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コースタイトル:いま注目すべき環境問題の現場のリアル コース概要:いま注目すべき公害・環境問題の現場のリアルな状況を、6回分の映像アーカイブから学びます。水俣マイクオフ事件、若者気候訴訟、余市エコビレッジ、石垣島自衛隊配備、対馬海ごみ、福島原発事故被害。それぞれの当事者の視点から、ご自身の活動について等身大でお話しいただきました。遠くの出来事を知ることが目的ではなく、問題を自分に引きつけて考え、新たな行動を生み出す機会になればと思います。 ◆第1回 水俣―聴かれなかった声 開催日:2025年1月28日(火) 講師:永野三智(一般財団法人水俣病センター相思社) 概要:5月1日、水俣病公式確認の日、水俣では毎年、犠牲者慰霊祭(乙女塚主催)・慰霊式(水俣市主催)が開催され、式典後、環境大臣と患者の懇談の場が設けられます。2024年の懇談の席で、時間を超えた患者のマイクが次々と断ち切られました。熊本県知事は患者の抗議を「つるしあげ」と呼びましたが、そこにあったのは、深い悲しみです。その後、大臣は謝罪に訪れ、再懇談を約束しました。懇談までの10回にわたる環境省との実務者協議や再懇談、その後をお伝えします。 ◆第2回 日本初の若者気候訴訟―16人が気候危機から未来を守る法的挑戦 開催日:2024年12月17日(火) 講師:川崎彩子・宮澤カトリン・下村向日葵(若者気候訴訟原告) 概要:2024年8月6日、全国から集まった10-20代の16人で電力会社10社を提訴しました。原告が求めることは何なのか?私たちはどのような社会を実現したいのか?世界の気候訴訟の事例も紹介しながら、これからの気候危機アクションについて考えたいと思います! ◆第3回 暮らしから社会を変えるエコビレッジ―北海道余市の挑戦から 開催日:2023年7月25日(火) 講師:坂本純科(NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト) 概要:食べ物やエネルギー、住まい、循環型経済や市民自治など自分たちの暮らしに関わることを行政や業者に任せ、何も考えない消費者になってしまった日本人。エコビレッジは、私たちがそんな現代人の暮らしを自分たちの手に取り戻すことで、地域の活性や世界の課題解決につながっていくことを目指しています。北海道の余市で実践しているプロジェクトを例に、一市民として地球や地域の環境をどうよくしていったらいいのか考えてみたいと思います。 ◆第4回 国境離島・対馬の海ごみ問題 開催日:2025年6月24日(火) 講師:末永通尚(一般社団法人対馬CAPPA) 概要:外資系企業や人材派遣業経営を経て40歳の時に対馬に戻る。そこには幼い頃に見た美しい海はなく、プラスチックごみが散乱した海岸があった。この問題を解決したいと考え、一般社団法人対馬CAPPAの創業に携わる。 中間支援組織として行政と民間の橋渡しをしながら、環境教育や海岸清掃、海ごみ問題の普及啓発活動を行っている。国境離島から見える未来の日本が抱える問題や日韓交流の意味について伝えたい。 ◆第5回 石垣島の住民投票―国防で浮き出る境界線と消えゆく声 開催日:2023年9月19日(火) 講師:金城龍太郎(石垣市住民投票を求める会) 概要:日本政府は、中国の海洋進出や台湾有事への抑止力として自衛隊の「南西シフト」を進めています。これまで駐屯地のなかった南西諸島にも駐屯地が造られ、私の住む石垣島にも今年3月に陸上自衛隊駐屯地が開設しました。その配備計画をめぐって揺れた島内の状況を、2018年から住民投票を求めてきた私たちの運動の経緯を通して見て頂きたいと思います。小さな南の島に、いまの日本の縮図を見ることができると思います。 ◆第6回 原子力災害から14年、住民自治による廃炉と復興を考える 開催日:2025年4月15日(火) 講師:西島香織(原子力災害考証館furusato) 概要:原子力災害から14年が経ち、様々な「記憶」が継承されないまま「復興」が被災地を上書きしている状況が続いていると感じます。また、町の課題そのものや、廃炉や復興のあり方について町民自身が議論し決定することが困難な状況です。一度コミュニティが崩壊した地域で、住民自治による復興はいかにして可能なのでしょうか。東京から双葉郡富岡町に移住して6年目の私が見てきたことを元に、皆さんと共に考えたいと思います。 ※単発申し込みはこちら↓ https://apply.npa-asia.net/categories/6536513
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コースタイトル:当事者が語る環境運動の現代史 コース概要:日本を代表する環境運動の現代史を、6回分の映像アーカイブを通して学びます。水俣、成田(三里塚)、琵琶湖、新潟(旧巻町)、いわきなど、各地の当事者の視点から、ご自身が関わってきた運動についてふりかえってお話しいただきました。過去の事実をすることが目的ではなく、今後の環境や社会のあり方について考える歴史実践(doing history)の機会になればと思います。 ◆第1回 水俣病事件を旅する 開催日:2023年3月7日(火) 講師:遠藤邦夫(一般財団法人水俣病センター相思社) 概要:私は水俣病被害者でもなければ、水俣病加害者でもありません。支援者と呼ばれたスタンスなのですが、私にはしっくりきませんでした。発生確認から66年が経過した水俣病は、個人の健康被害・社会被害をもたらし自然環境を破壊した公害事件です。「門前の小僧習わぬ経を覚える」ように水俣病に接してきた私にも、考えること・思うことが湧き上がってくるのが水俣病事件です。 