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◆第2回 公共放送という「壁の中」のなかの前衛
開催日:2024年3月19日(火)19:00-21:00
講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー)
概要:埴谷雄高は戦時下で囚われ、独房のなかでカントの「純粋理性批判」を読み、形而上学の不可能性を知り、また、ドストエフスキーを読み、それを超える文学を書こうと決め、獄中転向をした。彼は「牢獄の世界」の奥底に独自の解放区を築き、70年代の若者たちに多大な衝撃と影響を与えた。テレビの世界でも、自らを虚構の壁のなかに置きながら、人間がリアルタイムで分解していく瞬間そのものを記録する前衛作品が多くつくられ、周囲との壁とのあいだに摩擦を引き起こした。1970年代の映像のなかを流れる「牢獄」と「革命」の葛藤表現を見る。
「18歳男子」「海鳴り」「キャロル」「海峡」「さすらい」「夢の島少女」etc
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*開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です!
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[コース16] 桜井均とドキュメンタリーを読むPart9
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