[コース08] シベリア抑留(1945-1956)帰還終了から70年・帰還者にとっての抑留体験とその後

¥9,000 ($58.03)

※この商品の販売期間は2026年9月1日 06:00 ~ 2027年1月30日 00:00です。

International shipping available

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「npa-asia.net」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「npa-asia.net」を許可するように設定してください。

通報する

コースタイトル:シベリア抑留(1945-1956)帰還終了から70年・帰還者にとっての抑留体験とその後

コース概要:今年12月はシベリア抑留が終わってから70年になる。抑留から解放されて帰国した帰還者たちは抑留体験にどう向き合い、何を考え、伝えようとしたのか? 村山常雄、長谷川四郎、高橋大造、石原吉郎、佐藤健雄の五人を取り上げて、その生き方から戦後日本の歩みと今を考える。ジャンルもタイプも異なる五人の抑留帰還者を探求してきた識者が解説し、その仕事と生き方を一緒に考える。2022年「ウクライナ戦争下で考える“シベリア抑留”」、2024年「戦後80年に向けてシベリア抑留問題の課題を考える」に続く第3弾。

曜日:土曜 原則隔週
時間:14:00-16:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
ジェネレーター:有光健(シベリア抑留者支援・記録センター代表世話人)

◆第1回 村山常雄のシベリア体験と名簿に刻んだ4万6300人

開催日: 2026年10月10日(土)14:00-16:00 
講師:青島 顕( 毎日新聞客員編集委員 )
概要:新潟県に生まれた村山常雄は19歳で徴兵され、中国東北部で敗戦。そのままシベリアにとらわれた。4年間の捕虜生活の後、帰還して故郷で中学校教諭になったが、毎晩シベリアの夢を見続けた。70歳でシベリア抑留死亡者の正確な氏名を記録し始め、11年後に4万6000人の名簿を自費出版した。村山はなぜシベリア体験と生涯向き合ったのか。なぜ名簿を完成させられたのか。1人の人生を支配したシベリア抑留とは何かを考える。

◆第2回 炭鉱と唄から読み解く長谷川四郎『シベリヤ物語』と抑留

開催日:2026年10月24日(土)14:00-16:00
講師:前田和男(ノンフィクション作家)
概要:平野謙などから「戦後戦争文学の白眉」と絶賛される一方で五木寛之からは「のんきな本で捕虜生活の苦しみが出ていない」と評価が分かれる長谷川四郎の『シベリヤ物語』 。長谷川は5年にわたる抑留生活でチタ周辺の収容所を転々、多くは産炭地だったことから、同書では炭鉱を舞台に唄が歌われる情景が数多く描かれている。これまで着目されてこなかった極寒朔北の流刑地の「炭鉱と唄」を手掛かりに、シベリア抑留の再定義を長谷川の代表作を通して試みる。
事前に読んでおいてほしい図書・資料:長谷川四郎『シベリヤ物語』、前田和男『「カチューシャ」とウクライナ戦争』(彩流社)

◆第3回 高橋大造と『捕虜体験記』

開催日:2026年11月7日(土)14:00-16:00
講師:堀川優奈( 独立研究者/修士(社会学) 東京大学大学院博士課程)
概要:シベリア抑留の体験記集『捕虜体験記』(全8巻)の編集・出版を中心的に担った高橋大造さんを取り上げる。高橋が代表を務めた「ソ連における日本人捕虜の生活体験を記録する会」の設立から16年に及ぶ、死の前年まで心血を注いだ活動を通じて、高橋は何を考え、記録し、後世の私たちに伝えようとしたのか。これらについて、高橋遺した資料のいくつかを取り上げながら、考えてみたい。

◆第4回 石原吉郎が見た戦後日本

開催日:2026年12月5日(土)14:00-16:00
講師:石川 巧(立教大学教授)
概要:石原吉郎がシベリア抑留体験をもとに書いた『望郷と海』(筑摩書房、1972年12月)には、「故国」に裏切られ、自らがこの世界に存在することの根拠を見失った人間の苦悩が多層的に表現されている。そこには人間として「堕落」しなければ生き残れない残酷な状況と、命からがら帰ってきた石原の眼に映った戦後日本のいびつな光景が記されている。本講座では、『望郷と海』を精読することで、シベリア抑留体験という問題を〈石原吉郎における戦後日本への眼差し〉という角度から考察する。 
(*石原吉郎『望郷と海』(ちくま文庫)は事前読書を奨励)

◆第5回 最後の帰還者・佐藤健雄と留守家族

開催日:2026年12月19日(土)14:00-16:00
講師:栗原俊雄(毎日新聞専門記者)
概要:1945年、大日本帝国が連合国に降伏し第二次世界大戦は終わった。だが、敗戦から始まった悲劇がシベリア抑留だ。最長で11年間、1956年12月まで続いた。最後の引き揚げ船で帰国したのは1025人。そのうちの一人、佐藤健雄氏が帰国までに内地の家族とやりとりしていた52通のハガキが残っている。その文面や遺族らへのインタビューにより、絶望の中の家族愛、現代史の闇を切り裂いたヒューマニズムの輝きをふり返る。

◆第6回 戦後81年・抑留終了70年、帰還者たちにとっての戦後日本といま

開催日:2027年1月16日(土)14:00-16:00
講師:有光 健(シベリア抑留者支援・記録センター世話人)
概要:今期取り上げる5人の抑留帰還者たちは、全抑留体験者60万人の12万分の1に過ぎないが、それぞれ今に至る日本の戦後社会に独自の足跡を残し、知られざる影響も与えてきた。これら5人の生きざまに触れつつ、今後探求、解明が求められる他の抑留体験者の中のキーパーソンのことも併せて考察してみたい。特異な抑留体験を経て、帰国後の日本社会とどう折り合いをつけようと努め、葛藤し、何を残したのか、私たちが学び、継承すべきは何かを考える。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

単発での受講申込みはこちらから↓
https://apply.npa-asia.net/categories/2813808