2022/11/15 15:30


このブログではNPAに寄せられた受講生からのご感想を紹介します!
(回数は第何回目の講座を受講したかを示しています)

コース1 日本と東アジア
1回目, 2回目 A.Nさん
これまでの現代日本史観がひっくり返りました。すごい!

2回目 T.Sさん
朝鮮戦争終結を日本の左派リベラルもほとんど主張しない、それは日本の民主主義の成熟を妨げているという指摘はその通りと思います。また、日本政府は公然と朝鮮戦争終結に反対しています。恥ずかしいことです。野党の政策課題に朝鮮戦争終結としている所は一つも確認できないし、憲法九条擁護派からも、軍拡反対はあっても朝鮮戦争終結というスローガンはありません。日本の植民地政策によっての南北分断ですが、その責任を右派、左派とも自覚がほとんど無いのはなぜなのでしょうか。日本いても、それは理解出来ない醜態です。軍拡反対より、アジアの平和構築にはるかに有効なのですが、主要課題となってません。朝鮮戦争終戦へ、という運動が日本国内に必要だと自覚させられました。

コース3 知らなかった!OKINAWA
1回目 T.Aさん
これまで、自分と同世代以上の研究者のお話を聞くことの方が多かったところ、若い世代の研究者の視点はこうまで新鮮なのかという感触です。お話しの終盤まで、行きつくところが見つけられず少々迷子気味でした。でも最後にそこに行きつくのか!というところと、アフタートークでのやりとりで、自分自身が普段考えていることや周囲のみなさんと話し実践していることにどうつながるのか、カチッとハマった感じがしました。参加できてありがたかったです。

コース4 実現させます!女の政治
3回目 O.Kさん
労働運動で要求を実現させるためには、要求が普遍化・共有され、広がりを持つことが大切だというお話は重要だなと感じました。貴重なお話をありがとうございました。

3回目 O.Kさん
女性労働者が、苦労して勝ち取ってきた権利の数々。その歴史と内容を丁寧にお話してくださり、ありがとうございました。東京で、東京交通労組女性部の活動や、最近ではメトロコマースの女性たちの闘いを見てきましたが、闘う女性たちは生き生きとしています。その闘いを後輩たちに伝えようと、ボランティアで活動されているという伍賀さんに敬意を表します。若い人たちに聞いてほしいお話しでした。

コース5 福島からみたポストコロナ時代
2回目 M.I.さん
震災が起こり、原発事故が起こった当初は被災の問題がメディアでも取り上げられていて、被害の甚大さを知ることができていましたが、現在でも苦しんでいる人たちが多くいて、その現状を知ることができてよかったです。

コース8 時事ニュースで読む韓国社会と韓国語
1回目 Fusae さん
久しぶりに韓国語の勉強をしました。楽しかったです。韓先生は優しくて、声が良いです😊今日のテーマも興味深かったです。私の友人から、この番組のことを聞いたことがなかったので宋海さんが健在だった時に晩ごみを見られなかったことは残念です。次回も楽しみです

コース9 ミャンマー市民の犠牲を忘れない
5回目 T.Sさん
いつも明解、快活な根本先生の講義楽しみです。最後に語られた、アウンサンスーチーさんの評価はとても勉強になります。ある意味、これほどしたたかな政治家とは思ってなかったです。第三者委員会を活用しての解決志向は見事です。国家顧問といえども、積年の難問を一挙に解決するのは困難ですが、偶像化して支持する人達は簡単に裏切られたと思い込んでしまうことがあります。過剰な期待が裏切られると、逆に、否定論者になるということです。これが政治の世界では、あるあるです。今日本でも、岸本杉並区長が公約の保育園維持に失敗して、裏切り者と言われてます。与党少数議会で、圧倒的多数の自公が潰しに掛かるのは自明のことです。ところが、それが見えない。過剰な期待がないと政権獲得は出来ませんが、それが失望に変わるに時間はかかりません。韓国の文在寅政権も同じでした。この問題、考えさせられました。

コース10  アジア市民社会ネットワーク(CENA)
3回目 H.Sさん
ろうそくデモをしても事態は今変わらないとわかっていても、今それをしなければいけないと思うからやるしかない(意訳)。日本でも、同じでしょうか。一旦立法された法律を覆えすことはできないが、悪法の内実を実際にやらせないように一つひとつ反対していく。そうするしかない厳しい状況にあるのは日韓同じですね。

