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[コース04] 日本と東アジアⅠ(朝鮮戦争と東アジア)-「ローカル」から見た朝鮮戦争と冷戦構造: 江原道、麗順事件、そして続く朝鮮戦争―

¥9,000

※この商品の販売期間は2025年8月10日 00:00 ~ 2026年1月31日 00:00です。

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コースタイトル:日本と東アジアⅠ(朝鮮戦争と東アジア)-「ローカル」から見た朝鮮戦争と冷戦構造: 江原道、麗順事件、そして続く朝鮮戦争―

コース概要:終戦80年、NPAは第15期までの「朝鮮戦争講座」の成果に基づいて9月に北米企画を実施し、新しいグローバール市民連帯による平和の実現を目指す。
Part16では、韓国の「ローカル」からみた朝鮮戦争のもう一つの本質を探っていく。なぜ朝鮮戦争は終わらないのか、ローカルではどう記憶されているのか。9月北米企画へ参加する講師らによる連携講座として、ローカルとグローバール視点から東アジア平和構築を考える。

曜日:月曜 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催・定員50名
担当講師:江原大学校 統一江原研究院長/社会科学大学学長
講師プロフィール:宋映勳(ソン・ヨンフン)教授は、南北統一と南北関係、朝鮮半島の平和体制構築をテーマに、研究と実践を両立してきた学者である。現在、江原大学校の統一江原研究院長および社会科学大学の学長を務めており、法務部難民委員会の諮問委員、民主平和統一諮問会議の常任委員、統一部統一教育委員を務める。また、韓国国際政治学会・韓国政治学会など、主要な学術団体で副会長を歴任し、学術界と実践の現場をつなぐ研究を続けている。
ジェネレーター:李泳采(恵泉女学園大学)/ タナカノゾミ (梨花女子大学大学院博士課程)

◆第1回 接境地域から問う戦争の記憶と平和への道(江原道編 その1)

開催日:2025年10月6日(月)19:00-21:00
講師:宋映勳(江原大学校 統一江原研究院長)
概要:江原道は、朝鮮戦争当時、南北の激戦地となり、春川・楊口・麟蹄などで数多くの軍人と民間人が犠牲となった悲劇の地です。「白馬高地の戦い」では、世界の戦史にも類を見ない規模の攻防戦が繰り広げられ、一日平均5万発もの砲弾が撃ち込まれました。またこの地域では、民間人に対する「協力者」容疑による集団虐殺や、トンネル付近での虐殺が後に住民の証言やドキュメンタリーを通じて明らかになっています。江原大学 統一研究院は、江原地域における朝鮮戦争の実態を調査し、追悼活動にも関わり、朝鮮戦争のもう一つの姿を再現しています。私たちはどのように朝鮮戦争を記憶し、追悼すべきでしょうか。江原道の視点から朝鮮戦争のもう一つの本質を探っていきます。

◆第2回 接境地域から問う戦争の記憶と平和への道(江原道編 その2)

開催日:2025年10月20日(月)19:00-21:00
講師:宋映勳(江原大学校 統一江原研究院長)
概要:江原道は、朝鮮戦争当時、南北の激戦地となり、春川・楊口・麟蹄などで数多くの軍人と民間人が犠牲となった悲劇の地です。「白馬高地の戦い」では、世界の戦史にも類を見ない規模の攻防戦が繰り広げられ、一日平均5万発もの砲弾が撃ち込まれました。またこの地域では、民間人に対する「協力者」容疑による集団虐殺や、トンネル付近での虐殺が後に住民の証言やドキュメンタリーを通じて明らかになっています。江原大学 統一研究院は、江原地域における朝鮮戦争の実態を調査し、追悼活動にも関わり、朝鮮戦争のもう一つの姿を再現しています。私たちはどのように朝鮮戦争を記憶し、追悼すべきでしょうか。江原道の視点から朝鮮戦争のもう一つの本質を探っていきます。

◆第3回 1948年・麗水・順天10.19事件の記憶回復と記念の制度化(麗水・順天編 その1)

開催日:2025年11月3日(月)19:00-21:00
講師:姜聲湖(順天大学校人文学術院長)*依頼中
概要:「麗順10.19事件」をご存じですか?
1948年に発生した麗水・順天10.19事件は、済州4.3事件の鎮圧命令を拒否したことをきっかけに発生した武力衝突であり、数多くの民間人が犠牲となり、広範な地域に影響を与えた悲劇的な出来事です。韓国・順天大学校人文学術院は、済州4.3事件と麗順10.19事件を共同で研究し、「記憶と責任の連帯」をテーマに研究叢書を刊行し、学術大会を通じて地域と国家の記憶の拡大を試みています。姜成鎬(カン・ソンホ)教授は、麗順事件を単なる内戦的な軍事衝突としてではなく、冷戦体制の形成過程における権力構造と市民の経験が交差する場として再構成し、「記憶」と「癒し」の新たなパラダイムを提示しています。「映画『太白山脈』(1994年作品)の背景にもなった麗順事件を、朝鮮戦争の視点からローカルで再構成していきます。

