⅠ(朝鮮戦争と東アジア) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125349
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◆第4回 麗水・順天10.19事件と冷戦構造(麗水・順天編 その2) 開催日:2025年12月1日(月)19:00-21:00 講師:姜聲湖(順天大学校人文学術院長) 概要:「麗順10.19事件」をご存じですか? 1948年に発生した麗水・順天10.19事件は、済州4.3事件の鎮圧命令を拒否したことをきっかけに発生した武力衝突であり、数多くの民間人が犠牲となり、広範な地域に影響を与えた悲劇的な出来事です。韓国・順天大学校人文学術院は、済州4.3事件と麗順10.19事件を共同で研究し、「記憶と責任の連帯」をテーマに研究叢書を刊行し、学術大会を通じて地域と国家の記憶の拡大を試みています。姜成鎬(カン・ソンホ)教授は、麗順事件を単なる内戦的な軍事衝突としてではなく、冷戦体制の形成過程における権力構造と市民の経験が交差する場として再構成し、「記憶」と「癒し」の新たなパラダイムを提示しています。「映画『太白山脈』(1994年作品)の背景にもなった麗順事件を、朝鮮戦争の視点からローカルで再構成していきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 日本と東アジアⅠ(朝鮮戦争と東アジア) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125349
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◆第5回 『村へ向かった朝鮮戦争――朝鮮戦争期、村で起こった小さな戦争たち』(その1) 開催日:2025年12月15日(月)19:00-21:00 講師:パク・チャンスン (前・漢陽大学教授)*依頼中 概要:「『村へ向かった朝鮮戦争』は、朝鮮戦争が単なる前線上の戦争ではなく、村の内部で起こった小さな内戦の連鎖であったことを告発するものです。」(パク・チャンスン著/トルベゲ出版、初版2010年、改訂版2025年刊行) 朝鮮戦争はなぜ、これほどまでに悲劇的な戦争となったのでしょうか?研究者パク・チャンスンは、階級やイデオロギー以上に、血縁・地主・宗教などの複合的な衝突構造こそが、朝鮮戦争期の村内部の対立の本質であったと分析します。 「国家は住民を分断し、その結果、同じ村、同じ家系、近隣同士が互いに殺し合うという社会的崩壊が生じたのです。」では、村単位で起きた朝鮮戦争の「内部暴力のメカニズム」とは何を意味するのでしょうか?本講座では、[ローカル]において展開された朝鮮戦争の構造的原因を探り、国家が負うべき「戦争責任」の無限の具体的意味について考察します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 日本と東アジアⅠ(朝鮮戦争と東アジア) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125349
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◆第6回 『村へ向かった朝鮮戦争――朝鮮戦争期、村で起こった小さな戦争たち』(その1) 開催日:2026年1月12日(月)19:00-21:00 講師:パク・チャンスン (前・漢陽大学教授)*依頼中 概要:「『村へ向かった朝鮮戦争』は、朝鮮戦争が単なる前線上の戦争ではなく、村の内部で起こった小さな内戦の連鎖であったことを告発するものです。」(パク・チャンスン著/トルベゲ出版、初版2010年、改訂版2025年刊行) 朝鮮戦争はなぜ、これほどまでに悲劇的な戦争となったのでしょうか?研究者パク・チャンスンは、階級やイデオロギー以上に、血縁・地主・宗教などの複合的な衝突構造こそが、朝鮮戦争期の村内部の対立の本質であったと分析します。 「国家は住民を分断し、その結果、同じ村、同じ家系、近隣同士が互いに殺し合うという社会的崩壊が生じたのです。」では、村単位で起きた朝鮮戦争の「内部暴力のメカニズム」とは何を意味するのでしょうか?本講座では、[ローカル]において展開された朝鮮戦争の構造的原因を探り、国家が負うべき「戦争責任」の無限の具体的意味について考察します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 日本と東アジアⅠ(朝鮮戦争と東アジア) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125349
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