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関東大震災100年目を迎えて、8月〜9月にかけては、当時朝鮮人・中国人などの虐殺をめぐる多く追悼式や企画が行われました。追悼式ではどういう問題が取り上げられて、どういう課題を残していたのでしょうか。一方、韓国の尹 錫悦保守政権は総連主催の追悼式に参加した国会議員や市民団体の人々に対して、国家保安法または南北交流協力法違反云々の未明の下、「アカ狩り」を行っています。韓国からみた関東大震災朝鮮人虐殺100年の意味とはどういうものだったのでしょうか。日韓で関東大震災100年の企画に直接かかわった方々をお招きして、その意味と課題を改めて振り返ってみます。 【NPA緊急フォーカス!】 〈関東大震災100年〉追悼を改めて振り返る ー今も続いている植民地と差別問題 *開催日:2023年9月18日(月)19:00~21:00 開催方法:オンライン ΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓ 【プログラム】 登壇者: 川見一仁(中国人強制連行を考える会事務局長) 田中宏(一橋大学名誉教授) 金鐘洙(キム・ジョンス)(関東虐殺100周忌追悼事業推進委員会実行委員長) コメント:内海愛子(NPA共同代表)(依頼中) 司会:李泳采(恵泉女学園大学) ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛ 主催:新時代アジアピースアカデミー(NPA)https://npa-asia.net/
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1950年6月25日に朝鮮戦争が勃発し、3年間の闘いの末、53年7月27日には休戦協定が締結されました。今年2023年は休戦協定締結70年になります。私たちは、未だ終結を見ないこの朝鮮戦争の実態をどれほど知っているでしょうか。新時代アジアピースアカデミー(NPA)は第1期~第9期まで多様な視点から朝鮮戦争を捉えてきました。 NPAは第10期を迎えて、2016年国連総会で採択された平和の権利宣言に従い、国連人権理事会(53回)が、朝鮮戦争終結に向け、国際的協力に取り組むと同時に、東アジアにおいて現在も高まる緊張を緩和するために、効果的な措置を取るよう要請する特別企画をジュネーブ現地から行いました。 その結果の報告を含めて、「朝鮮戦争休戦協定70年」を迎えて、ウクライナ戦争の影響とともに、東アジアへ軍事衝突の可能性が高くなった今、日本にいるわれわれは朝鮮戦争とどう向き合うべきか、市民1人1人ができることを模索します。 【NPAフォーカス!】 朝鮮戦争休戦協定70年、今我々に問われているもの &内海愛子のジュネーブ国連人権理事会(第53回)参加報告 *約2時間50分 (開催日時:2023年7月23日(日)14:00~16:00/Zoomオンライン) ΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓΓ ◆第1部 基調講演 五味洋治(東京新聞) 「朝鮮戦争休戦協定70年に考える終戦宣言の意味とは」 コメント 和田春樹(東京大学名誉教授) 郭辰雄(コリアNGOセンター代表理事) 内海愛子(NPA共同代表) ◆ 第2部 報告・感想 NPAの国連人権理事会(第53回)訪問記録 ー朝鮮戦争休戦協定70年と平和への権利 コメント 上村英明(市民外交センター共同代表、NPA共同代表) 総合司会:李泳采(恵泉女学園大学) ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛ 主催:新時代アジアピースアカデミー(NPA)https://npa-asia.net/
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タイトル:フランスの曲とその歴史Part1-ジョルジュ・ビゼー *梨の木舎共催 概要:フランスオペラで知られる、ジョルジュ・ビゼーはどんな人だったのか。どんな背景の元生まれ育ち、大作たちを作ったのか。フランス出身の音楽家Philippe Marchandの解説とともに、YUKARIが歌います。今回のためのアレンジメントデュオも聞きどころ。曲に秘められたストーリーに浸りながら聞くYUKARIコンサート。是非ご参加ください。 開催日:2023年9月23日(土)19:00-21:00 時間:19:00~21:00 開催方法:オンライン &オフライン(会場)開催 -オンライン定員:50名 -オフライン定員:10名 梨の木舎: コーディネーター:YUKARI(シンガーソングライター) Philippe Marchand(歌手・音楽家) 講師:YUKARI(シンガーソングライター) Philippe Marchand(歌手・音楽家) プログラム: 曲目:Je crois entendre encore, Habanere est enfant de bohème なしのきのしたで 他 注意: ※当ページはオンライン参加の方用のお申込みページとなります。 会場参加の方は参加料が3000円になります。別途事務局(info@npa-asia.net)へお申込み希望をお知らせください。 ※当日のZOOMリンク案内等は開催日の直前にお送りいたします。
