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録画配信【4.9NPA緊急討論】 日韓首脳会談と徴用工問題の合意、日韓市民社会はどう向き合うべきなのか [*映像収録時間 約2時間30分] 去る3月16日日韓首脳会談で日韓両政府は徴用工問題を含めて、日韓関係改善のための合意を行いました。日本の世論調査では、その日韓合意に「6割」の支持がありますが、韓国では「8割」の世論が反対で強く反発しています。日韓両社会の認識のギャップはなぜ起きているでしょうか。韓国社会では、日韓合意は「屈辱的で売国行為」であるといい、尹錫悦大統領の退陣を求める大規模のキャンドルデモが毎週土曜日に再び行われています。 「3・16日韓合意」をどうとらえるべきでしょうか。 日韓社会の認識のギャップはどこから生まれているでしょうか。 NPAでは緊急企画として、日韓の専門家や徴用工判決の被害者支援団体をお招きして、3・16日韓首脳会談を検証します。 第1部 基調講演 南基正(ソウル大学日本研究所教授) 第2部 パネル 矢野秀喜(「強制動員問題解決と過去清算のための共同行動」事務局長) 金英丸(民族問題研究所室長) 平井美津子(大阪の公立中学校の社会科教員) 第3部 NPAからの感想&コメント 内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授) 郭辰雄(コリアNGOセンター) 日比野千佳(NPA教育コース担当) NPA受講生・講師の方々 司会:許美善(NPA調査研究員) (開催日:2023年4月9日(日)14:00〜16:00) 主催:一般社団法人 新時代アジアピースアカデミー(NPA)https://npa-asia.net/
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【特別企画】 映画「ワタシタチハニンゲンダ!」 オンライン上映会&監督アフタートーク 開催日時:2023年4月15日(土) 午後2時〜4時半 zoomオンライン開催 *録画配信はありません。 映画「ワタシタチハニンゲンダ!」公式サイト https://ningenda.jp/ <イベントタイムテーブル> 午後2時〜 映画「ワタシタチハニンゲンダ!」上映 午後4時〜 監督のアフタートーク&質疑応答 終了予定時刻は午後4時半を予定しています。 *コース24在日コリアン(https://apply.npa-asia.net/items/70921457)の関連企画です。 第5回では「アイたちの学校」を上映&監督アフタートークを開催します。こちらと合わせてのご参加もぜひご検討くださいませ。 https://apply.npa-asia.net/items/70921320 監督:高賛侑(こう・ちゃにゅう/映画「ワタシタチハニンゲンダ!」「アイたちの学校」監督、ノンフィクション作家) ・監督プロフィール: 文芸活動に従事しつつ、詩・小説の創作、演劇の脚本・演出多数。 朝鮮関係月刊誌『ミレ(未来)』編集長を経てノンフィクション作家。 2015年、ライフ映像ワーク設立、代表。自由ジャーナリストクラブ理事。 ルポ「旧ソ連に生きる朝鮮民族」で部落解放文学賞(記録文学部門)受賞。 2019年、ドキュメンタリー映画「アイたちの学校」監督。 キネマ旬報文化映画ベスト・テン選出。日本映画復興奨励賞受賞。 著書に『アメリカ・コリアタウン』(社会評論社)、『国際化時代の民族教育』(東方出版)、 『異郷暮らし』(毎日新聞社)、『ルポ 在日外国人』(集英社新書)等。 共著に『在日一世の記憶』(集英社新書。事務局長)、『ひとびとの精神史』(岩波書店)等。 主催:NPA第9期[コース24 在日コリアンPart5] https://apply.npa-asia.net/items/70921457