コース11  労働者と労働環境
1回目 T.Iさん
伍賀さんのお話は、良き総評運動の時代を生き生きと語られました。地域、現場からの声を活かす労働運動がナショナルセンターで行われ、さらに様々な社会的な課題まで展開されていたことが、よく分かりました。私も総評本部の外郭団体にいたので、少しは総評運動をみていたのですが、女性運動のことは体系的には知らずにいたので、その点も勉強になりました。伍賀さんは大阪総評におられましたが、私は出稼ぎ者の運動では毎年、大阪総評にお世話になっていました。これも幅が広い総評運動のひとつの財産だと思います。そのことを伍賀さんにもお伝えください。

3回目 R.Kさん
1941年生まれの人の話を聞いていると、日本人と言っても「同じ国にいるのか?」というくらい日本語は話していてもその背景や経験が全く違い、このライフヒストリーからどのように労働運動を振り返り、構築していったらいいのかを改めて考え込んでしまった(以前国鉄労組の話を聞いたときにも似たようなことを思った)。外国人労働者(あるいは外国にある日本企業)の問題やフェミニズムに関してはほとんど関心がなかったんだろうな、ということはわかった。まさに60−80年代の労組の中心だった彼(ら)が関心のないイシューが、今の日本の停滞の原因そのものであることだけはとりあえずわかった。

3回目 T.Sさん
本音での解説、大変勉強になりました。石油危機後のインフレ状態での30%賃上げ獲得で救われたのは、労働者だけでなく、資本家側でもあったのです。労働者の生活が支えられて、資本も生き延びられたのです。その後、第二臨調で資本総取りの構想が登場します。拮抗力としての労働組合潰しに奔走し、資本主義が暴走していきます。その結果が今日の状態です。なぜ、そんな社会状況になったというと、労働者側に社会設計図が無かったからだと思ってます。国民春闘は、その答えになるはずでした。そこでの悔恨はよく分かります。うまく発展できれば、社会状況は大きく変わったと残念ですが、今からでも遅くないと思います。労働運動と社会運動の連帯、それが再生の一歩と思いました。

コース12  抵抗の芸術と表現・思想の自由
2回目 OKさん
韓国の民主言論市民連合のシン・ミヒさんから、民主言論運動の歴史や、市民の言論学校、また言論対応、言論改革についてなどお聞きしました。大変興味深く、また勉強になりました。ありがとうございます。
日本軍「慰安婦」問題に取り組む正義連に対する報道について、お話しがありました。質問で「誤報」ではなく「歪曲」ではないかということに対し、ミヒさんは、「両方ある」と、そして「モニタリングし、正義連とも協議し、削除させたり、訂正させたり、訴訟を起こしたり」などされたことが話されました。司会者は「日本では誤報・歪曲のままです」と、笑っていました。なぜ笑えるのだろうかと、腹が立ちました。失礼だと思いました。自分たちの力のなさを反省すべきなのにと思いました。

5回目・6回目 
今回、独立系メディアの話を聞きながら、メディアという言葉を改めて考える機会となりました。表現の不自由展もそうですが、例えば美術の分野の展示や作品一つ一つも当然ながら何かを伝えるメディアであり、私の身の回りの美術関係者にどれだけその意識があるだろうかということを考えました。また、中立の報道とは何かということ、プロパガンダとは何か、権力とは何かということについて、もっと表現をする人たちと考えたいということを思いました。(中略)今後もメディアのことを考えていきたいなと思えました。知らないことがたくさんあり、現場の方々の声を聞ける、とても刺激的な講座でした。

コース13  戦後補償を考える@強制連行の現場から
1回目 KIMURA AYAKOさん
グングン裁判の始まりから 今に至るまでいつも後ろから追いかけてきたスタッフですが、神戸の震災経験を含め 紹介される原告の映像やエピソードが懐かしく 一つ一つ頷きながら見せてもらいました。長い間一緒にやってきたにも関わらず、知らなかった 古川さんの時々の思いを聞くことができてよかったです。私自身 飽和状態で言葉にできませんでした。次回も楽しみにしています。ありがとうございました。

3回目 T.Sさん
靖国神社と護国神社の関係が、今日の講座から少し理解出来ました。両者とも招魂社が起源で、東京招魂社が靖国神社に、そしてそれ以外が護国神社になったと。だから東京護国神社というのはないのだとやっと理解出来ました。これから教わりたいのが、この仕分けを考え出した人物です。なぜ、こうしたのか、東京護国神社ではなぜダメなのか、なぜ、護国ではなく靖国にしたのか、新たな疑問が湧きました。

4回目 S.Wさん
自身が傍聴に参加する以前の裁判の大きな流れを少し理解できるような気がした。/ところで、通信回線のせいでしょうが、講師の音声が、必ずしもスムーズに聞こえず、やや聞きずらかった。

