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[コース14] 天野恵一の戦後社会運動史 Part2 語り継ぐ反天皇制運動〈経験史〉

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タイトル:天野恵一の戦後社会運動史 Part2 語り継ぐ反天皇制運〈経験史〉

コース概要:反天皇制運動の中で、多様な課題をめぐってつみあげられた討論を通して、深められてきた批判的認識、それを6つのテーマを軸に、〈経験の思想運動〉史として語りつくす。

曜日 : 金曜日 原則隔週
時間 : 19:00-21:00
開催方法と定員:オンライン & オフライン(会場)開催
- オンライン定員 50名
- オフライン定員 10名 あめにてぃCAFE・梨の木舎 https://goo.gl/maps/8taDBKmNVk22J3BP9
※ お申込み時、購入者情報の備考欄に、オンラインかオフラインのいずれをご希望か明記してください。

講師:天野恵一(思想家・評論家)
コーディネータ:
- 松井隆志 (武蔵大学)

◆ 第1回 「代替り」儀礼・「昭和から平成へ」と「平成から令和へ」

開催日:2021年3月12日 (金)

概要:「平成からの令和へ」の天皇「代替り」の国家儀礼は、マスコミのクローズアップする舞台を媒介に、ハナバナしく日本列島住民をトータルにまきこんで、また、くりひろげられた。この「代替り」国家儀礼は、象徴天皇としては二回目だ。
それはかつての「昭和から平成」への時代以上に、宮中内で密やかに組織的にくりかえされてきた「皇室」(「現人神」祭祀(儀礼)が公然と露呈するプロセスでもあった(天皇の「死」なない「生前退位」であったにもかかわらず)。「象徴民主主義」とこの「現人神・万世一系」のイデオロギーは本当のところ、どういう関係にあるのか。

◆ 第2回 「明治憲法」・「皇室典範」と「昭和憲法」・「皇室典範」・「皇統譜」

開催日:2021年3月26日 (金)

概要:「明治」憲法下の天皇制は、立憲主義をよそおった「欧米先進」国にそう見せるための、すこぶるインチキなものであった。そういう理解はある程度、戦後の憲法学上の常識であった。そして、ほぼそれに近い、もはや共和制あるいはほぼそれに近い立憲君主制となったというのが、戦後の憲法学の理解である。しかし「明治憲法の皇室典範」体制は「昭和憲法」(第1条に天皇規定を置く)・「皇室典範」体制を比較し、その法運用の実態に即して考えて 、本当にそう言えるのか。

◆ 第3回 「皇室外交」と「国内巡行」(国体・植樹祭・海づくり大会・オリンピック)

開催日:2021年4月9日 (金)

概要:天皇の行為については、憲法下の規定にそくせば、明記されている「国事行為」とまったくの「私事」以外は存在しない(あるいはさせてはいけない)はずでであるが、実際は「皇室外交」多様な「国内巡行」などを通して、憲法上根拠のない行動が政府によって準備され、多様に展開されてきた。そして、ついにアキヒト元天皇は、「生前退位」のメッセージを発し、政府に法律づくりを命じ、政府はそれを実現するという事態まで起きた。これは「公的行為」という独自のカテゴリーで合憲解釈をしてきた政府の天皇活用(公的行為の拡大)の果てにあったことである。現天皇で象徴はどうなる?

◆ 第4回 招爆責任を含めた戦争責任と沖縄売り渡し責任そして植民地支配責任

開催日:2021年4月23日 (金)

概要:無差別殺傷の原爆の攻撃は、天皇らがみずからの延命の保障を取りつけるため、敗戦を遅らせた結果、生み出された。また沖縄での全住民を巻き込んだ地上戦も、東京・地方各地の大空襲も、そうである。
ヒロヒト天皇が戦後も延命したという事実は、そうした戦争責任のいっさいがとられなかった事実を象徴している。その事実は、当然にも、アジア各地への侵略戦争と植民地支配の責任も、まるごと問われることがなかったという事実を、物語っている。戦争・植民地支配責任を取らずに来た長い長い「戦後」責任も重ねて問う視点から戦後を考える。

◆ 第5回 元号・日の丸・君が代・「紀元節」(祭日と休日)

開催日:2021年5月7日 (金)

概要:「代替り」のたびに「元号」が変わる、それは天皇による時間(歴史)支配の装置である。「日の丸」(国旗)も「君が代」(国歌)も、人々の日常生活のリズムの中に埋め込まれた天皇制である。だからそれはそのまま敗戦後も生き続けている。実は天皇家の「祭日」と国民の「祝日」は戦前はストレートに公然と対応させられていたが、敗戦後、べつのネーミングで(そうハッキリとは示さず)、対応させられて続いている。(神権天皇が人間〈象徴〉天皇に変ったこととそれは対応している。天皇制による人々の日常支配のイデオロギーとメカニズムを解剖する。

◆ 第6回 特別企画 戦死者と被災者(靖国神社・戦没者追悼式・被災地めぐり)

開催日:2021年5月21日 (金)

概要:天皇の神社である「靖国神社」は戦後法人となって延命した。そして天皇(夫妻)は「八・十五」戦没者追悼式を繰り返している。さらに天皇(夫妻)は大きな災害があるたびに「被災地」をめぐり、慈悲深い「お言葉」を被災者にかけ続けており、天皇一族は〈3・11〉原発震災の被害者のための国家セレモニーにも中心で、「御心配」パフォ―マンスをくりひろげ続けてきた。
実はそうしたパフオーマンスは国家(支配者)・資本(大企業)の責任を隠蔽し、はぐらかすためのものではないのか。最高責任者ヒロヒト天皇が、すべての責任を取らず成立した〈無責任の体系〉としての戦後国家と象徴天皇制の関係を構造的に問う。


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