[コース05] 福島からみたポストコロナ時代Part7-システム転換のための脱原発・気候正義講座

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コースタイトル:システム転換のための脱原発・気候正義講座 - システムを根こそぎ変えるための社会像と民主主義を模索する

コース概要:脱原発と気候危機克服は並行して進めるべきです。なぜならこの二つは、単なるエネルギー問題だけではなく、既存の権力の支配関係、価値観、システム全般をめぐる変革の闘いだからです。「システム転換」が世界で叫ばれる理由もそこにあります。この講座では脱原発運動と気候正義運動を深く学び、現行システムを根こそぎ変えるための抵抗への想像力を広げることを目指します。日韓の脱原発・気候正義連帯のために、韓国の社会運動家を招いた講演も行います。

曜日:木曜日 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
コーディネーター:
- 高野聡(原子力資料情報室)

◆第1回 原発からの命の守り方 - 避難を「権利」だと考えたことはありますか?

開催日:2022年7月14日(木)19:00-21:00 
講師:森松明希子(東日本大震災避難者の会 Thanks&Dream代表)
概要:福島原発事故避難者の苦難は続いている。日本政府は未だに正確な避難者数すらわからず、避難者の生活実態も把握できていない。しかし2017年には区域外避難者への住宅支援は打ち切られ、医療費や介護費の減免措置も現在、撤回されようとしている。森松明希子さんは、避難を権利として主張し続け、国連人権理事会でも被害者の窮状を訴えた。彼女の活動を通して、避難者の置かれた状況を理解し、避難を権利として認める運動の必要性を学びたい。

◆第2回 原発のある国で戦争が起きたら?事故シミュレーションを検証する

開催日:2022年8月4日(木)19:00-21:00 
講師:上岡直見(環境経済研究所代表)
概要:ロシアのウクライナ侵攻と、それに伴うサポリージャ原発への攻撃により、戦時下における原発の危険性が改めて注目された。原発は、軍事攻撃に対してどれ程脆弱なのか、またどのような攻撃ルートがあるのか、事故が起こったらどれくらいの被害がでるのかなど考えなければならない点がたくさんある。日本の原発が攻撃を受けた時の被害シミュレーションを行った環境経済研究所の上岡直見代表に、直接お話をお聞きします。

◆第3回 なぜ我が町で核ごみ受け入れ?寿都町の町民活動を知る

開催日:2022年8月11日(木)19:00-21:00 
講師:「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」の住民のみなさん
概要:2020年10月に北海道・寿都町の片岡町長は、高レベル放射性廃棄物地層処分のための文献調査に応募した。文献調査を実施するNUMOは「対話の場」を設け、住民への懐柔を試みている。一方、核のゴミの受け入れに反対する町民は「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」を結成し、各種勉強会や講演会・体験型のイベント等を開催し、活動している。町民の会の皆さんから、その活動を直接伺い、想いを理解し、どのように連帯できるか、考える機会にしたい。

◆第4回 首都圏に石炭火力新設!?気候正義を横須賀から

開催日:2022年9月8日(木)19:00-21:00
講師:高橋英恵(FoE Japan)
概要:先進国でエネルギー転換が進む中、日本政府はダイナミックな政策を打ち出せないでいる。その象徴が石炭火力の維持だ。首都圏でも唯一、横須賀に石炭火力発電所が新設されようとしている。日本のエネルギー政策の問題点は何か、システム転換はなぜ必要なのか、Z世代の新しい運動はどのようなものか。横須賀の石炭火力反対運動を引っ張ってきたFoE JAPANの高橋英恵さんのお話を聞きながら、気候正義実現のための運動を共に考えたい。

◆第5回 文在寅の脱原発政策の検証と今後の韓国脱原発運動の課題

開催日:2022年9月15日(木)19:00-21:00
講師:キム・ヒョヌ(脱核新聞運営委員長)
概要:ろうそく革命により誕生した韓国・文在寅政権は、原発政策において、社会的合意の形成のために、市民参加の新しい政策的試みを実施した。果たして文政権の「脱原発政策」はどのような意義があったのか?その限界は何か?そして今年5月、新たに誕生した尹錫悦は脱原発政策の撤回を推進しようとしている。韓国の原発政策に何が起きているのか、脱原発運動の課題は何か、日韓脱原発連帯の運動はいかにして可能か、皆で考え、戦略を練る場にしたい。

◆第6回 システムを転覆しろ!韓国のラディカル気候正義運動から学ぶ

開催日:2022年9月22日(木)19:00-21:00
講師:チョ・ウネ(気候正義同盟)
概要:韓国でも最近若者たちが、気候危機解決のため、既存の社会システムを根本から変える多彩な社会運動を展開している。与党の党舎やCO2大量排出企業の前で非暴力直接行動を行うなどラディカルな気候正義運動を展開している個人や団体のネットワーク組織が「気候正義同盟」だ。そのメンバーを招き、運動戦略、政治や資本主義に対する見方、システム転換のための実践などを直接共有し、若者たちの日韓気候正義連帯を模索する。


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