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【NPA第9期オープン特別企画】 「朝鮮戦争休戦協定70年に考える東アジアの危機構造」 2023年、危機の東アジアはどこへゆくのか - 朝鮮半島、沖縄、そして日本からの緊急情勢分析 //9期オープン特別2.4.・PAN共催・緊急情勢分析// 2023年の東アジアの情勢を、沖縄・日本・朝鮮半島の各地域の立場から分析し、共有する企画。 ウクライナ戦争の勃発や台湾海峡の危機、中国及び北朝鮮への脅威論などで、朝鮮半島と東アジアをめぐる情勢は、軍事衝突の危機感さえ高まっています。 朝鮮戦争休戦協定70年となる2023年、私たちはどう向き合うべきでしょうか? パネル 〈日本〉和田春樹(東京大学名誉教授) 〈沖縄〉与那覇恵子(名桜大学) 〈韓国〉金東椿(聖公会大学) 〈朝鮮〉李柄輝(朝鮮大学) 司会:李泳采(恵泉女学園大学) ・録画収録時間 2時間35分 ・開催日 2023年 2月 4日(土)午後2時~4時 ・ZOOMオンライン開催 / 日韓(同時)通訳あり 主催:社団法人 新時代アジアピースアカデミー(NPA)https://npa-asia.net/ 共催:市民政治団体 ピースアクションネットワーク(PAN)https://pa-network.net/
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1950年6月25日に朝鮮戦争が勃発し、3年間の闘いの末、73年7月27日には休戦協定が締結されている。今年2023年は休戦協定締結70年になる。私たちは未だ終結を見ないこの朝鮮戦争の実態をどれほど知っているだろうか。戦後日本の独立、日米安保と自衛隊、経済成長、沖縄の基地問題、在日朝鮮人、日韓関係と戦後補償問題など、その主な課題の原因が、ほとんど朝鮮戦争から始まっていたとも言える。日本は朝鮮戦争と無関係な国ではなく、朝鮮戦争の影響とともに経済成長と戦後社会を形成した当事者だったのではないだろうか。本講座では、この「忘れられた戦争」を直接取り上げて、その実態と性格を多様な側面から把握することで、東アジア、朝鮮半島、そして日本の過去、現在と将来のあり方を考えてみる。第1期~第8期まで多様な視点から朝鮮戦争を捉えてきた。第9期では、「休戦協定70年」を迎えて、ウクライナ戦争の影響とともに、東アジアへ軍事衝突可能性が高くなった今、2023年の展望をぞれぞれの地域から分析し、市民1人1人ができることを模索する。 コースタイトル: 休戦協定70年に考える朝鮮半島と東アジアの新たな危機、そして日本の役割 曜日:月曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 内海愛子 (NPA共同代表) - 李泳采 (恵泉女学園大学) - タナカノゾミ (梨花女子大学大学院博士課程) ◆第1回 韓国からみた停戦協定70年と尹 錫悦政権の南北政策 開催日:2023年3月6日(月)19:00-21:00 講師:キム・ハクジェ(ソウル大学) 概要:停戦体制とはどういう特徴があるのか。朝鮮戦争はなぜ停戦協定で留まったのか。停戦協定70年の年に停戦体制の特徴を改めて考えてみます。また、尹錫悦保守政権の対北朝鮮政策を中心に、2023年度の朝鮮半島の情勢を分析します。 ◆第2回 沖縄からみた休戦協定70年に考える「琉球弧の軍事化」 開催日:2023年3月20日(月)19:00-21:00 講師:与那覇恵子(名桜大学) 概要:朝鮮戦争勃発とともに、沖縄の米軍基地は拡大及び永続化が進みました。朝鮮戦争以降も、沖縄の軍事化と朝鮮半島の軍事対立には密接な関連があります。岸田政権は北朝鮮の核・ミサイルの脅威を口実に、敵基地攻撃能力・反撃能力を備えるための増税政策を進めています。台湾海峡での軍事衝突の可能性も高まっている中、今沖縄では何が起きているでしょうか。「琉球弧の軍事化」のイデオロギー的言説の背景と本質を語ります。 ◆第3回 朝鮮からみた休戦協定70年と朝鮮の情勢認識 開催日:2023年4月3日(月)19:00-21:00 講師:李柄輝(朝鮮大学校) 概要:祖国解放戦争の勃発と3年後の停戦協定締結以降、70年間が過ぎた今、朝鮮民主主義人民共和国では、祖国解放戦争をどう認識しているでしょうか。日米韓による軍事同盟の強化とともに、朝鮮側の反発も強まっている中、2023年度の共和国の情勢認識と対応を読み取ります。 ◆第4回 中国からみた朝鮮戦争休戦協定70年と中国の対外認識 開催日:2023年4月17日(月)19:00-21:00 講師:朱建栄 (東洋学園大学) 概要:朝鮮戦争に「抗米援朝」を名目に参加し、米国と軍事衝突を経験した中国。中国にとっては朝鮮戦争はどういう意味があったでしょうか。朝鮮戦争休戦協定70年を迎えて、中国の「抗米援朝」戦争及び朝鮮半島への認識、そして米中対立が続く中、2023年度の主な情勢認識を分析します。 ◆第5回 米国からみた休戦協定70年とバイデン政権の朝鮮半島政策 開催日:2023年5月1日(月)19:00-21:00 講師:徐載晶 (国際基督教大学) 概要:朝鮮戦争の停戦協定をリードしたアメリカ。