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【緊急特別企画】『抵抗の芸術と表現・思想の自由』 平和の少女像はなぜベルリンに座っているのか-日本政府による撤去への圧力に抗して 概要:今再び日本政府による圧力で撤去の危機にあるベルリン《平和の少女像》現地ドイツから緊急報告!ベルリンの《平和の少女像》は「アリ」と名づけられています。「アリ」とはアルメニア語で「勇気ある女性」の意味。アルメニアで虐殺を生き延び、勇気を奮って被害をカミングアウトした女性たちの呼び名でもあります。戦時性暴力は世界の問題です。そして、移民社会ドイツにおける《平和の少女像》とは?ドイツ社会の文脈を紐解きながら解説します。ムラデノヴァさんはライプチヒ大学で《平和の少女像》を活用した教育活動もしています。ミッテ区が9月28日が少女像の「容認」期限だと言っている今、日本のマスコミ報道では知ることのできない文脈を知り、問題解決のために力を合わせましょう。 アーカイブ配信 (開催日時:2024年9月1日(日)日本時間19〜21時) 講師:ドロテア・ムラデノヴァ(ライプチヒ大学東アジア研究所日本学科) コーディネーター:岡本有佳 (編集者/表現の不自由展・東京共同代表) 開催形式:Zoomオンライン 今再び日本政府による圧力で撤去の危機にさらされているベルリン・ミッテ区の《平和の少女像》について、現地ドイツからなぜ少女像がドイツに必要なのか、緊急報告! 一般1000円 学生無料 https://forms.gle/4GGySs5g1wisimDU8 主催:NPA抵抗の芸術と表現・思想の自由コース
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[NPAフォーカス企画] 光州民衆抗争、もう一つの真実を描く映画『松岩洞』 日本初!! 上映会(7月28日)&監督トーク<第2弾> 大反響とご要望にお応えし、第2回目の上映会を企画いたしました。 「今まで知っていた光州民主化運動への自分の浅い認識が崩れました!」 「全斗煥・盧泰愚元大統領2名の死とともに、光州事件の真実は闇の世界に葬られて終わったと思っていたのに。。。」 光州市民も知らなかった80年5月光州民衆抗争のもう一つの真実、映画『松岩洞』(ソンアムドン)の日本初特別上映会は、衝撃と涙と感動をもたらしました。今まで知っていたと思っていた光州民主化運動は、氷山の一角に過ぎないという自己反省もしました。光州民主化運動とは何だったのか?今光州では、韓国では、光州民主化運動の過去清算は何を目指しているのか? 映像とは何を目指すべきなのか? 光州民主化運動の真実を追求していく中で、さらなる過去清算の段階に向かっている韓国社会の現状から日本社会における過去清算の意味を改めて問いだしていきます。 上映会に参加していた人々、リアルタイムにみられなかった人々から、第2回目上映の強い要請もあり、『松岩洞』第2回目自主上映会を行うことにしました。「光州民衆抗争の理解なしに、韓国現代史を理解することはできない」(韓洪九教授のNPA講演会)。この機会を逃さず、映画『松岩洞』の上映会にぜひ参加してみてください。映画上映の後、映画の背景説(李泳采)と李釣熏(イジョフン)監督のトーク(録画映像)もあります。多くの参加をお待ちしております。 日付:2024年7月28日(日)午後2時~5時 オンライン上映&トーク 開催方法:ZOOM開催 料金:1000円 *NPAサポート会員は無料招待(申し込み不要) *NPAサポート会員は自主上映会、フォーカス企画(有料)などへ優遇参加できるので、この機会にご検討ください。 *NPAサポート会員 募集案内 (https://apply.npa-asia.net/blog/2024/05/13/231220) 第1部 映画『松岩洞』(ソンアムドン;SongAmDong)上映 2時~ ◆内容 1980年5月、軍事政権の延長に反対して韓国の光州で起きていた民衆抗争! 光州市民も知らなかったもう一つの真実、松岩洞事件が2024年5月、スクリーンに蘇る! その日…何が起きていたのか! 誰が、なぜ、銃を住民に撃ったのか? いまだに暗いベールに包まれている光州民衆抗争の真実に迫っていくドキュメンタリー劇映画! カメラはその日のタイムラインを慎重に記録して追跡していきます。 ◆予告編(日本語)https://youtu.be/Ar9_vyhq8J0?si=gW6Vz8hy6b9glKz8 ◆Music Video https://youtu.be/1RdJdlaHcfU?si=vCLLz99NhaBPkwZj ◆劇映画/71分 日本上映特別版/HD、5.1CH /2.0:1/2023年制作/2024年5月オープン ◆出演:ソ・ウジン、チョ・ギョンヒョン、イ・スンギュなど。 ◆制作陣:プロデューサー/監督イ・ジョフン、助監督パク・ジェヒョン、撮影/照明監督シン・イムホ、編集監督キム・ヒョンナム、 ◆制作支援:2022光州情報文化産業振興院光州ブランド映画製作支援 ◆製作/配給:(株)フンプロ(自主上映相談窓口:518video@naver.com) 第2部 解説&監督トーク (第1回上映会の録画映像)3時30分~5時 李泳采(恵泉女学園大学)背景解説「光州民衆抗争とは」 李釣熏(LEE JOHOON、監督)トーク(逐次通訳あり) 監督プロフィール 1973年光州生まれ、99年慶熙大学卒。2004年<キロメートルゼロ、2003 WTO反対闘争>監督、第8回エジプトイスマイリア国際映画祭「審査委員賞」。2004年スクリーンクォーターを守る文化連帯制作<危険な情事vol.2004>監督、釜山国際映画祭特別上映。2015年 <ブラックディル>監督、全州国際映画祭上映作。2018年<西山開拓団>監督全州国際映画祭「ドキュメンタリー賞」。2021年<光州ビデオ:消えた4時間>監督、台北アジア民主主義映画祭開幕作、香港韓国映画祭開幕作。2022年5.18短編映画<その日の愛国家>監督、5.18ドキュメンタリー賞。2024年<松岩洞>第3回ソウル4.3映画祭閉幕作。 李釣熏監督インタビュー(韓国語のみ) https://www.youtube.com/watch?v=O4gN3PzydcY&t=1s 日本上映主催:新時代アジアピースアカデミー(NPA) 問い合わせ先:info@npa-asia.net
SOLD OUT¥9,000
コースタイトル:朝鮮戦争とジェンダー、そして米軍基地 コース概要:本講座では、第1期~第12期まで多様な視点から朝鮮戦争を捉えて、朝鮮戦争の性格や参戦していた各国への影響など政治社会的な影響を見てきました。第12期では東アジア各国の選挙と情勢分析を行いました。第13期ではいままで朝鮮戦争講座であまり取り上げてこなかった、韓国における朝鮮戦争とジェンダーというとても重要なテーマをみていきます。また、朝鮮戦争以降、韓国で半永久的に作られてきた米軍基地とその跡地の現状から朝鮮戦争の社会史を描いていきます。さらに、日本の軍需産業の現況を通して、今も終わっていない朝鮮戦争の実態を改めて検証していきます。 曜日:月曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 内海愛子 (NPA共同代表) - 李泳采 (恵泉女学園大学) - タナカノゾミ (梨花女子大学大学院博士課程) ◆第1回 朝鮮戦争とジェンダ(1)-「戦争未亡人」の戦争経験と戦後処理 開催日:2024年7月8日(月)19:00-21:00 講師:イイムハ(韓国・聖公会大学) 概要:朝鮮戦争では多くの女性が「戦争未亡人」となった。