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[コース05] アジア市民社会ネットワーク(CENA)アジアの「今」を読むー台湾、インドネシア、韓国ー

¥6,000

※この商品の販売期間は2025年8月10日 00:00 ~ 2026年1月31日 00:00です。

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コースタイトル:アジア市民社会ネットワーク(CENA)アジアの「今」を読むー台湾、インドネシア、韓国ー

コース概要:アジア市民社会ネットワーク(CENA:Civil Education Network in Asia)とは、2012年以降、韓国、台湾、タイ、インドネシアの大学や市民団体など9団体で立ち上げたネットワークです。NPAは、CENAネットワークを引き受けてアジアの共同活動を続けています。東アジアの各国の今の情勢を現地から読み取り、アジア市民連帯の可能性を模索していきます。

曜日:日曜 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
担当講師:陳信行(台湾・世新大学)
講師プロフィール:台湾・世新大学 社会発展研究所の教授で、専門は社会変革論、科学技術社会論(STS)、市民運動など。1990年の野百合学生運動の主要リーダーの一人として台湾民主化に貢献した。労働運動や社会運動など、学術と実践の両面で活動を続けている。
ジェネレーター:李泳采(恵泉女学園大学)/ 蓑田瑞恵(NPA事務局)/津留歴子(NPA共同代表、カカオキタ社アドバイザー)

◆第1回 戦後台湾の民主化運動の歴史(その1) ― 第1の転換期(1945~1987年)

開催日:2025年10月5日(日)19:00-21:00
講師:陳信行(台湾・世新大学)
概要:戦後台湾の民主化運動は、主に3つの歴史的転換期を中心に発展してきた。その特徴と運動の展開を時期ごとに分析する。第1の転換期(1945〜1987年)は、国民党政権下の戒厳令体制と、それに対する初期の抵抗運動が特徴である。第2の転換期(1987〜2000年)は、民主化への移行期であり、政党政治の形成と自由選挙制度の確立が進んだ。この時期には、1990年の「野百合学生運動」や1990年代後半の市民社会の台頭が重要な契機となった。
第3の転換期(2000年〜現在)は、成熟した民主主義に対する新たな挑戦の時代であり、経済格差や中国との関係、若者世代の政治意識、そして「ひまわり学生運動」などが重要なテーマとなっている。
1990年の野百合学生運動の主要リーダーであった陳信行(チン・シンシン)先生とともに、戦後台湾の民主化運動の歴史と課題を振り返り、現在の台湾社会運動の動向を共に考察する。

◆第2回 戦後台湾の民主化運動の歴史(その2) ― 第2の転換期(1987〜2000年)

開催日:2025年10月19日(日)19:00-21:00
講師:陳信行(台湾・世新大学)
概要:戦後台湾の民主化運動は、主に3つの歴史的転換期を中心に発展してきた。その特徴と運動の展開を時期ごとに分析する。第1の転換期(1945〜1987年)は、国民党政権下の戒厳令体制と、それに対する初期の抵抗運動が特徴である。第2の転換期(1987〜2000年)は、民主化への移行期であり、政党政治の形成と自由選挙制度の確立が進んだ。この時期には、1990年の「野百合学生運動」や1990年代後半の市民社会の台頭が重要な契機となった。
第3の転換期(2000年〜現在)は、成熟した民主主義に対する新たな挑戦の時代であり、経済格差や中国との関係、若者世代の政治意識、そして「ひまわり学生運動」などが重要なテーマとなっている。
1990年の野百合学生運動の主要リーダーであった陳信行(チン・シンシン)先生とともに、戦後台湾の民主化運動の歴史と課題を振り返り、現在の台湾社会運動の動向を共に考察する。

◆第3回 戦後インドネシアの民主化運動の歴史(その1)― 第1の転換期(1945~1998年)