アメリカにとって朝鮮戦争はどういう意味があっただろうか。米中対立が続く中、朝鮮戦争休戦協定70年を迎えて、米国の朝鮮戦争への認識、そしてバイデン政権の2023年の主な状況認識を分析します。 ◆第6回 【特別企画】朝鮮戦争休戦協定70年と日韓関係、そして日本の役割 - G7in 広島を考える 開催日:2023年5月15日(月)19:00-21:00 講師:木元茂夫(ヨコスカ平和船団)X 和田春樹(東京大学名誉教授)X 内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授) 司会:李泳采(NPAコーディネーター代表) 朝鮮戦争の当事者の一国であった日本。朝鮮戦争休戦協定70年は日本にとってどういう意味があるだろうか。敵陣地攻撃能力、反撃能力など軍事化が進んでいる今、朝鮮戦争停戦70年間の日韓関係を改めて振り返り、朝鮮戦争終結のための日本と日韓の役割を考えます。また、新たな日米韓新軍事体制を作っているG7in 広島へ市民の声を届けます。 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813801
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【特別企画】 韓国からみた停戦協定70年と尹 錫悦政権の南北政策 [コース01第1回] 開催日:2023年3月6日(月)19:00-21:00 講師:キム・ハクジェ(ソウル大学) 概要:停戦体制とはどういう特徴があるのか。朝鮮戦争はなぜ停戦協定で留まったのか。停戦協定70年の年に停戦体制の特徴を改めて考えてみます。また、尹錫悦保守政権の対北朝鮮政策を中心に、2023年度の朝鮮半島の情勢を分析します。 主催: 【NPAコース1】 日本と東アジアPart9 - 休戦協定70年に考える朝鮮半島と東アジアの新たな危機、そして日本の役割
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◆第2回 沖縄からみた休戦協定70年に考える「琉球弧の軍事化」 開催日:2023年3月20日(月)19:00-21:00 講師:与那覇恵子(名桜大学) 概要:朝鮮戦争勃発とともに、沖縄の米軍基地は拡大及び永続化が進みました。朝鮮戦争以降も、沖縄の軍事化と朝鮮半島の軍事対立には密接な関連があります。岸田政権は北朝鮮の核・ミサイルの脅威を口実に、敵基地攻撃能力・反撃能力を備えるための増税政策を進めています。台湾海峡での軍事衝突の可能性も高まっている中、今沖縄では何が起きているでしょうか。「琉球弧の軍事化」のイデオロギー的言説の背景と本質を語ります。
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◆第3回 朝鮮からみた休戦協定70年と朝鮮の情勢認識 開催日:2023年4月3日(月)19:00-21:00 講師:李柄輝(朝鮮大学校) 概要:祖国解放戦争の勃発と3年後の停戦協定締結以降、70年間が過ぎた今、朝鮮民主主義人民共和国では、祖国解放戦争をどう認識しているでしょうか。日米韓による軍事同盟の強化とともに、朝鮮側の反発も強まっている中、2023年度の共和国の情勢認識と対応を読み取ります。
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◆第4回 中国からみた朝鮮戦争休戦協定70年と中国の対外認識 開催日:2023年4月17日(月)19:00-21:00 講師:朱建栄 (東洋学園大学) 概要:朝鮮戦争に「抗米援朝」を名目に参加し、米国と軍事衝突を経験した中国。中国にとっては朝鮮戦争はどういう意味があったでしょうか。朝鮮戦争休戦協定70年を迎えて、中国の「抗米援朝」戦争及び朝鮮半島への認識、そして米中対立が続く中、2023年度の主な情勢認識を分析します。
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◆第5回 米国からみた休戦協定70年とバイデン政権の朝鮮半島政策 開催日:2023年5月1日(月)19:00-21:00 講師:徐載晶 (国際基督教大学) 概要:朝鮮戦争の停戦協定をリードしたアメリカ。アメリカにとって朝鮮戦争はどういう意味があっただろうか。米中対立が続く中、朝鮮戦争休戦協定70年を迎えて、米国の朝鮮戦争への認識、そしてバイデン政権の2023年の主な状況認識を分析します。