闘争の時代から地域再生が優先課題となった現在、私は水俣病が水俣最大の資産と考えています。それが可能になるためには、住民が被害者の痛みに寄り添うことが条件となります。それは同時に、住民の痛みも溶かしていきます。 ◆第2回 空港反対運動から生まれた有機農業の歩み―三里塚から持続可能な地域づくりを考える 開催日:2022年11月15日(火) 講師:平野靖識(有限会社三里塚物産、三里塚歴史考証室)×聞き手:相川陽一(長野大学) 概要:「日本の空の玄関口」と言われる成田空港は、地域住民に事前の説明なく、強引な手法で建設された歴史を持ちます。空港が建設された地域では反対運動(三里塚闘争)が長く続いてきました。多くの人が傷つき、苦しむ中で、この地に暮らし続けようとする農家は「運動にとりくめば農業がおろそかになり、農業にとりくめば運動がおそろかになる」課題に直面しました。この課題を解決するため、いまから約半世紀前に有機農業が導入され、堆肥を自家製造する運動がはじまりました。そこには「水俣病を生み出した企業の作った肥料を自分たちが使って良いのか」という問題意識もあったと聞きます。平野靖識さんは、都市部から支援者として成田に移り住んで、有機農産物の加工・流通の拠点を築き、社会的企業という言葉がなかった時代から、反対運動にとりくむ農家の経営を支援する事業を続けてきました。長年、森づくりにも取り組んでいます。いま成田は、有機農業が盛んな地域となり、都会から農村に移り住んで農業を営む若者も増えています。三里塚の有機農業史を平野さんとともにたどりながら、自立した地域や持続可能な地域とはどのようなものなのか考えていきます。 ◆第3回 せっけん運動の化学反応をひも解く―連帯と変化は、いかにして起こるのか 開催日:2023年1月10日(火) 講師:石田紀郎(NPO法印市民環境研究所)×聞き手:村上悟(NPO法人碧いびわ湖) 概要:1970年代に琵琶湖とその流域で展開された、草の根の「せっけん運動」は、消費者運動にとどまらず、生協、労働組合、婦人会などの連帯、リサイクルせっけんの製造と廃食用油の回収運動、有リン洗剤の販売を規制する条例(通称:琵琶湖条例)の制定など、経済や政治にも大きな影響を及ぼしました。 当時、この活動に伴走した科学者たちがいる。そのお一人で、京都大学農学部に勤務しながら「琵琶湖市民大学」「京大農薬ゼミ」「市民環境研究所」などの多彩な活動をされてきた石田紀郎さんにお話をうかがいました。 聞き手は、琵琶湖のせっけん運動と草の根自治を引き継ぐNPO、碧いびわ湖代表の村上悟さんです。 ◆第4回 原発を止める力―新潟(旧巻町)の住民投票から 開催日:2023年5月16日(火) 講師:桑原三恵(いのち・原発を考える新潟女性の会、技術委員会に県民の声を届ける会)+桑原正史(元・原発のない住みよい巻町をつくる会) 概要:旧巻町は1969年に明らかになった東北電力の原発建設計画を20余年の歳月をかけて、1996年に住民投票を実施し、撤回させた。人口3万ほどの田舎町で、なぜそのようなことができたのか。特別なことなどないごく普通の町で起きたがゆえに、その解には普遍性があるかもしれない。住民投票に至った経過と、1981年から夫と共に参加した反対運動での取り組みをたどりながら、原発を止める力とは何かを提起したい。 ◆第5回「衣」を通して地域課題と向き合う ―古着を燃やさない社会づくりの33年間 開催日:2024年7月30日(火) 講師:吉田恵美子(NPO法人ザ・ピープル、ふくしまオーガニックコットンプロジェクト) 概要:福島県いわき市において、古着を燃やさない社会をつくろうと33年間取り組んできた市民団体がある。私自身はその前理事長として、活動の創成期から関わり続けてきた。そして、東日本大震災という人類初の複合災害の現場で、時々刻々と変化する地域課題に向き合うことでその活動を変化させ、有機農法での在来種茶綿栽培を手掛けるに至った。一地方都市での環境問題への取組み事例を紹介したい。 ※吉田恵美子さんは、2024年11月17日に逝去されました。 ◆第6回 原子力資料情報室は来年で50年 開催日:2024年11月19日(火) 講師:西尾漠(NPO法人原子力資料情報室) 概要:原子力資料情報室は2025年9月で創立から50年を迎えます。私自身は創立メンバーではありませんが、世話人として常駐していた高木仁三郎さんの「プルトニウム研究会」に加わり、当初から事務所に出入りしていました。以来50年近く、原子力資料情報室にかかわってきたことになります。原子力をめぐる動きは目まぐるしく、原子力資料情報室の役割も変わってきました。日本の原子力の歴史とからめながらお話しできればと考えています。 ※単発申し込みはこちら↓ https://apply.npa-asia.net/categories/6536513
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コースタイトル:鳥井一平が解説する日本の労働運動 コース概要:日本の在留外国人は2022年末に307万人となり、多民族多文化共生による「移民社会」はすでに始まっています。しかし、90年以来30年以上、外国人労働者を受け入れてきた日本社会は、受け入れに見合った社会になっているでしょうか? [戦後労働運動と労働問題」コースでは、前回の第11期では、アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された日本の移住労働者問題のスペシャリストである、NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」共同代表理事・鳥井一平本人より、移住労働者の犠牲の上に立っている社会構造の現状と、労働運動家として生きて闘ってきた歩みをお話しいただきました。