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コースタイトル:朝鮮戦争休戦協定70年に考える日本と東アジアの新たな危機 コース概要:1950年6月25日に朝鮮戦争が勃発し、3年間の闘いの末、53年7月27日には休戦協定が締結されている。今年2023年は休戦協定締結70年になる。私たちは未だ終結を見ないこの朝鮮戦争の実態をどれほど知っているだろうか。戦後日本の独立、日米安保と自衛隊、経済成長、沖縄の基地問題、在日朝鮮人、日韓関係と戦後補償問題など、その主な課題の原因が、ほとんど朝鮮戦争から始まっていたとも言える。日本は朝鮮戦争と無関係な国ではなく、朝鮮戦争の影響とともに経済成長と戦後社会を形成した当事者だったのではないだろうか。本講座では、この「忘れられた戦争」を直接取り上げて、その実態と性格を多様な側面から把握することで、東アジア、朝鮮半島、そして日本の過去、現在と将来のあり方を考えてみる。第1期~第9期まで多様な視点から朝鮮戦争を捉えてきた。第10期では、「休戦協定70年」を迎えて、ウクライナ戦争の影響とともに、東アジアへ軍事衝突可能性が高くなった今、2023年の展望をぞれぞれの地域から分析し、市民1人1人ができることを模索する。 曜日:月曜 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 内海愛子 (NPA共同代表) - 李泳采 (恵泉女学園大学) - タナカノゾミ (梨花女子大学大学院博士課程) ◆第1回 アジア太平洋地域での軍事衝突の危機の実態を衝く(その1) 開催日:2023年7月10日(月)19:00-21:00 講師:木元茂夫(ヨコスカ平和船団) 概要:「台湾有事」が勃発する可能性はあるだろうか。安保法制施行(2016年)後の日米・多国間共同訓練の特徴はなんだろうか。「島嶼」での戦争・軍事衝突を見据えた訓練の拡大の実態とは。石垣駐屯地とそれ以外の地域における自衛隊増強の動きから、東アジアの軍事衝突の危機の実態を考える。 ◆第2回 アジア太平洋地域での軍事衝突の危機の実態を衝く(その2) 開催日:2023年7月24日(月)19:00-21:00 講師:木元茂夫(ヨコスカ平和船団) 概要:「台湾有事」が勃発する可能性はあるだろうか。安保法制施行(2016年)後の日米・多国間共同訓練の特徴はなんだろうか。「島嶼」での戦争・軍事衝突を見据えた訓練の拡大の実態とは。石垣駐屯地とそれ以外の地域における自衛隊増強の動きから、東アジアの軍事衝突の危機の実態を考える。 ◆第3回 朝鮮戦争休戦協定70年、「End the Korean War」キャンペーン 開催日:2023年8月7日(月)19:00-21:00 講師:ファン・スヨン(朝鮮戦争終戦キャンペーン事務処長、参与連帯平和軍縮チーム長) 概要:朝鮮半島の危機がますます深刻になっている。軍事的緊張が激しい中、偶発的な武力衝突の危険も非常に高まった状況である。2023年、終わらなかった「韓国戦争」休戦協定70年を迎える今、戦争反対と平和実現を叫ぶ市民の声が切実である。近来の朝鮮半島の状況と2023年の平和行動活動計画を共有し、朝鮮半島の平和のための構想と意見を分かち合う場にしたい。 ◆第4回 作られた「台湾有事」と日米韓軍事同盟の実態を考える(その1) 開催日:2023年8月21日(月)19:00-21:00 講師:岡田充(共同通信客員論説委員) 概要:岸田政権の「統合抑止戦略」は日米安全保障をどう変質しているのか。台湾有事に対する米国の主張の根拠は何だろうか。中国の台湾政策の背景は?。台湾の中国と米国に対する認識の変化に基づいて、台湾海峡の危機の本質を解明する。日米韓軍事同盟強化の意味とその実状と虚構を明らかにする。 ◆第5回 作られた「台湾有事」と日米韓軍事同盟の実態を考える(その2) 開催日:2023年9月4日(月)19:00-21:00 講師:岡田充(共同通信客員論説委員) 概要:岸田政権の「統合抑止戦略」は日米安全保障をどう変質しているのか。台湾有事に対する米国の主張の根拠は何だろうか。中国の台湾政策の背景は?。台湾の中国と米国に対する認識の変化に基づいて、台湾海峡の危機の本質を解明する。日米韓軍事同盟強化の意味とその実状と虚構を明らかにする。 ◆第6回 【特別企画】 朝鮮戦争休戦協定70年を改めて考える-『朝鮮戦争全史』の韓国版出版に際して 開催日:2023年9月24日(日)14:00-16:00 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) コメント: 南基正(ソウル大学日本研究所、推薦文) 南相九(東北アジア歴史財団、翻訳者) 内海愛子(NPA共同代表) 司会:李泳采(恵泉女学園大学) 特別価格¥1000 → https://apply.npa-asia.net/items/74997577 2023年は53年7月27日、朝鮮戦争休戦協定締結から70年目になる年である。ウクライナ―ロシア戦争の影響が東アジアへも軍事的な危機をもたらしている中、私たちは「朝鮮戦争停戦体制」をどう認識していくべきなのか。朝鮮戦争のあらゆる研究を総合的にまとめ、本質的な視点を与えている『朝鮮戦争全史』が韓国に翻訳出版されたことを受けて、改めて朝鮮戦争と停戦協定70年の意味を考えていく。朝鮮戦争全史に対する韓国側での翻訳の意味、関係者の反応を中心に、日韓市民による朝鮮戦争終結及び平和連帯の可能性も模索する。 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813801
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◆第1回 アジア太平洋地域での軍事衝突の危機の実態を衝く(その1) 開催日:2023年7月10日(月)19:00-21:00 講師:木元茂夫(ヨコスカ平和船団) 概要:「台湾有事」が勃発する可能性はあるだろうか。安保法制施行(2016年)後の日米・多国間共同訓練の特徴はなんだろうか。「島嶼」での戦争・軍事衝突を見据えた訓練の拡大の実態とは。石垣駐屯地とそれ以外の地域における自衛隊増強の動きから、東アジアの軍事衝突の危機の実態を考える。 [コース01] 日本と東アジアPart10 https://apply.npa-asia.net/items/74997662
