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[コース08]メディアと社会運動Part8 ~ポポリの言葉と映像が紡ぐ革命~

¥9,000

※この商品の販売期間は2025年3月15日 06:00 ~ 2025年8月28日 00:00です。

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コースタイトル:メディアと社会運動 Patr8 ~ポポリの言葉と映像が紡ぐ革命~

コース概要:歴史のうねりの中で、社会や人々の心を動かしてきた言葉と映像。物語を紡ぎ、時に権力の道具となり、時に革命の火を灯してきました。本コースでは、映画、ジャーナリズム、オルタナティブメディアなど、ジャンルを超えて、メディアと社会の関係を読み解いていきます。社会構造、報道と国家の関係、記憶の語り方、まなざしと権力、ジェンダーの視線、記憶の語り方、そしてかつての理想と崩壊を描いた映画――メディアは誰のために、何のためにあるのか。社会構造と闘ってきた表現者、研究者、ジャーナリストたちの視点を通して考えます。新しい未来の景色を描くために。自身の言葉と視線で世界を捉え直し、思索を深め、さまざまな声が響き合う場となれば幸いです。

曜日:月曜 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
担当講師・ジェネレーター:ポポリ(元TVディレクター、映像作家)
講師プロフィール:元報道記者/TVディレクター/映像作家。文化庁新進芸術家海外派遣で渡米, CalArts MFA, UC,Irvine MFA/映像制作インストラクター, Laguna Art Museum, UCLA Hammer Museum of Art, REDCAT Theater, Los Angeles Contemporary Exhibitions, Art Chicago, Collectif Jeune Cinéma (Paris), Art Space (Sydney), Kino Pavasaris (Vilnius)など美術館/ギャラリー/映画祭で作品を発表。

◆第1回 観察映画の方法論 〜観ること、聴くことについて考える

開催日:2025年4月21日(月)19:00-21:00
講師:想田和弘(映画作家)
概要:「台本を持たず、撮れたものをそのまま肯定する」想田和弘さんの映画制作。その方法論は、表現や映画という枠にとどまらず、社会と向き合うためのなまなざしを私たち考えさせるものではないでしょうか。
想田和弘さんの映画制作のお話を通して、社会、メディア、表現、そしてこの世界での私たちそれぞれのあり方について、思索を深める時間となれば幸いです。

【講師プロフィール】
映画作家。1970年栃木県足利市生まれ。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。事前のリサーチや台本、ナレーションやBGMを排した「観察映画」の方法とスタイルで、これまでに11本の長編ドキュメンタリー映画を発表。2008年に『選挙』が米国のピーボディ賞を、『精神』が釜山国際映画祭とドバイ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を、『Peace』が香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を、『精神0』がベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞、ナント三大陸映画祭でグランプリを受賞するなど、国際的に高い評価を受けている。フランス、ポーランド、韓国、イタリア、ベルギー、カナダ、中国、香港、台湾など、世界各地でレトロスペクティブ特集上映が組まれている。著書に『観察する男』、『The Big House アメリカを撮る』、『なぜ僕は瞑想するのか』、『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(英語、中国語、韓国語にも翻訳)。最新刊はフォトエッセイ集『猫様』(2024年)。
2021年、27年間住んだニューヨークを離れ、岡山県牛窓に移住。

最新作『五香宮の猫』(観察映画第10弾)https://gokogu-cats.jp/ 作家自身の物語であり、他者との共存を想うあなたの物語。

◆第2回 カメラのまなざしと被写体の力学 (仮) /スクリーンに宿る革命 —アニメーションと実験映画 (仮)

開催日:2025年5月5日(月)19:00-21:00
講師:専門家 または ポポリ(映像作家)※調整中
概要:※調整中

◆第3回 かつての未来のユートピア 〜旧ユーゴスラビア映画とユーゴ崩壊後の映画が私たちに問いかけるもの

開催日:2025年5月19日(月)19:00-21:00
講師:平野共余子 (映画評論家)
概要:ユーゴスラビア社会主義が目指した「未来のユートピア」には、多くの希望と矛盾が共存していました。数々の映画を通して詩情豊かに描かれた人々の心の機微、鋭い批評精神、そして理想の崩壊の様を見ていきます。また、ユーゴ解体後の映画は、民族主義やジェンダー問題、戦争のトラウマという現代に共鳴する叫びをも描き出しています。それらは、私たちが直面する分断や歴史の影、排外主義の暗い潮流を映し出し、現代が抱える課題をも問いかけてくることでしょう。