開催日:2025年11月2日(日)19:00-21:00
講師:Irawan Jati(Universitas Islam Indonesia Dosen)
コメント:津留歴子(NPA共同代表、カカオキタ社アドバイザー)
概要:オランダおよび日本の植民地支配から解放されたインドネシアは、戦後、複雑な独立国家の建設と政体の確立を経たが、その後スハルト体制が約30年間にわたり続いた。1998年にスハルト政権が崩壊し、インドネシアは本格的な民主化の時代を迎えることになる。1998年以前と以後で、インドネシア社会の政治体制や基本的な社会構造は大きく様変わりした。
1998年以前の民主化運動が主に国家主導の権威主義的体制からの脱却と、表現の自由・市民の権利を求める動きであったのに対し、1998年以降のインドネシアは、民主制度の定着をめぐる課題、多様な民族・宗教・地域の利害対立、そしてグローバル経済への対応といった複雑な挑戦に直面している。
インドネシアの学生運動世代であるJATI先生の実体験と視点を通じて、インドネシアの戦後民主化運動の歴史とその現在地、さらに残された課題を分析し、今後の展望について共に考察する。

◆第4回 戦後台湾の民主化運動の歴史(その3) ― 第3の転換期(2000年〜現在)

開催日:2025年11月30日(日)19:00-21:00
講師:陳信行(台湾・世新大学)
概要:戦後台湾の民主化運動は、主に3つの歴史的転換期を中心に発展してきた。その特徴と運動の展開を時期ごとに分析する。第1の転換期(1945〜1987年)は、国民党政権下の戒厳令体制と、それに対する初期の抵抗運動が特徴である。第2の転換期(1987〜2000年)は、民主化への移行期であり、政党政治の形成と自由選挙制度の確立が進んだ。この時期には、1990年の「野百合学生運動」や1990年代後半の市民社会の台頭が重要な契機となった。第3の転換期(2000年〜現在)は、成熟した民主主義に対する新たな挑戦の時代であり、経済格差や中国との関係、若者世代の政治意識、そして「ひまわり学生運動」などが重要なテーマとなっている。
1990年の野百合学生運動の主要リーダーであった陳信行(チン・シンシン)先生とともに、戦後台湾の民主化運動の歴史と課題を振り返り、現在の台湾社会運動の動向を共に考察する。

◆第5回 戦後インドネシアの民主化運動の歴史(その2)― 第2の転換期(1998年~現在)

開催日:2025年12月14日(日)19:00-21:00
講師:Irawan Jati(Universitas Islam Indonesia Dosen)
コメント:津留歴子(NPA共同代表、カカオキタ社アドバイザー)
概要:1998年のスハルト政権崩壊以降、インドネシアはアジア有数の民主主義国家へと歩みを進めてきた。その過程で、市民社会の拡大、地方分権の推進、選挙制度の整備などが進んだ一方、汚職の構造的温存、政治エリートの再編、そして経済的不平等の拡大など、民主主義の質にかかわる課題も表面化している。
この講座では、第1部に続き、インドネシアの学生運動世代であるJATI先生の実体験と視点を通じて、現代インドネシアの民主主義が直面する新たな挑戦を多角的に検討する。

◆第6回 李在明新政権の性格分析と2026年の韓国社会および東アジア情勢の展望

開催日:2026年1月11日(日)19:00-21:00
講師:李泳采(恵泉女学園大学)
概要:尹錫悦大統領による2025年12月3日の戒厳令布告およびクーデター、そしてその後に続いた内乱的状況を経て、市民によるいわゆる「光の革命」によって大統領が弾劾され、大統領選挙を通じて誕生したのが李在明新政権である。発足から6か月を迎えたこの政権は、いかなる政策的特徴を持ち、どのような政治的性格を有しているのか。
「光の革命」から半年が経過した現在、韓国社会はどのような課題に直面しているのかを確認しつつ、2026年における韓国社会の展望と李在明政権の性格を分析する。また、これらの変化が朝鮮半島の南北関係や米中対立下の東アジア情勢にどのような影響を与えるのかについても分析を試みる。
本講義では、韓国の政治変動を「革命的転換」として捉えつつ、国家制度、市民運動、地域秩序の三位一体的な視点から、2026年以降の東アジアの地政学的構造を展望する。

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