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◆第2回 アジア太平洋地域での軍事衝突の危機の実態を衝く(その2) 開催日:2023年7月24日(月)19:00-21:00 講師:木元茂夫(ヨコスカ平和船団) 概要:「台湾有事」が勃発する可能性はあるだろうか。安保法制施行(2016年)後の日米・多国間共同訓練の特徴はなんだろうか。「島嶼」での戦争・軍事衝突を見据えた訓練の拡大の実態とは。石垣駐屯地とそれ以外の地域における自衛隊増強の動きから、東アジアの軍事衝突の危機の実態を考える。 [コース01] 日本と東アジアPart10 https://apply.npa-asia.net/items/74997662
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◆第3回 朝鮮戦争休戦協定70年、「End the Korean War」キャンペーン 開催日:2023年8月7日(月)19:00-21:00 講師:ファン・スヨン(朝鮮戦争終戦キャンペーン事務処長、参与連帯平和軍縮チーム長) 概要:朝鮮半島の危機がますます深刻になっている。軍事的緊張が激しい中、偶発的な武力衝突の危険も非常に高まった状況である。2023年、終わらなかった「韓国戦争」休戦協定70年を迎える今、戦争反対と平和実現を叫ぶ市民の声が切実である。近来の朝鮮半島の状況と2023年の平和行動活動計画を共有し、朝鮮半島の平和のための構想と意見を分かち合う場にしたい。 [コース01] 日本と東アジアPart10 https://apply.npa-asia.net/items/74997662
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◆第4回 作られた「台湾有事」と日米韓軍事同盟の実態を考える(その1) 開催日:2023年8月21日(月)19:00-21:00 講師:岡田充(共同通信客員論説委員) 概要:岸田政権の「統合抑止戦略」は日米安全保障をどう変質しているのか。台湾有事に対する米国の主張の根拠は何だろうか。中国の台湾政策の背景は?。台湾の中国と米国に対する認識の変化に基づいて、台湾海峡の危機の本質を解明する。日米韓軍事同盟強化の意味とその実状と虚構を明らかにする。 [コース01] 日本と東アジアPart10 https://apply.npa-asia.net/items/74997662
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◆第5回 作られた「台湾有事」と日米韓軍事同盟の実態を考える(その2) 開催日:2023年9月4日(月)19:00-21:00 講師:岡田充(共同通信客員論説委員) 概要:岸田政権の「統合抑止戦略」は日米安全保障をどう変質しているのか。台湾有事に対する米国の主張の根拠は何だろうか。中国の台湾政策の背景は?。台湾の中国と米国に対する認識の変化に基づいて、台湾海峡の危機の本質を解明する。日米韓軍事同盟強化の意味とその実状と虚構を明らかにする。 [コース01] 日本と東アジアPart10 https://apply.npa-asia.net/items/74997662
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【特別企画】 朝鮮戦争休戦協定70年を改めて考える-『朝鮮戦争全史』の韓国版出版に際して 開催日:2023年9月24日(日)14:00-16:00 講師:和田春樹(東京大学名誉教授) コメント: 南基正(ソウル大学日本研究所、推薦文) 南相九(東北アジア歴史財団、翻訳者) 内海愛子(NPA共同代表) 司会:李泳采(恵泉女学園大学) 特別価格¥1000 → https://apply.npa-asia.net/items/74997577 2023年は53年7月27日、朝鮮戦争休戦協定締結から70年目になる年である。ウクライナ―ロシア戦争の影響が東アジアへも軍事的な危機をもたらしている中、私たちは「朝鮮戦争停戦体制」をどう認識していくべきなのか。朝鮮戦争のあらゆる研究を総合的にまとめ、本質的な視点を与えている『朝鮮戦争全史』が韓国に翻訳出版されたことを受けて、改めて朝鮮戦争と停戦協定70年の意味を考えていく。朝鮮戦争全史に対する韓国側での翻訳の意味、関係者の反応を中心に、日韓市民による朝鮮戦争終結及び平和連帯の可能性も模索する。 主催:[コース01] 日本と東アジアPart10-朝鮮戦争休戦協定70年に考える日本と東アジアの新たな危機 https://apply.npa-asia.net/items/74997662 ※【特別企画】には500円割引クーポンは適応されません。
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コースタイトル:オープンテラス [オムニバス講座] Part4 - NPA講師との出会い・学び・ネットワーク コース概要:NPAでは多くの講座で講師と受講生の自由な質問と討論が行われています。もっと講師との議論や話し合いをしていきたい要望もあります。また、中長期間連続講義を務めている講師とは、定期的に自由な雰囲気で話してみたいという提案もあります。NPAオープンテラスは、人気講師と受講生が自由テーマでゆっくり議論する新しい交流と討論の空間になると思います。 曜日:土曜日 原則隔週 時間:10:000~12:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - 蓑田瑞恵(NPA事務局) ◆第1回 「慰安婦」問題を教え続けて 開催日:2023年7月15日(土)10:00-12:00 講師:平井美津子(大阪大学・大阪の中学校社会科教員) 概要:「中学校や高校で「慰安婦」に関する授業を教えてもらいましたか?」