1952~1963年の新聞報道によると、朝鮮戦争による戦争未亡人は約30万~50万人を超えるという。 50万人なら、当時既婚女性10人に1人の割合である。しかし、韓国政府は長い間、その実態調査もなく彼らに沈黙を強要してきた。イイムハ講師は、朝鮮戦争の当時、軍人、警察、または第2国民兵に強制徴集されて死亡した軍・警未亡人、傷痍軍警未亡人、保導連盟へ加入し虐殺された犠牲者の未亡人など戦争未亡人35人とその子供10人に会って、 2006年から4年にわたってその口述を採録して整理した。今まで朝鮮戦争は、男性の視点から語られてきたが、女性たちの言葉を通じて韓国現代史最大の悲劇という朝鮮戦争の被害当事者の一つである「戦争未亡人」の生を「歴史」の領域に吹き込む。 ◆第2回 朝鮮戦争とジェンダ(2)- 戦後女性経済活動の変化とその議論を中心に 開催日:2024年7月22日(月)19:00-21:00 講師:イイムハ(韓国・聖公会大学) 概要:<解放空間、日常を変えた女性たちの歴史>は、聖公会大学の人文韓国研究教授である歴史学者イ・イムハが十数年にわたって考えを留めて資料を集めて執筆した本だ。彼は5日、短い電話インタビューで「解放空間は韓国の歴史で女性の声が絶頂を成した時期ではないか」とし「女性が自分の主体として出てきて、私の話をして政策を提案し、各種団体を作った。女性主体がどのように積極的に活動したかを一つ一つ名を呼ぶように表わしたかった」と話した。日本の植民地支配が終わった「解放空間」で韓国の女性たちにも、独立への喜び、新しい国造りへ期待、日常生活の変化に対する希望が溢れてきた。実際多くの女性たちが、新政府樹立や、社会活動に参加していた。しかし、解放空間における女性たちには二重的な立場が強いられていたのも現実であった。それは社会参加という要求と、女性が過度の活動をしてはならないという社会的な通念による圧迫であった。解放空間、そして、朝鮮戦争を経験していた韓国の女性たちの闘いは、戦後韓国社会の女性運動へ大きな影響を及ぼしている。植民地時代の独立運動、解放空間、朝鮮戦争の時期まで、韓国女性の役割と、それをめぐる議論を論じていく。 ◆第3回 日米韓防衛協力の現状と近未来(その1) 開催日:2024年8月5日(月)19:00-21:00 講師:福好昌治(軍事オタク) 概要:2022年に韓国で尹錫悦政権が誕生してから、日米韓防衛協力が飛躍的に進展するようになった。2024年6月2日には、シンガポールで日米韓防衛相会談が開催され、北朝鮮の ミサイル発射に関するリアルタイムでの情報共有や日米韓共同演習をさらに推進していくことを確認した。停滞していた日韓防衛協力も再開されることになった。韓国で保守政権が続けば、日米韓防衛協力は日米韓軍事同盟に発展していくのだろうか。今回はこれまでの経緯を解説する。 ◆第4回 朝鮮戦争と米軍基地 - 返還基地の後地とその周辺の踏査の記録(その1)- 米軍政期・朝鮮戦争期・停戦協定期 開催日:2024年8月19日(月)19:00-21:00 講師:シン・サンス(元KATUSA: Korean Augmentation To the United States Army) 概要:2003年4月、韓米両国は、在韓米軍基地移転に対する合意を行った。その合意に基づいて、2004年から韓国内の米軍基地の大部分は順次閉鎖され、その敷地は韓国政府に返還されるようになった。朝鮮戦争とその後の韓国現代史を論じる際に、欠かせないのが米軍基地の歴史である。2000年代初め、坡州DMZ(非武装地帯)付近の米軍部隊キャンプグリブスでKATUSA戦闘兵として軍服務をした経験に基づいて、軍除隊後も、米軍基地を訪れながら、米軍駐屯の歴史とそれにまつわる地域の実情を本格的に整理した。朝鮮戦争に参戦した米軍の物語、朝鮮戦争以降、戦後復興と「ギブミ・チョコレット」の時代にアメリカから受けた緊急援助の意味、米軍部隊周辺基地村の人々の人生と哀歓を取りまとめた。駐韓米軍基地の歴史と現状から、朝鮮戦争のもう一つの顔を明らかにする。 ◆第5回 朝鮮戦争と米軍基地 - 返還基地の後地とその周辺の踏査の記録(その2)- ベトナム戦争期・ミサイル基地・米軍休養施設及び「基地村」など 開催日:2024年9月2日(月)19:00-21:00 講師:申サンス(元KATUSA: Korean Augmentation To the United States Army) 概要:2003年4月、韓米両国は、在韓米軍基地移転に対する合意を行った。その合意に基づいて、2004年から韓国内の米軍基地の大部分は順次閉鎖され、その敷地は韓国政府に返還されるようになった。朝鮮戦争とその後の韓国現代史を論じる際に、欠かせないのが米軍基地の歴史である。2000年代初め、坡州DMZ(非武装地帯)付近の米軍部隊キャンプグリブスでKATUSA戦闘兵として軍服務をした経験に基づいて、軍除隊後も、米軍基地を訪れながら、米軍駐屯の歴史とそれにまつわる地域の実情を本格的に整理した。朝鮮戦争に参戦した米軍の物語、朝鮮戦争以降、戦後復興と「ギブミ・チョコレット」の時代にアメリカから受けた緊急援助の意味、米軍部隊周辺基地村の人々の人生と哀歓を取りまとめた。駐韓米軍基地の歴史と現状から、朝鮮戦争のもう一つの顔を明らかにする。 ◆第6回 日米韓防衛協力の現状と近未来 - 日本の軍需産業(その2) 開催日:2024年9月16日(月)19:00-21:00 講師:福好昌治(軍事オタク) 概要:2022年に韓国で尹錫悦政権が誕生してから、日米韓防衛協力が飛躍的に進展するようになった。2024年6月2日には、シンガポールで日米韓防衛相会談が開催され、北朝鮮の ミサイル発射に関するリアルタイムでの情報共有や日米韓共同演習をさらに推進していくことを確認した。停滞していた日韓防衛協力も再開されることになった。韓国で保守政権が続けば、日米韓防衛協力は日米韓軍事同盟に発展していくのだろうか。今回は当面の予定を検証し、日韓防衛協力の限界も考察する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813801 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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◆第1回 朝鮮戦争とジェンダ(1)-「戦争未亡人」の戦争経験と戦後処理 開催日:2024年7月8日(月)19:00-21:00 講師:イイムハ(韓国・聖公会大学) 概要:朝鮮戦争では多くの女性が「戦争未亡人」となった。1952~1963年の新聞報道によると、朝鮮戦争による戦争未亡人は約30万~50万人を超えるという。 50万人なら、当時既婚女性10人に1人の割合である。しかし、韓国政府は長い間、その実態調査もなく彼らに沈黙を強要してきた。イイムハ講師は、朝鮮戦争の当時、軍人、警察、または第2国民兵に強制徴集されて死亡した軍・警未亡人、傷痍軍警未亡人、保導連盟へ加入し虐殺された犠牲者の未亡人など戦争未亡人35人とその子供10人に会って、 2006年から4年にわたってその口述を採録して整理した。今まで朝鮮戦争は、男性の視点から語られてきたが、女性たちの言葉を通じて韓国現代史最大の悲劇という朝鮮戦争の被害当事者の一つである「戦争未亡人」の生を「歴史」の領域に吹き込む。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 日本と東アジアPart13 - 朝鮮戦争とジェンダー、そして米軍基地 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86924430