大好評の鳥井さんの労働運動の解説を、第12期にも続編として開催します。第12期ではアジア労働者との連帯運動からみた日本社会と日本の労働運動の現状と課題をとりあげます。 元国鉄労働組合委員長・武藤久の「国労物語り」、総評OB会の「私と総評」に次ぐ連続労働企画として、今、日本の労働及び労働運動の現場に何が起きているのか、そのリアルな姿をより深く共有できると思います。 曜日:金曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) コーディネーター: -李泳采(恵泉女学園大学) 講師プロフィル 鳥井一平 (とりい いっぺい) 「特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク」【移住連】代表理事 1953年大阪府生まれ。「特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)代表理事。全統一労働組合外国人労働者分会の結成を経て、93年の外国人春闘を組織するなど、外国人労働者を長年サポートし続け、2013年には米国務省が「人身売買と闘うヒーロー」に日本人として初選出、表彰された。19年9月にはNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも特集された。近著に『国家と移民 外国人労働者と日本の未来』(集英社新書)がある。『国家と移民 外国人労働者と日本の未来 集英社新書』より。◆推薦◆姜尚中氏(政治学者)「民族や文化の背景が違う人たちと助け合える社会になれば、何としなやかで、素敵な日本になることか!」 参考 移住連HP https://migrants.jp/index.html 全統一労働組合HP http://www.zwu.or.jp/ ◆第1回 「新たな受入れ制度」の正体 - 「育成労働制度」と永住取り消し問題 開催日:2024年3月8日(金)19:00-21:00 概要:日本の在留外国人は2022年末に307万人となりました。多民族多文化共生による「移民社会」はすでに始まっています。少子高齢化が早いスピードで進んでいる日本で、持続可能な社会を実現していくためには、外国人労働者の活躍、存在は不可欠の要素です。1990年には団体管理型による研修生制度の開始、2019年入管法の改定により、在留資格「特定技能」による外国人労働者の受け入れ以来、30年以上、外国人労働者を受け入れてきた日本社会は、受け入れに見合った社会になっているでしょうか? 現場では技能実習生が、「時給300円」の奴隷労働構造の中で働き、ヘイトスピーチ等の人権侵害の対象になっています。移住労働者と共生する多民族多文化による「移民社会」を実現していくためには、何が必要でしょうか。アメリカ国務省から「人身売買と闘うヒーロー」として表彰された日本の移住労働者問題のスペシャリストであり、労働運動家として生きて闘ってきた張本人から、移住労働者の犠牲の上に立っている技能実習制度の矛盾と、日本社会の構造的な問題を、2024年の現時点での労働運動の立場から具体的に語っていただきます。 ◆第2回 アジア労働者連帯運動(1)- フィリピン、中国、南米 開催日:2024年3月22日(金)19:00-21:00 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 前半3回では、アジア労働者との連帯運動の具体的な事例を通じて、日本とアジア、日本社会の構造的な矛盾、そして、日本の労働運動の変質と課題を見ていきます。また、後半2回では、非正規雇用問題、中小企業と地域労組の立場から、日本労働運動の再建にむけての具体的提案と実践を語っていきます。大阪での労働運動から現在に至るまでの労働運動家の生き方、日本の労働運動への展望、外国人労働者と共存して作っていく日本の未来像に関して改めて深く、また労働運動最前線のリアルな姿を共有していきます。 ◆第3回 【NPA特別フォーカス企画!】 鳥井一平が解説する日本の労働運動ー『日本人オザワ』が伝える日韓労働者連帯とは(仮) 開催日:2024年5月22日(水)18:00~21:00 開催形式:オンライン開催 要申込:有料1000円 ※コース11受講生は招待 ※申込者には事後録画配信あり 18:00- 第1部 『日本人オザワ』上映 19:50- 第2部 対談 尾澤孝司(韓国サンケン労組を支援する会) 尾澤邦子(韓国サンケン労組を支援する会) 鳥井一平(【移住連】代表理事) 質疑応答 司会:李泳采(恵泉女学園大学) ◆第4回 アジア労働者連帯運動から難民政策を考える 開催日:2024年7月12日(金)19:00-21:00 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ◆第5回 日本の労働運動の再建に向けて(1)- 非正規雇用問題 開催日:2024年7月31日(水)19:00-21:00 ※日程変更【2024.7.26更新】 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ◆第6回 日本の労働運動の再建に向けて(2)- 中小企業・地域労組 開催日:2024年8月16日(金)19:00-21:00 ※日程注意【2024.8.10更新】 講師:鳥井一平(【移住連】代表理事) 概要:NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の鳥井一平・共同代表理事(69)は30年以上にわたり、労災や賃金不払いなどのトラブルに遭った外国人労働者を支援してきました。また、フィリピン、中国、韓国、南米の外国人労働者連帯運動とも長くかかわっています。日本企業のアジア進出に伴い、現地労働者への搾取の声が日本社会に届き、また、アジアから日本に来られた外国人労働者の日本社会における搾取構造の上で、日本社会と日本の労働運動はどういう実態と課題に直面していたでしょうか? 全3回講座では、アジア労働者との連帯運動から難民政策までをとらえなおし、日本の労働運動の変質と今後の課題を見ていきます。 ※単発申し込みはこちら↓ https://apply.npa-asia.net/categories/6536513
