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[コース07] 田浪亜央江と学ぶパレスチナ Part4 声を上げること・沈黙の声を聴くこと ジェノサイドに浸食され続けるパレスチナ内外から

¥9,000

※この商品の販売期間は2025年8月10日 00:00 ~ 2026年1月31日 00:00です。

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コースタイトル: 田浪亜央江と学ぶパレスチナ Part4 声を上げること・沈黙の声を聴くこと ジェノサイドに浸食され続けるパレスチナ内外から

コース概要:ジェノサイドに抗する声が高まるなか、悪化の一途をたどる状況を前に無力感も広がっています。この世界はイスラエルによる犯罪を支えているのであり、ガザの状況と無関係な人はいません。苦しみや罪悪感のなかで、もっとも切迫したかたちで表現のありかたを模索し続けているのもパレスチナの人々です。その声を聴きながら、いま私たちがどのような声を上げ、どうすればパレスチナとともに生きていけるのかを一緒に考えていきます。

曜日:水曜 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名   
担当講師:田浪亜央江(広島市立大学教員/パレスチナ文化研究)
講師プロフィール:国際交流基金中東担当専門員、成蹊大学アジア太平洋研究センター主任研究員などを経て、2017年から広島市立大学国際学部教員としてアラビア語と中東アラブ関連の授業を担当。2011年から2023年まで、ほぼ毎年パレスチナでフィールドワークを行う。
2023年10月以降は「広島パレスチナともしび連帯共同体」のメンバーとして、原爆ドーム前でのスタンディングなどの活動を続ける。
ジェネレーター:山岡幹郎(写真家)

◆第1回 生きるために書く 

開催日:2025年10月15日(水)19:00-21:00
講師:田浪亜央江(広島市立大学教員/パレスチナ文化研究)
概要:ガザの若い友人が2025年春から送り続けて来てくれているメッセージを共有します。自分がもはや生きているのか死んでいるのかも分からないと書きながら、それでもガザの外の世界に自分の声を伝えようとしている彼の意思を皆さんと共有することから講座をスタートしたいと思います。

◆第2回 声を上げる、声を拡げる 

開催日:2025年10月29日(水)19:00-21:00
講師:田浪亜央江(広島市立大学教員/パレスチナ文化研究)
概要:〈10.7〉後、いち早く「ガザ・モノローグ」を世界のあちこちでリーディングすることを呼びかけたアシュタール劇場の取り組みを中心に、こうした動きを支えるこれまでの取り組みなどを紹介します。

◆第3回 沈黙を書く、沈黙を選ぶ

開催日:2025年11月12日(水)19:00-21:00
講師:田浪亜央江(広島市立大学教員/パレスチナ文化研究)
概要:〈10.7〉後に予定されていた自身の授賞式がキャンセルされたことで、さらに注目を集めた作家、アダニーヤ・シブリー。そうした面で自作が注目されることだけでなく、「パレスチナの現実を理解するために」作品が読まれることを、彼女自身は拒み続けているように見えます。沈黙を描いた作家が、沈黙を強いられた状況のなかで自身もあえて沈黙を貫くように見えるそうした姿勢から引き出されていく言葉を共有します。
参考文献:アダニーヤ・シブリー著、山本薫訳『とるに足りない細部』(河出書房新社)

◆第4回 ジェノサイドを書く

開催日:2025年12月10日(水)19:00-21:00
講師:田浪亜央江(広島市立大学教員/パレスチナ文化研究)
概要:西岸地区でパレスチナ文化大臣として活動を続けていた作家アーテフ・アブー・サイフは、帰省中〈10.7〉に遭遇し、自身も生存の危機にさらされながらジェノサイド下の状況を伝える役割を担いました。その気概を背後で支えている、文化を守り伝えるというパレスチナ人たちの〈闘い〉のありかたを振り返ります。
参考文献:アーティフ・アブー・サイフ著、中野真紀子訳『ガザ日記』(地平社)

◆第5回 沈黙の中から歌う

開催日:2025年12月24日(水)19:00-21:00
講師:田浪亜央江(広島市立大学教員/パレスチナ文化研究)
概要:〈10.7〉後、ガザの外にいるパレスチナ人の多くが言葉を失い、表現することをひとたび中断しました。沈黙のあと再び歌い始めたガザ出身歌手ムハンマド・アッサーフを中心に、「ガザのために」「パレスチナのために」歌うこと、表現することについて考えます。 

◆第6回 接続をやり直す

開催日:2026年1月21日(水)19:00-21:00
講師:田浪亜央江(広島市立大学教員/パレスチナ文化研究)
概要:パレスチナ人であることの意味を自身の身体と声で表現してきた作家で俳優のアーミル・フレイヘルは、〈10.7〉後、以前と同じように演じ続けるのではなく、世界との接続の仕方を変えたと語ります。ガザの状況を前に平然と日常を送っていられないという〈私たち〉の呼応をその声に重ねたいと思います。

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*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!
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コース07 田浪亜央江と学ぶパレスチナ Part4 
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