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せっけん運動の化学反応をひも解く- 連帯と変化は、いかにして起こるのか
開催日:2023年1月10日(火)19:00-21:00
語り手:石田紀郎(市民環境研究所)
聞き手:村上悟(碧いびわ湖)
1970年代に琵琶湖とその流域で展開された、草の根の「せっけん運動」は、消費者運動にとどまらず、生協、労働組合、婦人会などの連帯、リサイクルせっけんの製造と廃食用油の回収運動、有リン洗剤の販売を規制する条例(通称:琵琶湖条例)の制定など、経済や政治にも大きな影響を及ぼした。
当時、この活動に伴走した科学者たちがいる。そのお一人で、京都大学農学部に勤務しながら「琵琶湖市民大学」「京大農薬ゼミ」「市民環境研究所」などの多彩な活動をされてきた石田紀郎さんにお話を伺う。
聞き手は、琵琶湖のせっけん運動と草の根自治を引き継ぐNPO、碧いびわ湖代表の村上悟。分断と対立が先鋭化しがちなこの時代の中で、人々の連帯や社会の変容をいかに生み出していくか、また、そのために科学が果たせる役割とはなにか、石田さんのお話を伺いながら考える。
主催:[コース18] 環境運動のパブリックヒストリー:自然と共生する社会づくりの経験