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◆第4回 先住民族?「人民の自決権」の議論の錯綜
開催日:2021年12月17日(金)19:00-21:00
講師:島袋純(琉球大学)
概要:日本の「民族」概念は、個々の自由と人権を守るために「人民」が社会契約で国家を形成したという戦後憲法の想定する主権者「人民」とは大きく異なる。また、「リベラリズムとナショナリズムの幸せな結婚(丸山真男)」によってうまれたNationという概念と異なり、むしろ、自由を制限するために生み出された概念である。しかし、日本では、Peoplesにとって代わり「民族」の自決のもとに国家があるという概念がまかり通っている。これでどのような弊害が起こるのか、具体的に指摘する。