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コースタイトル:内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるー大森淳郎のラジオと戦争 コース概要:戦時下のラジオは国民に何を伝え何を伝えなかったのでしょうか。当時の放送人には、どのような矜持、葛藤、あるいは諦念があったのでしょうか。そして敗戦を跨いでラジオはどう変わったのでしょうか。何が変わらなかったのでしょうか。 今年はラジオ放送開始100周年です。この節目にあたり、ラジオの戦争責任について考えたいと思います。 曜日:水曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 担当講師:内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授、NPA共同代表) 恵泉女学園大学名誉教授、新時代アジアピースアカデミー(NPA)共同代表、1991年から韓国朝鮮人元戦犯者の補償を求める運動にかかわる。 大森淳郎(元NHKディレクター) 1982年、東京外国語大学ヒンディー語学科卒業。 同年NHK入局。 富山、東京、広島、福岡、仙台の各放送局に勤務。 ディレクタ-として主にETV特集を手掛ける。 ジェネレーター:内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)/ 許美善(NPA事務局) ◆第1回 ニュースはどう編集されていたのか 開催日:2025年10月8日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:戦前の日本放送協会は自前の取材網を持っておらず、ニュースは国策通信社・同盟通信からの配信記事に頼っていました。でも、当時の報道部員は、戦時下の放送研究誌にこう書いています。「同盟通信を使っても同盟通信以上の国策的効果があがればよい。(中略)我々編集者は常に同盟通信以上の効果をあげるために工夫し努力しなければならぬ」。その「工夫」や「努力」とはどのようなものだったのか、一次資料から検討します。 ◆第2回 戦時下のドキュメンタリーを聴く 開催日:2025年10月22日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:日本のラジオで放送された最初のドキュメンタリーは、1937年6月13日に九州エリアで放送された「長崎の印象」という20分の作品です。それから1か月もたたない7月7日には盧溝橋事件が勃発、生まれたばかりのラジオ・ドキュメンタリーは戦争と共に歩んでゆくことになります。そこでは何がどのように描かれたのか、遺された名作(?)「病院船」(1941年年5月25日放送)を分析します。 ◆第3回 放送人たちの葛藤 開催日: 2025年11月5日(水)19:00-21:00 講師: 大森淳郎(元NHKディレクター) 概要: 戦前・戦中の日本放送協会の歴史を遠望すれば、軍や政府に支配された、非自立的で没個性の、のっぺらぼうのような組織の姿しか見えません。でも、もっと接近して見れば、放送現場の絶望や葛藤、あるいは諦念といった感情の起伏が見えてきます。講演番組を担った多田不二、学校放送の父とも呼ばれる西本三十二、音楽・芸能番組で異彩を放った奥屋熊郎、3人の個性的な放送人の葛藤する姿を見つめます。 ◆第4回 南方占領地での放送 開催日: 2025年12月3日(水)19:00-21:00 講師: 村上聖一(NHK放送文化研究所メディア研究部) 概要: 戦時下、日本の陸海軍は「南方」と呼ばれた東南アジアの占領地に30以上の放送局を開設しました。占領地での放送の目的は、日本人向け情報伝達、対敵宣伝、現地住民の民心安定の3つが挙げられますが、中でも重視されたのが、大東亜共栄圏構想を浸透させるために行われた現地住民向け放送でした。石油などの資源地帯として重視された蘭印(現在のインドネシア)を中心に、南方占領地で行われた放送の実態を見ていきます。 ◆第5回 太平洋戦争末期のラジオを聴く 開催日: 2025年12月17日(水)19:00-21:00 講師: 大森淳郎(元NHKディレクター) 概要: 1944年の夏、高橋映一さんという一人のラジオ少年が、自前の録音機を完成させました。戦況が目に見えて悪化してゆく中で、高橋さんはラジオ放送の録音を始めます。「サイパン島陥落」「硫黄島玉砕」「特攻隊出撃実況」など、高橋さんが遺した貴重な音源に耳を傾けながら、それらの放送の背後にあったメディア戦略を考察します。 ◆第6回 敗戦を跨いで 開催日: 2026年1月14日(水)19:00-21:00 講師: 大森淳郎(元NHKディレクター) 概要: 敗戦を跨いでラジオはどう変わったのでしょうか。あるいは、変わらなかったのでしょうか。占領期の放送を二つの側面から検証します。一つはGHQの指導・検閲下の放送について。もう一つは、日本政府、並びに日本放送協会(NHK)の内部の動きについて。 敗戦を跨いでラジオは自由で民主的なものに変わったと片づけられがちですが、そんなに単純な話ではありません。放送の公共性とは何か、それはラジオが誕生してから今日まで、100年間、私たちの前に変わらずにある問いです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813801