【講師プロフィール】
旧ユーゴスラビア政府給費留学生として1976年から1977年にかけてベオグラード大学大学院映画研究学科に留学。フルブライト奨学生として1979年からニューヨーク大学大学院映画研究科に留学し、1988年博士号取得。著書『天皇と接吻』(草思社)で日本映画ペンクラブ賞、川喜多賞を受賞。ニューヨークのジャパン・ソサエティーで1986年から2004年まで日本映画上映を担当と同時にニューヨーク大学、ニュー・スクール大学で講師。その後テンプル大学ジャパンキャンパス、明治学院大学などで講師を歴任。

◆第4回 メディア・アクティビズムの現在地:ポリタスTVと独立系ジャーナリズムの可能性(仮)
開催日:2025年6月16日(月)19:00-21:00
講師:津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
概要:市民による発信が社会を動かす時代、メディアはどこまでアクティビズムとともに歩めるのか。本講義では、津田大介さんに、独立系メディア『ポリタスTV』での実践や模索を通して、情報環境と社会運動の現在地についてお話を伺います。
伝えることと変えることの間で、何を選び、どう届けるのか。SNS時代のジャーナリズムの役割、既存メディアでは拾えない声をどう伝えるか、そして分断が進む社会で情報をどう扱うか。現場から見えるメディアの力と限界、そして可能性について、実践に基づいた視点から語っていただきます。(予定)

【講師プロフィール】
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長/ポリタスTVキャスター。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。メディアとジャーナリズム、テクノロジーと社会、表現の自由とネット上の人権侵害、地域課題解決と行政の文化事業、著作権とコンテンツビジネスなどを専門分野として執筆・取材活動を行う。主な著書に『情報戦争を生き抜く』(朝日新書)、『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)ほか。

◆第5回 なぜ差別やヘイトを社会は手放さないのか 取材の現場から(仮)

開催日:2025年6月30日(月)19:00-21:00
講師:安田浩一(ジャーナリスト/ノンフィクションライター)
概要:関東大震災時のジェノサイドから現在に至るまで、デマや偏見に基づく差別扇動を、社会は一貫して手放していません。クルド人差別や在日コリアンへの差別などを取材してきた「風景」を通じて、なぜ今もなお暴力と排外主義が繰り返されるのかを見つめ直します。
メディアは何をしてきたのか。市民社会はどう応答できるのか。
差別が組み込まれた社会社会構造と闘い、現場取材を続けて来られた安田浩一さんのお話を伺い、私たち一人ひとりのあり方を改めて考えます。

【講師プロフィール】
ジャーナリスト。非正規雇用、外国人労働者、ヘイトスピーチ、ネット右翼など、差別と人権の問題を軸に取材・執筆を続ける。朝日新聞書評委員。『労働情報』編集委員。
著書に『ネットと愛国』『地鎮と虐殺 1923-2024』『「右翼」の戦後史』『団地と移民』『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』『なぜ市民は“座り込む”のか―基地の島・沖縄の実像』など。共著に『外国人差別の現場』『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』などがある。日本ジャーナリスト会議賞、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞など受賞。

◆第6回 沈黙と可視化の狭間で〜性搾取の構造とメディア

開催日:2025年7月14日(月)19:00-21:00
講師:辻 麻梨子(探査報道専門メディア Tansa ジャーナリスト)
概要:オンライン上で性的画像をばら撒かれる「デジタル性暴力」。声なき声にどうアクセスし、社会をどう変えるか——報道の現場で向き合うジレンマと挑戦を、Tansaでの調査報道をもとに語っていただきます。警察、司法、プラットフォームなど、制度側が機能しない中で、なぜ記者が“加害の現場”にまで潜入する必要があるのか。沈黙させられる構造にどう光を当て、社会にインパクトを与えるかを考えます。

【講師プロフィール】
1996年生まれ。早稲田大学在学中の2016年、立ち上げ前のワセダクロニクル(現Tansa)に加わる。製薬マネーデータベースの制作や、インドネシアへの劣悪な石炭火力発電所の輸出を追ったシリーズ「石炭火力は止まらない」に取材協力。2019年~2022年は東洋経済の記者としても活動しながら、精神科医療の問題、コロナ地方創生臨時交付金の無駄遣いなどを報じた。2022年6月にTansaの専業リポーターとなり、現在シリーズ「誰が私を拡散したのか」を連載中。2023年ジャーナリズムXアワード大賞受賞。

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コース08 メディアと社会運動Part8
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