という問いに現在の大学生たちのほとんどが「教えてもらってない」と答えます。1997年にはすべての中学校教科書に「慰安婦」が記述されたにもかかわらず、その後だんだん記述が無くなる中でこういった状況が起きています。「中学生には早すぎる」という言葉で批判されたり、「「慰安婦」は商行為だった」「強制連行じゃない」と「慰安婦」の真実を捻じ曲げて解釈して授業を否定されることが多々ありましたし、現在もあります。今回は、「慰安婦」を教えること、学ぶことがどんな意味を持つのか、私がこれまで行ってきた授業をもとにお話ししたいと思います。 ◆第2回 なぜ、日本はジェンダー平等が進まないのか 開催日:2023年7月29日(土)10:00-12:00 講師:坂本洋子(NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク理事長) 概要:選択的夫婦別姓導入を求める請願を、半世紀も軽視してきた国会。法制審議会が四半世紀以上も前に答申した民法改正はたな晒し状態だ。一方、国際社会から厳しく指摘され続ける日本の男女格差。ジェンダーギャップは若者たちから希望を奪い、日本の将来に暗い影を落としている。ジェンダー平等の阻害要因が、安倍元首相の銃撃事件を契機に明らかになった。私たちがジェンダー平等実現のために何をすべきか考えてみたい。 ◆第3回 資本主義はどこへ向かうのか-白川真澄の『資本論』:新自由主義の猛威と挫折 開催日:2023年8月12日(土)10:00-12:00 講師:白川真澄(ピープルズ・プラン研究所) 概要:1970年代末から21世紀初頭にかけて、新自由主義(ネオ・リベラリズム)が猛威を振るった。これは、戦後のケインズ主義(政府の財政支出と賃上げによる経済成長)がスタグフレーション(インフレと失業の同時進行)に直面して行き詰まるなかで、米・欧・日の先進国で登場し政権のメインストリームとなった。規制緩和と民営化が強行され、福祉は大幅に削られ、鉄道・水道・保育園などは民営化され、労働組合の権利と活動が破壊された。企業の利潤追求活動には制約がなくなり、資本家の権力が再建された。さらに、グローバルサウスの国々には、金融支援と引き換えに「構造調整」(緊縮財政など)が強要された。 新自由主義は、非正規雇用の拡大など徹底したコスト削減によってインフレを克服し、経済成長と企業の利益の急増をもたらした。だが、社会内部の格差を急激に拡大すると同時に、過剰なマネーを世界中に溢れさせた。その結果、2008年にリーマン・ショック(金融危機)が勃発した。巨大企業や金融機関は政府の資金投入によって救済されたが、低所得層は仕事や住宅を失った。政府の介入を否定し‟市場にすべてを任せよ‟という新自由主義の教義は、敗北したのだ。そして、格差拡大に対する人びとの不満が高まり、コロナ・パンデミックの到来とともに、政府の財政支出は一気に拡大した。それでは、公共サービスは復活したのか。新自由主義は退場したのだろうか。 ◆第4回 私たちの現在地:戦争という怪物にどう向き合うか 開催日:2023年8月26日(土)10:00-12:00 講師:高橋哲哉(東京大名誉教授) 概要:昨年2月、ロシア軍がウクライナに全面侵攻して以来、日本では「台湾有事」が喧伝され、琉球諸島へのミサイル部隊の配備、大軍拡予算の成立など、戦争準備が進んでいます。 自衛戦争といえども惨憺たる戦争であることは、ウクライナの現実を見れば一目瞭然です。 戦争という怪物が目の前に立ち現れたような今、私たちはこれにどう向き合えばよいのでしょうか。ともに考えましょう。 ◆第5回 資本主義はどこへ向かうのか-白川真澄の『資本論』:グローバル化と脱グローバル化 開催日:2023年9月9日(土)10:00-12:00 講師:白川真澄(ピープルズ・プラン研究所) 概要:東西冷戦の終焉後、グローバル化が全世界を席巻してきた。米欧の多国籍企業はつぎつぎに生産拠点をグローバルサウスに移転し、中国や旧ソ連圏にも進出した。新自由主義の政策がグローバル化を促進した。経済成長と所得向上が加速され、その先頭を切った中国は新しい経済・軍事大国として登場した。 しかし、2016年を境目にして、グローバル化を押し戻す流れが登場してきた。トランプ政権が登場し、イギリスがEU離脱を決め、移民・難民排斥を掲げる右翼ポピュリズムが台頭した。米中両大国間の覇権争いが表面化したが、経済的な相互依存関係は継続・強化された。だが、コロナ・パンデミックとウクライナ戦争をきっかけに、軍事と経済を一体化する「経済安全保障」が唱えられるようになった。世界経済を分断する動き(デカップリング)が進んでいる。先端半導体などのサプライチェーンから中国を排除する動きは、その代表例だ。だが、そうした囲い込みは、米中対立を激化させて軍事的緊張を強めるだけではない。経済合理性から見ると、いちじるしいコスト高を招き、インフレ圧力を強める。 グローバル化は終わるのか、それとも形を変えながら続くのか。コロナ・パンデミックからの回復途上にあった資本主義は、激しいインフレに見舞われた。さらに、インフレ対策として採られた急激な金利引き上げによる金融不安やグローバルサウスの累積債務増大に揺さぶられ、低成長に陥っている。資本主義はどこへ向かうのだろうか。 ◆第6回 小林緑の音楽カフェ - - 風の時代のクラシック音楽と女性音楽家達の今ーパリのイベント 開催日:2023年9月23日(土)10:00-12:00 講師:小林緑(国立音大名誉教授)谷戸基岩(音楽評論家) 概要:前半は小林から女性作曲家に関わるイベントのご紹介、後半は谷戸から、知られざる音楽をめぐって近況報告を行います。イベントとは、2023年6/月10日から7月9日まで、パリ近郊の歴史的建造物8つを舞台に行われる企画です。18世紀から21世紀の欧米50人の女性作曲家の作品を、100人の演奏家によって実演するという壮大なものです!相変わらずクララ・シューマンばかり取り上げる日本の現状が恥ずかしくなりそうです・・・。後半は、9月20日に行われる、地元杉並でのレクチャー・コンサート「風の時代―ピアノ音楽史の解体・再編」の報告です。いずれもどのよう結果となるのか・・是非お楽しみに!お話しの合間には、いつものようにYouTubeやCD/DVDの紹介を挟んで音楽を聴いていただきます。 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813802