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【特別企画】朝鮮戦争休戦協定70年と日韓関係、そして日本の役割 - G7in 広島を考える 朝鮮戦争の当事者の一国であった日本。朝鮮戦争休戦協定70年は日本にとってどういう意味があるだろうか。敵陣地攻撃能力、反撃能力など軍事化が進んでいる今、日本の全国の自衛隊の訓練状況を含めて、朝鮮戦争停戦70年間の日韓関係を改めて振り返り、朝鮮戦争終結のための日本と日韓の市民社会の役割を考えます。また、新たな日米韓新軍事体制を作っているG7in 広島へ市民の声を届けます。 パネル 木元茂夫(ヨコスカ平和船団) 「アジア太平洋地域での軍事衝突の危険性 -現場からの緊急報告」(仮) 和田春樹(東京大学名誉教授) 「朝鮮戦争休戦協定70年、そして2023年5月広島に集まる G 7指導者におくる日本市民の宣言」(仮) コメント:内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授) 司会・進行 李泳采(恵泉女学園大学教授) 開催日:2023年5月15日(月)19:00-21:00 主催: コース1休戦協定70年に考える朝鮮半島と東アジアの新たな危機、そして日本の役割 https://apply.npa-asia.net/items/70947168 [第6回]
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コースタイトル:〈内と外〉から捉える日本国憲法 コース概要:日本国憲法の〈内と外〉は一様ではない。視点を〈内〉に向けるとさらなる〈内〉側が、〈外〉に移すと果てしなく〈外〉側が広がる。すなわち、〈内〉にはジェンダー、差別、格差などが、〈外〉には安全保障、戦争、紛争などが、いわば国内外におけるグローバルな諸問題として横たわっている。憲法コース第9期では、これまでの他者および〈内と外〉といったキーワードを踏まえつつ、日本国憲法をめぐる様々な視点を交差させながら、改めて現代の日本社会と憲法、そして市民的な取り組みについて検討します。 曜日:月曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 権香淑(上智大学) - 山岡幹郎(写真家) ◆第1回 日本国憲法とジェンダー:『さらば、男性政治』を題材として 開催日:2023年3月13日(月)19:00-21:00 講師:三浦まり(上智大学) 概要:戦後の日本社会において憲法9条や24条がありながら、「欠けた民主主義」が放置されてきたことをどう捉えるか、(境界線を国家が管理する)事実上の身分制が継続していることと「日本人」の希薄な人権意識がどう繋がるのか。本講座では、このような問いを考えるべく、ジェンダーの視点から日本国憲法を捉えていく。その題材として2023年1月に出版された『さらば、男性政治』を取り上げ、著者の三浦まりさんをお招きしてお話を伺う。 ◆第2回 日本国憲法の限界と克服(1): 外国籍者の公務就任権、国籍法、民族主義的憲法としての日本国憲法 開催日:2023年3月27日(月)19:00-21:00 講師:殷勇基(弁護士) 概要:世界の憲法には「民族」や「民族主義」を正面から規定する憲法もある。他方、日本国憲法は「民族」について沈黙する、市民的な憲法だと理解されている。しかし、憲法制定の経緯をみると、その沈黙は無関心を意味していなかったことが分かる。国籍法や入管法と一体となったその後の憲法の運用も民族主義的な限界を帯びている。外国籍者の公務就任権問題などをてがかりに、その限界を乗り越えていく方法について議論したい。 ◆第3回 日本国憲法の限界と克服(2): 性契約、人種契約、国民国家の憲法としての日本国憲法 開催日:2023年4月10日(月)19:00-21:00 講師:殷勇基(弁護士) 概要:例えば特別永住資格は「これ以上ない法的地位と処遇」であり、「国民国家体制の下においては、「外国人の地位」と「国民の地位」との間には越えられない壁がある」以上、外国籍者としての権利はこの辺りで「打ち止め」とするべきなのか。「人権」という制度と、「国民」という制度との矛盾、衝突。近代の「社会契約」が最初から帯びていた「性契約」「人種契約」の性格。これらに由来する日本国憲法の限界を乗り越えていく方法はあるのだろうか。この日はフロアも含めたディスカッションがメインです。 ◆第4回 日本国憲法とLGBTQ:「結婚の自由をすべての人に」訴訟などから考える 開催日:2023年5月1日(月)19:00-21:00 ※日程変更になりました。