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コースタイトル:戦後80年特別企画 - 立法の闘い (その2)
コース概要:「戦後補償講座」Part12では、権利回復のたたかいが日韓請求権協定、日本の国内法、司法の壁で阻まれる中、立法解決(救済)をめざした(今も進めている)在日の傷痍軍人・遺族、シベリア抑留者、BC級戦犯者たちの苦難の闘いを振り返る。
曜日:木曜日 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
コーディネーター:
- 矢野秀喜(強制動員問題解決と過去清算のための共同行動)
- 許美善(NPA事務局)
- 李泳采(恵泉女学園大学)
◆第1回「忘れられた皇軍」-援護法から排除された植民地出身兵士たちの闘い
開催日:2024年11月21日(木)19:00-21:00
講師:田中宏(一橋大学名誉教授)
概要:日本軍兵士・軍属として動員され、戦死し、戦場で傷害を負って傷痍軍人となったにも拘わらず援護法適用対象から排除された植民地出身傷痍軍人らの補償を求める裁判等について振り返る。
◆第2回 「平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律」制定-その意義と限界
開催日:2024年12月5日(木)19:00-21:00
講師:田中宏(一橋大学名誉教授)
概要:「救済」するための法律の制定経過を振り返るとともに、法律の意義と限界につい
て確認する
◆第3回 シベリア抑留者が負わされた苦難と帰還者たちの報われぬ「戦後」
開催日:2024年12月19日(木)19:00-21:00
講師:有光健(戦後補償ネットワーク世話人)
概要:日本の敗戦後、ソ連によって57万5千人もの兵士・民間人〔植民地出身者を含む〕がシベリアをはじめ旧ソ連各地に移送・抑留され強制労働を強いられ6万人に及ぶ人々が飢餓・重労働・酷寒により死亡した「シベリア抑留」の経緯、その実態と帰国後の補償を求める運動について明らかにする。
◆第4回「戦後強制抑留者に係る問題に関する特別措置法」-その意義と国籍条項の壁
開催日:2024年1月9日(木)19:00-21:00
講師:有光健(戦後補償ネットワーク世話人)
概要:シベリア抑留者が国家賠償を求めて訴訟等を起こすも救済の道が閉ざされる中で、民主党政権下でようやく立法救済が図られた、その立法の意義と植民地出身者を排除した国籍条項の壁について確認する。
◆第5回 捕虜監視員として働かされ戦後にBC級戦犯とされた韓国人軍属の賠償、尊厳回復を求める闘い
開催日:2025年1月23日(木)19:00-21:00
講師:大山美佐子(韓国・朝鮮人元BC級戦犯者「同進会」を応援する会)
概要:戦時中に捕虜監視委員等として動員され、戦後は軍事裁判でBC級戦犯とされ、「日本人」として有罪判決を受け、刑に服したにも拘わらず、釈放後は「外国人(三国人)」として援護・補償対象からも排除された元BC級戦犯者・遺族の半世紀以上にわたるたたかいを振り返る。
◆第6回 補償立法をめざす闘いの前に立ちはだかる壁-それをどう超えていくか
開催日:2025年1月30日(木)19:00-21:00
講師:有光健(戦後補償ネットワーク世話人)
概要:日本政府に謝罪、賠償を求める訴訟で、判決で請求は棄却しつつも立法救済を促す付言がなされたことを手掛かりに「特定連合国裁判被拘禁者等に対する特別給付金の支給に関する法律案」の成立を目ざす運動の経過と課題について提起する。
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*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!
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