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◆第1回 「慰安婦」問題を教え続けて 開催日:2023年7月15日(土)10:00-12:00 講師:平井美津子(大阪大学・大阪の中学校社会科教員) 概要:「中学校や高校で「慰安婦」に関する授業を教えてもらいましたか?」という問いに現在の大学生たちのほとんどが「教えてもらってない」と答えます。1997年にはすべての中学校教科書に「慰安婦」が記述されたにもかかわらず、その後だんだん記述が無くなる中でこういった状況が起きています。「中学生には早すぎる」という言葉で批判されたり、「「慰安婦」は商行為だった」「強制連行じゃない」と「慰安婦」の真実を捻じ曲げて解釈して授業を否定されることが多々ありましたし、現在もあります。今回は、「慰安婦」を教えること、学ぶことがどんな意味を持つのか、私がこれまで行ってきた授業をもとにお話ししたいと思います。 [コース2] オープンテラス [オムニバス講座] Part4 - NPA講師との出会い・学び・ネットワーク https://apply.npa-asia.net/items/74997505
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◆第2回 なぜ、日本はジェンダー平等が進まないのか 開催日:2023年7月29日(土)10:00-12:00 講師:坂本洋子(NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク理事長) 概要:選択的夫婦別姓導入を求める請願を、半世紀も軽視してきた国会。法制審議会が四半世紀以上も前に答申した民法改正はたな晒し状態だ。一方、国際社会から厳しく指摘され続ける日本の男女格差。ジェンダーギャップは若者たちから希望を奪い、日本の将来に暗い影を落としている。ジェンダー平等の阻害要因が、安倍元首相の銃撃事件を契機に明らかになった。私たちがジェンダー平等実現のために何をすべきか考えてみたい。 [コース2] オープンテラス [オムニバス講座] Part4 - NPA講師との出会い・学び・ネットワーク https://apply.npa-asia.net/items/74997505
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【特別企画】◆第3回 資本主義はどこへ向かうのか-白川真澄の『資本論』:新自由主義の猛威と挫折 開催日:2023年8月12日(土)10:00-12:00 講師:白川真澄(ピープルズ・プラン研究所) 概要:1970年代末から21世紀初頭にかけて、新自由主義(ネオ・リベラリズム)が猛威を振るった。これは、戦後のケインズ主義(政府の財政支出と賃上げによる経済成長)がスタグフレーション(インフレと失業の同時進行)に直面して行き詰まるなかで、米・欧・日の先進国で登場し政権のメインストリームとなった。規制緩和と民営化が強行され、福祉は大幅に削られ、鉄道・水道・保育園などは民営化され、労働組合の権利と活動が破壊された。企業の利潤追求活動には制約がなくなり、資本家の権力が再建された。さらに、グローバルサウスの国々には、金融支援と引き換えに「構造調整」(緊縮財政など)が強要された。 新自由主義は、非正規雇用の拡大など徹底したコスト削減によってインフレを克服し、経済成長と企業の利益の急増をもたらした。だが、社会内部の格差を急激に拡大すると同時に、過剰なマネーを世界中に溢れさせた。その結果、2008年にリーマン・ショック(金融危機)が勃発した。巨大企業や金融機関は政府の資金投入によって救済されたが、低所得層は仕事や住宅を失った。政府の介入を否定し‟市場にすべてを任せよ‟という新自由主義の教義は、敗北したのだ。そして、格差拡大に対する人びとの不満が高まり、コロナ・パンデミックの到来とともに、政府の財政支出は一気に拡大した。それでは、公共サービスは復活したのか。新自由主義は退場したのだろうか。 [コース2] オープンテラス [オムニバス講座] Part4 - NPA講師との出会い・学び・ネットワーク https://apply.npa-asia.net/items/74997505
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【特別企画】◆第4回 私たちの現在地:戦争という怪物にどう向き合うか 開催日:2023年8月26日(土)10:00-12:00 講師:高橋哲哉(東京大学名誉教授) 概要:2022年2月、ロシア軍がウクライナに全面侵攻して以来、日本では「台湾有事」が喧伝され、琉球諸島へのミサイル部隊の配備、大軍拡予算の成立など、戦争準備が進んでいます。 自衛戦争といえども惨憺たる戦争であることは、ウクライナの現実を見れば一目瞭然です。 戦争という怪物が目の前に立ち現れたような今、私たちはこれにどう向き合えばよいのでしょうか。ともに考えましょう。 [コース2] オープンテラス [オムニバス講座] Part4 - NPA講師との出会い・学び・ネットワーク https://apply.npa-asia.net/items/74997505