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◆第1回 ニュースはどう編集されていたのか 開催日:2025年10月8日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:戦前の日本放送協会は自前の取材網を持っておらず、ニュースは国策通信社・同盟通信からの配信記事に頼っていました。でも、当時の報道部員は、戦時下の放送研究誌にこう書いています。「同盟通信を使っても同盟通信以上の国策的効果があがればよい。(中略)我々編集者は常に同盟通信以上の効果をあげるために工夫し努力しなければならぬ」。その「工夫」や「努力」とはどのようなものだったのか、一次資料から検討します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第2回 戦時下のドキュメンタリーを聴く 開催日:2025年10月22日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:日本のラジオで放送された最初のドキュメンタリーは、1937年6月13日に九州エリアで放送された「長崎の印象」という20分の作品です。それから1か月もたたない7月7日には盧溝橋事件が勃発、生まれたばかりのラジオ・ドキュメンタリーは戦争と共に歩んでゆくことになります。そこでは何がどのように描かれたのか、遺された名作(?)「病院船」(1941年年5月25日放送)を分析します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第3回 放送人たちの葛藤 開催日:2025年11月5日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:戦前・戦中の日本放送協会の歴史を遠望すれば、軍や政府に支配された、非自立的で没個性の、のっぺらぼうのような組織の姿しか見えません。でも、もっと接近して見れば、放送現場の絶望や葛藤、あるいは諦念といった感情の起伏が見えてきます。講演番組を担った多田不二、学校放送の父とも呼ばれる西本三十二、音楽・芸能番組で異彩を放った奥屋熊郎、3人の個性的な放送人の葛藤する姿を見つめます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第4回 南方占領地での放送 開催日:2025年12月3日(水)19:00-21:00 講師:村上聖一(NHK放送文化研究所メディア研究部) 概要:戦時下、日本の陸海軍は「南方」と呼ばれた東南アジアの占領地に30以上の放送局を開設しました。占領地での放送の目的は、日本人向け情報伝達、対敵宣伝、現地住民の民心安定の3つが挙げられますが、中でも重視されたのが、大東亜共栄圏構想を浸透させるために行われた現地住民向け放送でした。石油などの資源地帯として重視された蘭印(現在のインドネシア)を中心に、南方占領地で行われた放送の実態を見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第5回 太平洋戦争末期のラジオを聴く 開催日:2025年12月17日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:1944年の夏、高橋映一さんという一人のラジオ少年が、自前の録音機を完成させました。戦況が目に見えて悪化してゆく中で、高橋さんはラジオ放送の録音を始めます。「サイパン島陥落」「硫黄島玉砕」「特攻隊出撃実況」など、高橋さんが遺した貴重な音源に耳を傾けながら、それらの放送の背後にあったメディア戦略を考察します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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◆第6回 敗戦を跨いで 開催日:2026年1月14日(水)19:00-21:00 講師:大森淳郎(元NHKディレクター) 概要:敗戦を跨いでラジオはどう変わったのでしょうか。あるいは、変わらなかったのでしょうか。占領期の放送を二つの側面から検証します。一つはGHQの指導・検閲下の放送について。もう一つは、日本政府、並びに日本放送協会(NHK)の内部の動きについて。 敗戦を跨いでラジオは自由で民主的なものに変わったと片づけられがちですが、そんなに単純な話ではありません。放送の公共性とは何か、それはラジオが誕生してから今日まで、100年間、私たちの前に変わらずにある問いです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考えるーラジオと戦争 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126404