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◆第2回 朝鮮戦争とジェンダ(2)- 戦後女性経済活動の変化とその議論を中心に 開催日:2024年7月22日(月)19:00-21:00 講師:イイムハ(韓国・聖公会大学) 概要:<解放空間、日常を変えた女性たちの歴史>は、聖公会大学の人文韓国研究教授である歴史学者イ・イムハが十数年にわたって考えを留めて資料を集めて執筆した本だ。彼は5日、短い電話インタビューで「解放空間は韓国の歴史で女性の声が絶頂を成した時期ではないか」とし「女性が自分の主体として出てきて、私の話をして政策を提案し、各種団体を作った。女性主体がどのように積極的に活動したかを一つ一つ名を呼ぶように表わしたかった」と話した。日本の植民地支配が終わった「解放空間」で韓国の女性たちにも、独立への喜び、新しい国造りへ期待、日常生活の変化に対する希望が溢れてきた。実際多くの女性たちが、新政府樹立や、社会活動に参加していた。しかし、解放空間における女性たちには二重的な立場が強いられていたのも現実であった。それは社会参加という要求と、女性が過度の活動をしてはならないという社会的な通念による圧迫であった。解放空間、そして、朝鮮戦争を経験していた韓国の女性たちの闘いは、戦後韓国社会の女性運動へ大きな影響を及ぼしている。植民地時代の独立運動、解放空間、朝鮮戦争の時期まで、韓国女性の役割と、それをめぐる議論を論じていく。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 日本と東アジアPart13 - 朝鮮戦争とジェンダー、そして米軍基地 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86924430
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【サマープライス!!】日米韓防衛協力の現状と近未来(その1)[コース01◆第3回] 開催日:2024年8月5日(月)19:00-21:00 講師:福好昌治(軍事オタク) 概要:2022年に韓国で尹錫悦政権が誕生してから、日米韓防衛協力が飛躍的に進展するようになった。2024年6月2日には、シンガポールで日米韓防衛相会談が開催され、北朝鮮の ミサイル発射に関するリアルタイムでの情報共有や日米韓共同演習をさらに推進していくことを確認した。停滞していた日韓防衛協力も再開されることになった。韓国で保守政権が続けば、日米韓防衛協力は日米韓軍事同盟に発展していくのだろうか。今回はこれまでの経緯を解説する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 日本と東アジアPart13 - 朝鮮戦争とジェンダー、そして米軍基地 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86924430
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◆第4回 朝鮮戦争と米軍基地 - 返還基地の後地とその周辺の踏査の記録(その1)- 米軍政期・朝鮮戦争期・停戦協定期 開催日:2024年8月19日(月)19:00-21:00 講師:シン・サンス(元KATUSA: Korean Augmentation To the United States Army) 概要:2003年4月、韓米両国は、在韓米軍基地移転に対する合意を行った。その合意に基づいて、2004年から韓国内の米軍基地の大部分は順次閉鎖され、その敷地は韓国政府に返還されるようになった。朝鮮戦争とその後の韓国現代史を論じる際に、欠かせないのが米軍基地の歴史である。2000年代初め、坡州DMZ(非武装地帯)付近の米軍部隊キャンプグリブスでKATUSA戦闘兵として軍服務をした経験に基づいて、軍除隊後も、米軍基地を訪れながら、米軍駐屯の歴史とそれにまつわる地域の実情を本格的に整理した。朝鮮戦争に参戦した米軍の物語、朝鮮戦争以降、戦後復興と「ギブミ・チョコレット」の時代にアメリカから受けた緊急援助の意味、米軍部隊周辺基地村の人々の人生と哀歓を取りまとめた。駐韓米軍基地の歴史と現状から、朝鮮戦争のもう一つの顔を明らかにする。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 日本と東アジアPart13 - 朝鮮戦争とジェンダー、そして米軍基地 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86924430
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◆第5回 朝鮮戦争と米軍基地 - 返還基地の後地とその周辺の踏査の記録(その2)- ベトナム戦争期・ミサイル基地・米軍休養施設及び「基地村」など 開催日:2024年9月2日(月)19:00-21:00 講師:申サンス(元KATUSA: Korean Augmentation To the United States Army) 概要:2003年4月、韓米両国は、在韓米軍基地移転に対する合意を行った。その合意に基づいて、2004年から韓国内の米軍基地の大部分は順次閉鎖され、その敷地は韓国政府に返還されるようになった。朝鮮戦争とその後の韓国現代史を論じる際に、欠かせないのが米軍基地の歴史である。2000年代初め、坡州DMZ(非武装地帯)付近の米軍部隊キャンプグリブスでKATUSA戦闘兵として軍服務をした経験に基づいて、軍除隊後も、米軍基地を訪れながら、米軍駐屯の歴史とそれにまつわる地域の実情を本格的に整理した。朝鮮戦争に参戦した米軍の物語、朝鮮戦争以降、戦後復興と「ギブミ・チョコレット」の時代にアメリカから受けた緊急援助の意味、米軍部隊周辺基地村の人々の人生と哀歓を取りまとめた。駐韓米軍基地の歴史と現状から、朝鮮戦争のもう一つの顔を明らかにする。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 日本と東アジアPart13 コースお申し込みはこちらから↓
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【サマープライス!!】 日米韓防衛協力の現状と近未来 - 日本の軍需産業(その2) [コース01第6回] 開催日:2024年9月16日(月)19:00-21:00 講師:福好昌治(軍事オタク) 概要:2022年に韓国で尹錫悦政権が誕生してから、日米韓防衛協力が飛躍的に進展するようになった。2024年6月2日には、シンガポールで日米韓防衛相会談が開催され、北朝鮮のミサイル発射に関するリアルタイムでの情報共有や日米韓共同演習をさらに推進していくことを確認した。停滞していた日韓防衛協力も再開されることになった。韓国で保守政権が続けば、日米韓防衛協力は日米韓軍事同盟に発展していくのだろうか。今回は当面の予定を検証し、日韓防衛協力の限界も考察する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース01] 日本と東アジアPart13 - 朝鮮戦争とジェンダー、そして米軍基地 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86924430