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【特別企画】第5回 資本主義はどこへ向かうのか-白川真澄の『資本論』:グローバル化と脱グローバル化 開催日:2023年9月9日(土)10:00-12:00 講師:白川真澄(ピープルズ・プラン研究所) 概要:東西冷戦の終焉後、グローバル化が全世界を席巻してきた。米欧の多国籍企業はつぎつぎに生産拠点をグローバルサウスに移転し、中国や旧ソ連圏にも進出した。新自由主義の政策がグローバル化を促進した。経済成長と所得向上が加速され、その先頭を切った中国は新しい経済・軍事大国として登場した。 しかし、2016年を境目にして、グローバル化を押し戻す流れが登場してきた。トランプ政権が登場し、イギリスがEU離脱を決め、移民・難民排斥を掲げる右翼ポピュリズムが台頭した。米中両大国間の覇権争いが表面化したが、経済的な相互依存関係は継続・強化された。だが、コロナ・パンデミックとウクライナ戦争をきっかけに、軍事と経済を一体化する「経済安全保障」が唱えられるようになった。世界経済を分断する動き(デカップリング)が進んでいる。先端半導体などのサプライチェーンから中国を排除する動きは、その代表例だ。だが、そうした囲い込みは、米中対立を激化させて軍事的緊張を強めるだけではない。経済合理性から見ると、いちじるしいコスト高を招き、インフレ圧力を強める。 グローバル化は終わるのか、それとも形を変えながら続くのか。コロナ・パンデミックからの回復途上にあった資本主義は、激しいインフレに見舞われた。さらに、インフレ対策として採られた急激な金利引き上げによる金融不安やグローバルサウスの累積債務増大に揺さぶられ、低成長に陥っている。資本主義はどこへ向かうのだろうか。 [コース2] オープンテラス [オムニバス講座] Part4 - NPA講師との出会い・学び・ネットワーク https://apply.npa-asia.net/items/74997505
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◆第6回 小林緑の音楽カフェ - 風の時代のクラシック音楽と女性音楽家達の今-パリのイベント 開催日:2023年9月23日(土)10:00-12:00 講師:小林緑(国立音大名誉教授)谷戸基岩(音楽評論家) 概要:前半は、9月20日に行われる、地元杉並でのレクチャー・コンサート「風の時代―ピアノ音楽史の解体・再編」の報告です。いずれもどのよう結果となるのか・・後半は小林から女性作曲家に関わるイベントのご紹介、後半は谷戸から、知られざる音楽をめぐって近況報告を行います。イベントとは、2023年6/月10日から7月9日まで、パリ近郊の歴史的建造物8つを舞台に行われる企画です。18世紀から21世紀の欧米50人の女性作曲家の作品を、100人の演奏家によって実演するという壮大なものです!相変わらずクララ・シューマンばかり取り上げる日本の現状が恥ずかしくなりそうです・・・。是非お楽しみに!お話しの合間には、いつものようにYouTubeやCD/DVDの紹介を挟んで音楽を聴いていただきます。 [コース2] オープンテラス [オムニバス講座] Part4 - NPA講師との出会い・学び・ネットワーク https://apply.npa-asia.net/items/74997505
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コースタイトル:沖縄と国際人権:いま、世界が耳を傾けるべき声とは コース概要:要請中 曜日:水曜日 原則隔週 時間:19:00-21:00 開催方法:オンライン開催・定員50名 コーディネーター: - まつだかなこ(大学院生) ◆第1回 戦場がつくられる時に壊されていくもの~ミサイル配備の現場から 開催日:2023年7月19日(水)19:00-21:00 講師:楚南有香子(学童職員・てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会共同代表) 概要:2015年、宮古島に陸上自衛隊ミサイル部隊が配備されることを知り、共同代表の石嶺香織さんと共に立ち上げた「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」は、同世代や子育て世代が参加しやすいミサイル配備反対運動をしよう。反対の声を広げる活動と共に、具体的な問題点を明らかにして計画段階で配備を止めよう。ということを目標にして活動を始めました。これまでの、てだぬふぁの活動内容をお話しする中で、今まで自民党政権が民主主義の破壊を進めてきたこと、どこまでも沖縄を差別していることが否応なしに浮き彫りになります。問題になっている安保3文書でも、専守防衛の枠を超えた「敵基地攻撃能力」である「反撃能力」の配備地は沖縄です。アメリカの「中国封じ込め作戦」のため、より残酷な「沖縄捨て石作戦」の再現のために、沖縄島、宮古島、石垣島、与那国島にまで、ミサイル部隊が配備されるのです。一層厳しくなった現状をお伝えしながらも、共有したいのは、平和な未来をつくり出す方法です。毎日子どもたちと関わる学童職員としての体験談も含めて、お話をさせていただきます。 ◆第2回 【特別企画】PFAS汚染問題を日本・アメリカ・世界に訴える ~宜野湾ちゅら水会 国連訪問報告会~ 開催日:2023年8月16日(水)19:00-21:00 (←8月2日台風のため延期となりました) 講師:宜野湾ちゅら水会のみなさん 概要:「宜野湾ちゅら水会」は、普天間基地から派生する湧き水のPFAS汚染について、その原因解明と解決を求める団体です。沖縄の食文化の代表ともいえる田芋畑の汚染や、消化訓練施設に隣接する小学校の運動場の土壌汚染について、その対策を行政やアメリカ軍に訴えています。