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コースタイトル:高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用)―「赦し」と「和解」の市民哲学(1) コース概要:不正な暴力によって傷つけられた人(個人、集団)は、傷つけた人(個人、集団)を、どこまで「赦す」ことができるのか。そもそも「赦す」ことは良いことなのか。私たちの日常生活・社会生活でも、国家や民族など集団間の紛争の場面でも、こうした問題がつねに問われています。古今の哲学、文学、宗教思想、現在進行形の事件など、多様な事例をとりあげながら、「赦し」と「和解」の可能性を考えていきます。 曜日:金曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 担当講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 講師プロフィール:1956年生。哲学者。主な著書に、『記憶のエチカ』、『戦後責任論』、『デリダ 脱構築と正義』、『靖国問題』、『犠牲のシステム 福島・沖縄』、『日米安保と沖縄基地論争』、『責任について 日本を問う二〇年の対話』(徐京植との共著)などがある。 ジェネレーター:蓑田瑞恵(NPA事務局) ◆第1回 ハンナ・アーレントと「赦し」の問題(1) 開催日:2025年10月17日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:20世紀の全体主義(ナチズムとスターリニズム)の本質を考察したアーレントは、そこで「悪」の「赦し」という困難な問題にぶつかりました。まずは彼女の代表作『人間の条件』でこの問題がどのように取り上げられているかを見ていきます。 ◆第2回 ハンナ・アーレントと「赦し」の問題(2) 開催日:2025年10月31日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:アーレントは人間の活動、とりわけ政治における「赦し」の重要性を説いたにもかかわらず、「赦すことも罰することもできない罪」を考えざるをえませんでした。『全体主義の起源』や『エルサレムのアイヒマン』等によって見ていきます。 ◆第3回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(1) 開催日:2025年11月14日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:1960年代の西ドイツで、ナチス犯罪者の時効をめぐる論争が起きた際、哲学者ジャンケレヴィッチは時効反対を断固として主張しました。論争の背景を紹介しながら、彼の議論を見ていきます。 ◆第4回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(2) 開催日:2025年12月12日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:ジャンケレヴィッチはユダヤ・キリスト教の伝統をつき詰めながら、独自の「赦し」の哲学を展開しました。その論点を紹介し、議論します。 ◆第5回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(3) 開催日:2025年12月26日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:ジャンケレヴィッチの議論をめぐって、戦後世代のドイツ人と哲学者の間に往復書簡が交わされ、興味深い「対話」が生じました。またジャンケレヴィッチの議論はフランスの政治にも影響を与えています。それらのエピソードを材料に、謝罪、赦し、和解について考えます。 ◆第6回 多様な事例を考える 開催日:2026年1月23日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:5回の講座での議論を受けて、多様なジャンルから「赦し」と「和解」に関する事例をとり上げ、考察します。 参考文献(映像):講座のなかで適宜ご紹介していきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813802
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◆第1回 ハンナ・アーレントと「赦し」の問題(1) 開催日:2025年10月17日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:20世紀の全体主義(ナチズムとスターリニズム)の本質を考察したアーレントは、そこで「悪」の「赦し」という困難な問題にぶつかりました。まずは彼女の代表作『人間の条件』でこの問題がどのように取り上げられているかを見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第2回 ハンナ・アーレントと「赦し」の問題(2) 開催日:2025年10月31日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:アーレントは人間の活動、とりわけ政治における「赦し」の重要性を説いたにもかかわらず、「赦すことも罰することもできない罪」を考えざるをえませんでした。『全体主義の起源』や『エルサレムのアイヒマン』等によって見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第3回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(1) 開催日:2025年11月14日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:1960年代の西ドイツで、ナチス犯罪者の時効をめぐる論争が起きた際、哲学者ジャンケレヴィッチは時効反対を断固として主張しました。論争の背景を紹介しながら、彼の議論を見ていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第4回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(2) 開催日:2025年12月12日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:ジャンケレヴィッチはユダヤ・キリスト教の伝統をつき詰めながら、独自の「赦し」の哲学を展開しました。