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◆第3回 中国の対台湾政策
開催日:2023年4月12日(水)19:00-21:00
講師:凌星光(日本福井県立大学名誉教授、日本華人教授会議学術顧問、(一般社団法人)日中科学技術文化センター顧問)
概要:中国の対台湾政策は時代と共に変化してきた。毛沢東時代は台湾解放政策で、武力で統一するというものであった。
鄧小平のリーダーシップで1980年代に改革開放政策がとられると、台湾の平和的統一の方針がとられるようになった。国民党政権の下で、大陸 台湾間の交流が深まり、両岸関係の平和的発展が進んだ。2000年頃から、台湾独立を綱領に掲げる民進党が政権を握るようになり、台湾の平和的統一は困難な局面に入る。とりわけ、蔡英文政権下で、海外勢力を利用して独立志向を強めるようになり、台湾海峡を巡る緊張が高まった。中国当局は武力による解決策を放棄しないと表明することとなり、米国や日本において 台湾有事 が喧伝されるようになる。中国当局はそれに断固たる姿勢を示し、台湾を巡る中国・米日間の緊張は更に高まった。