しかし、アメリカ軍を相手に肝心の日本政府は、人権を侵されている農家や大切な子どもたちを守ろうとせず、事態は放置されたままです。この状況を訴えるために、私たちは今年7月にスイス・ジュネーブで開催される、国連EMRIP(国連先住民族の権利に関する専門家機構)に参加します。その成果報告会として本講座でお話させていただきます。 ◆第3回 自衛隊南西シフトと住民投票運動 開催日:2023年8月30日(水)19:00-21:00 講師:宮良麻奈美(石垣市住民投票を求める会) 概要:2022年12月、岸田政権は敵基地攻撃能力の保有や防衛費をGDPの2%まで倍増する方針を明記した安保関連三文書を閣議決定した。安全保障の大転換が叫ばれる中、防衛省の『自衛隊南西シフト』構想の一環として進められてきた与那国島や宮古島への陸自配備に続いて2023年3月に石垣島にもミサイル部隊を構える陸自駐屯地が開設。この件をめぐって、石垣島では2018年から住民投票実施を求める運動が市民らによって展開されてきたが、市長は実施を拒み続けた。市民は市を訴え、現在まで住民投票に関する裁判闘争が続いている。 ◆第4回 沖縄と環境権:米軍基地問題の解決に向けて 開催日:2023年9月13日(水)19:00-21:00 *日程注意 講師:吉川秀樹(Okinawa Environmental Justice Project 代表) 概要:沖縄の米軍基地問題は環境の問題でもある。中南部では基地由来のPFAS, 騒音、落下物/墜落の危険性が人々の生活環境を脅かしてきた。北部では辺野古新基地建設や北部訓練場が自然環境を壊している。一方2022年には、国連総会で「クリーンで健康、かつ持続可能な環境へのアクセスは普遍的人権」とする「環境権」が採択され、生物多様性条約では2030年までに陸と海の30%を保護区にする「昆明―モントリオール生物多様性枠組」が採択された。この報告では、この国際的動向を基盤に基地問題の解決を目指す市民社会の最新の取り組みを紹介する。 ◆第5回 ジェンダーと国連:国籍法改正と私 開催日:2023年9月16日(土)14:00-16:00*日程注意 講師:山城莉乃(沖縄キリスト教学院大学特任講師) 概要:みなさんは、1985年に国籍法の改正があったことをご存知ですか。改正以前、国籍法の不平等さゆえに多くのミックス(mixed-race)の子供たちの人権が侵害されました。1979年、国連で女性差別撤廃条約が採択され、日本は1985年にその条約に批准し、国籍法が改正される流れとなります。実は、その裏には、沖縄の女性たちの力強い女性差別との闘いがあり、未来の沖縄への熱い思いがあったのです!そして、私も国籍法の改正に影響を受けた1人です。女性差別撤廃条約に批准するにあたり、日本には大きく3つの課題がありました。本講座では、その一つである国籍法に注目し、改正が何をもたらしたのかを私の経験を交えてお話ししたいと思います。 ◆第6回 沖縄から国連へ国際社会へ―人権と平和を求めるこれまでのアプローチと展望— 開催日:2023年9月27日(水)19:00-21:00 講師:島袋純(琉球大学教授) 概要:沖縄の問題の解決のために、①誰がどのような立場の人が、②誰に又はどこに対して、③どのような内容で、④どのような場や機会で、⓹どのような方法で、訴えるとより効果的なのか、多元的に考え取り組む必要がある。沖縄県が国外を対象にして責任をもって担い実現することは自治体外交や地域外交となる。一過性の取り組みではなく積み重ねによってしか築くことができない。国連を訴え先とする沖縄県の取り組みを省察する。 単発での受講申込みはこちらから https://apply.npa-asia.net/categories/2813803
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◆第1回 戦場がつくられる時に壊されていくもの~ミサイル配備の現場から 開催日:2023年7月19日(水)19:00-21:00 講師:楚南有香子(学童職員・てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会共同代表) 概要:2015年、宮古島に陸上自衛隊ミサイル部隊が配備されることを知り、共同代表の石嶺香織さんと共に立ち上げた「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」は、同世代や子育て世代が参加しやすいミサイル配備反対運動をしよう。反対の声を広げる活動と共に、具体的な問題点を明らかにして計画段階で配備を止めよう。ということを目標にして活動を始めました。これまでの、てだぬふぁの活動内容をお話しする中で、今まで自民党政権が民主主義の破壊を進めてきたこと、どこまでも沖縄を差別していることが否応なしに浮き彫りになります。問題になっている安保3文書でも、専守防衛の枠を超えた「敵基地攻撃能力」である「反撃能力」の配備地は沖縄です。アメリカの「中国封じ込め作戦」のため、より残酷な「沖縄捨て石作戦」の再現のために、沖縄島、宮古島、石垣島、与那国島にまで、ミサイル部隊が配備されるのです。一層厳しくなった現状をお伝えしながらも、共有したいのは、平和な未来をつくり出す方法です。毎日子どもたちと関わる学童職員としての体験談も含めて、お話をさせていただきます。 [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part10 https://apply.npa-asia.net/items/75167349