【2023.4.21更新】 講師:三輪晃義(弁護士) 概要:近年、社会の中でLGBTQに関する理解が広がっている一方で、SNSや公人による差別的な発言は未だに見られます。今後、国会ではLGBTQへの差別を解消するための立法に向けた議論が本格化する見込みです。この講座では、日本国憲法がLGBTQの人権保障をどのように位置づけているかを考えます。前半ではLGBTQの基礎知識、LGBTQを取り巻く日本・海外の状況を解説し、後半では同性婚を巡る「結婚の自由をすべての人に」訴訟などの裁判例を易しく解説します。 ◆第5回 憲法無視が招いた「女性不況」の惨状(1):女性への被害を集中させた「生活からの壊憲」 開催日:2023年5月8日(月)19:00-21:00 講師:竹信三恵子(ジャーナリスト、和光大学名誉教授) 概要:コロナ禍による貧困の爪痕はいまも癒えていない。なかでも直撃されたのは女性であり、緊急支援にあたってきた団体によると、いまも支援対象の3割は女性だ。非正規労働者の7割が女性だったことや支援金の世帯主への集中が、女性個人への支えを極端に弱め、女性の貧困を顕在化させた。憲法が規定する男女平等や生存権を換骨脱退してきた「生活からの壊憲」の構造を考える。 ◆第6回 憲法無視が招いた「女性不況」の惨状(2):「戦争する国」に不可欠な「新・家制度」の構築 開催日:2023年5月22日(月)19:00-21:00 講師:竹信三恵子(ジャーナリスト、和光大学名誉教授) 概要:「生活からの壊憲」を代表するものが、「世帯主」という名の戸主を中心とした「新・家制度」だ。背景には、虚構の「夫セーフティネット」による女性扶養を前提とした「家計補助論」による女性の低賃金の横行がある。戦前の戦争できる国づくりは、「家」制度を通じて社会保障を女性の無償労働に丸投げする仕組みが支えた。これを呼び戻そうとする宗教右派の試みと男女平等へ向けた女性たちの動きの綱引きとしての戦後と軍拡時代のいまを、大手紙記者としての労働・ジェンダー取材から振り返る。 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813802
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◆【特別企画!】日本国憲法とジェンダー:『さらば、男性政治』を題材として[コース02第1回] 開催日:2023年3月13日(月)19:00-21:00 講師:三浦まり(上智大学) 戦後の日本社会において憲法9条や24条がありながら、「欠けた民主主義」が放置されてきたことをどう捉えるか、(境界線を国家が管理する)事実上の身分制が継続していることと「日本人」の希薄な人権意識がどう繋がるのか。本講座では、このような問いを考えるべく、ジェンダーの視点から日本国憲法を捉えていく。その題材として2023年1月に出版された『さらば、男性政治』を取り上げ、著者の三浦まりさんをお招きしてお話を伺う。 主催: [NPAコース2] 憲法を考えるPart9〈内と外〉から捉える日本国憲法 https://apply.npa-asia.net/items/70946885
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◆第2回 日本国憲法の限界と克服(1): 外国籍者の公務就任権、国籍法、民族主義的憲法としての日本国憲法 開催日:2023年3月27日(月)19:00-21:00 講師:殷勇基(弁護士) 概要:世界の憲法には「民族」や「民族主義」を正面から規定する憲法もある。他方、日本国憲法は「民族」について沈黙する、市民的な憲法だと理解されている。しかし、憲法制定の経緯をみると、その沈黙は無関心を意味していなかったことが分かる。国籍法や入管法と一体となったその後の憲法の運用も民族主義的な限界を帯びている。外国籍者の公務就任権問題などをてがかりに、その限界を乗り越えていく方法について議論したい。
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◆第3回 日本国憲法の限界と克服(2): 性契約、人種契約、国民国家の憲法としての日本国憲法 開催日:2023年4月10日(月)19:00-21:00 講師:殷勇基(弁護士) 概要:例えば特別永住資格は「これ以上ない法的地位と処遇」であり、「国民国家体制の下においては、「外国人の地位」と「国民の地位」との間には越えられない壁がある」以上、外国籍者としての権利はこの辺りで「打ち止め」とするべきなのか。「人権」という制度と、「国民」という制度との矛盾、衝突。近代の「社会契約」が最初から帯びていた「性契約」「人種契約」の性格。これらに由来する日本国憲法の限界を乗り越えていく方法はあるのだろうか。この日はフロアも含めたディスカッションがメインです。