コース14  シベリア抑留
3回目 T.Sさん
シベリヤ抑留者には共産主義教育が行われて、その実態を知り得たGHQが赤化として帰国者を警戒したのはよく知られている。その実態を詳細に報告してあり興味深かった。歴史を学ぶとは、木を見て森を見ず、となりがちだが、その木を見ることすら難しい。日本人抑留者を実際にどのように教育、洗脳しようとしたのか、その教材はどのようなものだったのか、よく分からない。ヒントは、その時日本からの亡命者達ではないのか。ソ連共産党は当然に日本からの亡命共産主義者に相談したと考えられる。その日本人とは誰か、どのようにアドバイスしたのか、それとコミンテルンとの関係は、興味が尽きないが、今回の報告では触れられていない。今後の課題として期待したい。

コース16  日中関係 - 関東大震災百年
2回目 M.I.さん
林さんが述べておられていたように、反戦や反核運動に関わる人でも政府やメディアに惑わされ「暴支膺懲」を当たり前のように言っています。このままだと大変なことになりそうです。それを正すためにも今後のこのコースに期待しています。

コース18  環境運動のパブリックヒストリー
2回目 S.Iさん
たいへん、興味深く、聴かせていただきました。自分との関係性のある方でしたので。参加者が少なかったのが残念でした。

コース20  韓洪九先生と学ぶ韓国近現代史
1回目 T.Sさん
国家暴力加害者名簿作成は、右派の反発と過ぎたことという意識が韓国でもある中で、大変な作業と思いました。内海先生が指摘された、日本ではなぜこのような作業が行われないのか、という指摘がありました。愚考してみました。日本は、戦争中そして戦後と、社会全体が責任の濃淡があるとしても、すべてアジアの人々にとって加害者だったわけです。そして、戦争責任者は国体護持にこだわり抜きました。天皇制さえ守られれば、それに繋がる権力者もほとんど罪に問われないと理解していたのです。国体護持は権力者の保身だったと理解していましたが、それは間違いでした。国体護持は、加害者たる日本社会全体がアジアに対して加害責任をとらないという総意だったのです。だから、日本の戦後処理はできず、アジアの加害責任を認めることなく、現在に至っているのです。日本で国家暴力加害者名簿を作成するのが困難なのは、あまりに多くの加害者が日本中に散在して、そして、その加害者たちに名簿を作らせる作業となるからではないでしょうか。ここに、日本での名簿作成の困難がありますが、戦争責任と加害者責任を問う作業は日本でこそ、必要なのでしょう。

1回目, 2回目 A.Nさん
歴史を使って社会正義を求める活動に感動し、直接お話しを伺えてとても光栄です。毎回韓国の厳しい現実を通じて日本の真実が見えるので頭がガンガンします。

6回目 T.Sさん
韓国の検察は、出世の一段階で権力志向が強い、日本は検察で終えると、この説明はなるほどで、日本の検察出身の国会議員を調べると、ほんの数名という感じで、大物は皆無です。検察出身の国会議員は大物になれません。こんどは、それはなぜなのか、疑問は続きます。

コース21  教育の現場から-今教育のあり方を問う
1回目 I.Hさん
教育勅語ないしは、以前の修身科目というものにも誰のための「教育」なのかという問いが、根本的に考えなければならない共通の問だと感じた。私自身、教育は国や天皇のためではなくあくまでも、子どもたちのためであると考える。そこに国の利益や大人の私情を挟むことはやはり、教育のあるべき姿を歪めてしまうと感じた。

コース22  高橋哲哉の市民哲学セミナー
1回目 K.Yさん
私は普段、日本の朝鮮に対する侵略・植民地支配に特に関心を持って学んでいます。しかし、その他の国の植民地支配と戦後補償については非常に無知なので、基礎的な部分を講座で学ばせてもらえば、その後の勉強がしやすいのではないかと思い申請させていただきました。これから個別の国の話を聞けるのが楽しみです。よろしくお願いいたします。

