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[コース02] 田浪亜央江とパレスチナを学ぶ Part2- パレスチナを記憶する- 抵抗すること生きること

¥9,000

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コースタイトル:パレスチナを記憶する- 抵抗すること生きること

コース概要:2023年10月以来、それ以前に進行していたイスラエルによるパレスチナの破壊は加速し続け、やむ気配がありません。街頭や大学、ネット空間で、直接的で明確な言葉を使ってこれを止めるための活動も広がりを見せています。本講座では、イスラエルが瓦礫や廃墟に変え、あるいは植林や入植地建設等によって一変させたパレスチナの光景を、歴史への知識や想像力を駆使し、パレスチナ人の抵抗の歴史に学びながら、協同のもと記憶します。現地訪問経験や現地の友人の有無にかかわらず、パレスチナへの眼差しを豊かにすることは、パレスチナをこのまま破壊し続けさせないための力を養っていくことにつながると信じます。

曜日:木曜 原則隔週
時間:19:00-21:00 
開催方法:オンライン開催・定員50名
講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究)
プロフィール
中東地域研究・パレスチナ文化研究
東京外国語大学アラビア語学科卒業、一橋大学言語社会研究科卒、学部在学中にシリア・ダマスカス大学、大学院在籍中にイスラエル・ハイファ大学留学。国際交流基金中東担当専門員、大学非常勤講師、成蹊大学アジア太平洋研究センター主任研究員を経て、2017年より広島市立大学国際学部准教授。著書『〈不在者〉たちのイスラエル 占領文化とパレスチナ』(インパクト出版会)、共訳書『パレスチナの民族浄化 イスラエル建国の暴力』(法政大学出版局)など多数ある。

コーディネーター:
山岡幹郎(写真家)

◆第1回 パレスチナの色と香り オレンジの実が干からびたあとに

開催日:2024年7月11日(木)19:00-21:00 
講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究)
概要:瓦礫と粉塵、灰色と血の色に塗りこめられたように見えるガザ。小洒落たアクセサリ
ーショップや画廊が建ち並ぶ、ヤッフォ(ヤーファ)の街並み。一見対照的な別世界同士は、時間差をつけて歴史と記憶の破壊にさらされた、いずれも「悲しいオレンジの実る土地」(ガッサン・カナファーニー)です。手にするオレンジが何度干からびようと、その土地に再び苗木を植えることを願ってきた難民たち。オレンジの色と香り豊かなガザやヤーファの記憶を思い出し、悲しいオレンジを拒否することから連帯の旅を始めましょう。

◆第2回 世界とつながる海 一時間だけの海

開催日:2024年7月25日(木)19:00-21:00 
講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究)
概要:十字軍をもたらした海、ナポレオンの軍勢を連れてきた海、シオニスト入植者を運んできた海。パレスチナにつぎつぎと侵略者をもたらしてきた海を、パレスチナ人たちは愛し続けて来ました。しかしイスラエル建国によりパレスチナ人の多くは海へのアクセスを失い、唯一残るガザ地区の海は封鎖されてきました。すべてのパレスチナ人が渇望と怒りのなかで「この海は私のもの」(マフムード・ダルウィーシュ)という詩句を叫ぶとき、海を眺めるために命を賭すような転倒さえ奇妙でなくなります。

◆第3回 石の家の破壊 石のたたかいの開始

開催日:2024年8月8日(木)19:00-21:00 
講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究)
概要:記録してくれ、俺はアラブ/仲間と一緒に石切り場で働く(マフムード・ダルウィー
シュ、「身分証明書」)。採石はパレスチナ最大の産業であり、石づくりの家はパレスチナの原風景でもあります。石の家や教会、モスクが破壊され放置された空間に、イスラエルのモダニズム建築が建ち並ぶ都市。視界かなたにそれを見やる場所から、パレスチナ人たちは石つぶてをもち抵抗を始めました。パレスチナの石は、パレスチナ人のたたかいの目撃者であり、同伴者でもあります。

◆第4回 オリーブ スムードの象徴が根こそぎにされるなかで

開催日:2024年8月22日(木)19:00-21:00 
講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究)
概要:故ヤーセル・アラファートは国連総会に平和の象徴たる一本のオリーブの枝をたずさえ、自分の手からそれを「落とさせないで下さい」と世界に向かって求めました。しかしパレスチナ人が守りたいのは折り取られた枝ではなく、土地に根を張るオリーブの樹であり、その木陰が生み出す時間と空間です。この土地に残り続ける粘り強いたたかい(スムード)を象徴するオリーブの樹。スムードが称賛される一方で土地がどんどん奪われ続けて来た現実のなか、パレスチナ人は今後いかなる展望をもちうるのでしょうか。

◆第5回 ダブケ 祝祭の風物詩から抵抗の文化へ

開催日:2024年9月5日(木)19:00-21:00 
講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究)
概要:イスラエルのスナイパーや戦車を前に、臆することなく足を踏みならすパレスチナ人。古き良きパレスチナの農村の光景と結びついて記憶されて来た祝祭の踊り「ダブケ」は、今やパレスチナ人の抵抗の姿を見事に体現させつつ、世界中に広がっています。集団で力強く大地を踏みしめるその明るい踊りが、パレスチナの若者像を提示する重要なツールとなってからおよそ40年。その進化と多様性のなかにパレスチナ社会の底力を確信させてくれるダブケのステップは、無力と無関心をさらし続けて来た国際社会の扉を激しく叩き続ける響きにも聞こえます。

◆第6回 刺繍する女たち男たち 針仕事という抵抗

開催日:2024年9月19日(木)19:00-21:00 
講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究)
概要:赤色のバリエーションが印象的な、パレスチナの刺繍。それは単なる製品・モノではなく、パレスチナの歴史と文化を刺しながら生まれるパレスチナ人の語り、その背景にある彼らの人生そのものです。2016年にオープンしたパレスチナ・ミュージアムが一年にわたる最初の企画展のテーマに選んだのは、パレスチナの刺繍でした。家庭や共同施設だけでなく、針と糸がひそかに持ち込まれた刑務所でも続く「愛の労働」の姿は、「伝統文化」への私たちの固定観念を打ち砕きます。

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*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!
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