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◆第4回 日本国憲法とLGBTQ:「結婚の自由をすべての人に」訴訟などから考える 開催日:2023年5月1日(月)19:00-21:00 ※日程変更になりました。【2023.4.21更新】 講師:三輪晃義(弁護士) 概要:近年、社会の中でLGBTQに関する理解が広がっている一方で、SNSや公人による差別的な発言は未だに見られます。今後、国会ではLGBTQへの差別を解消するための立法に向けた議論が本格化する見込みです。この講座では、日本国憲法がLGBTQの人権保障をどのように位置づけているかを考えます。前半ではLGBTQの基礎知識、LGBTQを取り巻く日本・海外の状況を解説し、後半では同性婚を巡る「結婚の自由をすべての人に」訴訟などの裁判例を易しく解説します。
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◆第5回 憲法無視が招いた「女性不況」の惨状(1):女性への被害を集中させた「生活からの壊憲」 開催日:2023年5月8日(月)19:00-21:00 講師:竹信三恵子(ジャーナリスト、和光大学名誉教授) 概要:コロナ禍による貧困の爪痕はいまも癒えていない。なかでも直撃されたのは女性であり、緊急支援にあたってきた団体によると、いまも支援対象の3割は女性だ。非正規労働者の7割が女性だったことや支援金の世帯主への集中が、女性個人への支えを極端に弱め、女性の貧困を顕在化させた。憲法が規定する男女平等や生存権を換骨脱退してきた「生活からの壊憲」の構造を考える。
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◆第6回 憲法無視が招いた「女性不況」の惨状(2):「戦争する国」に不可欠な「新・家制度」の構築 開催日:2023年5月22日(月)19:00-21:00 講師:竹信三恵子(ジャーナリスト、和光大学名誉教授) 概要:「生活からの壊憲」を代表するものが、「世帯主」という名の戸主を中心とした「新・家制度」だ。背景には、虚構の「夫セーフティネット」による女性扶養を前提とした「家計補助論」による女性の低賃金の横行がある。戦前の戦争できる国づくりは、「家」制度を通じて社会保障を女性の無償労働に丸投げする仕組みが支えた。これを呼び戻そうとする宗教右派の試みと男女平等へ向けた女性たちの動きの綱引きとしての戦後と軍拡時代のいまを、大手紙記者としての労働・ジェンダー取材から振り返る。
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コースタイトル:「平和の礎」と沖縄戦を学びなおす コース概要:沖縄県糸満市の平和祈念公園に建設された「平和の礎(いしじ)」には、国籍や軍民、敵味方の区別なく、沖縄戦などで犠牲になったすべての人たちの名前が刻まれています。その数は24万1,686人にのぼり、毎年6月23日の「慰霊の日」に今なお新規の刻銘者が増え続けています。本講座では、昨年始まった<沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い>の有志メンバーとともに、「平和の礎」に込められたゆるぎない想いと、沖縄戦の実態について学んでいきます。 ※<沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い>有志協力講座 曜日:水曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - まつだかなこ(大学院生) - 町田直美(沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い実行委員長) - Fuki(沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い 沖縄事務局) - ゆっこ(沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い 沖縄事務局) ◆第1回 「平和の礎」はなぜ創られたのかー琉球・沖縄の民の想い 開催日:2023年3月8日(水)19:00-21:00 講師:石原昌家(沖縄国際大学名誉教授) 概要:このテーマに応えるためには、凄惨な人間の殺し合いの戦争から生き延びた民の微視的(ミクロ)な視点と巨視的(マクロ)な視点から、その創造の源泉をたどることになる。