1回目 K.Tさん
『ハト派の嘘』という本で高市氏と櫻井氏が話されていたことには、普通に考えて、それは事実ではない、または、作り出したいハト派のイメージを極端に話している、また、事実に主観を混ぜて話しているように、受講して改めて思いました。(中略)反駁の根拠としての知識がなければ、提示された論を判断することもできない、私たち市民は、知ることによって、偏らない視野や判断の力を身につけていかないとこわい、と改めて。「・・・というのが事実でした。実際でした。」と語られていても、「本当にそうか?」または、「~であるから確かにそうだ/そうではない」という視点を持ち続けること、の大切さを感じます。両氏の対談への違和感が、講義がすすむにつれ紐解かれるかたち、そうではない根拠を発見していけるかたちだったことが、興味深かったです。(中略)植民主義、戦争責任によって、「失われた命、時間、かけがえのないもの、が永遠に取り返しのつかないかたちで」踏みにじられていることへの深い遺恨に満ちていて、言葉の強さや体裁を超えて、その背景にあるものに、想いを馳せる、知ることは大事だと思いました。遺恨を抱えても、現実の社会では共生しなければならない、本来は賠償では償えないものだとしても、賠償という手段で罪を犯した側が身を削り、詫びる姿勢を示すことは、「民族の尊厳を失わせる」ことなんかではない、人間として、ただ真っ当なことだという気がしてなりません。(一部抜粋)

2回目 K.T.さん
インドネシアが主権を回復したのは1949年、コンゴが民主共和国として独立したのが1960年、第二次世界大戦が終わってからの、20世紀半ばにまで、植民地支配が続いていたということに、非常に重苦しさを感じました。
レオポルド2世の私有地として支配されていた当時の写真、人を動物のように扱う植民者の行為と、その感覚の野蛮さは、形は違っても、過去の日本にもあったことだとも思いました。象牙やゴムといった、物質的欲望の前には、蛮行は国家レベルで正当化され、人権蹂躙という感覚をもちえなくなることに恐ろしさを感じます。(一部抜粋)

3回目 T.Kさん
ベルルスコーニ氏が「イタリア国民の名において」カダフィ大統領に対して発した謝罪や補償は、複数のダムへの投資や、移民流入の制限の依頼等、政治・経済的理由によってなされた形骸的な性格、言葉の選択においては、正式な謝罪と認められるものであっても、国民感情の溝は当事者に近ければ近いほど、容易に埋まるものではないと想像しました。(中略)ジャマイカの団体がウイリアム王子夫妻に宛てた公開書簡の言葉に帯びる熱は、許されないことを明言し、謝罪の理由を60挙げているだけでなく、先祖や自国への誇り、また、ふたりが現在世界へも発しうるメッセージとして、普遍的な価値をあえて再宣言することの意義を説いている、その品性に心動き、記憶に残るものだと思いました。

5回目 A.Kさん
専門的な知識もないまま単発で申し込みました。質疑応答では「セトラ」について論議されていましたが、背景もわからずいったい何のことか。でも、これらを理解して侵略も理解できるのかとも。保守回帰の日本と反して、謝罪への道を進むヨーロッパ諸国の転換点はなんだったのでしょうか。マクロンを支持する若者の多さ、その若者はどうやって作られたのでしょうか。関東大震災時の朝鮮人虐殺の追悼集会にあいさつ文さえ送らない小池百合子のことを思い出し、さてどうすべきかと思う。

5回目 T.Aさん
植民地への謝罪、戦争犯罪をどう裁くのか、そのすべての問題が凝縮されていたのが、ルワンダ虐殺です。Netflixの「ブラック・アース・ライジング」それを描いた重厚で緊迫したドラマです。そこでは、フランス政府の戦争犯罪が糾弾されてます。ルワンダのベルギーからの独立とその後の奮闘は「ルワンダ中央銀行総裁日記 」(中公新書) 新書 – 2009/11/25 服部 正也 (著)に詳しいです。虐殺問題には道義的側面が強調されますが、同時に、経済的側面も背後にあります。それを痛感させられます。ルワンダも同様で、豊富な鉱石資源が欧州の会社に狙われます。経済が専門ですから、どうしてもビジネスの存在を意識します。次回は日本ですが、1992年の天皇訪中こそそれを意味していますが、次回の楽しみにしています。

5回目 T.Kさん
アルジェリアの独立後、1964年に恩赦法が成立し、「アルジェリア戦争中の戦争犯罪の免責」がされたことと、その9日後に人道に対する罪に時効不適用の法律が成立したことは、どう関係して、どう区別されることなのか、自分の勉強不足で、混乱したように思いました。
アルジェリア戦争中の拷問などの犯罪は、法律上免責されるが、ナチスが犯したことの、人道に対する罪、は、時効なしに残る、ということなのか、前者は仏政府がアルジェリア戦争に対しての態度で、後者がドイツ人に適用することを想定していて、矛盾やダブルスタンダードではないのだろうか、という。以前の講義でも伺いました、「戦争犯罪」と「人道に対する罪」と、それぞれに対応している話なのか、再度考えてみたいと思いました。(中略)若い人が自分の考えをどう作っていくか、どう批判的に見る視点を養うかなど、踏み込んだ教育がなされないと、政治参加意識の格差はますます広がっていくだろうことや、与党の心地いい言葉に思考停止になってしまうこと、負の事実を隠蔽されても気づかないなどが懸念されると、近頃とくに思っております。