その論点を紹介し、議論します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第5回 ウラジミール・ジャンケレヴィッチと「赦し」の問題(3) 開催日:2025年12月26日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:ジャンケレヴィッチの議論をめぐって、戦後世代のドイツ人と哲学者の間に往復書簡が交わされ、興味深い「対話」が生じました。またジャンケレヴィッチの議論はフランスの政治にも影響を与えています。それらのエピソードを材料に、謝罪、赦し、和解について考えます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース02] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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◆第6回 多様な事例を考える 開催日:2026年1月23日(金)19:00-21:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:5回の講座での議論を受けて、多様なジャンルから「赦し」と「和解」に関する事例をとり上げ、考察します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース2] 高橋哲哉の市民哲学セミナー(応用) コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115126159
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コースタイトル:グローバル経済とジェンダー コース概要:平和学の発展に貢献したガルトゥングは、平和の概念を消極的平和(戦争がない状態)と積極的平和(貧困、差別、搾取、抑圧)に分類した。以後、平和学は様々な学問分野を取り入れて学際的に発展してきた。この講義ではグローバル経済の中でのアジアの経済成長/開発とジェンダーというテーマの下でフェミニスト政治経済学の観点から、構造的暴力(搾取と収奪)について途上国を事例に分析し、社会的再生産の再構築について模索する。 曜日:日曜 原則隔週 時間:18:00-20:00 ※時間注意※ 開催方法:オンライン開催・定員50名 担当講師:堀芳枝 講師プロフィール:早稲田大学社会科学総合学術院教授。平和学、Southeast Asian Studies、Gender and Developmentなどを担当。『学生のためのピース・ノート』(主偏)、2014年、コモンズ。Base of the Pyramid and Business Process Outsourcing Strategies. Singapore: Springer. 2023(共編). ◆第1回 平和学から考えるグローバル経済とジェンダー 開催日:2025年10月12日(日)18:00-20:00 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:平和学とは何か。平和学の主要な概念について学ぶとともに、平和学の観点から開発/発展、グローバル経済における構造的暴力の問題を考える際の枠組みについて説明する。 ◆第2回 東南アジアから考える古典的国際分業とジェンダー 開催日:2025年10月26日(日)18:00-20:00 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:グローバルサウス(Global South)という言葉が一時マスコミを賑わせたように、昨今のアジアは著しい経済成長を遂げている。戦後のアジアの開発の歴史を振り返りながら、女性がどのように位置づけられてきたのかを考える。 ◆第3回 東南アジアから考える新国際分業とジェンダー 開催日:2025年11月9日(日)18:00-20:00 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:成長するアジアの中で、女性たちはどのように労働市場に組み込まれているのか。ここでは、アジアの女性たちの労働の変容について生産領域の観点から具体例を示しながら、女性労働が直面している矛盾について考え、議論する。 ◆第4回 東南アジアから考える再生産領域のグローバル化とジェンダー 開催日:2025年12月7日(日)18:00-20:00 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:東南アジア、特にフィリピンやインドネシアの経済成長を押し上げている要因のひとつに海外移住労働者からの送金があげられる。1980年代以降、女性が単身で海外に渡ってケア労働を中心とする様々なサービス業で働くことが、政府の政策としても奨励された。これを「移住労働の女性化」ととらえた上で再生産領域のグローバル化というテーマのもとに検証する。 ◆第5回 先進国から考えるグローバル経済とジェンダー、そして社会の変容 開催日:2025年12月21日(日)18:00-20:00 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:1970年代の新国際分業はグローバル経済の楮図転換であった。