まず、微視的には、戦死した個々人の無念の死を、肉親・友人がその氏名を木片などに刻み、その存在を忘れまいとする行為を表している。巨視的には、すべての戦死者の氏名を刻むことによって、ありのままの戦場を擬人化し、あらゆる戦争を拒絶する思想を世界に表明している。 ◆第2回 祖父や仲間たちと共に沖縄戦と向き合ってきたこと 開催日:2023年3月15日(水)19:00-21:00 講師:平仲愛里(八重瀬町史編集事務員) 概要:私が小学生の頃、沖縄はドラマや県出身アーティストなどのおかげで脚光を浴びていました。特別扱いされる沖縄と、学校やテレビに映る沖縄戦、祖父が断片的に語る戦争体験について関心を持つようになり、大学生の時、平和教育に関わりました。大学卒業後は仕事として、沖縄戦の調査・記録を行うことになり、現在に至ります。祖父から受け取った手記を通して追体験したことから始まり、地元の戦争体験記録に携わった10年を振り返ってみたいと思います。 ◆第3回 「平和の礎」の創設にたずさわって 開催日:2023年3月22日(水)19:00-21:00 講師:高山朝光(沖縄「平和の礎」の会会長) 概要:国籍や軍人、民間人の区別なく戦没者の氏名を刻銘した「平和の礎」は、完成・除幕後、国内外・沖縄県内外から多くの人が訪れ、平和学習・平和発信の場として大きな役割を担っています。一方で、「平和の礎」を後世に語る後継者の育成、朝鮮半島戦没者の刻銘名簿の遅れや、沖縄戦の実相の解明という面では、課題も残されています。当時、沖縄県知事公室長として建設に関わった高山朝光さんに、「平和の礎」の構想から建設までの取り組みを伺います。 ◆第4回 沖縄戦に動員された朝鮮人 開催日:2023年4月19日(水)19:00-21:00 講師:沖本富貴子(沖縄大学地域研究所特別研究員) 概要:日本の近代化は、琉球、台湾、朝鮮を植民地としながら中国侵略、アジア太平洋戦争に突き進みました。アジアの人々を踏みにじり残虐な行為を繰り返した日本は、終には沖縄を戦場として多くの人々の命を奪いました。日本の軍隊には植民地朝鮮、台湾からも動員されました。沖縄戦に動員された朝鮮人については、当事者の証言や住民の証言が数多く残されています。その紹介をしながら軍資料や先行研究を交え全体像に迫っていきたいと思います。 ◆第5回 「南部の土」の意味-戦没者の個の尊厳に思いを至らせる 開催日:2023年5月3日(水)19:00-21:00 講師:藤原健(琉球新報客員編集委員、毎日新聞客員編集委員) 概要:引率教師も含め240人が沖縄戦の動員された「ひめゆり学徒隊」。うち136人が戦没し、42人は戦後78年のいまも「消息不明」として沖縄本島南部の土に骨片となって眠っている。 それぞれが異なる、この短い一人一人の生と死を、ひめゆり平和祈念資料館がまとめた「墓碑銘~亡き師、亡き友に捧ぐ~」に沿って紹介する。「礎」の読み上げは、こうした「さまよう魂(まぶい)」へ想像の翼を広げる機会になろう。 ◆第6回 近代沖縄女性史の結末・「集団自決」 開催日:2023年5月17日(水)19:00-21:00 講師:宮城晴美(女性史研究家) 概要:沖縄戦初頭の1945年3月、上陸した米軍を目の当たりに、親族のより「力」のある者が弱い者から先に手にかけ、多くの女性・子どもの犠牲をうんだ。いわゆる「集団自決」である。住民の米軍への投降を阻止するため、「敵に捕まると女は強姦される」と恐怖心を植え付けた日本軍による死の強要であった。家父長制下の日本女性の「性道徳」とされた〝死の選択〟が、なぜこの沖縄に集中したのか。「同化政策」にまみえた近代沖縄女性史をひもとき、その背景について考える。 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813803