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コースタイトル:パレスチナを記憶する- 抵抗すること生きること コース概要:2023年10月以来、それ以前に進行していたイスラエルによるパレスチナの破壊は加速し続け、やむ気配がありません。街頭や大学、ネット空間で、直接的で明確な言葉を使ってこれを止めるための活動も広がりを見せています。本講座では、イスラエルが瓦礫や廃墟に変え、あるいは植林や入植地建設等によって一変させたパレスチナの光景を、歴史への知識や想像力を駆使し、パレスチナ人の抵抗の歴史に学びながら、協同のもと記憶します。現地訪問経験や現地の友人の有無にかかわらず、パレスチナへの眼差しを豊かにすることは、パレスチナをこのまま破壊し続けさせないための力を養っていくことにつながると信じます。 曜日:木曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) プロフィール 中東地域研究・パレスチナ文化研究 東京外国語大学アラビア語学科卒業、一橋大学言語社会研究科卒、学部在学中にシリア・ダマスカス大学、大学院在籍中にイスラエル・ハイファ大学留学。国際交流基金中東担当専門員、大学非常勤講師、成蹊大学アジア太平洋研究センター主任研究員を経て、2017年より広島市立大学国際学部准教授。著書『〈不在者〉たちのイスラエル 占領文化とパレスチナ』(インパクト出版会)、共訳書『パレスチナの民族浄化 イスラエル建国の暴力』(法政大学出版局)など多数ある。 コーディネーター: 山岡幹郎(写真家) ◆第1回 パレスチナの色と香り オレンジの実が干からびたあとに 開催日:2024年7月11日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:瓦礫と粉塵、灰色と血の色に塗りこめられたように見えるガザ。小洒落たアクセサリ ーショップや画廊が建ち並ぶ、ヤッフォ(ヤーファ)の街並み。一見対照的な別世界同士は、時間差をつけて歴史と記憶の破壊にさらされた、いずれも「悲しいオレンジの実る土地」(ガッサン・カナファーニー)です。手にするオレンジが何度干からびようと、その土地に再び苗木を植えることを願ってきた難民たち。オレンジの色と香り豊かなガザやヤーファの記憶を思い出し、悲しいオレンジを拒否することから連帯の旅を始めましょう。 ◆第2回 世界とつながる海 一時間だけの海 開催日:2024年7月25日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:十字軍をもたらした海、ナポレオンの軍勢を連れてきた海、シオニスト入植者を運んできた海。パレスチナにつぎつぎと侵略者をもたらしてきた海を、パレスチナ人たちは愛し続けて来ました。しかしイスラエル建国によりパレスチナ人の多くは海へのアクセスを失い、唯一残るガザ地区の海は封鎖されてきました。すべてのパレスチナ人が渇望と怒りのなかで「この海は私のもの」(マフムード・ダルウィーシュ)という詩句を叫ぶとき、海を眺めるために命を賭すような転倒さえ奇妙でなくなります。 ◆第3回 石の家の破壊 石のたたかいの開始 開催日:2024年8月8日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:記録してくれ、俺はアラブ/仲間と一緒に石切り場で働く(マフムード・ダルウィー シュ、「身分証明書」)。採石はパレスチナ最大の産業であり、石づくりの家はパレスチナの原風景でもあります。石の家や教会、モスクが破壊され放置された空間に、イスラエルのモダニズム建築が建ち並ぶ都市。視界かなたにそれを見やる場所から、パレスチナ人たちは石つぶてをもち抵抗を始めました。パレスチナの石は、パレスチナ人のたたかいの目撃者であり、同伴者でもあります。 ◆第4回 オリーブ スムードの象徴が根こそぎにされるなかで 開催日:2024年8月22日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:故ヤーセル・アラファートは国連総会に平和の象徴たる一本のオリーブの枝をたずさえ、自分の手からそれを「落とさせないで下さい」と世界に向かって求めました。しかしパレスチナ人が守りたいのは折り取られた枝ではなく、土地に根を張るオリーブの樹であり、その木陰が生み出す時間と空間です。この土地に残り続ける粘り強いたたかい(スムード)を象徴するオリーブの樹。スムードが称賛される一方で土地がどんどん奪われ続けて来た現実のなか、パレスチナ人は今後いかなる展望をもちうるのでしょうか。 ◆第5回 ダブケ 祝祭の風物詩から抵抗の文化へ 開催日:2024年9月5日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:イスラエルのスナイパーや戦車を前に、臆することなく足を踏みならすパレスチナ人。古き良きパレスチナの農村の光景と結びついて記憶されて来た祝祭の踊り「ダブケ」は、今やパレスチナ人の抵抗の姿を見事に体現させつつ、世界中に広がっています。集団で力強く大地を踏みしめるその明るい踊りが、パレスチナの若者像を提示する重要なツールとなってからおよそ40年。その進化と多様性のなかにパレスチナ社会の底力を確信させてくれるダブケのステップは、無力と無関心をさらし続けて来た国際社会の扉を激しく叩き続ける響きにも聞こえます。 ◆第6回 刺繍する女たち男たち 針仕事という抵抗 開催日:2024年9月19日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:赤色のバリエーションが印象的な、パレスチナの刺繍。それは単なる製品・モノではなく、パレスチナの歴史と文化を刺しながら生まれるパレスチナ人の語り、その背景にある彼らの人生そのものです。2016年にオープンしたパレスチナ・ミュージアムが一年にわたる最初の企画展のテーマに選んだのは、パレスチナの刺繍でした。家庭や共同施設だけでなく、針と糸がひそかに持ち込まれた刑務所でも続く「愛の労働」の姿は、「伝統文化」への私たちの固定観念を打ち砕きます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813802 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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◆第1回 パレスチナの色と香り オレンジの実が干からびたあとに 開催日:2024年7月11日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:瓦礫と粉塵、灰色と血の色に塗りこめられたように見えるガザ。小洒落たアクセサリ ーショップや画廊が建ち並ぶ、ヤッフォ(ヤーファ)の街並み。一見対照的な別世界同士は、時間差をつけて歴史と記憶の破壊にさらされた、いずれも「悲しいオレンジの実る土地」(ガッサン・カナファーニー)です。手にするオレンジが何度干からびようと、その土地に再び苗木を植えることを願ってきた難民たち。オレンジの色と香り豊かなガザやヤーファの記憶を思い出し、悲しいオレンジを拒否することから連帯の旅を始めましょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース2]田浪亜央江とパレスチナを学ぶ Part2 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888449