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【特別企画】◆第2回 PFAS汚染問題を日本・アメリカ・世界に訴える ~宜野湾ちゅら水会 国連訪問報告会~ 開催日:2023年8月16日(水)19:00-21:00 (←8月2日台風のため延期になりました) 講師:宜野湾ちゅら水会のみなさん 概要:「宜野湾ちゅら水会」は、普天間基地から派生する湧き水のPFAS汚染について、その原因解明と解決を求める団体です。沖縄の食文化の代表ともいえる田芋畑の汚染や、消化訓練施設に隣接する小学校の運動場の土壌汚染について、その対策を行政やアメリカ軍に訴えています。しかし、アメリカ軍を相手に肝心の日本政府は、人権を侵されている農家や大切な子どもたちを守ろうとせず、事態は放置されたままです。この状況を訴えるために、私たちは今年7月にスイス・ジュネーブで開催される、国連EMRIP(国連先住民族の権利に関する専門家機構)に参加します。その成果報告会として本講座でお話させていただきます。 ※【特別企画】には500円割引クーポンは適応されません。 [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part10 https://apply.npa-asia.net/items/75167349
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◆第3回 自衛隊南西シフトと住民投票運動 開催日:2023年8月30日(水)19:00-21:00 講師:宮良麻奈美(石垣市住民投票を求める会) 概要:2022年12月、岸田政権は敵基地攻撃能力の保有や防衛費をGDPの2%まで倍増する方針を明記した安保関連三文書を閣議決定した。安全保障の大転換が叫ばれる中、防衛省の『自衛隊南西シフト』構想の一環として進められてきた与那国島や宮古島への陸自配備に続いて2023年3月に石垣島にもミサイル部隊を構える陸自駐屯地が開設。この件をめぐって、石垣島では2018年から住民投票実施を求める運動が市民らによって展開されてきたが、市長は実施を拒み続けた。市民は市を訴え、現在まで住民投票に関する裁判闘争が続いている。 [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part10 https://apply.npa-asia.net/items/75167349
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◆第4回 沖縄と環境権:米軍基地問題の解決に向けて 開催日:2023年9月13日(水)19:00-21:00 *日程注意 講師:吉川秀樹(Okinawa Environmental Justice Project 代表) 概要:沖縄の米軍基地問題は環境の問題でもある。中南部では基地由来のPFAS, 騒音、落下物/墜落の危険性が人々の生活環境を脅かしてきた。北部では辺野古新基地建設や北部訓練場が自然環境を壊している。一方2022年には、国連総会で「クリーンで健康、かつ持続可能な環境へのアクセスは普遍的人権」とする「環境権」が採択され、生物多様性条約では2030年までに陸と海の30%を保護区にする「昆明―モントリオール生物多様性枠組」が採択された。この報告では、この国際的動向を基盤に基地問題の解決を目指す市民社会の最新の取り組みを紹介する。 [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part10 https://apply.npa-asia.net/items/75167349
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◆第5回 ジェンダーと国連:国籍法改正と私 開催日:2023年9月16日(土)14:00-16:00*日程注意 講師:山城莉乃(沖縄キリスト教学院大学特任講師) 概要:みなさんは、1985年に国籍法の改正があったことをご存知ですか。改正以前、国籍法の不平等さゆえに多くのミックス(mixed-race)の子供たちの人権が侵害されました。1979年、国連で女性差別撤廃条約が採択され、日本は1985年にその条約に批准し、国籍法が改正される流れとなります。実は、その裏には、沖縄の女性たちの力強い女性差別との闘いがあり、未来の沖縄への熱い思いがあったのです!そして、私も国籍法の改正に影響を受けた1人です。女性差別撤廃条約に批准するにあたり、日本には大きく3つの課題がありました。本講座では、その一つである国籍法に注目し、改正が何をもたらしたのかを私の経験を交えてお話ししたいと思います。 [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part10 https://apply.npa-asia.net/items/75167349
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【特別企画】 沖縄から国連へ国際社会へ―人権と平和を求めるこれまでのアプローチと展望— [コース03第6回] 開催日:2023年9月27日(水)19:00-21:00 講師:島袋純(琉球大学教授) 概要:沖縄の問題の解決のために、①誰がどのような立場の人が、②誰に又はどこに対して、③どのような内容で、④どのような場や機会で、⓹どのような方法で、訴えるとより効果的なのか、多元的に考え取り組む必要がある。沖縄県が国外を対象にして責任をもって担い実現することは自治体外交や地域外交となる。一過性の取り組みではなく積み重ねによってしか築くことができない。国連を訴え先とする沖縄県の取り組みを省察する。 主催: [コース03] 知らなかった! OKINAWA Part10 - 沖縄と国際人権:いま、世界が耳を傾けるべき声とは https://apply.npa-asia.net/items/75167349
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