◆第4回 1948年・麗水・順天10.19事件の記憶回復と記念の制度化(麗水・順天編 その2)

開催日:2025年12月1日(月)19:00-21:00
講師:姜聲湖(順天大学校人文学術院長)*依頼中
概要:「麗順10.19事件」をご存じですか?
1948年に発生した麗水・順天10.19事件は、済州4.3事件の鎮圧命令を拒否したことをきっかけに発生した武力衝突であり、数多くの民間人が犠牲となり、広範な地域に影響を与えた悲劇的な出来事です。韓国・順天大学校人文学術院は、済州4.3事件と麗順10.19事件を共同で研究し、「記憶と責任の連帯」をテーマに研究叢書を刊行し、学術大会を通じて地域と国家の記憶の拡大を試みています。姜成鎬(カン・ソンホ)教授は、麗順事件を単なる内戦的な軍事衝突としてではなく、冷戦体制の形成過程における権力構造と市民の経験が交差する場として再構成し、「記憶」と「癒し」の新たなパラダイムを提示しています。「映画『太白山脈』(1994年作品)の背景にもなった麗順事件を、朝鮮戦争の視点からローカルで再構成していきます。

◆第5回『村へ向かった朝鮮戦争――朝鮮戦争期、村で起こった小さな戦争たち』(その1)

開催日:2025年12月15日(月)19:00-21:00
講師:パク・チャンスン (前・漢陽大学教授)*依頼中
概要:「『村へ向かった朝鮮戦争』は、朝鮮戦争が単なる前線上の戦争ではなく、村の内部で起こった小さな内戦の連鎖であったことを告発するものです。」(パク・チャンスン著/トルベゲ出版、初版2010年、改訂版2025年刊行)
朝鮮戦争はなぜ、これほどまでに悲劇的な戦争となったのでしょうか?研究者パク・チャンスンは、階級やイデオロギー以上に、血縁・地主・宗教などの複合的な衝突構造こそが、朝鮮戦争期の村内部の対立の本質であったと分析します。
「国家は住民を分断し、その結果、同じ村、同じ家系、近隣同士が互いに殺し合うという社会的崩壊が生じたのです。」では、村単位で起きた朝鮮戦争の「内部暴力のメカニズム」とは何を意味するのでしょうか?本講座では、[ローカル]において展開された朝鮮戦争の構造的原因を探り、国家が負うべき「戦争責任」の無限の具体的意味について考察します。

◆第6回 『村へ向かった朝鮮戦争――朝鮮戦争期、村で起こった小さな戦争たち』(その1)

開催日:2026年1月12日(月)19:00-21:00
講師:パク・チャンスン (前・漢陽大学教授)*依頼中
概要:「『村へ向かった朝鮮戦争』は、朝鮮戦争が単なる前線上の戦争ではなく、村の内部で起こった小さな内戦の連鎖であったことを告発するものです。」(パク・チャンスン著/トルベゲ出版、初版2010年、改訂版2025年刊行)
朝鮮戦争はなぜ、これほどまでに悲劇的な戦争となったのでしょうか?研究者パク・チャンスンは、階級やイデオロギー以上に、血縁・地主・宗教などの複合的な衝突構造こそが、朝鮮戦争期の村内部の対立の本質であったと分析します。
「国家は住民を分断し、その結果、同じ村、同じ家系、近隣同士が互いに殺し合うという社会的崩壊が生じたのです。」では、村単位で起きた朝鮮戦争の「内部暴力のメカニズム」とは何を意味するのでしょうか?本講座では、[ローカル]において展開された朝鮮戦争の構造的原因を探り、国家が負うべき「戦争責任」の無限の具体的意味について考察します。

その他参考資料:NPA北米特別企画
終戦80年、日韓国交樹立60年と東アジア平和実現の課題
北米と東アジア市民社会の連帯を通じた朝鮮戦争終結および植民地支配清算の模索
2025 Peace WorkShop & Campaign(September 15-19)
公式HP https://npa-asia.net/peaceworkshop

共同ワークショップ:
①ペンシルバニア州立大学(9月15日、月)「東アジアにおける戦争の記憶と植民地主義の清算」
(NPA25年秋学期(第16期コース3-2北米企画PSU編:https://apply.npa-asia.net/items/115049548)
②ジョージワシントン大学(9月17日、水)「朝鮮半島における戦争と歴史記憶の社会的再構築」
(NPA25年秋学期(第16期コース3-3北米企画GWU編:https://apply.npa-asia.net/items/115049966)

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*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!
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