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◆第2回 世界とつながる海 一時間だけの海 開催日:2024年7月25日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:十字軍をもたらした海、ナポレオンの軍勢を連れてきた海、シオニスト入植者を運んできた海。パレスチナにつぎつぎと侵略者をもたらしてきた海を、パレスチナ人たちは愛し続けて来ました。しかしイスラエル建国によりパレスチナ人の多くは海へのアクセスを失い、唯一残るガザ地区の海は封鎖されてきました。すべてのパレスチナ人が渇望と怒りのなかで「この海は私のもの」(マフムード・ダルウィーシュ)という詩句を叫ぶとき、海を眺めるために命を賭すような転倒さえ奇妙でなくなります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース2]田浪亜央江とパレスチナを学ぶ Part2 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888449
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◆第3回 石の家の破壊 石のたたかいの開始 開催日:2024年8月8日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:記録してくれ、俺はアラブ/仲間と一緒に石切り場で働く(マフムード・ダルウィー シュ、「身分証明書」)。採石はパレスチナ最大の産業であり、石づくりの家はパレスチナの原風景でもあります。石の家や教会、モスクが破壊され放置された空間に、イスラエルのモダニズム建築が建ち並ぶ都市。視界かなたにそれを見やる場所から、パレスチナ人たちは石つぶてをもち抵抗を始めました。パレスチナの石は、パレスチナ人のたたかいの目撃者であり、同伴者でもあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース2]田浪亜央江とパレスチナを学ぶ Part2 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888449
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◆第4回 オリーブ スムードの象徴が根こそぎにされるなかで 開催日:2024年8月22日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:故ヤーセル・アラファートは国連総会に平和の象徴たる一本のオリーブの枝をたずさえ、自分の手からそれを「落とさせないで下さい」と世界に向かって求めました。しかしパレスチナ人が守りたいのは折り取られた枝ではなく、土地に根を張るオリーブの樹であり、その木陰が生み出す時間と空間です。この土地に残り続ける粘り強いたたかい(スムード)を象徴するオリーブの樹。スムードが称賛される一方で土地がどんどん奪われ続けて来た現実のなか、パレスチナ人は今後いかなる展望をもちうるのでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース2]田浪亜央江とパレスチナを学ぶ Part2 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888449
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◆第5回 ダブケ 祝祭の風物詩から抵抗の文化へ 開催日:2024年9月5日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:イスラエルのスナイパーや戦車を前に、臆することなく足を踏みならすパレスチナ人。古き良きパレスチナの農村の光景と結びついて記憶されて来た祝祭の踊り「ダブケ」は、今やパレスチナ人の抵抗の姿を見事に体現させつつ、世界中に広がっています。集団で力強く大地を踏みしめるその明るい踊りが、パレスチナの若者像を提示する重要なツールとなってからおよそ40年。その進化と多様性のなかにパレスチナ社会の底力を確信させてくれるダブケのステップは、無力と無関心をさらし続けて来た国際社会の扉を激しく叩き続ける響きにも聞こえます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース2]田浪亜央江とパレスチナを学ぶ Part2 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888449
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◆第6回 刺繍する女たち男たち 針仕事という抵抗 開催日:2024年9月19日(木)19:00-21:00 講師:田浪亜央江(広島市立大学/中東地域研究) 概要:赤色のバリエーションが印象的な、パレスチナの刺繍。それは単なる製品・モノではなく、パレスチナの歴史と文化を刺しながら生まれるパレスチナ人の語り、その背景にある彼らの人生そのものです。2016年にオープンしたパレスチナ・ミュージアムが一年にわたる最初の企画展のテーマに選んだのは、パレスチナの刺繍でした。家庭や共同施設だけでなく、針と糸がひそかに持ち込まれた刑務所でも続く「愛の労働」の姿は、「伝統文化」への私たちの固定観念を打ち砕きます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース2]田浪亜央江とパレスチナを学ぶ Part2 コースお申し込みはこちらから↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888449
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コースタイトル:沖縄・琉球から学ぶ「先住民族の国際NGO活動史」- 宜野湾ちゅら水会CEDAW参加をめざして コース概要:1996年に先住民族として琉球・沖縄から国連に働きかけをするようになってやがて四半世紀を迎えます。世界的に先住民族の地位・権利の向上が叫ばれる中で、相変わらず日本では先住民族はないがしろにされ、その存在すら十分に認識されていません。なぜ、琉球・沖縄の人々は国連に訴えにいくのか?先住民族としての権利や課題とは?琉球・沖縄が先住民族だとしたら、どのように問題解決が可能になるのでしょうか? 上村英明氏(ひでぽんしんしー)をはじめ、琉球・沖縄やアイヌなどの国連活動に取り組んできた実践家を講師に迎えてお話をききます。また、今年秋にPFAS問題や米兵による性暴力など琉球・沖縄の実情を訴えるために国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)日本審査に参加する宜野湾ちゅら水会の動向についても触れていきます。 曜日:月曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター - 金城リンダ(沖縄ナビゲーター、早稲田大学大学院博士課程) - まつだかなこ(ボランティアコーディネーター) - 宜野湾ちゅら水会 - 山城莉乃 ◆第1回 主婦から通訳へ、そして平和運動へ 開催日:2024年7月15日(月)19:00-21:00 講師: レイチェル・クラーク(通訳・国際コーディネイター、「ベテランズフォーピース」終身会員、「核のない世界のためのマンハッタンプロジェクト」会員) 概要: 普通の主婦が二人の子育て中にいきそびれた大学に復帰し、「さぁ、これから!」という時に9.11が起きました。貿易センタービルで働いていた3人の近しい人々のそれぞれの家族と、当事者としての自分にも距離を置き、離婚。