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◆第3回
「対テロ戦争」から「悪の枢軸」論、そしてイラク戦争へ
開催日:2026年5月19日(火)19:00-21:00
講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー)
概要:アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、「テロとの戦い」を叫び、テロリストの側につくか、自分たちの側につくかという独善的な二者択一を世界に迫った。そして、イラク、イラン、北朝鮮を悪の枢軸と名指し、イラク戦争に向かって邁進した。トランプの原型がここにもある。アメリカは、大量破壊兵器の保有を理由にイラクに対する攻撃を承認する国連決議案の提出を試みるが、多数票を確保できないと見るや、それ以前の、イラクに核不拡散を求める国連決議(1441決議)を拡大解釈、03年3月にイラク攻撃に踏みきった。事実上の国連決議なき軍事行動である。
こうした「対テロ戦争」を支える思想は、「安全(security)至上主義」に基づいたものではあるが、そこには国民一人一人の安全という視点はまったくない。結果的に、現代世界は強制収容所の「囚人」や「難民」といった極限状態に置かれた人々を生み出し、いわゆる「内戦の世界化」を進行させている。そうしたなかで、ローマ教皇ヨハネ・パウロⅡ世は、アメリカとイラクの指導者に特使を送り、開戦の直前まで平和を訴えた。アメリカのイラク戦争決議の正当性を拒否したのは、奇しくもローマ教皇がしばしば訪れた南米二カ国の、微力だが大きな決断だった。
アーキビスト:ジョルジョ・アガンベン「人権の彼方に」、「アウシュビッツの残りもの」、「ホモ・サケル」/バチカン外交を主導した枢機卿たち
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*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!
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[コース06] 桜井均とドキュメンタリーを読む
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