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◆第1回 「平和の礎」はなぜ創られたのかー琉球・沖縄の民の想い 開催日:2023年3月8日(水)19:00-21:00 講師:石原昌家(沖縄国際大学名誉教授) 概要:このテーマに応えるためには、凄惨な人間の殺し合いの戦争から生き延びた民の微視的(ミクロ)な視点と巨視的(マクロ)な視点から、その創造の源泉をたどることになる。まず、微視的には、戦死した個々人の無念の死を、肉親・友人がその氏名を木片などに刻み、その存在を忘れまいとする行為を表している。巨視的には、すべての戦死者の氏名を刻むことによって、ありのままの戦場を擬人化し、あらゆる戦争を拒絶する思想を世界に表明している。
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◆第2回 祖父や仲間たちと共に沖縄戦と向き合ってきたこと 開催日:2023年3月15日(水)19:00-21:00 講師:平仲愛里(八重瀬町史編集事務員) 概要:私が小学生の頃、沖縄はドラマや県出身アーティストなどのおかげで脚光を浴びていました。特別扱いされる沖縄と、学校やテレビに映る沖縄戦、祖父が断片的に語る戦争体験について関心を持つようになり、大学生の時、平和教育に関わりました。大学卒業後は仕事として、沖縄戦の調査・記録を行うことになり、現在に至ります。祖父から受け取った手記を通して追体験したことから始まり、地元の戦争体験記録に携わった10年を振り返ってみたいと思います。
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◆第3回 「平和の礎」の創設にたずさわって 開催日:2023年3月22日(水)19:00-21:00 講師:高山朝光(沖縄「平和の礎」の会会長) 概要:国籍や軍人、民間人の区別なく戦没者の氏名を刻銘した「平和の礎」は、完成・除幕後、国内外・沖縄県内外から多くの人が訪れ、平和学習・平和発信の場として大きな役割を担っています。一方で、「平和の礎」を後世に語る後継者の育成、朝鮮半島戦没者の刻銘名簿の遅れや、沖縄戦の実相の解明という面では、課題も残されています。当時、沖縄県知事公室長として建設に関わった高山朝光さんに、「平和の礎」の構想から建設までの取り組みを伺います。
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◆第4回 沖縄戦に動員された朝鮮人 開催日:2023年4月19日(水)19:00-21:00 講師:沖本富貴子(沖縄大学地域研究所特別研究員) 概要:日本の近代化は、琉球、台湾、朝鮮を植民地としながら中国侵略、アジア太平洋戦争に突き進みました。アジアの人々を踏みにじり残虐な行為を繰り返した日本は、終には沖縄を戦場として多くの人々の命を奪いました。日本の軍隊には植民地朝鮮、台湾からも動員されました。沖縄戦に動員された朝鮮人については、当事者の証言や住民の証言が数多く残されています。その紹介をしながら軍資料や先行研究を交え全体像に迫っていきたいと思います。
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◆第5回 「南部の土」の意味-戦没者の個の尊厳に思いを至らせる 開催日:2023年5月3日(水)19:00-21:00 講師:藤原健(琉球新報客員編集委員、毎日新聞客員編集委員) 概要:引率教師も含め240人が沖縄戦の動員された「ひめゆり学徒隊」。うち136人が戦没し、42人は戦後78年のいまも「消息不明」として沖縄本島南部の土に骨片となって眠っている。 それぞれが異なる、この短い一人一人の生と死を、ひめゆり平和祈念資料館がまとめた「墓碑銘~亡き師、亡き友に捧ぐ~」に沿って紹介する。「礎」の読み上げは、こうした「さまよう魂(まぶい)」へ想像の翼を広げる機会になろう。
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◆第6回 近代沖縄女性史の結末・「集団自決」 開催日:2023年5月17日(水)19:00-21:00 講師:宮城晴美(女性史研究家) 概要:沖縄戦初頭の1945年3月、上陸した米軍を目の当たりに、親族のより「力」のある者が弱い者から先に手にかけ、多くの女性・子どもの犠牲をうんだ。いわゆる「集団自決」である。住民の米軍への投降を阻止するため、「敵に捕まると女は強姦される」と恐怖心を植え付けた日本軍による死の強要であった。家父長制下の日本女性の「性道徳」とされた〝死の選択〟が、なぜこの沖縄に集中したのか。「同化政策」にまみえた近代沖縄女性史をひもとき、その背景について考える。
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