シングルマザーでサラリーマンに復帰、大学も英語を教える仕事も続行して9年後の2010年に、国連の核不拡散条約再検討会議に訪れた150名の日本の代表団のにわか通訳をしたのがきっかけで通訳に。 ◆第2回 国連システムを理解する- 人権機構の全体像と先住民族 開催日:2024年7月29日(月)19:00-21:00 講師:上村英明(NPA共同代表、市民外交センター共同代表、恵泉女学園大学名誉教授) 概要:国連は、第2次世界大戦の戦勝国に由来する政府間機構です。それを色濃く残したのが安全保障理事会です。他方、国連は、国際平和を普遍的な人権の実現から達成しようと、国連人権機構をまだまだ発展途上ながら拡大してきました。1980年代から、先住民族の人権宣言を起草する作業をはじめ、いくつかの専門機関を設置するに至りました。先住民族の権利を扱うとは植民地主義に対抗し、近代を見直す作業に他なりません。その道筋を辿ってみたいと思います。 ◆第3回 先住民族の権利を理解する~EMRIPに参加したアイヌ・琉球民族からの報告~ 開催日:2024年8月12日(月)19:00-21:00 講師:八重樫志仁(ウラカウンクル)・まつだかなこ(ボランティアコーディネーター) 概要:7月に国連ジュネーブにて、第17回先住民族の権利に関する専門家機構(EMRIP)が開催され、アイヌと琉球から参加します。当日は、口頭声明やサイドイベントの実施が予定されています。現地の様子や世界中から集まる先住民族との対話の気づきから、今後の先住民族権利回復運動について話します。 ◆第4回 国連「ビジネスと人権」からみる沖縄の現状 開催日:2024年8月26日(月)19:00-21:00 講師:金城リンダ(沖縄ナビゲーター) 概要:企業活動のグローバル化が進む中、企業活動における人権の 尊重が注目されてくるようになりました。国際社会の様々な動向を受け、2011年には「ビジネスと人権に関する指導原則」が国連で採択され、国家とならび企業が人権尊重の主体であることが初めて明記されました。2023年には旧ジャニーズ事務所問題で国連作業部会が本テーマで来日し調査を行いました。現在沖縄で行われている開発の問題について、「ビジネスと人権」の視点で考えてみたいと思います。 ◆第5回 国連と先住民族ー琉球人の権利について 開催日:2024年9月9日(月)19:00-21:00 講師: 親川志奈子(琉球民族独立総合研究学会) 概要:琉球人の国連活動について、そもそもなぜ琉球民族は国連に行く必要があるのか、先住民族とは誰のことを指すのか、琉球民族は先住民族なのか、国連で琉球の人たちはどんな声明を出しているのか、国連で発言したらどうなるのか、国連に行く費用は誰が出しているのか、これまでに琉球人として7回国連の会議に参加した親川志奈子が国連と先住民族、琉球人の権利についてユンタクします。 ◆第6回 国連女性差別撤廃委員会を通じて得たマイノリティ女性のエンパワメント 開催日:2024年9月23日(月)19:00-21:00 講師: 朴君愛(ぱく くね) さん(アプロ・未来を創造する在日コリアン女性ネットワーク) 概要:大阪で生まれ育った朴君愛さんは、60代後半のコリアン3世の女性。18歳で民族名を名乗り、大学で民族差別撤廃運動に出会って、新たな人生を歩む。しかし在日コリアンでかつ女性であることで被る複合差別を語れる場を得たのはやっとこの20年。2016年の国連女性差別撤廃委員会の日本政府報告書審査では他のマイノリティ女性たちと連帯して自分たちの声を届けた。マイノリティ女性として活動する朴君愛さんの思いと経験を聞く。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発受講のお申し込みはこちら https://apply.npa-asia.net/categories/2813803 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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【サマープライス!】主婦から通訳へ、そして平和運動へ [コース03第1回] 開催日:2024年7月15日(月)19:00-21:00 講師: レイチェル・クラーク(通訳・国際コーディネイター、「ベテランズフォーピース」終身会員、「核のない世界のためのマンハッタンプロジェクト」会員) 概要: 普通の主婦が二人の子育て中にいきそびれた大学に復帰し、「さぁ、これから!」という時に9.11が起きました。貿易センタービルで働いていた3人の近しい人々のそれぞれの家族と、当事者としての自分にも距離を置き、離婚。シングルマザーでサラリーマンに復帰、大学も英語を教える仕事も続行して9年後の2010年に、国連の核不拡散条約再検討会議に訪れた150名の日本の代表団のにわか通訳をしたのがきっかけで通訳に。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part12 - 沖縄・琉球から学ぶ「先住民族の国際NGO活動史」- 宜野湾ちゅら水会CEDAW参加をめざして コースお申込みはこちらから ↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888344
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◆第2回 国連システムを理解する- 人権機構の全体像と先住民族 開催日:2024年7月29日(月)19:00-21:00 講師:上村英明(NPA共同代表、市民外交センター共同代表、恵泉女学園大学名誉教授) 概要:国連は、第2次世界大戦の戦勝国に由来する政府間機構です。それを色濃く残したのが安全保障理事会です。他方、国連は、国際平和を普遍的な人権の実現から達成しようと、国連人権機構をまだまだ発展途上ながら拡大してきました。1980年代から、先住民族の人権宣言を起草する作業をはじめ、いくつかの専門機関を設置するに至りました。先住民族の権利を扱うとは植民地主義に対抗し、近代を見直す作業に他なりません。その道筋を辿ってみたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part12 コースお申込みはこちらから ↓
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【サマープライス!】先住民族の権利を理解する~EMRIPに参加したアイヌ・琉球民族からの報告~ [コース03第3回] 開催日:2024年8月12日(月)19:00-21:00 講師:八重樫志仁(ウラカウンクル)・まつだかなこ(ボランティアコーディネーター) 概要:7月に国連ジュネーブにて、第17回先住民族の権利に関する専門家機構(EMRIP)が開催され、アイヌと琉球から参加します。当日は、口頭声明やサイドイベントの実施が予定されています。現地の様子や世界中から集まる先住民族との対話の気づきから、今後の先住民族権利回復運動について話します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part12 - 沖縄・琉球から学ぶ「先住民族の国際NGO活動史」- 宜野湾ちゅら水会CEDAW参加をめざして コースお申込みはこちらから ↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888344
