2023/08/01 17:21

NPAジュニア[日韓共同企画]東アジアフィールドを歩く!
- 南北分断と過去の歴史を考える日韓青少年平和の旅

1日目
本日からいよいよ日韓合同FSがスタートしました。緊張とワクワクが入り混じる中、無事にソウル仁寺洞で合流。日韓ワークショップ①ではお互いの似顔絵を描きながら自己紹介したり、『平和への言葉の散歩』というアクティビティで気になる言葉を選んで何故その言葉が気になったのかを発表し合いました!明日は朝鮮半島分断の歴史を辿るイムジンガクツアー、今も終わらない朝鮮戦争の傷跡が残る軍事境界線に立ったとき、今日選んだ言葉の意味がより深く分かるのかもしれません。            
夜は韓国人気料理のサムギョプサルを食べ、伝統残る仁寺洞の街を散策しました。










2日目
日韓合同FS2日目。朝鮮半島分断の地、イムジンガクを訪れました。漢江とイムジン河の合流地点にある鳥頭山展望台からは、すぐそこに朝鮮民主主義人民共和国が見え、望遠鏡から人々が歩いている姿も見えました。離散家族についての展示も見ることができました。朝鮮戦争休戦協定から70年の節目の年に、しかも丁度昨日7月27日がその日でしたので、とてもタイムリーにこの地を訪れることになったメンバーたち。臨津閣(イムジンガク)からゴンドラに乗り、民間人統制区域にある臨津江展望台に行きました。そこで皆で平和への願いを込めたメッセージを書き写真をとりました。この写真は「朝鮮半島終戦平和キャンペーン」に送られます。







Peace Campaign to End the Korean Warについてはこちら↓
※沢山の方の賛同を呼び掛けています。

3日目
日韓合同FS3日目、午前中は民主化運動記念財団の資料室を訪れ、韓国最新技術を取り入れた参加&体験型の展示で韓国民主化の流れを学びました。午後は植民地歴史博物館を訪問。江華島条約以降に日本が朝鮮半島の地理を調査し日清戦争で朝鮮王朝を制圧する様子、1910年の韓国併合以降どのように植民者のマインドが形成されたのか、また武断統治に至る過程などを当時の版画やスゴロクなどの展示品から読み取りました。独立運動家たちの訴えや何故生き方の違う親日派が生まれたのかなど、詳しい解説を聞くことができました。日本メンバーたちは、歴史認識や過去との向き合い方、主体的に国と向き合っていく姿勢など、日本と韓国の違いを感じ取ることができたようです。韓国メンバーは分断・戦争・北朝鮮との関係、日本との植民地支配の歴史問題という複合的な課題に直面している現在を感じ取っていた様子でした。そんな思い思いの感想を共有したワークショップの時間では、短い時間でも多くを吸収し、成長したメンバーたちの姿があり、感動しました。最後まで時間を惜しむように交流して、やり切った姿の写真を送ってくれたメンバーも!最初は言葉の壁もあり、一言も話せなかったメンバーたちも、今日は覚えた韓国語や日本語がお互いに聞こえてきたりと、忘れられない友好が芽生えたようです:)









4日目
3泊4日のNPAジュニア日韓合同FS最終日。朝、みんなで食事をとりながら、日韓で一人一人書いたメッセージカードを交換しました。誰が誰のメッセージをもらえるか、サプライズにワクワクしながら、もらったメッセージで心温まるひと時を過ごしたのち、仁川空港に出発。大阪チームと東京チームに分かれて帰宅しました。
東京チームは予定より少し飛行機が遅れましたが、無事に空港へ到着し解散しました。成田空港では、今回ジュニアにご支援をいただいた中野晃一さんと三浦まりさんがお迎えに来てくださり、一緒に写真を撮りご挨拶できました。
皆さま、この間の応援やご協力ありがとうございました^^また9月9日の報告会で、色々報告できたらと思います♪





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