それは先進国にどのような影響を及ぼしたのだろうか。この授業では新自由主義をキーワードに、ポスト新国際分業の先進国の産業構造の転換についてグローバル・シティの観点から説明するとともに、先進国内での「新しい貧困」について考えてゆく。 ◆第6回 資本主義の危機/社会的再生産の危機とその克服に向けて 開催日:2026年1月18日(日)18:00-20:00 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:グローバル経済とジェンダーという問題を通して見えてくるものは何か。資本主義のシステムそのものに内包する矛盾を社会的再生産の危機としてとらえ、それがどのような構造的暴力を生み出しているのかを考えるとともに、その問題の解決策について、複数の観点から考察し、議論する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発受講のお申し込みはこちら↓ https://apply.npa-asia.net/categories/2813803
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◆第1回 平和学から考えるグローバル経済とジェンダー 開催日:2025年10月12日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:平和学とは何か。平和学の主要な概念について学ぶとともに、平和学の観点から開発/発展、グローバル経済における構造的暴力の問題を考える際の枠組みについて説明する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第2回 東南アジアから考える古典的国際分業とジェンダー 開催日:2025年10月26日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:グローバルサウス(Global South)という言葉が一時マスコミを賑わせたように、昨今のアジアは著しい経済成長を遂げている。戦後のアジアの開発の歴史を振り返りながら、女性がどのように位置づけられてきたのかを考える。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第3回 東南アジアから考える新国際分業とジェンダー 開催日:2025年11月9日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:成長するアジアの中で、女性たちはどのように労働市場に組み込まれているのか。ここでは、アジアの女性たちの労働の変容について生産領域の観点から具体例を示しながら、女性労働が直面している矛盾について考え、議論する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第4回 東南アジアから考える再生産領域のグローバル化とジェンダー 開催日:2025年12月7日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:東南アジア、特にフィリピンやインドネシアの経済成長を押し上げている要因のひとつに海外移住労働者からの送金があげられる。1980年代以降、女性が単身で海外に渡ってケア労働を中心とする様々なサービス業で働くことが、政府の政策としても奨励された。これを「移住労働の女性化」ととらえた上で再生産領域のグローバル化というテーマのもとに検証する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第5回 先進国から考えるグローバル経済とジェンダー、そして社会の変容 開催日:2025年12月21日(日)18:00-20:00 ※時間注意※ 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:1970年代の新国際分業はグローバル経済の楮図転換であった。それは先進国にどのような影響を及ぼしたのだろうか。この授業では新自由主義をキーワードに、ポスト新国際分業の先進国の産業構造の転換についてグローバル・シティの観点から説明するとともに、先進国内での「新しい貧困」について考えてゆく。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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◆第6回 資本主義の危機/社会的再生産の危機とその克服に向けて 開催日:2026年1月18日(日)18:00-20:00 講師:堀芳枝(早稲田大学社会科学総合学術院) 概要:グローバル経済とジェンダーという問題を通して見えてくるものは何か。資本主義のシステムそのものに内包する矛盾を社会的再生産の危機としてとらえ、それがどのような構造的暴力を生み出しているのかを考えるとともに、その問題の解決策について、複数の観点から考察し、議論する。 テキスト: 堀芳枝編『学生のためのピース・ノート2』コモンズ、2015年。 エスコバル、アルトゥーロ(北野収訳)『開発との遭遇』新評論、2022年。 大橋史恵・堀芳枝編『フェミニスト政治経済学』大月書店、近刊予定。 参考文献(映像):授業の中で適宜紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] グローバル経済とジェンダー コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/115125881
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