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◆第4回 国連「ビジネスと人権」からみる沖縄の現状 開催日:2024年8月26日(月)19:00-21:00 講師:金城リンダ(沖縄ナビゲーター) 概要:企業活動のグローバル化が進む中、企業活動における人権の 尊重が注目されてくるようになりました。国際社会の様々な動向を受け、2011年には「ビジネスと人権に関する指導原則」が国連で採択され、国家とならび企業が人権尊重の主体であることが初めて明記されました。2023年には旧ジャニーズ事務所問題で国連作業部会が本テーマで来日し調査を行いました。現在沖縄で行われている開発の問題について、「ビジネスと人権」の視点で考えてみたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part12 コースお申込みはこちらから ↓
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◆第5回 国連と先住民族ー琉球人の権利について 開催日:2024年9月9日(月)19:00-21:00 講師: 親川志奈子(琉球民族独立総合研究学会) 概要:琉球人の国連活動について、そもそもなぜ琉球民族は国連に行く必要があるのか、先住民族とは誰のことを指すのか、琉球民族は先住民族なのか、国連で琉球の人たちはどんな声明を出しているのか、国連で発言したらどうなるのか、国連に行く費用は誰が出しているのか、これまでに琉球人として7回国連の会議に参加した親川志奈子が国連と先住民族、琉球人の権利についてユンタクします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part12 コースお申込みはこちらから ↓
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【サマープライス!!】国連女性差別撤廃委員会を通じて得たマイノリティ女性のエンパワメント [コース03第6回] 開催日:2024年9月23日(月)19:00-21:00 講師: 朴君愛(ぱく くね) さん(アプロ・未来を創造する在日コリアン女性ネットワーク) 概要:大阪で生まれ育った朴君愛さんは、60代後半のコリアン3世の女性。18歳で民族名を名乗り、大学で民族差別撤廃運動に出会って、新たな人生を歩む。しかし在日コリアンでかつ女性であることで被る複合差別を語れる場を得たのはやっとこの20年。2016年の国連女性差別撤廃委員会の日本政府報告書審査では他のマイノリティ女性たちと連帯して自分たちの声を届けた。マイノリティ女性として活動する朴君愛さんの思いと経験を聞く。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part12 コースお申込みはこちらから ↓ https://apply.npa-asia.net/items/86888344
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コースタイトル:世紀をまたぎ、トランスナショナルに世界を歩いた・・・-アーカイブ的に2024年を逆照射する コース概要:現在の国境線はそこに住む人びとの意志に反して、他から強制されたものが多い。例えば、アフリカの国境は、40%が直線で区切られている。植民地宗主国による図上の作業によって、かつては蛇行する川に沿って暮していた親子、夫婦、兄弟姉妹、親戚などが、無惨にも直線で分断されたのである。普段、川は生活の場として使われて往来は比較的自由だが、いったん紛争などが起こると、たちまち人々の暮らしは、国家の壁によって仕切られ、隣人や親戚が互いに銃口を向け合うことにもなる。また、部族対立も植民地支配が加わった結果、さらに激しくなった。いわば、深層に埋もれた歴史的対立が浮上してくるのである。 今回のシリーズは、1989年のベルリンの壁崩壊直後に期待された「平和の配当」が来なかったことに注目し、20世紀から21世紀にまたがる時期に生じた混乱が今日にまで尾を曳いていることを、番組アーカイブを介して見ていく。 ソ連邦崩壊、EU統合に先立って、東西ドイツが統一したことによって、中央ヨーロッパに巨大な国民国家(nation state)が出現すると、ソ連邦やユースラビア連邦を構成していた共和国群が民族主義(nationalism)に目覚め、それに宗教対立(religious conflict)が加わり、何年にもわたる内戦が続いた。東西冷戦が終わっても、植民地支配は維持され、先進国間の力の外交は続いていた。そこに、これまで伏在していたイスラム勢力が急浮上してきた。アメリカの一国主義が国際テロリズムを誘発し、その「テロとの戦い」と定義された不可解な騒乱の時代が始まり、「内戦」の世界化(globalization)が始まった。四半世紀以上も前の話であるが、その後遺症はいまだ癒えていない。冷戦は終わっていなかったとも言える。 そこで、われわれはナショナルでもインターナショナルでもない、国境を越えていくトランスナショナル(transnational)な視点を積極的に取り込んで取材を継続した。それを「潮流」シリーズと称して、表層、中層、深層の潮流が複雑に絡み合って国境を越えて流れるさまを記録した。現在、黒海沿岸や中東地域、シナイ半島で起こっている先の見えない「戦争」の本質を見極めるためにも、その前史として21世紀の初旬に見え始めた混乱の根を見極めておく必要がある。目の前の戦況に目を奪われていると、なぜこのような惨劇が続くのかがわからなくなり、ついには無関心に流されてしまう。そこで、今も蓄積されつつあるアーカイブの内側に分け入って、国家横断的な人間の「営み」「生」のあり方を見直す。 過去の番組は、固定的に保存されているのではなく、相互のタグ付けを粘り強く継続することで、見えざる連続の根源が見えてくる可能性がある。逆に断絶があるかもしれない。そのときは、その断絶の意味を考える。アーカイブはそれを使う側の想像力に委ねられている。 曜日:火曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オン開催 -オンライン定員:50名 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) コーディネーター: 山岡幹郎(写真家) ◆第1回 国連決議なきコソボ空爆とアメリカ一極主義 開催日:2024年7月9日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:チトーが指導したユーゴスラビア社会主義連邦共和国は、セルビア、コソボ、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルッエゴビナ、モンテネグロ、マケドニアで構成され、非同盟主義を掲げていた。しかし、中央ヨーロッパに巨大な国民国家ドイツが再生したことで、ドイツ語圏のスロベニア、クロアチアなどがまず独立の名乗りを上げた。それに対して、スラブ語圏のセルビアが猛反発した。そこに、ムスリム系のボスニアが加わり、大混乱に陥った。ユーゴスラビア連邦時代の首都ベオグラードを有するスラブ系のセルビアは、分裂に終始反対だった。その集約的表現が、オスマン帝国が残して行ったコソボに対する「民族浄化」(ethnic cleansing)政策であった。ナチスを連想させるこの言葉は、センセーショナルに世界に広がり、アメリカの「国連決議なき」コソボ空爆(1999年)に弾みをつけた。しかし、「民族浄化」は、アメリカの広告代理店の造語だと言われる。こうしたアメリカの一国主義は、その後、2001年9月11日の同時多発テロを招いたとされる。 [映像] ・シリーズ「ユーゴスラビア崩壊~第3回 独立戦争~」 ・NHKスペシャル「民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕~」(2000年) ◆第2回 イスラム潮流から9・11同時多発テロへ 開催日:2024年7月23日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:1999年当時、アメリカのイスラムはユダヤ教徒以上に多かった。多くはイスラム圏からの移住者だったが、貧困層のなかには新しいイスラム教徒を増やしていた。1990年の湾岸戦争で、アメリカ側についたイスラム圏の国々が寄付して、マンハッタンに巨大モスクを建てた。しかし、反発も大きく、例えばフロリダ州タンパのイスラムのイマームが「理由なき逮捕」をされた。こうした措置は、ソ連のスパイを逮捕するときに、安全保障上の理由から逮捕の理由を告げず、釈放するときも理由を告げなかった時代の遺物であり、それがイスラムに多く使われた。後でわかったことだが、世界貿易センターを破壊した飛行機の操縦士は、フロリダのタンパで実習訓練を受けていたという。9・11以降、アメリカのアルカーイダ掃討作戦がアフガニスタンで行われた。その際、多くの容疑者が「不法戦闘員」として捉えられカリブのキューバにあるグアンタナモ基地に収容された。じっさい、それぞれの出身地を調べたところアフガン人以外のほとんどのイスラム圏から連れてこられていたことが判明。しかも、彼らは「戦争捕虜」でも「犯罪者」でもないので、裁判を受ける権利もなく、釈放の理由がないため長期にわたって拘留された。アメリカは、いわば全イスラムを敵に回すことになった。 [映像] ・NHKスペシャル大型企画「イスラム潮流 第3集マンハッタンにコーランが流れる~アメリカ~」(1999年):このとき撮影した破壊前の世界貿易センター・ビルの映像 ・NHKスペシャル大型企画「21世紀の潮流 アメリカとイスラム」第1集「カリブの囚われ人たち~「対テロ戦争」もう一つの最前線~」 ◆第3回「イスラム潮流」の先にロシア最深部の闇が見えた 開催日:2024年8月6日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:メッカ巡礼を取材中に、旧ソ連のコーカサス地方からイスラム教徒が多数来ていたことに注目。ダゲスタン、チェチェンはもともとイスラム教徒の地だった。当時、プーチンはチェチェン攻撃を繰り返していた。それと同時に、東方正教会の活動も盛んになっていた。プーチンが大統領就任のときには、ロシア正教会の大僧正が立ち会っていた。中には、ユダヤ教のシナゴーグまで出現したが、彼らはロシアの弾圧を知っていたので、南に逃れ、イスラエルに結集していた。ロシアの奥深くで何が起こっていたのか。その混乱の中で、多くの若者がイスラム戦士になったり、祖国防衛のロシア兵になったり、旧ソ連時代の英雄だったタタール人が連邦崩壊とともに身の置き場がなくなり鉄道自殺したりした。カザフスタンにはモスクが復活し、コーランを学ぶ若者がたくさんいた。やがて、チェチェンのイスラムによって、モスクワ・アパート爆破事件が起こった。プーチンはアメリカに先駆け「対テロ戦争」につき進んで行った。 [映像] ・NHKスペシャル大型企画「イスラム潮流 第1回 すべてはメッカから始まる~サウジ・ロシア・インドネシア」 ・NHKスペシャル大型企画「激動・地中海世界 第2集 コーカサス回廊を越えて~ロシア・グルジア・イスラエル~」:このなかに、プーチンのロシアに揺れる少数民族がいる。ジョージア正教会の復活、プーチンのアメリカ接近、G7での卑屈な演説、ロシア在住ユダヤ人への配慮) ◆第4回 ディアスポラからみたガザ地区~国家・宗教の枠を超える難しさについて 開催日:2024年8月20日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:ホロコーストの生き残りがパレスチナの地に国家をつくった。しかし、そこにはパレスチナ人が多様な生活していた。パレスチナ人は「犠牲者の犠牲者」になった。ユダヤ人のなかに色濃く残るシオニズムは、他者を寄せ付けない。逆に、ホロコーストを生き残りながらも居場所がないディアスポラ(離散者)としてのユダヤ人も少数ながらいた。パレスチナの隔離壁をこえて、自由なイスラエル人とパレスチナ人の交流があった。 [映像] ・ETV特集「映画ルート181 パレスチナ・イスラエル境界線の記録」(イスラエル人監督エイアル・シヴァン&パレスチナ人監督ミシェル・クレフィが架空の道181号線を行く) ・「こころの時代~ガザに『根』を張る ガザの人権派弁護士ラジ・スラーニ」(2014) ・「こころの時代~紛争からの声を届けて ジャーナリスト、アミラ・ハス」(2017) 以上2番組は、故徐京植氏がそれぞれインタビューし、死の直前に始まったガザ攻撃のことに触れた前説、後説を入れて再放送したもの。 ・「アメリカのパレスチナ人」「兵役拒否~イスラエル・18歳の決断」など ◆第5回 ローマ教皇、動く- イラク戦争前夜のバチカン外交 開催日:2024年9月3日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:宗教、民族、国家を超えた存在としてのローマ教皇ヨハネ・パウロ2世は、イラク戦争前夜、アメリカとイラクに対して、枢機卿を現地に派遣し、平和のための外交を行なった。アメリカは、イラクの核開発に過剰反応し、国連の査察が核の発見ができないうちに、国連決議なき戦争を始めた。その理由は、アメリカが当てにしていた国連の理事会のメンバーの中にカトリック国があり、教皇が戦争に反対していることから自らの政治力が及ばないことを知ったからである。そもそもの開戦決議案を姑息にも降ろし、それ以前の査察に協力的でないことを制裁の根拠とする決議案を復活させ、強引にイラク攻撃を開始した。コソボ空爆に次ぐ暴挙である。ローマ法王の「殺すな」の一言が、世界の宗教を結び、声なき人々をつないだ。無力であるがゆえに重みをもった瞬間を世界が受け止めた。 [映像] ・NHKスペシャル「ローマ教皇、動く~バチカン外交~」(2004年) ◆第6回 ユーラシア21世紀の潮流、中央アジアを貫く道 開催日:2024年9月17日(火)19:00-21:00 講師:桜井均(映像ジャーナリスト・元NHKディレクター/プロデューサー) 概要:ユーラシアの語源は、europとasiaの合成語である。イスラムの勢力圏的にはアラビア語圏、ペルシャ語圏の北側トルコ語圏を結ぶ道である。一部は、かつてのシルクロードと重なる。トルコから中央アジアを経て新疆ウイグル自治区にいたるライン、ここにも複雑な歴史を持つ国境がある。NHK取材班は、パキスタンのカラコルム・ハイウエイを北上し中国との国境まで行ったが、そこから先にはいかれず、一度、北京に戻ってから新疆ウイグル自治区に入る予定だった。しかし、中パ国境からの帰り道、車が崖下に転落し、パキスタン人の運転手とNHKスタッフ3人が即死するという事故が起こった。このときのディレクターは、かつてシルクロードの担当者で、新旧の道を重ねて描くという壮大な企画を持っていた。今回、彼が何をイメージしていたのかを考える。 [映像] ・NHKスペシャル「ユーラシア・21世紀の潮流」(2002年) ・「シルクロード」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813804 ↓これまでの講座の様子ハイライトはこちら♪
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