第6回 T.Kさん
これまでの欧州のケースを見てきたことで、日本のケースについて特に残念だと思いました。吉田松陰が、紹介されたような”弱肉強食”の思想を持っていたことに驚きました。(中略)高橋先生の講義は、あくまでも事実に基づいて、おかしな発言を見抜いたり、それによって市民が流されることがないように、考えるきっかけを与えてくださっていると思います。講義を受けることで、より関心を持てることが増えましたし、子育てで慌ただしい生活の中でも、学ぶこと知ることの大切さを改めて感じさせて頂いています。第8期も、貴重な一連のお話の数々を、ありがとうございました。

コース23  内海愛子と「戦争責任」「戦後責任」を考える
1回目 Y.Kさん
日本の朝鮮に対する侵略・植民地支配に対して「鉄道も敷いてあげたじゃないか」という主張をよく聞くので、そういった植民地近代化論に対して、しっかり学んで反論できるようにと思い、鄭在貞先生の講義を申請しました。また、私は鄭在貞先生が以前いらっしゃったソウル市立大学の歴史学科で勉強していることもあり、先生のお話を聞けるのが楽しみです。次回、よろしくお願いいたします。

コース24  在日コリアン
1回目, 2回目 T.Tさん
田中先生と内海先生の対談?は、非常に興味深く、録画視聴しました。長年、市民運動をやってこられた同士として、様々な思いや展開が溢れてくるのを聴いていて、関心が益々湧いてきました。お二人の対談を「敗戦後の市民社会と民主主義」といったテーマで、コース講座として企画すると、希望者が殺到するのでは。

コース25  韓流ドラマから時代精神を読み取る
3回目 Y.Sさん
友だちに教えてもらって、初めて参加しました。韓国ドラマにはまっていて、このドラマもとても気に入っていたので参加できてよかったです。キム・ヘスも好きだし、少年事件にもすごく関心があります。教育問題、家族の問題、どちらも社会問題とつながってます。そのあたり韓国ドラマはかなり突っ込んで描いてるものが多くて、まだまだ観たいドラマがたくさんありそうです。

6回目 M.Kさん
林るみさんの講座を楽しく拝聴しました。林さんほど、多くの韓国映画・ドラマの関係者(脚本家、監督から人気俳優まで)を取材している日本人ジャーナリストはいないと思います。いつも大変貴重なお話を聴けてありがたいです。今回は特に、ドラマづくりの資金に行き詰まり自殺したキム・ジョンハクさんから、潤沢な資金で韓国エンタメを世界に広めてきたイ・ミギョンプロデューサーまで、20年にわたる製作サイドのシステムや環境の変化のお話が興味深かったです。日本の映画・ドラマの現場も取材し、日本を代表する監督や脚本家の話を直接聴いている林さんだけに、日韓の違いも語られ、そこに切実な問題があるのを知りました。もっとたくさんの韓国ドラマファンに聴かせてあげたい講座です。NPAさんはもっとインスタなど様々なツールを活用して(FBは私もフォローしています)、アカデミーの存在を宣伝したらいいのに、と思います。一般の人々にその存在をあまり知られていないことが、残念です。

コース26  NPAオープンテラス
3回目 T.Sさん
「 ひとの世に熱あれ、人間に光あれ 水平社宣言100年  」部落差別という深刻な問題ですが、楽しく、面白かった。それが、大阪制作のシリーズ「バリバラ」の凄さだと思う。その中で、部落でも太鼓製作で富豪になっている人もいて武士まで借金に来たという。差別する側も格差があり、そして差別される側にもある。この格差のグラデーションと同時に、簡単に渡れないという川での絶対的な分断がある。差別と格差、この二つの構造をどう解き明かすのか、そして何より、部落差別とは何か、それは職業差別なのか、問題を突き詰めていくと現代日本社会の問題が少し見えてきた。

5回目 T.I.さん
途中までで残念でした、あの後20時からプラネタリーヘルスに関するズーム会議でした、貴レジュメは今しがた拝見、(この春から早稲田大学教授に就任する)YOO教授の「日本再生のためのプランB」をお勧めします、日本と世界の現状と今後、経済学的なあり様と健康面での模索についての本、演劇論も、集英社新書。